ちびうさ

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ちびうさ
美少女戦士セーラームーンのキャラクター
登場(最初) Act 13「終結そして始まり—Petit etranger」[1]
美少女戦士セーラームーンR・第60話「天使? 悪魔? 空から来た謎の少女」
作者 武内直子
声優 荒木香恵(テレビアニメ)
福圓美里(『Crystal』)
俳優 宮川愛川崎真央竹中夏海白井珠希ディア郡司あやの伊澤有梨須高畠華澄宮崎のえる山本愛星大田ななみ大野真緒堀田実那大崎望絵(バンダイ版ミュージカル)
久家心神田愛莉(ネルケ版ミュージカル)
プロフィール
愛称 ちびうさ、スモールレディ
別名 セーラーちびムーン
ブラック・レディ
プリンセス・うさぎ・スモールレディ・セレニティ
月野ちびうさ
性別
種類 地球人
親戚 キング・エンディミオン(父)
ネオ・クイーン・セレニティ(母)
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ちびうさは、武内直子作の漫画作品『美少女戦士セーラームーン』に登場する架空の人物。

演じた声優は、テレビアニメ版が荒木香恵[2]で、『Crystal』版では福圓美里

ミュージカル版子役は初代︰宮川愛[注 1]川崎真央[注 2]、二代目︰竹中夏海[注 3]白井珠希ディア、三代目︰郡司あやの、四代目︰伊澤有梨須、五代目︰高畠華澄、六代目︰宮崎のえる、七代目︰山本愛星、八代目︰大田ななみ、九代目:大野真緒、十代目︰堀田実那、十一代目︰大崎望絵、十二代目︰久家心神田愛莉

DICエンターテイメントによる北米版の名前はRini(リニ)で、変身後はSailor Mini Moon(セーラーミニムーン)。

人物[編集]

原作と『Crystal』では第二期、テレビアニメでは『R』後半から登場。セーラーちびムーンに変身する。ピンク色の髪を月野うさぎと同じシニヨン付きツインテールにセットした小さな少女(実際はシニヨンが尖っており、お団子とは言いがたい)。瞳の色は赤。見た目は小学校1年生くらいだが、実は900歳(原作と『Crystal』の設定。テレビアニメでは見た目通りの年齢)。

30世紀のクリスタル・トーキョーにある月の王国シルバーミレニアムの王女で、ネオ・クイーン・セレニティとキング・エンディミオン(未来の月野うさぎと地場衛)の娘。フルネームは「うさぎ・スモールレディ・セレニティ」で、次代のシルバー・ミレニアムのクイーンでもある。セーラープルートこと冥王せつなやお付きの猫のダイアナ、未来の両親からは「スモール・レディ」とも呼ばれる(ブラック・ムーン一族からは「Rabbit(ラビット)」と呼ばれている)。20世紀ではうさぎと区別するために「ちびうさ」というあだ名をつけられた。20世紀ではうさぎの従姉妹とごまかしており、うさぎの母・育子を「育子ママ」、うさぎの父・謙之を「謙之パパ」と呼んでいる。

第二期でブラック・ムーン一族に襲われた30世紀とネオ・クイーン・セレニティを救うために、過去の「幻の銀水晶」を探して20世紀の時代にやって来た。変幻自在の未来アイテム「ルナPボール」を使ってうさぎの両親や弟が自分を「月野家の親戚の子」と認識するよう洗脳したり、ルナPボールを弾ませて色々なものに変身させ(テレビアニメ『R』では「ルナP変化!」と叫ぶ)ていた。原作と『Crystal』では登場当初、ルナPボールを使って寂しさを紛らわしたり、ゲームセンターでゲームを操作したりしていた。テレビアニメ登場当初はルナPボールを介してセーラープルートと連絡を取り合っていた。

第二期終盤で30世紀が救われた後は、「セーラー戦士見習い」として20世紀に修行に来ており、うさぎの弟・進悟と同じ「区立十番小学校」に通い始め、北原桃子や更科久助と友達になる。少しずつ精神面で成長を遂げており、第四期では体が弱い土萠ほたるを励まして守ろうとした。後に転生したほたると同じ学校に通い、親友になっている。

