名古屋市
この記事には独自研究が含まれているおそれがあります。 |
なごやし 名古屋市 | |||
---|---|---|---|
| |||
国 | 日本 | ||
地方 | 中部地方、東海地方 | ||
都道府県 | 愛知県 | ||
市町村コード | 23100-2 | ||
法人番号 | 3000020231002 | ||
面積 |
326.46km2 (境界未定部分あり) | ||
総人口 |
2,330,385人 [編集] (推計人口、2024年9月1日) | ||
人口密度 | 7,138人/km2 | ||
隣接自治体 |
瀬戸市、春日井市、東海市、大府市、 尾張旭市、豊明市、日進市、清須市、 北名古屋市、あま市、長久手市、 愛知郡東郷町、西春日井郡豊山町、 海部郡大治町、蟹江町、飛島村 | ||
市の木 | クスノキ | ||
市の花 | ユリ | ||
市の歌 | 名古屋市歌(1910年制定) | ||
名古屋市役所 | |||
市長 | 欠員 | ||
所在地 |
〒460-8508 愛知県名古屋市中区三の丸三丁目1番1号 北緯35度10分53秒 東経136度54分23秒 / 北緯35.18139度 東経136.90639度座標: 北緯35度10分53秒 東経136度54分23秒 / 北緯35.18139度 東経136.90639度 | ||
外部リンク | 名古屋市 | ||
ウィキプロジェクト |
名古屋市(なごやし)は、愛知県西部(尾張地方)の政令指定都市であり、同県の県庁所在地である。全16区から構成される。英語表記はNagoya City。
概要
横浜市・大阪市に次ぐ全国第3位の人口を有し、三大都市圏の一つにあたる中京圏の中枢都市、および中京圏を擁する中部地方の政治・経済・文化の中枢となっている。
栄と名駅が広域集客可能な繁華街となっており、栄と名駅一帯には広大な地下街が発達している。それに伴い、地下鉄網も充実している。地元住民は名古屋駅のことを「名駅」(めいえき)と呼び、これは名古屋駅周辺の行政地名(中村区・西区名駅一から五丁目、中村区名駅南一から五丁目)にもなっている。 2008年にはユネスコの創造都市に認定された(国内では神戸市と共に初であり、デザイン部門でも神戸市と中華人民共和国の深圳市と共にアジア初の認定) 市章は、現在の名古屋市を拠点に尾張を統治した親藩、徳川御三家筆頭格の尾張徳川家の合印に由来する「八」である。
地理
愛知県の南西部、濃尾平野に広がる。県内では、豊田市・新城市・岡崎市に次いで4番目に広い面積を有する市である。市全体を概観すると、市西南部の港区は海抜0mの臨海工業地帯で日本屈指の国際貿易港である名古屋港を有し、港区の西部は市最大の穀倉地帯が広がる。市の南部の南区は港区同様に工業地帯が広がるが、北部の駆上は隣接する瑞穂区の新瑞橋駅の恩恵を受け商業が発達している。市の北部の北区、北西部の西区・南西部の中川区は住宅地が広がる。
市の北東部の守山区・千種区、東部の名東区・天白区、南東部の緑区は海抜50m - 100mの丘陵住宅街で、千種区の東山公園・平和公園、守山区の小幡緑地、名東区の猪高緑地オアシスの森・牧野ヶ池緑地、緑区の大高緑地などの森林を残した大規模な緑地公園も点在する。
市の中核を担う中区・東区・中村区・熱田区・昭和区・瑞穂区は海抜10mから15mの平野で、市役所・愛知県庁を有する中区の丸の内・錦・栄・大須・金山、東区の東桜・泉・白壁、中村区の名駅、熱田区の神宮、昭和区・天白区の八事、千種区の今池、星ヶ丘は名古屋市内でも特に商業が発達している地区で、集客力のある商業施設やオフィスビルが連なる。
自然環境では市内に1571の昆虫が生息し、これは県下の26%にあたる。市内東部ではリス、タヌキ、イエコウモリ、コウベモグラ、ノウサギ、キツネの生息が確認されている。野鳥類では現在約240種が生息している。
気候
名古屋市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
雨温図(説明) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
