地場衛

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地場 衛
ちば まもる
美少女戦士セーラームーンのキャラクター
登場(最初) 原作・アニメ共に第1話から
作者 武内直子
声優 古谷徹(テレビアニメ)
野島健児(『Crystal』)
俳優 渋江譲二(実写版)
佐野瑞樹望月祐多榎本雄太天野浩成江戸英雅浦井健治城田優宮本行(バンダイ版ミュージカル)
大和悠河(ネルケ版ミュージカル)
プロフィール
愛称 まもちゃん
別名 タキシード仮面
プリンス・エンディミオン
キング・エンディミオン
月影のナイト(テレビアニメ)
性別
種類 地球人
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地場 衛(ちば まもる)は、武内直子作の漫画作品『美少女戦士セーラームーン』に登場する架空の人物。

声優は、テレビアニメ古谷徹(『劇場版R』の幼少時代は緒方恵美[注 1])で、『Crystal』野島健児俳優は、実写ドラマ版渋江譲二で、ミュージカル版が初代:佐野瑞樹、二代目:望月祐多、三代目:榎本雄太、四代目:天野浩成、五代目:江戸英雅、六代目:浦井健治、七代目:城田優、八代目:宮本行、九代目:大和悠河

DICエンターテイメントによる北米版の名前はDarien Shields(ダリアン・シールズ)。

人物[編集]

月野うさぎの恋人で、タキシード仮面としてセーラー戦士達を助け、陰に日向に守っている。黒髪[注 2]で長身の好青年。瞳の色は藍色。原作と『Crystal』では時々眼鏡をかけ、原作ではピアスを付けているイラストもある。テレビアニメでは深緑色のジャケットに黒いハイネックシャツを着ることが多く、独特のセンスから海外ファンに非公式で「地場衛の最低なファッション10選」[1]が選ばれたことがある。

原作・『Crystal』では私立元麻布高校二年生で(実写版でも高校二年生だが学校名は不明)、原作第四期でKO大学医学部に進学、第五期でハーバード大学に留学した。テレビアニメ版では最初から麻布工業大学生で、『スターズ』でハーバード大学に留学した。テレビアニメと実写版では同級生の古幡元基と親しい。全てのメディア共通で、高級マンションで一人暮らしをしている。

地場衛としての一人称は「オレ」だが、タキシード仮面の時は基本的に「私」となる。全てのメディアの第一期前期ではうさぎを「おだんご頭」と呼び、うさぎには「あいつ」「あんた」と呼ばれ、反目しあっていた(テレビアニメではうさぎがいないときなどは「うさぎ」と呼び捨てにする)。また、テレビアニメやミュージカル版ではタキシード仮面の時は「様」付けで呼ばれていることが多い。

初期はクールでやや意地悪な性格をしており、うさぎをからかってばかりいたが(特にテレビアニメではうさぎと会うたびに嫌味を言い、いつも口喧嘩をしていた)お互いの正体を知ってからはシリーズを重ねるごとに温厚になり、真面目で面倒見のいい性格になった(実写ドラマではベースとなっているのが第一期のみである為、基本的に性格の変化はあまり無い)。未来の娘・ちびうさが登場してからは父親としての包容力も出て来たが、うさぎやちびうさのワガママに振り回されることもある。

ルックスがいいので男女問わずモテており、うさぎに嫉妬されることも多い。事実上、エンディミオン時代ではプリンセス・セレニティの他にダーク・キングダムのクイン・ベリル、原作のキング時代にはセーラープルートから想われており、地場衛としてもうさぎとちびうさデッド・ムーンのネヘレニアのほか、テレビアニメでは火野レイ、『劇場版R』のフィオレ、『SuperS』編に登場する同級生の沙織、さらには敵である『R』登場の銀河夏美ことアンや『SuperS』のアマゾントリオのフィッシュ・アイからも好意を寄せられ(特にテレビアニメではレイとは一時期交際していた)、実写版では中盤まで婚約者の日下明菜がいる。『劇場版R』では水野亜美に「男の人からもモテるのね」と言われていた。