外見は母親似だが、うさぎとは違いしっかり者のおませな性格で、学校の成績も良い(この辺は父親の衛に似た様子)。特にテレビアニメでは度々うさぎをバカにしては喧嘩しているが、本当はうさぎが大好きで甘えん坊。衛には出会ってすぐに懐き、未来の父親と知りながら恋心に近いものを持ち(テレビアニメでは衛と結婚すると言っていたこともある)、うさぎといつも衛を取り合い、二人がいい雰囲気の時は邪魔をすることもある。原作と『Crystal』では「ブラック・レディ」時代に衛を洗脳した上でキスしたことがある。しかし、第四期「デッド・ムーン編」でエリオスに恋をしてからは二人の邪魔をすることは減った。

セーラープルートは未来で初めてできた友達で、寂しい時にはルナPボールを抱えて彼女に教わったおまじない「アブラカタブラ、ポン!」を唱えていた。テレビアニメでは彼女のことを「プー」と慕い(自分を「ちびうさ」と呼べば「せっちゃん」と呼んであげると発言していたが、最後までお互い「スモール・レディ」「プー」のままだった)。テレビアニメでは、ほたるが破滅を呼ぶセーラー戦士(セーラーサターン)だと知ってから、抹殺を主張するせつなの意見に断固反対し、ほたるが行方をくらましてしまった際も、せつなと天王はるか海王みちるのせいにし、「プーなんか嫌いだ!」と言い放ったことがある。

原作ではセーラームーンの内部戦士のような仲間が欲しいと思うことがあり、第四部終盤に彼女の守護戦士の「セーラーカルテット」が登場。一人前のセーラー戦士になった原作第五期終盤では、覚醒したカルテットと共にセーラームーンのピンチに駆けつけた。

原作第五期では未来に帰った後もそれなりに出番があったが、テレビアニメ『セーラースターズ』での出番は極めて少なく、172話を最後に登場しない(気絶したうさぎの夢に一度だけ声付きで登場したが、あくまで夢の中の出演なので出番らしい出番ではない)。そのため、原作ではちびちびに会っているが、テレビアニメでは無関係[3]

主人公の月野うさぎは中学2年生であり周辺登場人物もそれに近い年齢設定だったが、このちびうさの登場によって『なかよし』読者層、特に小学校低学年女児の人気は一気にちびうさへと傾いた。1994年2月号(1月発売)『なかよし』誌上で募集され、3月号(2月発売)で結果発表されたセーラームーンのキャラクター投票では、主役の月野うさぎを抑えてちびうさが1位になったほどである。ただしこの集計では月野うさぎとセーラームーンなど変身前と後の人格を分けて集計しており、当時ちびうさはセーラーちびムーンへの変身はまだなかった。セーラーちびムーンの初登場シーンは1994年3月号に掲載された。

プロフィール[編集]

  • 年齢:900〜902歳(原作。外見上は8歳。テレビアニメ版では宿題として解いていた算数の問題から、10~11歳くらいの可能性もある)
  • 誕生日:母親(主人公)と同じく、6月30日
  • 誕生石:真珠
  • 星座:蟹座
  • 血液型:O型
  • 性格:かなりワガママ
  • 好きな色:赤、ピンク
  • 好きな食べ物:プリン
  • 苦手な食べ物:ニンジン(テレビアニメでは64話まで)、(テレビアニメ67話まで)[4]
  • 好きな教科:図工
  • 苦手な教科:国語
  • 趣味:うさぎのグッズ集め
  • 特技:おねだり
  • 苦手な物:お留守番
  • 将来の夢:レディになること
  • 経歴:区立十番小学校

経歴[編集]

原作・『Crystal』版[編集]

第一期の大ボス、クイン・ベリルとクイン・メタリアを倒した回の末尾で初登場。うさぎと衛のデート中に現れ、うさぎを本物そっくりのおもちゃの銃で脅迫して『幻の銀水晶』を要求する過激な展開を見せた。セーラームーンが『幻の銀水晶』を持っていると知っており、密かに奪おうとした。