夏・冬とで寒暖の差が激しい。また、1日の気温差も大きい。夏は高温多湿で非常に蒸し暑く、全国でも有数の酷暑地帯である。冬は乾燥した晴天の日が多く、伊吹おろしという乾燥した冷たい風が吹く。このため体感温度が北日本並みに一気に低下する日も珍しくない。また、日本海側と太平洋側を分ける伊吹山地と鈴鹿山脈が濃尾平野北西の関ケ原町付近で途切れているため、強い冬型の気圧配置になると雪雲がそこから濃尾平野に流入し岐阜県南西部や愛知県北西部などでしばしば局地的な大雪に見舞われることがある。2005年12月19日には平成18年豪雪により、名古屋で58年ぶりとなる23cm、2014年12月18日にも23cmの積雪を記録した。
名古屋市(名古屋地方気象台、標高51.1m)の気候 | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 21.0 (69.8) |
23.5 (74.3) |
25.8 (78.4) |
30.5 (86.9) |
34.8 (94.6) |
37.9 (100.2) |
39.6 (103.3) |
40.3 (104.5) |
38.0 (100.4) |
32.7 (90.9) |
27.2 (81) |
22.6 (72.7) |
40.3 (104.5) |
平均最高気温 °C (°F) | 9.3 (48.7) |
10.5 (50.9) |
14.5 (58.1) |
20.1 (68.2) |
24.6 (76.3) |
27.6 (81.7) |
31.4 (88.5) |
33.2 (91.8) |
29.1 (84.4) |
23.3 (73.9) |
17.3 (63.1) |
11.7 (53.1) |
21.1 (70) |
日平均気温 °C (°F) | 4.8 (40.6) |
5.5 (41.9) |
9.2 (48.6) |
14.6 (58.3) |
19.4 (66.9) |
23.0 (73.4) |
26.9 (80.4) |
28.2 (82.8) |
24.5 (76.1) |
18.6 (65.5) |
12.6 (54.7) |
7.2 (45) |
16.2 (61.2) |
平均最低気温 °C (°F) | 1.1 (34) |
1.4 (34.5) |
4.6 (40.3) |
9.7 (49.5) |
14.9 (58.8) |
19.4 (66.9) |
23.5 (74.3) |
24.7 (76.5) |
21.0 (69.8) |
14.8 (58.6) |
8.6 (47.5) |
3.4 (38.1) |
12.3 (54.1) |
最低気温記録 °C (°F) | −10.3 (13.5) |
−9.5 (14.9) |
−6.8 (19.8) |
−2.1 (28.2) |
2.8 (37) |
8.2 (46.8) |
14.0 (57.2) |
14.4 (57.9) |
9.5 (49.1) |
1.5 (34.7) |
−2.7 (27.1) |
−7.2 (19) |
−10.3 (13.5) |
降水量 mm (inch) | 50.8 (2) |
64.7 (2.547) |
116.2 (4.575) |
127.5 (5.02) |
150.3 (5.917) |
186.5 (7.343) |
211.4 (8.323) |
139.5 (5.492) |
231.6 (9.118) |
164.7 (6.484) |
79.1 (3.114) |
56.6 (2.228) |
1,578.9 (62.161) |
降雪量 cm (inch) | 4 (1.6) |
5 (2) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
3 (1.2) |
12 (4.7) |
平均降水日数 (≥0.5mm) | 6.3 | 7.2 | 9.8 | 10.4 | 10.7 | 12.7 | 13.0 | 9.4 | 11.9 | 10 | 7.0 | 7.5 | 115.9 |
平均降雪日数 (≥0cm) | 5.4 | 4.8 | 1.7 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2.8 | 14.7 |
