日本ゴールドディスク大賞

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日本ゴールドディスク大賞
受賞対象 日本レコード協会会員のレコード会社が発売したレコード作品・配信楽曲
主催 日本レコード協会
日本の旗 日本
初回 1987年
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日本ゴールドディスク大賞』(にっぽんゴールドディスクたいしょう)は、日本レコード協会主催の音楽賞である。

概要[編集]

過去1年間の日本国内でのレコードCDDVDBDなどの音楽ソフトについても。これは著作権法の定義により全て「レコード」であるため)売上(出荷数から返品数を引いた数)を基に審査され、大賞に当たる「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」等が選ばれる。

1987年3月に第1回日本ゴールドディスク大賞が赤坂プリンスホテルにて開催された。第20回(2006年3月開催)からは「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」の選定基準にビデオの売上が、第22回(2008年3月開催)からは、音楽配信の売上が含まれるようになった。

各賞[編集]

  • アーティスト・オブ・ザ・イヤー(第1回 - 第4回は「The Grand Prix Artist of the Year」、第5回 - 第11回は「日本ゴールドディスク大賞」)
    この賞が最高峰でこの大会のグランプリに当たる。
    第12回・13回は、音楽業界関係者からの投票により決定された。
  • ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー(第1回 - 第4回は「The Grand Prix New Artist of the Year」、第5回 - 第11回は「グランプリ・ニューアーティスト賞」)
    この賞はこの大会の最優秀新人賞に当たる。
  • ベスト・演歌歌謡曲・アーティスト(第20回 - )
  • ベスト・演歌/歌謡曲・ニュー・アーティスト
  • シングル・オブ・ザ・イヤー(第1回 - 第4回は「The Grand Prix Single of the Year」、第5回〜第11回は「グランプリ・シングル賞」、第12回は「ベスト・ソング・オブ・ザ・イヤー」、第13回 - 第19回は「ソング・オブ・ザ・イヤー」)
  • ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード(第21回、第25回 - )
  • アルバム・オブ・ザ・イヤー(第1回 - 第4回は「The Grand Prix Album of the Year」、第5回 - 第11回は「グランプリ・アルバム賞」)
  • 演歌/歌謡曲・アルバム・オブ・ザ・イヤー(第1回 - 第4回は「The Best Album of the Year(演歌部門)」(第2回 - 第4回はグループ・男性ソロ・女性ソロ)、第5回 - 第11回は「アルバム賞(歌謡曲・演歌部門)」(男性・女性))
  • クラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤー(第1回 - 第4回は「The Best Album of the Year(クラシック部門)」、第5回 - 第11回は「アルバム賞(クラシック部門)」)
  • ジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤー(第1回 - 第4回は「The Best Album of the Year(ジャズ・フュージョン部門)」、第5回 - 第11回は「アルバム賞(ジャズ部門)」)
  • インストゥルメンタル・アルバム・オブ・ザ・イヤー(第1回 - 第4回は「The Best Album of the Year(インストゥルメンタル部門)」、第5回 - 第11回は「アルバム賞(インストゥルメンタル部門)」)
  • サウンドトラック・アルバム・オブ・ザ・イヤー(第?回 - 第11回は「アルバム賞(サウンドトラック部門)」)
  • アニメーション・アルバム・オブ・ザ・イヤー(第1回 - 第4回は「The Best Album of the Year(アニメ部門)」、第5回 - 第10回は「アルバム賞(アニメ部門)」、第11回は「アルバム賞(アニメ・学芸部門)」)
  • 純邦楽・アルバム・オブ・ザ・イヤー(第1回 - 第4回は「The Best Album of the Year(純邦楽部門)」、第5回 - 第11回は「アルバム賞(純邦楽部門)」)
  • 企画・アルバム・オブ・ザ・イヤー(第1回 - 第4回は「The Best Album of the Year(企画部門)」、第5回 - 第10回は「アルバム賞(企画部門)」、第11回は受賞者なし)
  • ミュージック・ビデオ・オブ・ザ・イヤー(第5回 - 第11回は「ミュージック・ビデオ賞」)
  • 特別賞
  • ベスト・エイジアン・アーティスト(第21回 - 第23回、第26回 - )
過去に存在した賞
  • ロック&ポップ・アルバム・オブ・ザ・イヤー(邦楽・洋楽の部)(第17回 - 第19回)
    第1回 - 第4回は「The Best Album of the Year」の「ロック・フォーク部門」「ポップス部門」(グループ・男性ソロ・女性ソロ)、第5回〜第11回は「グランプリ・アルバム賞」の「ロック・フォーク部門」「ポップス部門」(男性・女性))、第12回 - 第16回は「ベスト・ロック・アルバム・オブ・ザ・イヤー」「ベスト・ポップ・アルバム・オブ・ザ・イヤー」が存在した。
  • アルバム賞(学芸部門)(第1回 - 第7回)(第1回〜第4回は「The Best Album of the Year(学芸部門)」)
  • ソング・オブ・ザ・イヤー(演歌/歌謡曲部門)(第15回 - 第19回)
  • シングル・オブ・ザ・イヤー(洋楽部門)(第1回 - 第24回)
  • 企画・アルバム・オブ・ザ・イヤー(コンピレーション部門)
  • エイジアン・アーティスト
  • PC配信ソング・オブ・ザ・イヤー(第22回・第23回)
  • 着うた」ソング・オブ・ザ・イヤー(第22回・第23回)
  • 着うたフル」ソング・オブ・ザ・イヤー(第22回・第23回)
  • ソング・オブ・ザ・イヤー(第24回)
    楽曲ごとのシングル(フィジカル・シングル)と音楽配信の合算売上によって決定された。第13回 - 第19回の「ソング・オブ・ザ・イヤー」とは位置づけが異なる。