ブラック・ムーン一族の刺客に「ラビット」と呼ばれて狙われており、うさぎ達に問い詰められても口を噤んで心を閉ざした。セーラームーンの正体がうさぎだと知った後、うさぎの『幻の銀水晶』を盗み、未来から持ち出したもう一つの『幻の銀水晶』と共に未来に帰ろうとして失敗し、うさぎたちに真相を告白して助けを求める。

実はクリスタル・トーキョーがブラック・ムーン一族に襲撃されたのは、ちびうさが母の『幻の銀水晶』を持ち出してしまい結界が解かれたため。未来に居た頃は、小さいまま成長が止まったことや、額に月の王家を示す三日月の印がない、セーラー戦士に変身できないなどの要因により、「クイーンに似ていない」「偽の王女だ」と周囲の人々にいじめられ、孤独な日々を送っていた。ある日いじめっ子たちに「プリンセスなら『幻の銀水晶』が使えるはずだ」と言われ、母の『幻の銀水晶』を持ち出してしまう。また、セーラープルートとはいじめっ子に追われていた時に出会い仲良くなっていた。

第二期後半ではうさぎがブラック・ムーンに拉致されてしまい、美しく力に満ちた母親への劣等感と30世紀に危機を招いた罪悪感を募らせ、プルートに相談しようとしたが、キング・エンディミオンと話しながら自分が見たことのないような笑顔を見せるプルートを目撃してショックを受け、「自分の居場所はどこにもない」と絶望してしまう。

プルートのいる時空の門から荒れた時空に飛び出した時、時空の鍵を落とし、その先でワイズマンに遭遇。絶望した心をつけ込まれてブラック・レディに急成長させられ、その後はワイズマンの指揮の元、自ら世界を滅ぼすために動いた。その後、時空の鍵を持たずに姿を消したちびうさを探す衛を捕まえて洗脳し、ワイズマンに操られたデマンド・サフィール兄弟と共にクリスタル・トーキョーを襲撃、洗脳した衛を使ってうさぎの持つ『過去の幻の銀水晶』を奪う。しかし、その直後に所持していた母の『未来の幻の銀水晶』と『過去の幻の銀水晶』をデマンドに奪われてしまう。2つの『幻の銀水晶』を接触させて世界を消滅させようとしたデマンドに禁忌である時間停止を行使し、絶命したプルートへの涙が自らの『幻の銀水晶』に結晶化して、洗脳が解けてセーラーちびムーンに覚醒した。

ネオ・クイーン・セレニティのムーン・ロッドを借りて、セーラームーンとタキシード仮面と共にデス・ファントムを倒す。30世紀の世界に平和が戻りうさぎたちと別れるが、ネオ・クイーン・セレニティに「真の友達探しとセーラー戦士の修業」の課題を与えられ、すぐに20世紀に戻って来た。少し成長したちびうさは、自分の『幻の銀水晶』を変身ブローチに納め、「セーラー戦士見習い」としてセーラームーンの仲間になるのだった。

第三期では無限学園で出会った土萠ほたると仲良くなり、発作に襲われたほたるの体を『幻の銀水晶』の力で癒やした。プルートたち外部戦士にほたるがセーラーサターンだと知らされてほたるの所に行くが、ほたるの中のミストレス90に『幻の銀水晶』を奪われて倒れてしまい、衛のエナジーを分け与えられて生命を留めていた。

第三期後半からは聖杯の力でスーパーセーラーちびムーンに、第四期終盤からは「幻の銀水晶」から進化した「ピンク・ムーン・クリスタル」の力でエターナルセーラーちびムーンにパワーアップを遂げ、一人前のセーラー戦士として独り立ちしつつある。

第四期ラストで再び未来に帰るが、第五期では20世紀がシャドウ・ギャラクティカに侵攻された影響で30世紀の世界に異変が起こり、密かに偵察していたダイアナが殺されたことを察知して、自分の守護戦士として目覚めたセーラーカルテットと共に20世紀に戻ることを決意。セーラーちびちびムーンとうさぎを助けにやって来た。衛が消滅したことでちびうさ自身も消えてしまうが、戦いの後にちびちびの正体だった究極の戦士・セーラーコスモス(未来のうさぎ)のラムダ・パワーの力で活性化したギャラクシー・コルドロンから再生し、未来へと帰って行った。