% 湿度 | 64 | 60 | 58 | 59 | 64 | 71 | 73 | 69 | 70 | 68 | 66 | 66 | 66 |
平均月間日照時間 | 174.5 | 175.5 | 199.7 | 200.2 | 205.5 | 151.8 | 166.0 | 201.3 | 159.6 | 168.9 | 167.1 | 170.3 | 2,141 |
出典:気象庁(平均値:1991年 - 2020年[1]、極値:1890年 - 現在[2]) |
人口
名古屋市(に相当する地域)の人口の推移
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
総務省統計局 国勢調査より |
行政
市政概要
- 市長:河村たかし(かわむら・たかし)
- 議長:藤田和秀(ふじた・かずひで)
- 市会(市議会):定数75
- 市職員数 2万9720人(2003年4月1日現在)
- 予算規模(平成20年度) 9837億400万円(一般会計) 1兆1719億9926万円(特別会計) 3101億円(公営企業会計)
行政区
名古屋市は以下の16区で構成されている。
歴代市長
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 |
---|---|---|---|
初 | 中村修 | 1889年12月17日 | 1890年9月11日 |
2 | 志水忠平 | 1890年11月6日 | 1894年2月12日 |
3 | 柳本直太郎 | 1894年2月28日 | 1897年6月26日 |
4 | 志水直 | 1897年7月19日 | 1901年12月2日 |
5 | 青山朗 | 1901年12月27日 | 1906年4月12日 |
6 | 加藤重三郎 | 1906年6月27日 | 1911年7月3日 |
7 | 阪本釤之助 | 1911年7月4日 | 1917年1月23日 |
8 | 佐藤孝三郎 | 1917年7月3日 | 1921年7月2日 |
9 | 大喜多寅之助 | 1921年7月2日 | 1922年2月2日 |
10 | 川崎卓吉 | 1922年4月1日 | 1924年6月11日 |
11 | 田阪千助 | 1924年9月25日 | 1927年8月1日 |
12 | 大岩勇夫 | 1927年8月1日 | 1938年12月5日 |
13 | 縣忍 | 1939年1月10日 | 1942年1月6日 |
14 | 佐藤正俊 | 1942年2月21日 | 1946年11月1日 |
15-16 | 塚本三 | 1947年2月21日 | 1952年8月25日 |
17-19 | 小林橘川 | 1952年9月28日 | 1961年3月16日 |
20-22 | 杉戸清 | 1961年4月28日 | 1973年4月27日 |
23-25 | 本山政雄 | 1973年4月28日 | 1985年4月27日 |
26-28 | 西尾武喜 | 1985年4月28日 | 1997年4月27日 |
29-31 | 松原武久 | 1997年4月28日 | 2009年4月27日 |
32-33 | 河村たかし | 2009年4月28日 |
名古屋市長選挙
2013年4月21日投開票
- 任期満了に伴う選挙
- 有権者数177万1311人、投票数69万6969票、棄権者数107万4342人、投票率39.35%
候補者名 | 当落 | 政党 | 推薦党 | 市長歴 | 得票 |
---|---|---|---|---|---|
河村たかし | 当選 | 無所属 | 減税日本 | 現職 | 42万7542 |
藤沢忠将 | 落選 | 無所属 | - | 新人 | 19万2472 |
柴田民雄 | 落選 | 無所属 | 共産 | 新人 | 6万7353 |
2011年2月6日投開票
- 任期途中の市長辞職に伴う選挙
2009年4月26日投開票
- 任期満了に伴う選挙
- 有権者数175万2221人、投票数88万5632票、棄権者数86万6589人、投票率50.54%