第一期中盤ではうさぎに正体を明かし、恋人同士となってから第二期では「うさこ」、第三期からは「うさ」呼び、うさぎからは第一期中期からラストまで「まもちゃん」と呼ばれる(実写版では「うさぎ」「衛」と呼び合っている)。

タキシード仮面に変身していたのは「幻の銀水晶」を探すためだったが、原作とテレビアニメでは、幼少時に自動車事故で両親を亡くして記憶喪失になり、「幻の銀水晶を、お願い・・・」と語りかけてくる女性(プリンセス・セレニティ)の夢を見るようになり、気づけばタキシードを着て夢遊病者のように「幻の銀水晶」を探して夜の街を徘徊するようになっていた(実写版では記憶喪失になった後にプリンセス・セレニティが「幻の銀水晶を、お願い…」と語りかけている夢を見てからタキシード仮面に変身して銀水晶を探すようになる)。

前世・未来[編集]

前世は地球太陽を守護星に持つ地球国ゴールデン・キングダムの王子プリンス・エンディミオンで、「月の人間と地球の人間は通じてはならない」という掟を破り、の王国シルバー・ミレニアムの王女プリンセス・セレニティ(うさぎの前世)と恋に落ちてしまった。そのことがきっかけで、クイン・ベリルに扇動された地球の人々がクイン・メタリアに操られて月に侵攻してきた際、セレニティを庇って命を落としてしまう。その後クイーン・セレニティの「幻の銀水晶」の力で転生し、現在の地場衛として生まれ変わった。また、ダーク・キングダムの四天王は前世では彼に仕える部下であった(テレビアニメでは除外されたが、PCエンジン版でこの設定を使用したストーリーが展開された)。

未来ではネオ・クイーン・セレニティ(うさぎ)の夫となり、クリスタル・トーキョーのキング・エンディミオンとなる。原作・『Crystal』では幻の銀水晶の影響で不老長寿となり、ネオ・クイーン・セレニティとの間にスモール・レディ(ちびうさ)が誕生している。

原作・『Crystal』版[編集]

第一期ではエリート校の私立元麻布高校二年生として登場し、バス通学していた。クールで他人と一線を引こうとしたがる性格だが、うさぎに対しては意地悪で子供っぽい面があり、さらっと気障な台詞を言うところがある。うさぎとは頻繁にキスしている。第三期では天王はるかに嫉妬したことがある。

タキシード仮面に「変装」し、第一期では幻の銀水晶を探す怪盗として活動した。透視ヒーリングチャネリングといったサイコメトリー超能力)を持ち、仲間たちの中では回復役を担当している。

原作第一期中盤ではお互いに変身後の正体を明かし、恋人同士となってから第二期では「うさこ」、第三期からは「うさ」呼び、うさぎからは第一期中期からラストまで「まもちゃん」と呼ばれる。

第一期では身につけていたムーンフェイズ懐中時計をうさぎに贈るが、その時計がうさぎたちが前世の記憶を呼び覚まさせるアイテムになった。 

第一期後半でセーラームーンを庇ったことがきっかけで彼女がプリンセスに覚醒した際に、ダーク・キングダムに拉致され、クイン・ベリルに洗脳されてベリルの配下になってしまう。元基の友人である遠藤を殺害し(『Crystal』では暗示をかけて記憶を消した)、元基すらも洗脳して遠藤に成り替わり、うさぎに近づく。さらには洗脳された元基と衛を止めようとした木野まことまでも暗示にかけ、ゲームセンターの地下の司令室に侵入し、「幻の銀水晶」を奪おうとした。結果的にセーラームーンと心中されかけたが、四天王が変化した宝石のおかげで一命を取り留めた。その後「幻の銀水晶」の力で洗脳が解けたが、一時的に失明する(『Crystal』では失明しなかった)。四天王の幻影に伝えられたクイン・メタリアの急所をセーラームーンに教え、セーラームーンとともにクイン・メタリアを倒した。その後、銀水晶の力を解放して倒れたうさぎをキスで目覚めさせ、ヒーリング能力で損壊した地球を癒やした。