番外編『ぱられるせぇらぁむ〜ん』では「月野ちびうさ」という現代の中学3年生で眼鏡をかけている。成績優秀でうさぎをバカにしており、親友のほたると共に東大を目指し、亜美を先輩と呼んでいた。妹のこうさぎに手を焼いている。セーラーカルテットたちとは出会っていないらしい。

テレビアニメ版[編集]

『R』ではアニメオリジナル「魔界樹編」を挟んだ後の後半「ブラック・ムーン編」に登場。30世紀のクリスタル・トーキョーがブラック・ムーン一族の襲撃を受けた際、ネオ・クイーン・セレニティとセーラー戦士の助けを借りて20世紀に逃げてきた。

うさぎと衛との出会いは原作と同じ流れで、うさぎの家族をルナPボールの力で洗脳し、月野家の従妹としてうさぎの家に居候することになる。

クリスタル・トーキョーが攻撃を受けたのは彼女が母のまねをして『幻の銀水晶』を手に取ろうとして誤って『幻の銀水晶』を消失させてしまったため[5]で、このこととネオ・クイーン・セレニティが自分を庇って攻撃されてクリスタルに包まれる瞬間を目撃したことが大きなトラウマになっており、母を救うために『幻の銀水晶』を探していた。

友達になってくれたうさぎや内部戦士達がいつも自分を助けてくれるセーラー戦士だったこと、うさぎが『幻の銀水晶』を持っていたことを知り、『幻の銀水晶』が入ったうさぎの変身ブローチを持ち出して未来に帰ろうとしたが失敗に終わり、ちびうさを助けようとしたうさぎ以外の四戦士が紅のルベウスに捕まる事態を招いてしまう。責任を感じたちびうさは、うさぎがルベウスのUFOに乗り込んだ時についていき、UFOの制御装置である邪黒水晶を破壊するという活躍を見せた。

その後、ちびうさはうさぎ達と共に30世紀の世界へ戻ったが、うさぎの『幻の銀水晶』の力でもネオ・クイーン・セレニティが目覚めないのを知ってショックを受け、クリスタル・パレスの外に一人で飛び出してしまう。その際にワイズマンと遭遇、彼が仕掛けた罠に嵌り、30世紀を守っていた銀水晶を消失させた罪悪感を利用されて記憶を歪められ、「自分は誰にも愛されていなかった」と思い込まされ、ブラック・レディに変身し、セーラームーン達の前に立ちはだかることになる。その後は世界を滅ぼすために動き、また洗脳されてセーラー戦士を憎むよう仕向けられていたためにセーラー戦士達にも敵意を向けていたが、最終的にセーラームーンとタキシード仮面に抱きしめられて本当の記憶を取り戻し、救出された。

うさぎの『過去の銀水晶』と自分の『未来の銀水晶』の力でデス・ファントムを倒し、30世紀の世界に平和が戻ったことでうさぎ達と別れたが、『S』シリーズの後半からはセーラーちびムーンに変身できるようになり、原作と同様の経緯で20世紀の世界に戻り、戦いに加わる。十番自然公園でほたると出会い、ほたるがセーラーサターンだと知ってからはほたるを信じてプルートたち外部戦士から庇い続けた。「ほたるを最も想うピュアな心の持ち主」ということで、ミストレス9の器と化したほたるにピュアな心を奪われてしまうが、意識を失う直前にほたるの無事を喜んだ。デス・バスターズとの戦いが終わり、『S』の最終回で30世紀に帰る予定だったが、結局20世紀に戻ってきた。

『SuperS』では準主人公で、ちびうさとペガサスの交流がストーリーの中軸となっている。ペガサスの力でスーパーセーラーちびムーンに成長を遂げ、セーラームーンと同時変身。変身・登場のバンクシーンもうさぎと1セットになっている。ネヘレニア戦では美しい夢を持つ地球の人々に祈りを送り、セーラームーンが持つゴールデン・クリスタルに力を届けた。