候補者名 | 当落 | 政党 | 推薦党 | 市長歴 | 得票 |
---|---|---|---|---|---|
河村たかし | 当選 | 無所属 | 民主 | 新人 | 51万4514 |
細川昌彦 | 落選 | 無所属 | 自民・公明 | 新人 | 28万2990 |
太田義郎 | 落選 | 無所属 | 共産 | 新人 | 7万3640 |
黒田克明 | 落選 | 無所属 | - | 新人 | 7335 |
行政機構
14の局、室 及び16の区役所、その他行政委員会等により組織される。
- 市長
- 副市長(3名)
- 会計管理者
- 会計室
- 監査委員
- 監査事務局
- 人事委員会
- 人事委員会事務局
- 教育委員会
- 教育委員会事務局
- 小学校・中学校・高校
- 図書館・美術館
- 科学館・博物館
- 教育委員会事務局
- 農業委員会
- 農業委員会事務局
- 選挙管理委員会
- 選挙管理委員会事務局
- 固定資産評価審査委員会
- 固定資産評価審査委員会事務室(財政局主税部所管)
- (市会議長)
- 市会事務局
歴史
古代から室町時代まで
天火明命を祖神とする尾張氏によって統治される。尾張氏は、婚姻関係による女系の系譜で近畿の大和王権の天皇家と深く結び付くことによって強大な勢力を築いた。
- 113年 - 宮簀媛は日本武尊の妻となって三種の神器の一つ草薙剣(天叢雲剣)を預かり、熱田神宮を建ててこの剣を祀った。門前町が海運の要衝として栄える。
- 672年 - 壬申の乱の時、尾張大隅は大海人皇子(天武天皇)に私宅を提供した功により、尾張宿禰姓を与えられる。子の稲置からは熱田大宮司家と称するようになる。
- 1147年 - 源頼朝が現在の熱田区で誕生(日本史上初の武家政権樹立)。
戦国時代から江戸時代まで
- 16世紀 - 織田信長が現在の中区に、豊臣秀吉は中村区で誕生(その他、柴田勝家・丹羽長秀・前田利家・加藤清正らも誕生している)。
- 1560年 - 織田信長が桶狭間の戦いで今川義元を討ち取り、頭角を現す。(近世の曙)
- 1601年 - 宮(現在の熱田区)が東海道の宿場となり、西隣の桑名までは「七里の渡し」として海上で連絡する。
- 1610年 - 徳川家康が名古屋城を築城。御三家の尾張藩を立てる。その後、清洲越しにより、清洲から町を移転。
- 1730年 - 第7代尾張藩主に徳川宗春が就き、名古屋の商業都市化を推進。
- 1849年 - 第14代尾張藩主に徳川慶勝が就き、後に新政府側に組することで江戸幕府を終焉に導く。
明治維新から第二次大戦まで
- 1869年(明治2年)6月20日 - 尾張藩が名古屋藩に改称。
- 1871年(明治4年)8月29日 - 廃藩置県により、名古屋藩が名古屋県(翌年愛知県に改称)になる。県庁は名古屋城内に置かれ、県庁所在地になる。
- 1872年(明治5年)11月27日 - 愛知県は額田県(旧三河国及び旧尾張国知多郡)を合併し、県が現在の管轄区域となる。
- 1874年(明治7年)5月1日 - 名古屋博覧会を東本願寺名古屋別院で6月10日まで開催[3]。
- 1878年(明治11年)9月15日 - 愛知県博覧会を総見寺境内に建設された名古屋博物館で11月3日まで開催[3][5]。
- 1886年(明治19年)5月1日 - 官設鉄道(現在の東海旅客鉄道)名護屋駅(翌年に名古屋駅へ改称)が開業。
- 1889年(明治22年)10月1日 - 市制施行により名古屋市となる。市域は現在の中区と東区を中心とする地域で、面積は13.44km²、人口は約15.7万人。
- 1891年(明治24年)10月28日 - 濃尾地震により大きな被害を出す。
- 1898年(明治31年)5月6日 - 路面電車が運行開始(1974年に全廃)。
- 1906年(明治39年) - 日露戦争凱旋記念博覧会を愛知県博物館[6]で開催[3]。
- 1908年(明治41年) - 行政区画としての区を設置。中区、東区、西区、南区が発足。
- 1910年(明治43年)2月28日 - 名古屋市歌を制定(3月1日公示)。
- 1911年(明治44年)5月1日 - 名古屋港線竣工。名古屋港駅設置。
- 1914年(大正3年)4月1日 - 名古屋市内で上水道の供給開始。