第二期では突然現れたちびうさに翻弄されるが、ちびうさに手作りのタキシード仮面人形を作って励ました。高校では容姿端麗・スポーツ万能・成績優秀な人物として知られ、特に後輩の浅沼一等には心酔され、超能力やセーラー戦士との関わりに気付かれることにもなった。あやかしの四姉妹との戦いではセーラームーンとの愛の結晶「キューティムーンロッド」を作り出す。サイコメトリーを応用した必殺技の「タキシード・ラ・スモーキングボンバー」が使えるようになり、30世紀の未来では戦闘ができないセーラームーンの代わりに戦った。

第四期では聖地エリュシオンの祭祀エリオスと一心同体の存在だと明かされ、デッド・ムーンのネヘレニアの黒バラの呪いを受け、二人とも倒れてしまった。また、うさぎの「幻の銀水晶」に匹敵する力がある地球国の守護石「ゴールデン・クリスタル」を持つことが明かされ、聖杯を失ったセーラームーンとちびムーン、セーラー戦士たちをパワーアップさせた。四期終盤では、エリオスをペガサスの姿で召喚している。

第五期ではアメリカのハーバード大学に留学が決まり、日本を去る直前にうさぎに婚約指輪を渡すが、直後にシャドウ・ギャラクティカのギャラクシアに襲撃され、ゴールデン・クリスタルを抜かれて消滅してしまう。衛の死を目撃したうさぎはショックでその間の記憶を失ってしまうが、マーズ・ヴィーナスの死を引き金に記憶を取り戻した。

その後はギャラクシアにスターシードで作られた泥人形として戦士たちと復活させられ、セーラームーンと敵対するが、ギャラクシアにコルドロンの原初の海へと投げ込まれ、完全に消滅してしまう。カオスとの闘いが終わった後、戦士たちとともにコルドロンから再生し、数年後にうさぎと結婚式を挙げた。

テレビアニメ版[編集]

『無印』の時点から大学生で、古幡元基とは同じ大学の親友である。原作のように高校生でないのは「自由時間の多い大学生の方が作劇上都合がいい」ため。愛車はアルファロメオ・SZBimota Tesi 1Dで、たびたび画面にも登場している[注 3]

自分のエナジーをこめた赤いバラを作り出すことができる。原作以上にうさぎと年齢が離れているので、『R』以降は大人びた余裕や包容力を感じさせる優しい性格だが、シャイで少し鈍いところがある。

御曹司という設定にも関わらずアルバイトをしているが、バイト代はうさぎとのデートに消えることが多いらしい。唯一の男手と言うことで、作戦のためにうさぎ・ちびうさ・亜美・レイ・まこと・美奈子に焼肉をおごらされ、タキシード仮面の姿で「私のバイト代を無駄にするな」と言ったこともあった。

『無印』ではうさぎを「おだんご頭」と呼んで会うたびに口喧嘩していたが、面と向かって以外は「うさぎ」と呼び、正体を知ってからのうさぎには「衛さん」と呼ばれた。火野レイに一目惚れされ、彼女に押し切られる形で数回デートしたことがある。前世でプリンセス・セレニティに贈られた「星空のオルゴール」を持っており、うさぎにプレゼントした。

『無印』の後半でセーラームーンがプリンセスに覚醒した際、ダーク・キングダムに拉致・洗脳されてクイン・ベリルの配下となるが、うさぎとセーラー戦士に関わる記憶を消され、前世の王子の姿でダーク・キングダム最高司令官「ダーク・エンディミオン」を名乗るが、戦闘時にはタキシード仮面に変身した。正々堂々とした性格で、妖魔の卑劣な作戦を嫌ってセーラー戦士に手を貸すこともあり、クンツァイトとは反目しあっていた。一度ムーン・ヒーリング・エスカレーションで記憶を取り戻すが、直後に再び拐われてしまう。