歴代アーティスト・オブ・ザ・イヤー受賞者一覧[編集]

歴代アーティスト・オブ・ザ・イヤー受賞者一覧
開催年 対象年 邦楽 洋楽
01 1987年 1986年 中森明菜 マドンナ
02 1988年 1987年 レベッカ ザ・ビートルズ
03 1989年 1988年 BOØWY ボン・ジョヴィ
04 1990年 1989年 サザンオールスターズ マドンナ
05 1991年 1990年 松任谷由実
06 1992年 1991年 CHAGE&ASKA ガンズ・アンド・ローゼズ
07 1993年 1992年 マドンナ
08 1994年 1993年 WANDS ザ・ビートルズ
09 1995年 1994年 trf マライア・キャリー
10 1996年 1995年
11 1997年 1996年 安室奈美恵 ミー・アンド・マイ
12 1998年 1997年 GLAY セリーヌ・ディオン
13 1999年 1998年 B'z
14 2000年 1999年 宇多田ヒカル
15 2001年 2000年 浜崎あゆみ ザ・ビートルズ
16 2002年 2001年 バックストリート・ボーイズ
17 2003年 2002年 宇多田ヒカル アヴリル・ラヴィーン
18 2004年 2003年 浜崎あゆみ 女子十二楽坊
19 2005年 2004年 ORANGE RANGE クイーン
20 2006年 2005年 倖田來未 O-Zone
21 2007年 2006年 ダニエル・パウター
22 2008年 2007年 EXILE アヴリル・ラヴィーン
23 2009年 2008年 マドンナ
24 2010年 2009年 ザ・ビートルズ
25 2011年 2010年 レディー・ガガ
26 2012年 2011年 AKB48
27 2013年 2012年 シェネル
28 2014年 2013年 ワン・ダイレクション
29 2015年 2014年
30 2016年 2015年 ザ・ビートルズ
※ 洋楽アーティストのカタカナ表記・アルファベット表記の不統一は公式ウェブサイトにおける表記に基づくもの。

授賞式のテレビおよびラジオ放送[編集]

第1回は赤坂プリンスホテルで行われたがテレビ中継は無く、テレビ中継は1990年日本テレビ系列の『土曜スーパースペシャル』で生中継で放送されたのが最初。

NHK総合テレビで中継されるようになったのは翌年の1991年からである。更にその翌年の1992年からはNHKホールでの公開放送となる。のちに衛星第2テレビ(BS2)でも放送されるようになった。BS2で生中継されるようになり、総合テレビでの放送が後日録画での放送となる。また、BS2での放送は2003年度からは生中継をやめて撮って出しによる録画中継に変更された。それまではニュース7衛星第1テレビ(BS1)に差し替えて放送されていた。