- 1923年(大正12年)4月1日 - 大須の旭廓が移転し、中村遊廓が開業。
- 1925年(大正14年)10月1日 - 国勢調査で初めて人口第3位となる。1921年の合併と1923年9月1日発生の関東大震災から逃れてきた移住者が加わったことも関係。
- 1928年(昭和3年)9月15日 - 御大典奉祝名古屋博覧会を鶴舞公園で11月30日まで開催[3]。
- 1930年(昭和5年) - 名古屋市営バスが運行開始。中川運河竣工。
- 1933年(昭和8年)10月1日 - 現在の名古屋市役所本庁舎が完成。
- 1935年(昭和10年)10月1日 - 国勢調査で初めて人口100万人を突破。
- 1937年(昭和12年)3月3日 - 東山植物園が開園。
- 1941年(昭和16年)8月12日 - 名古屋鉄道の新名古屋駅(現・名鉄名古屋駅)が開業。
- 10月 - 松葉公園が開園。
- 1944年(昭和19年)12月7日 - 東南海地震が発生。
- 1945年(昭和20年)3月12日 - アメリカ軍による初の市街地大規模空襲を受ける(63回に及ぶ名古屋大空襲初日)。
第二次大戦後
- 1948年(昭和28年)12月2日 - 中川区山王に中日スタジアム(現:ナゴヤ球場)が開場。
- 1954年(昭和29年)11月7日 - 中日ドラゴンズが初めてプロ野球の日本シリーズで優勝。
- 1955年(昭和30年)10月10日 - 第1回名古屋まつりを開催。
- 1956年(昭和31年)9月1日 - 政令指定都市に指定される。
- 1957年(昭和32年)11月15日 - 名古屋市営地下鉄1号線(東山線)の名古屋駅 - 栄町駅間と地下街が開業。
- 1959年(昭和34年) - 名古屋城の金鯱が復元される。
- 1962年(昭和37年)11月3日 - 名古屋市科学館が開館。
- 1964年(昭和39年)10月1日 - 東海道新幹線が開通。新幹線の名古屋駅も開業。
- 1965年(昭和40年)10月15日 - 名古屋地下鉄2号線(名城線)、栄町駅 - 市役所駅が開通。
- 1966年(昭和41年) - 県道115号の黄金跨線橋が開通。
- 1968年(昭和43年)4月25日 - 東名高速道路が開通。
- 1969年(昭和44年) - 人口200万人を突破。
- - 国道22号、名岐バイパスが開通。第1回ミス名古屋コンテスト開催。
- 1971年(昭和46年)12月20日 - 名古屋地下鉄2号線(名城線)、市役所駅 - 大曽根駅が開通し、地下鉄2号線が全線開通。
- 1972年(昭和47年)10月5日 - 国道23号、名四国道が全線開通。
- 1974年(昭和49年)3月30日 - 名古屋地下鉄4号線(名城線)、新瑞橋駅 - 金山駅が開通。
- 1975年(昭和50年) - 国道41号、名濃バイパスが開通。
- 1977年(昭和52年)3月18日 - 名古屋地下鉄3号線(鶴舞線)、伏見駅 - 八事駅が開通。
- 1979年(昭和54年)7月25日 - 名古屋高速道路が開通する。
- 1982年(昭和57年)9月21日 - 名古屋地下鉄1号線(東山線)、高畑 - 中村公園が開通し、地下鉄1号線が全線開通。
- 1984年(昭和59年) - 東山動物園にコアラがお目見え。
- 1989年(平成元年)7月15日 - 名古屋市制100周年を迎え世界デザイン博覧会を同年11月26日まで開催。
- 1990年(平成2年)- 熱田区に国際会議などへの対応能力を備えた「名古屋国際会議場」が完成する。
- 1992年(平成4年)10月29日 - 名古屋港水族館が開館。
- 1993年(平成5年)8月12日 - 名古屋地下鉄3号線(鶴舞線)、上小田井駅 - 庄内緑地公園駅が開通し、地下鉄3号線が全線開通。
- 2000年(平成12年)5月17日 - JRセントラルタワーズが全面開業。
- 2003年(平成15年)3月27日 - 名古屋地下鉄上飯田線、平安通駅 - 上飯田駅が開通。
- 2004年(平成16年)10月6日 - 名古屋臨海高速鉄道西名古屋港線(あおなみ線)が開通。
- 2005年(平成17年)