『スターズ』序盤で再び30世紀に帰ろうとするが、ネヘレニアの事件の影響で帰れなくなる。衛の心が鏡に捕らわれたことで存在が消失してしまうが、消滅するまでサターンをかばい続けた。その後衛が解放されて復活し、サターンとともにセーラームーンに力を送った。シャドウ・ギャラクティカ編では30世紀に帰っているため出番はほぼなく、ストーリーには関与していない。

セーラーちびムーン[編集]

を守護星に持つ未来の戦士[6]。次世代のセーラームーンとなるセーラー戦士見習いで、変身すると少しだけ身長が伸びるという設定がある[7]。イメージカラーはライトピンク[注 4]。テレビアニメでの必殺技は威力と射程に欠け、しばしば不発である。原作漫画第五部では一人前のセーラー戦士になり、自分の守護戦士であるセーラーカルテットを仲間にしている。

決めゼリフは「愛と正義のセーラー服美少女戦士見習い、セーラーちびムーン!未来の月に代わっておしおきよ!」。『Crystal』での名乗りシーンの背景は、2期では三日月と朝顔の花、3期ではピンクのハートとピンクと白の薔薇の花。

セーラースーツ(レオタード・ミニスカート・胸と肩のプロテクト)はライトピンクがメインで、胸前と後腰のリボンは赤色。ロンググローブとライトピンクのロングブーツをつけている。ティアラの宝石は原作と『Crystal』がピンク、テレビアニメ版が赤色。

スーパーセーラーちびムーン(第四期)
セーラーちびムーンがスーパー化した姿。スーパーセーラームーンと色違いのコスチュームで、リボンや肩のフリル、ティアラの宝玉やスカートなどが変わった。また、スーパーセーラームーンと同様に原作とアニメでは細部が異なる(原作はスカート下半分の彩色は黄色→ピンク→赤に、襟にも黄色のグラデーションがかかるが、アニメではスカートは黄色とピンクの2色で、襟はピンク一色のまま。また、テレビアニメ版ではスカートの2色がくっきり分かれているのに対し、『Crystal』では境界線がぼやけている)。
原作・『Crystal』では第三期終盤に「セーラームーンと一緒に戦うための力」を求める祈りで2つ目の聖杯が誕生、セーラームーンのスーパー化と同時に戦士達の力を受け取っている。
テレビアニメ版では第4期に、セーラームーンとともにペガサスのパワーを受けてパワーアップした。スーパーセーラームーンの協力者のような役割となっている。
プリンセス・スモールレディ・セレニティ
ちびうさのプリンセスとしての姿。原作では胸下にパールが連ねられたピンク色のエンパイアドレスで、後腰に大きなリボン、肩部分にはフリルの飾りがついている。テレビアニメではプリンセス・セレニティと同じデザインの白いドレス。
原作第四期終盤で新しい聖杯が誕生した時にこの姿になり、セーラープリンセスの城として「30世紀のクリスタル・パレス」を持つ。
プリンセス・レディ・セレニティ(原作漫画第四期)
大人になった未来のちびうさで、エリオスに啓示を授けたプリンセスである。
エターナルセーラーちびムーン(原作漫画第四期終盤以降)
原作第四期終盤でエターナル化した姿。ブローチ・ピアス・ティアラの石は星形に、肩のプロテクターがピンクの球体に、スカートは二重に、ブーツが白色になるなど、コスチュームが変化した。コスチュームが劇的に変わったエターナルセーラームーンとは異なり、エターナル化した他の太陽系セーラー戦士と同様の姿となっている。

アイテム[編集]

変身アイテム[編集]

ピンク・シュガー・コンパクト(テレビアニメではプリズム・ハート・コンパクト)
ちびうさの変身ブローチで、セーラーちびムーンに変身する。
原作第二期ではルナPボールが変化したもの。テレビアニメ「S」では初めから持っていたもので、丸い薄ピンクのブローチで大きなピンクのハートの宝石が埋め込まれている。
伝説の聖杯(原作漫画第三期)
スーパーセーラーちびムーンに変身するアイテム。
ちびムーン・コンパクト(第四期)
変身ブローチで、スーパーセーラーちびムーンに変身する。うさぎの「ムーン・クライシス・コンパクト」と似たデザインだが、ハート型の宝石部分が違う。