『無印』の最終決戦では再洗脳を施されて登場し、クイン・メタリアの暗黒のエナジーを注がれて自我も失い、セーラームーンを殺そうとしたが、ムーンが差し出した「星空のオルゴール」の力で記憶がもどり洗脳が解ける(フィルムコミックスでは、この時子供だと思っていたうさぎに驚かされたと発言している)。直後にクイン・ベリルの攻撃からうさぎを庇って死亡するが、ベリルに投げた赤い薔薇はうさぎへの愛による浄化のエナジーをまとっており、ベリルに大きなダメージを与えた。

死の間際でうさぎに「ここから逃げて普通の女の子に戻り、かっこいい彼氏を見つけろ」と言うが、うさぎはそれを聞き入れなかった。その後、スーパーベリルを倒したセーラームーンの「幻の銀水晶」への願いにより、うさぎと出会ってからの記憶をなくして転生した。

『R』序盤の魔界樹編では、口喧嘩ばかりしていたうさぎに突然好意を示されて戸惑った。『無印』の間の記憶がないのでタキシード仮面に変身できず、代わりに心の奥の「うさぎを守りたい」という想いが「月影の騎士」に分裂する形で現れ、セーラームーンたちを助けていた。魔界樹編終盤で月影の騎士と融合したことで記憶を取り戻し、再びタキシード仮面に変身できるようになった。

この頃から、原作者の要望でうさぎを「うさこ」と呼ぶようになり、うさぎには「まもちゃん」と呼ばれるようになった。

『R』ブラック・ムーン編序盤では、「衛とうさぎが結ばれれば二人に不幸が降りかかる」という悪夢を見せられ、うさぎを不幸にしないためにうさぎと絶交するが、このことが彼女を追い詰めてしまう[注 4]。ただし、絶交期間中もセーラームーンたちがピンチの時は、いつものようにタキシード仮面に変身して助けていた。後にうさぎが同じ悪夢を見たことで、真実を打ち明けて復縁した。実はこの悪夢は、未来の衛であるキング・エンディミオンが、うさぎと衛の絆を確かめるために見せたものだった。最終決戦ではうさぎとちびうさと四戦士とともに黒幕のデス・ファントムを倒した。

劇場版『R』では、幼少時に病院でフィオレという異星人の少年と友達になったことがあり、衛自身はそれを夢だと思っていた。衛は成長したフィオレにうさぎを「家族」と答えており、憤慨した彼にさらわれてしまった。セーラームーンを襲ったフィオレを薔薇で攻撃し、銀水晶の力で彗星を壊そうとするうさぎを支えた。フィオレにあげた薔薇は進悟が産まれる直前のうさぎに貰ったものであり、それを知ったフィオレに彼のエナジーでできた花の蜜を渡され、銀水晶の力を解放して絶命したうさぎに口移しで与えた。

『S』では、最終決戦の時にピュアな心を抜かれたちびうさの介抱をしていた。

『SuperS』では、熱帯魚を買いに来た時にアマゾン・トリオのフィッシュ・アイに好意を抱かれるが、「美しい夢をいっぱい持っているうさぎを愛している」と断り、これがアマゾン・トリオの瓦解へと繋がった。また、夢の中でエリオスと出会い、ネヘレニアの呪いで黒く染まった人々の夢を司る薔薇の中に赤い薔薇を見つけ、エリオスをはげました。

『スターズ』ではハーバード大学への留学に出発し、飛行機の中でギャラクシアの襲撃に遭い、スターシードを抜かれて消滅してしまう。うさぎは衛の死を知らず、終盤でギャラクシアの口から告げられるまで、衛はアメリカに滞在していると思っていた。希望の光を取り戻したギャラクシアによって、消滅した他の戦士たちと共に復活し、うさぎと再会した。いつも通りうさぎとデートする場面で物語は終了する。

実写版[編集]

原作と同じ高校二年生だが学校名は不明で、同じ学校の古幡元基とは友人。クールで責任感の強い性格で、うさぎに自分がタキシード仮面になった嘘の理由を教えてからかったことも。うさぎと付き合い始めてからも「うさぎ」と呼び捨てにし、うさぎからは「衛」と呼ばれていた。