2月17日 - 中部国際空港開港。名古屋空港から国際線全路線が移転し、新しい中部地方の空の玄関口となる。名古屋空港は県営名古屋空港と改称し、国内線用空港となる。 3月17日 - 安心・安全・快適条例施行により名古屋駅・栄駅・金山駅・藤が丘駅周辺が路上禁煙地区になる。
- 2006年(平成20年)10月10日 - 中日ドラゴンズが東京ドームで巨人との優勝決定戦を延長12回表タイロン・ウッズの満塁HRなどで制し、リーグ優勝を決める。
- 2007年(平成19年)3月6日 - ミッドランドスクエアが全面開業。
- 2008年(平成20年)10月22日 - ユネスコのデザイン都市に認定(神戸とともにアジア初)
- 2010年(平成22年)10月11日 - 第10回生物多様性条約締約国会議(COP10)を開催。
- 2011年(平成23年)3月27日 - 名古屋地下鉄6号線(桜通線)、野並駅 - 徳重駅開通。
- 2011年(平成23年)10月18日 - 中日ドラゴンズがプロ野球セントラル・リーグにおいて、球団史上初のリーグ2連覇達成。
- 2013年(平成25年)9月27日 - この日から約2か月間に亘り第三回「なごやめし博覧会2013」が開催される。名古屋市内273店が参加した。
- 2015年(平成27年)4月15日 - 港区金城埠頭において、世界8ヶ所目かつ国内初のレゴランド屋外テーマパーク「レゴランドジャパン名古屋」の建設工事着工。2017年春頃にオープン予定。
市域と区の変遷
- 1898年(明治31年)8月22日 - 愛知郡那古野村、古沢村を編入。
- 1907年(明治40年)6月1日 - 愛知郡熱田町を編入。これにより、隣町であった宿場町「宮」を吸収。市域が倍増。
- 1908年(明治41年)4月1日 - 区政を実施し、中区、東区、西区、南区を設置する。
- 1921年(大正10年)8月 - 呼続町、愛知町、千種町、八幡村、小碓村、笠寺村、荒子村、枇杷島町、中村、常盤村、東山村、御器所村、清水町、杉村、六郷村、金城村を編入。隣接町村のすべてを編入したことになり、市域が倍増。
- 1928年(昭和3年)3月3日 - 天白村の八事を編入。
- 1930年(昭和5年)6月15日 - 庄内町の一部を編入。
- 1931年(昭和6年)7月15日 - 下之一色町の一部を編入。
- 1937年(昭和12年)3月1日 - 庄内町全域、下之一色町全域、萩野村を編入。
- 1944年(昭和19年)2月11日 - 東区・西区から北区、中区から栄区、昭和区・熱田区から瑞穂区を新設。
- 1945年(昭和20年)11月3日 - 栄区を廃止し、中区に合区。
- 1955年(昭和30年)4月5日 - 愛知郡猪高村・天白村を編入し、それぞれ千種区・昭和区の一部となる。
- 1963年(昭和38年)2月15日 - 守山市を編入し、守山区を新設。
- 1964年(昭和39年)12月1日 - 知多郡大高町・有松町を編入し、緑区の一部となる。
- 1975年(昭和50年)2月1日 - 千種区から名東区、昭和区から天白区を新設。
- 1995年(平成7年)9月1日 - 日進市と境界変更。
経済
産業
第一次産業
市内の大半が宅地、商工業地帯となっているため全般には振るわない。農地の大半は庄内川以西の中川区や港区に立地し、野菜と水稲を栽培し、大消費地に立地するという優位性を生かした、地産地消の推進に取り組んでいる。
- かつて天白区では天白リンゴ、と呼ばれるリンゴが存在しており、青森のリンゴよりも収穫が早かった。
- 中川区大蟷螂町には西洋野菜の改良普及を行っていた野崎採種場があり、白菜、キャベツ、イチゴ、ニンジン等の品種改良が行われていた。
- 鍋料理に欠かせない白菜の発祥の地である。そのため現在でも白菜の品種名は「野崎(中川区に由来する)白菜二号」や「愛知白菜」など名古屋と関連する名前が多い。
- フキの生産量が全国一位である愛知県東海市をはじめとして、名古屋市西部を中心に食用フキの栽培が盛んである。
- 水産では下之一色では昭和30年頃まで漁港だったが漁業権を返上してからも当時のなごりで魚市場が存在する。
- 小規模ではあるが、市内の運河や堀川などから出航し、イカナゴ・イワシなどを漁獲する水産業もある。民間の釣り船では名古屋港内でハゼやスズキが釣れる。