創設20回目の節目を迎えた2006年3月9日(木曜日)19:00よりNHKホールで行われ、その模様は衛星第2テレビで放送された(19:30 - 21:30)。総合テレビでも録画放送されたが、本来3月17日(金曜日)の放送予定が急遽「NHK平成18年度予算審議」(衆議院総務委員会)を録画中継(23:00 - 3月18日4:00)したため3月23日(木曜日)(24:15 - 25:25。3月24日0:15 - 1:25)に延期された。

2006年度(第21回)、2007年度(第22回)、2009年度(第24回)、2010年度(第25回)は都内ホテルで受賞記者会見を行う形で、一般客の観覧はもとよりアーティストのライブパフォーマンスやテレビ中継も行われず、翌日の各局ワイドショー記者会見の模様をニュース映像として放送する形に留まった。

2008年度(第23回)は2009年3月2日東京国際フォーラム(東京・有楽町)ホールCで開催され、その模様はTOKYO FM生放送WOWOWが3月10日に録画放送した。

2011年度(第26回)は2012年1月27日ニコファーレで開催され、その模様はBSスカパー!が3月2日22:00 - 23:00に録画放送した。

2012年度(第27回)以降は受賞記者会見も廃止され、主催者側で編集した受賞者のコメントを動画で流す形に留まっている。

日本レコード大賞や日本有線大賞との違い[編集]

  • 日本レコード大賞は、対象年度に発売されたすべての邦楽シングルCDの中で「作曲、編曲、作詩を通じて芸術性、独創性、企画性が顕著な『作品』」、「優れた歌唱によって活かされた『作品』」、「大衆の強い支持を得た上、その年度を強く反映・代表したと認められた『作品』」以上3点に該当するとして選考された優秀作品賞の中から最も優秀と認められる『1作品』(対象曲を歌唱した歌手に限らず作詞・作曲・編曲者・所属プロダクション・所属レコード会社を含む)に贈られる。そのため審査員の意向が強く反映される。
  • 日本有線大賞は全音協加盟の有線放送会社「キャンシステム」に寄せられるリクエストの回数を基準に選考される。
  • ゴールドディスク大賞の選考基準は「CD、ビデオ等の正味売上実績(総出荷数から返品数を差し引いたもの)と有料音楽配信の売上実績」としている。但し対象となるのは、対象期間中(詳細は下記参照)に発売された作品の合計であり、対象期間外に発売されたものは前年、次年と分割集計されてしまうため、「年またぎヒット」や「火がつくまでに時間がかかった曲」が評価されにくい面がある。
  • 対象期間一覧(第21回以降ゴールドディスク大賞公式HP記載)
  • 第1回(1987)~第13回(1999) 前年1月21日~1月20日[1]
  • 第14回(2000) 前年1月21日~1月31日[2]
  • 第15回(2001)~第17回(2003) 前年2月1日~1月31日[3][4][5]
  • 第18回(2004)~第24回(2010) 前年1月1日~前年12月31日[6][7][8]
  • 第25回(2011) 前年1月1日~前年10月31日
  • 第26回(2012)~第27回(2013) 前々年11月1日~前年10月31日
  • 第28回(2014) 前々年11月1日~前年12月31日
  • 第29回(2015)~ 前年1月1日~前年12月31日
  • 対象期間は第1回(1987)から第13回(1999)までは前年の1月21日から1年間となっていたが第14回(2000)は11日間延長されている。また第15回(2001)から第17回(2003)までは前年の2月1日から1年間となっていたが、第18回では前年の1月1日から12月31日までと改められた。そのため、第17回での受賞作品は第18回の対象期間中に発売されたものであっても受賞対象とはなっていない(※第17回と第18回の重複期間である2003年1月1日から1月31日に発売された作品)。その後も1年間の対象期間は第25回(2011)に10ヶ月間に短縮され、第26回(2012)、第27回(2013)は前々年の11月1日から1年間(12ヶ月間)と改められた。しかし第28回(2014)に14ヶ月間とし、第29回(2015)からは再び前年1月1日から1年間の集計に改められた。
  • このように対象期間と受賞年が一致していないため注意が必要である。(例えば第28回(2014)受賞作品は2014年にヒットしたのではなく、実際にヒットしたのは2012年11月から2013年となる)

脚注[編集]

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関連項目[編集]

外部リンク[編集]