婚約者の日下陽菜の実家・日下家の援助で生活しており、バイクを愛車にしている。途中で学校卒業と同時に陽菜とロンドン留学しようとするなど、オリジナルの設定が追加されていた。

四天王を人質にとられ、自らクイン・ベリルの配下に下った。洗脳されることはなかったが、うさぎを想うたびにエナジーを吸い取られる石を胸に埋め込まれてしまう。石にほとんどのエナジーを吸い取られてしまった時、クイン・ベリルに「もう二度とうさぎと会わない代わりに最後に一度だけ会わせてほしい、その間だけ石の効力を止めてほしい」と懇願。うさぎと最後のデートをし、互いに愛を信じ合うことを約束した。その時、うさぎにクイン・メタリアの正体がプリンセス・セレニティであるうさぎの負の心だと告げた。

再びベリルの下へ戻った後、暴走を始めたメタリアを体内に取り込んだが、メタリアを抑えられなってしまう。自害しようとしたがメタリアに体を乗っ取られ、「メタリア・エンディミオン」と化して暴走してしまった。黒木ミオを消滅させてセーラームーンと戦闘になり、自分を殺せと言う衛の幻影に勇気付けられたセーラームーンの手で命を断たれた。その後、プリンセス・セーラームーンによって世界が滅ぼされた後、うさぎが命と引き換え「幻の銀水晶」を開放して世界は再生する。うさぎがプリンセス・セーラームーンの消滅と引き換えに蘇生した後、衛は四天王達の助けで石に吸い取られていた命を取り戻し、四天王に別れを告げて蘇生する。

SpecialAct.ではうさぎと結婚した。

ミュージカル版[編集]

バンダイ制作のミュージカル版では、アニメ版の設定で登場するが、必殺技のタキシード・ラ・スモーキングボンバーを使ったり、ゴールデン・クリスタルの持ち主という原作からの設定も使われた。

何度か死亡することがあったが、唯一死んだままで終わった回がある。『夢戦士〜愛・永遠に〜』の改訂前のバージョンでは、ジルコニアの攻撃からセーラームーンを庇って倒れ、うさぎに「キング・エンディミオンとして生まれ変わる」と再会の約束をし、ネオ・クイーン・セレニティのいる30世紀の未来に消えていった。改訂版では、復活したセーラーサターンに蘇生されたため、このシーンは削除されている。

『かぐや島伝説』では、キング・エンディミオンが「スペースナイト」という姿で30世紀の未来から助っ人に現れ、ルーフ・メロウに好意を抱かれたことがある。この作品では、30世紀でネオ・クイーン・セレニティの代わりに料理を作っている描写があった。

プロフィール[編集]

  • 年齢:17〜20歳、ラスト25歳(原作)、18歳、21歳(実写版スペシャル)、不明(テレビアニメ)
  • 誕生日:8月3日
  • イメージジュエリー︰ゴールド
  • 星座:獅子座
  • 血液型:A型
  • 好きな色:
  • 好きな食べ物:チョコレート
  • 苦手な食べ物:グリンピース(テレビアニメ版ではピーマン
  • 得意な教科:物理
  • 苦手な教科:なし
  • 趣味:読書
  • 特技:陸上
  • 苦手な物:うさぎの泣き落とし
  • 将来の夢:医者
  • 経歴:私立元麻布高校(原作・『Crystal』。テレビアニメ・実写版では不明)→KO大学(原作。テレビアニメでは最初から麻布工業大学)→ハーバード大学留学。

タキシード仮面[編集]

黒いシルクハットタキシード(実際に描かれているのは燕尾服)に表が黒色で裏面が赤色のマントを羽織り、目元を白い仮面で隠している[注 5]。原作と『Crystal』ではシルクハットはすぐに取れてしまうことが多く、第二期以降は被っていない。仮面は原作・実写・『Crystal』では目元がハッキリ見えるデザインだか、テレビアニメでは目元が隠れたデザインが基本で、重要場面では目元が現れるようになっている。実写版では、仮面のこめかみ付近に藍色の宝石がはめ込まれている。