第二次産業
豊田市や四日市市などとともに、中京工業地帯の中核であり、自動車産業、航空宇宙産業、セラミックス産業等が盛んである。製造品出荷額では県内では豊田市に次ぎ、全国5位にランクする。鉱業はかつて名東区の牧野ヶ池緑地付近には炭鉱があり、亜炭を産出していたが、現在は閉山している。
本社を置く主な製造業
主要な製造業の工場
- ノリタケ本社工場(西区)
- 東レ愛知工場(西区堀越)
- 三菱電機名古屋製作所矢田工場(東区矢田)
- アサヒビール名古屋工場(守山区)
- 三菱重工業岩塚工場(中村区岩塚)
- 日清製粉名古屋工場(中川区長良)
- 東海旅客鉄道名古屋工場(中川区長良)
- リンナイ愛知工場(中川区愛知)
- 中部鋼鈑本社工場(中川区)
- 中日本氷糖本社工場(中川区玉川)
- 日本ガイシ名古屋工場(熱田区)
- 日本特殊陶業本社工場(瑞穂区)
- 愛知機械工業熱田工場(熱田区)
- 愛知時計電機本社工場(熱田区)
- パロマ本社工場(瑞穂区桃園)
- トヨトミ本社工場(瑞穂区桃園)
- ブラザー工業瑞穂工場(瑞穂区)
- ブラザー工業桃園工場(瑞穂区桃園)
- ブラザー工業星崎工場(南区)
- 大同特殊鋼星崎工場(南区星崎)
- 三井化学名古屋工場(南区)
- 愛知機械工業永徳工場(港区野跡)
- UACJ名古屋製造所(港区千年)
- 三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所大江工場(港区大江)
- 東レ名古屋事業場(港区大江)
- 三菱ふそうトラック・バス大江工場(港区大江)
- ニチハ名古屋工場(港区汐止)
- 日本製粉名古屋工場(港区入船)
- 東亞合成名古屋工場(港区昭和)
- 大同特殊鋼粉末工場(港区竜宮)
- 日本車輌鳴海工場(緑区鳴海)
第三次産業
名実ともに中京圏の商業の中心地であり、前述の通り栄、名駅、大須、金山など市外、県外からの集客力のある商業地帯が存在する。近年、一部の大都市を除く多くの商店街がロードサイドショップの進出等によって空洞化に喘ぐ中、賑わい活気のある市街地といえる。
主な商業施設
名古屋市にある百貨店の松坂屋(Matsuzakaya)・三越(Mitsukoshi)・丸栄(Maruei)・名鉄百貨店(Meitetsu)で、4Mデパート[9]と呼ばれる。最近ではこれに高島屋(Takashimaya)を入れて4M1T[9]とも呼ばれる。
- 名駅
- ジェイアール名古屋タカシマヤ
- 名鉄百貨店本店
- 近鉄パッセ
- JRゲートタワー(2017年開業予定)
- ビックカメラ名古屋駅西店
- ミッドランドスクエア
- 大名古屋ビルヂング
- 大須
- 金山
- その他地区の主な商業施設
姉妹都市・提携都市
名古屋市の姉妹友好提携都市は5国の5都市と結ばれており、様々な分野での交流が年間を通して両都市間で活発に行われている。また各都市からの記念品が名古屋市中区の名古屋市公館(名古屋迎賓館)地下1階にある国際交流展示室や久屋大通公園で一般公開されている。姉妹都市は近年提携したトリノ市を含め、オリンピック開催都市と結ばれているのが特徴である。
海外
- 姉妹都市
- ロサンゼルス(アメリカ合衆国カリフォルニア州)
- 1959年4月1日 姉妹都市提携
- メキシコシティ(メキシコ合衆国メキシコ連邦区)
- 1978年2月16日 姉妹都市提携
- 南京(中華人民共和国江蘇省)
- 1978年12月21日 姉妹都市提携
- シドニー(オーストラリア連邦ニューサウスウェールズ州)
- 1980年9月16日 姉妹都市提携
- トリノ(イタリア共和国ピエモンテ州)
- 2005年5月27日 姉妹都市提携
日本国内
- 提携都市
- その他
姉妹港・友好提携港
名古屋港は日本の主要な国際貿易港(五大港)の1つであり、平成26年度までのデータによれば、その貿易額と貨物取扱量は日本最大を維持し続けている。 第二次産業の集積した中部経済圏の窓口として、輸出入における黒字率が極めて高いのが特徴であり、日本の全港湾の貿易黒字の約6割を名古屋港単港で担っている。
- 友好姉妹港
国際機関
国際連合機関
領事館
- 総領事館