装備品[編集]

バレッタ
セーラーちびムーンのシニヨンについている、音波増幅装置が内蔵されたバレッタ。セーラームーンと同じもの。 
羽根ピン
セーラーちびムーンが髪につけているアクセサリーで、セーラームーンと同じもの。
原作・『Crystal』では最初から羽根ピンを装着するが、テレビアニメ版では聖杯出現時に装着された。
未来の「幻の銀水晶」(原作漫画、アニメ)
原作および『Crystal』でちびうさが持ち歩いている「幻の銀水晶」。本来はクリスタル・パレスにあったネオ・クイーン・セレニティのもの。
テレビアニメでは、ちびうさの体内に吸収されたネオ・クイーン・セレニティの「幻の銀水晶」が該当する。
クリスタル・カリヨン
ちびうさがペガサス(エリオス)からもらったベル。ハート型のリングに鐘形の鈴がついた形をしている。
原作では手のひらにすっぽり収まるサイズの鈴で、名前は出てこない。また、ちびうさがエリオスを呼ぶときに使うのが基本だが、エリオスの側から鳴らしたこともある。また、必殺技の発動には関与しない。
テレビアニメ版ではペガサスの力を受けたピンク・ムーン・スティックが変化したアイテム。スーパーセーラームーンが必殺技を使う際にはこれを鳴らしてエリオスを呼ばなければならない。また、ピンク・シュガー・ハート・アタックを繰り出したこともある。
ピンクムーン・クリスタル
ちびうさのセーラー・クリスタル。原作四期終盤で太陽系セーラー戦士たちがエターナル化した時に、それぞれのセーラークリスタルが星型に変化した際、『幻の銀水晶』も変化してちびうさ専用のクリスタルになった。
能力解放時の姿はシルバームーン・クリスタル(幻の銀水晶)と同じ蓮の花のような形だったが、新装版以降は薄く大きな花弁が波打つ牡丹の花のような形に変更された。

武器[編集]

ピンク・ムーン・スティック
ちびムーンが必殺技発動に使用する武器。原作第三期・『Crystal』ではルナP・ボールを変化させたもの。
ちびムーン・カレイド・スコープ(原作第四期・劇場版)
原作第四期と劇場版でちびうさが使用した武器。うさぎと一緒に衛に買ってもらった万華鏡が変化したアイテムで、スーパーセーラームーンの武器「ムーン・カレイド・スコープ」と同じもの。
エターナル・ティアル(原作漫画第五期)
エターナルセーラーちびムーンの武器で、エターナルセーラームーンの「エターナル・ティアル」と同じもの。
ムーン・スティック(ミュージカル)

その他[編集]

ルナP・ボール
ルナの頭を模した様なデザインの球。額部分にアンテナがついていて、原作では弾ませた際に傘を取り出したりしており、テレビアニメでは地面で鞠のように弾ませて「ルナP変化」を発動させる。また、テレビアニメ版ではプルートと通信できるようになっていた他、ブラックレディになった際にもルナPボールを操り、様々な攻撃を繰り出していた。
原作および『Crystal』では喋らせることができる。登場当初のちびうさはこれを使って寂しさを紛らわしたり、クラウンでゲームを操作したりしていた。原作では、ブラックレディに壊される場面以前にも何度か壊れている。
時空のカギ
時空の門を開くための鍵。原作では元々セーラープルートが持っていたが、過去に渡る際にプルートの腰についているチェーンから強引に取り、母の『未来の幻の銀水晶』と共に持っていた。
ちびうさのエナジーパワー(テレビアニメ第二期後半)
ちびうさが悲鳴を上げた時に発生するエナジーの柱。これを発すると、ちびうさの額に普段は無い三日月のマークが現れる。あやかしの四姉妹やセーラー戦士たちが、ちびうさの居場所や異変を知る手がかりとなった。
ディープ・アクア・ミラー(原作第四期前半)
セーラーネプチューンのタリスマン。外系戦士たちが一度離れる際、みちるがちびうさに手渡した、彼女が帰ってくる約束のしるし。返す際になぜか「サブマリン・ミラー」と唱えている。
スタリオン・レーヴ(テレビアニメ『SuperS』)
ペガサスと交信できる小さなオブジェ状の道具。スタリオンは英語で「雄馬」、レーヴはフランス語で「夢」といい、合わせると「雄馬の夢」となる。