テレビアニメ版では、ほぼ必ず敵の前に赤いバラを投げてタンゴ調の専用BGMと共に現れ、戦闘後は何処かとぼけたキザなセリフを残して去るのがお約束[注 6][注 7]である(ただし、助言だけして帰ってしまう場合も)。この赤いバラはミュージカル版、後に原作でもイメージアイテムに採用されている。

原作・実写・『Crystal』では登場初期、「幻の銀水晶」を探す目的で宝石専門の怪盗をしていた。そのため、最初は自分でタキシードに着替えて活動していたが、テレビアニメ版では当初セーラー戦士のメイクアップを感知すると意識を失い自然的に「変身」して、その間の記憶を失っていた。後に意識が融合し、自分の意思で変身できるようになった。原作でも、後に自分の力で変身するシーンが登場している。テレビアニメでは赤いバラから放つ光でフラメンコチックなBGMと共に変身するが、実写版番外編では自分で着替えてタキシード仮面の姿になる。

戦闘においては、基本的にセーラー戦士のサポート的な役割である。テレビアニメ・実写では伸縮可能なステッキで相手を攻撃したりするが(テレビアニメではそれに加えて高い身体能力を持ち、バラを投げて敵を怯ませるほかに攻撃を相殺したり、バラを赤い光線に変えて物体を消滅させる事もできた)。原作と『Crystal』の第二期ではキング・エンディミオンに本来持っていたサイコメトリーの力を覚醒させられ、他の戦士同様浄化技を持つようになった。そのため、第二期でセーラームーンが未来で力を使うことが出来なかった頃は、代わりにタキシード仮面が敵を倒していた。

いずれのメディアでも、敵に捕らえられ操られたり洗脳されることが多い。

プリンス・エンディミオン(実写版ではマスター・エンディミオン)
地場衛の前世の姿。地球と太陽を守護星に持つ、地球の王国「ゴールデン・キングダム」の王子。紺色を基調とした服に赤いマントを羽織っており、帯剣している。
実写版では白を基調とした服で、エメラルドグリーン色のマントを羽織っており、物語終盤のSpecial Actではマスター・エンディミオンとしてこのスタイルになり、所有する剣で戦う。
キング・エンディミオン
地場衛の未来の姿。クリスタル・トーキョーの王。ネオ・クイーン・セレニティの夫で、ちびうさの父親。
白い仮面にラベンダー色を基調としたタキシードとマント(『Crystal』では白いタキシードにラベンダー色のマント)が特徴で、シルクハットが無い以外はタキシード仮面の服装と類似している。
ダーク・エンディミオン
テレビアニメ第一期後半に登場。地場衛がクイン・ベリルに洗脳され、ダーク・キングダムの最高司令官となっていた時の姿。普段はプリンス・エンディミオンの姿だが、戦闘時はタキシード仮面に変身し、黒いバラ[注 8]を投げる。
正々堂々とした高潔な性格で、妖魔の卑怯な作戦を嫌ってセーラー戦士に手を貸したことも。終盤ではクイン・メタリアに暗黒のエナジーを注ぎ込まれ、自我を失ってしまう。
月影の騎士(つきかげのナイト)
テレビアニメ第二期『R』の「魔界樹編」に登場。記憶を失くし、タキシード仮面に変身出来なくなった衛の「うさぎを守りたい」と思う潜在意識が一人歩きした分身で、セーラー戦士達に助け舟を出した。
月光仮面に似たアラビア風の白い衣装とマントを纏い、目元を晒す代わりに覆面で口元を隠し、白いバラを投げる。また、去り際には5・7・5で一句詠んだ後、「アデュー(adieu)」と呟き去っていく。最後は暴走した魔界樹との戦いで衛と融合・消滅した。
メタリア・エンディミオン
実写版の終盤に登場。星を守るためにクインメタリアを体内に取り込もうとして、逆に取り憑かれた姿。
マスター・エンディミオンの服装とは対照的に黒を基調とした服で、マスター・エンディミオンの服装と類似している。
スペース・ナイト
バンダイ版ミュージカル『かぐや島伝説』に登場。30世紀のキング・エンディミオンが現代のセーラームーンたちを助けに来た時の姿。
紺色を基調とした服に銀色のマントを身につけており、黒いゴーグル以外はプリンス・エンディミオンと類似している。
備考
エンディミオンは、ギリシア神話で月の女神セレネ(Σελήνη, Selene)に愛され永遠の眠りについた羊飼いの青年エンデュミオーン(Ἐνδυμίων, Endymion)に由来。技「ラ・スモーキング・ボンバー」は服飾史上のタキシードの原型「スモーキングジャケット(喫煙服)」に由来。なお、服飾学的に言えば、彼が着用しているのは、尾のない燕尾服であり「スペンサージャケット」と呼ばれるものでタキシードではない。

アイテム[編集]

シルクハット(原作、テレビアニメ、実写ドラマ・ミュージカル全てに登場)
タキシード仮面がつけているシルクハット。原作やミュージカルではすぐ取れてしまう。
ステッキ(原作第二期、テレビアニメ、実写ドラマ・ミュージカル全てに登場)
タキシード仮面の武器で、テレビアニメで登場した伸縮可能なステッキ。主に棒術を用いた攻撃や、バトンのように回して敵の攻撃を防御する用途に使うが、ビリヤードキューのように使用することもある。
原作および『Crystal』では第二期のみ登場。伸縮可能かどうかは不明だが、Act15にてセーラームーンが放ったムーン・ティアラ・ブーメランがコーアンの炎によって弾き返された際、セーラームーンを助けるために使用するなど武器として多用している。
懐中時計(原作第一期・第二期冒頭、実写ドラマ)
衛が持ち歩いていた、ムーンフェイズ懐中時計。金色で六芒星の形をしている。
衛がうさぎを抱き上げた際、うさぎの上に落として壊れた。その後うさぎにプレゼントし、一の橋公園で、衛の持っているハンカチと「トレードしようね」と約束したものだが、実際にトレードしたかは不明(『Crystal』ではメタリア戦後にトレードしている)。セレニティ覚醒時に針が逆回転し、うさぎや3人の守護戦士に前世の記憶を呼び起こさせた。月から帰還した時に再び止まったが、衛がダーク・キングダムのエンディミオンとして現れた際に再び動き出す。その後、衛と心中を図ったうさぎが自分の胸に剣を突き立てた時、身代わりに剣を受けて大破した。第二期の冒頭で修理されて以降はっきりとは登場していない。また、第二期ではキング・エンディミオンがこれとよく似た時計を身に着けている(同じものかは不明)。
実写版ではマフラーのお礼にうさぎに渡したもので、原作と色や大きさ、チェーンの長さが異なる。
四天王の宝石(原作・PCエンジン・ANOTHER STORY)
セーラー戦士たちに倒された「ダーク・キングダム」四天王(ジェダイト、ネフライト、ゾイサイト、クンツァイト)が姿を変えた四つの宝石。
第一部後半で衛がベリルの配下になってからは衛の胸に、第二部からは衛の部屋に安置される。普段は衛を見守っており、時折サイコメトリーによる幻影として現れて衛に助言をしている。
PCエンジン版では内部戦士に力を貸したあと石の姿になり、衛に別れを告げてうさぎの銀水晶の力で転生した。SFCゲーム『ANOTHER STORY」』では衛が倒れた時にうさぎたちに語りかけた。
タキシード仮面人形(原作第二期、テレビアニメ『R』)
ちびうさをあやす為に衛が手作りした人形。ちびうさが未来に帰る時にプレゼントした。
腕時計型通信機(原作第三期)
第三期で初登場するが、殆ど使用されなかった。『Crystal』での配色はネイビー。
ゴールデン・クリスタル(原作・ミュージカル)
地球と太陽を司る地場衛の守護石(セーラークリスタル)。太陽のような輝きを放ち、「幻の銀水晶」に匹敵する力を持つ。
テレビアニメの所有者はエリオスで、ほぼ肌身離さず頭につけている(ネヘレニア戦の時はムーンに託された)ために、当人にはその力は無い(ただし『スターズ』でのスターシードは金色)。テレビアニメで聖杯を失ったセーラームーンやちびムーン(ブローチのパワーアップ)・内部4戦士達をスーパー化させたのはエリオスである。ミュージカル版『SuperS』では、みんなの力と衛の胸のゴールデン・クリスタルがうさぎをエターナルセーラームーンに変身させた。
バラ水晶(ANOTHER STORY)
SFCゲーム『ANOTHER STORY』に登場。遠い昔、ゴールデンキングダムにあったプリンス・エンディミオンの宝石。赤い薔薇の花の形をしている。