呪文[編集]

ムーン・プリズムパワー!メイクアップ!(原作漫画第三期、テレビアニメ『S』)
セーラーちびムーンへの変身呪文。
ムーン・クライシス!メイクアップ!(原作漫画第四期、テレビアニメ『SuperS』)
スーパーセーラーちびムーンへの変身呪文。
テレビアニメ版ではスーパーセーラームーンと同時変身し、変身バンクもうさぎとセットになっている。
ピンクムーン・クリスタルパワー!メイクアップ!(原作漫画第四期終盤以降)
エターナルセーラーちびムーンに変身する呪文。
アブラ・カダブラ・ポン(原作漫画第二期、『Crystal』)
プルートから教わった「楽しくなる呪文」。ルナPボールから取り出した傘から、この呪文を使って鳩を出したことがある。由来は呪文の「アブラカダブラ」から。

セーラーちびムーンの必殺技[編集]

超音波攻撃(テレビアニメ)
『SuperS』でセーラームーンと共に一回のみ使用。
ムーン・プリンセス・ハレーション(原作漫画第二期)
母のムーン・ロッドを借りて、セーラームーンと同時攻撃した技。
ピンク・シュガー・ハート・アタック(原作漫画第三期・テレビアニメ『S』・『Crystal』)
原作では、ロッドの先端からエナジー(番外編によると「ピンクの砂糖」)を放つ技であり、威力は若干低いものの、他の戦士同様に浄化技になっている。新装版では無数のハート形のエナジーを放つ技。
テレビアニメでは、ピンク・ムーン・スティック、またはクリスタル・カリヨンからピンク色のハート形の連なったエネルギーリングを飛ばす技。他の戦士の技と違って浄化技ではなく物理的攻撃で、「重力の影響のせいか相手に届く前に落ちる」「肝心な時に出ない…ように見えたが突如暴発して自分に当たりそうになる」など使いこなせておらず、当たったとしても多少痛い程度で大したダメージにはならないため、そのポジションはギャグ的要素な技である。
『Crystal』では原作新装版に準じており、ロッドの先端からハート型のエネルギーを自身の周囲より360°の方向に放つ。原作同様に威力は低いが通常の浄化技である。
虹色双月心激(レインボー・ダブルムーン・ハート・エイク。原作漫画第三期終盤)
スーパーセーラームーンとの合体技。
トゥインクル・エール(一角天馬召喚。原作漫画第四期、テレビアニメ『SuperS』)
クリスタル・カリヨンの鈴を鳴らして、一角天馬(エリオス)を召喚する技。テレビアニメではちびムーンの「お願いペガサス!みんなの夢を守って!」の掛け声と共にエリオスを召喚しないとスーパーセーラームーンが必殺技を使うことが出来ないので、非常に重要な技となっている。
ムーン・ゴージャス・メディテイション(原作漫画第四期、劇場版『SuperS』)
ムーンのものと同じ技。
ムーン・クライシス・パワー(テレビアニメ『SuperS』第38話のみ)
ちびムーンがみんなの夢の力を蓄え、ゴールデン・クリスタルのパワーを解き放つことで、激しい金色の閃光波を放出し、ネヘレニアの力を奪う。
ピンクシュガー・タキシード・アタック(原作「かぐや姫の恋人」)
タキシード仮面との合体技。
ピンクレディース・フリージング・キッス(原作第五期)
セーラーカルテットとの合体技。
スターライト・ハネムーン・ダブル・セラピー・キッス(原作漫画番外編「ヒミツのハンマープライス堂」、ミュージカル)
エターナルセーラームーンとの合体技。

ブラック・レディ[編集]