タキシード仮面の技[編集]

サイコメトリー(原作第二期以降、テレビアニメ)
衛の持つ能力。手で触れてあらゆることを感じ取ったり、指先からオーラパワーを発して傷を治療したり、ダメージを相手に与えたりすることができる。
原作では第二期で初めて言及されるが、能力自体は第一期中盤、記憶の覚醒前から見られる。記憶の覚醒前の例として、第一期でゾイサイトの攻撃に倒れたうさぎの復活、第二期で浅沼の入試合格を予言する、などが挙げられる。また、四天王の宝石を媒介に、彼らの思念と会話をする。
テレビアニメでは明言こそされないが、能力を持つような描写がある。
タキシード・ラ・スモーキング・ボンバー(原作第二期以降)
キング・エンディミオンに本来持っていたサイコメトリーの力を覚醒させられ、他の戦士のように獲得した必殺技。手のひらから強力な爆弾を放つ攻撃。ミュージカル版でも採用されている。
リンク(原作第三期)
聖体と心の結晶を抜き取られたちびうさの体を維持する為に、サイコメトリーの力を使い、自主的に自分とちびうさの体を繋げた。
ピンクシュガー・タキシード・アタック(原作「かぐや姫の恋人」より)
ちびうさの「ピンクシュガー・ハート・アタック」との合体技。ちびムーンと二人でピンク・ムーン・スティックを持って、衝撃波を放つ攻撃。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ テレビアニメ『R』であやかしの四姉妹のペッツ、テレビアニメ『S』からは天王はるか/セーラーウラヌスを担当した。
  2. ^ テレビアニメでは演出によって髪色が変わることが多い。
  3. ^ 劇中ではビモータ・テージ1Dで二人乗りするシーンが見られるが、実際にはTesi 1Dはシングルシーターであり二人乗りには対応していない。
  4. ^ 第69話ではドロイド・アクムーダがうさぎを攻撃する際、衛からの絶交宣言が元となった悪夢(子供の姿になったセーラームーンが遠ざかる衛を永遠に追い続けていく)を見せた。
  5. ^ 原作者の武内直子はかっこいいと思っていたが、周囲や読者から「変だ」という意見が殺到して困惑したとコメントしている。また、バンダイミュージカルで演じた望月祐多は初印象が変質者だったという発言をしている。
  6. ^ 風貌も相まってシュールな光景を作り出し、セーラームーンの反応は上々だが、敵からは概ね微妙な反応をされ、アマゾネス・カルテットのセレセレには「自分でも何を言ってるか分かっていないんですわ」と辛辣なコメントをされた。
  7. ^ ネットユーザーからは「変態仮面」というあだ名で呼ばれたが、これはテレビアニメでシュールな見た目を利用して出オチ要員的な演出がされた点や、テレビアニメでは大学生なのに中学生のうさぎと付き合っていてちびうさと仲が良く、クイン・ベリルをフッたことから付いたロリコンというイメージが独り歩きしたと思われる。ただし、カセットコレクションのギャグドラマでは本当に変態のような発言をしている。
  8. ^ 黒バラには「憎しみ」と「決して滅びることのない愛」という花言葉があり、セレニティへの愛を完全に忘れたわけではないと暗示されている。

出典[編集]

  1. ^ The Unofficial Ranking Of Mamoru's 10 Worst Fashion Offenses In "Sailor Moon"”. BuzzFeed (2014年5月28日). 2017年9月18日閲覧。