ちびうさが第二期終盤でワイズマンに洗脳され、ダークパワーを浴びて急成長し、ブラック・ムーン一族の幹部になった姿。本人の「大人になりたい」というコンプレックスを反映してか、色気を纏う大人の女性の姿を持つ。

外見はうさぎに酷似しているが、ガラス玉のような瞳で目つきは冷たい。額にはブラック・ムーン一族の印である黒い逆さの三日月、耳には邪黒水晶のピアスを付けているが、ブラック・ムーン一族への忠誠心はなく、自分の意思で世界を滅ぼすために行動している。

服装は濃いピンク色のストールを羽衣のように羽織り、胸元が広く左右にスリットが入った黒いワンピースドレス(濃いピンク色のスカート裏地には青いオーガンジーが重なっている)、袖と胸部分は赤いオーガンジーで袖口にダイヤモンドが縫い付けられている。靴は赤いサテンハイヒール。戦闘時では強力なダークパワーを操り、テレビアニメではちびうさだった時と同じようにルナPボールを様々なものに変身させて攻撃する。

原作・『Crystal』では「自分の居場所はどこにもない」という絶望を利用され、テレビアニメ版では「自分は誰からも愛されていなかった」と思い込まされて洗脳された。そのため、セーラー戦士に激しい憎悪を抱いている。原作では自らルナPを破壊したが、テレビアニメではルナPだけに心を開いて使い続けた(それを見たうさぎは正体がちびうさだと気づいた)。

ゲーム「Another Story」ではヘル・デスティニーに運命を変えられてちびうさから独立した存在になり、シャーマン・アプスーの配下としてセーラー戦士たちの前に現れる。

なお原作act24の扉絵のイラストは、1993年にケイト・モスが出演したイヴ・サンローランの香水「Opium」の広告からインスパイアされている。

海外版[編集]

  • 英語圏 - Rini リニ、Sailor Mini Moon セーラーミニムーン
  • フランス - アニメ Camille カミーユ、漫画(初版) Minibunny ミニバニー、変身後はSailor Chibi Moon セーラーシビムーン(フランス語式に発音)
  • イタリア - Chibiusa キビウーザ(イタリア語式に発音)、Sailor Chibiusa セーラーキビウーザ(Crystalではチビウーザと発音する)
  • スペイン - ちびうさ、グエリエーロ[8]・チビルーナ
  • ポルトガル - ちびうさ、ナヴィガンテ[9]・ちびムーン
  • ハンガリー - カミーユ、キス・ホールドトゥンダー
  • デンマーク - ちびうさ、セーラームーンジュニア
  • 韓国 - リトルセーラー、セーラーちびムーン
  • 香港 - 豆釘兔

注釈[編集]

  1. ^ なかよしで公募されたちびうさ役のオーディション合格者。
  2. ^ 後に『永遠伝説』のちびちび/セーラーちびちびムーン役と『誕生!暗黒のプリンセス ブラック・レディ』のブラック・レディ役を演じた。
  3. ^ 後にネルケミュージカルで一部振付を担当している。
  4. ^ バンダイミュージカルでは見栄えを考慮してか赤みの強いピンク色だったが、ネルケミュージカルではライトピンクに修正された。

出典[編集]

  1. ^ ちびうさは女の子なので、フランス語の正しい表記は女性形でPetite étrangère。
  2. ^ 月野うさぎ役に最終選考まで残っていたことから『無印』第44話から『R』第4話にあたる第44〜50話まで、三石琴乃の代役として月野うさぎ役を演じた。
  3. ^ ただし、ちびちびの性格を見たうさぎが「ちびうさとは大違い」と発言するシーンがある。
  4. ^ 初めはレイから好き嫌い禁物と言われた後レイと衝突が生じたが、魚嫌いを克服。
  5. ^ 実際は『幻の銀水晶』は消失しておらず、ちびうさの体内に宿っていた。
  6. ^ 「美少女戦士セーラームーン ANOTHER STORY」取扱説明書より。
  7. ^ 「美少女戦士セーラームーン設定資料集」より。
  8. ^ 「戦士」の意
  9. ^ 「船乗り」=セーラーの意