- 領事館
- 名誉総領事館
- 在名古屋コスタリカ共和国名誉総領事館
- 在名古屋シンガポール共和国名誉総領事館
- 在名古屋スリランカ民主社会主義共和国名誉総領事館
- 在名古屋タイ王国名誉総領事館
- 在名古屋フィリピン共和国名誉総領事館
- 名誉領事館
国家機関
地域
- 世帯数 : 101万3485世帯(2009年12月1日)
- 男性人口 : 112万2970人(2009年12月1日)
- 女性人口 : 113万6203人(2009年12月1日)
- 外国人登録者数 : 6万8023人(2009年5月31日)
市内の地名
名古屋市の地名を参照。
教育・研究機関
大学
多くの大学が名古屋市内にキャンパスを置く。郊外への移転が著しい時期もあったが、最近では都心回帰も見られる。
- 国立大学
- 公立大学
- 私立大学
- 愛知大学 名古屋キャンパス・車道キャンパス
- 愛知学院大学 末盛キャンパス・楠元キャンパス・名城キャンパス・栄サテライトセンター
- 愛知工業大学 自由ヶ丘キャンパス・本山キャンパス
- 愛知淑徳大学 星が丘キャンパス
- 愛知東邦大学
- 愛知みずほ大学 名古屋キャンパス
- 桜花学園大学 栄キャンパス
- 金城学院大学
- 椙山女学園大学
- 大同大学 滝春校舎・白水校舎
- 中京大学 名古屋キャンパス
- 中部大学 名古屋キャンパス
- 東海学園大学 栄サテライトキャンパス・名古屋キャンパス
- 東京福祉大学 名古屋キャンパス
- 同朋大学
- 豊田工業大学
- 名古屋音楽大学
- 名古屋学院大学 白鳥学舎・日比野学舎・栄サテライトキャンパス
- 名古屋経済大学 名駅サテライトキャンパス
- 名古屋産業大学 大曽根サテライトキャンパス
- 名古屋商科大学 名古屋伏見キャンパス
- 名古屋女子大学
- 南山大学 名古屋キャンパス・東桜サテライトキャンパス
- 日本福祉大学 名古屋千代田キャンパス
- 名城大学 天白キャンパス・八事キャンパス・名駅サテライトキャンパス
研究機関
交通
道路
名古屋市はトヨタを初めとする自動車の町、企業城下町として有名であるが、大量の交通は卓越した道路網が支えている。碁盤の目のように片側3~5車線の道路が走っており、余裕ある道路設計により名古屋高速道路を中心部に通すことも容易であった。100メートル道路と呼ばれる幅員100メートルの広い道路(久屋大通・若宮大通)は名古屋の自慢にもなっている。なお、一本の道路幅が100メートルなのではなく、上り車線と下り車線および車線間にある20メートルほどの中央分離帯を加えて100メートルと呼んでいる。途中の中央分離帯は公園のようになっており安全に休むことができるので、歩行者は100メートルを一気に渡り切る必要もプレッシャーもない。
日本一とも言われる広い道路網は、原点は広小路で見られるような江戸時代にあった「万治の大火」後の防火帯としての役割にあるが、後に来る車社会を見越し戦災復興都市計画に基づいて更に整備されたものである。この都市計画は大変大胆なもので、焦土化した市街地に幅員の広い道路を何本も東西南北に通し、市内各所にあった墓地をすべて1ヶ所に集約するというものであった。この計画は、当時の交通事情などを考えればあまりに突飛なもので批判の声も大きかった。戦後日本の急速な経済成長により、大胆な都市計画は見事に結実した。この計画の責任者は田淵寿郎技監で、その功績により1966年に「名誉市民」の称号が贈られている。
市内の中心部には環状に名古屋高速が走り、名古屋第二環状自動車道(名二環)が環状に市域を取り巻く。市東郊外の名東区に東名高速道路の名古屋インターチェンジを持ち、南部の名古屋港エリアには近年伊勢湾岸自動車道が建設された。その他、郊外にも名神高速道路・中央自動車道・東海北陸自動車道・知多半島道路などが接続しており、一般道を含め道路インフラの整備が大変進んだ地域とも言える。
有料高速道路以外にも名四国道、西知多産業道路、名岐バイパスのような複数の高規格バイパスが存在する。
- 幹線部の通り
- 金城ふ頭線、名駅通、江川線、伏見通、大津通、久屋大通、空港線、瀬戸街道、出来町通、外堀通、桜通、錦通、太閤通、広小路通、東山通、若宮大通、大須通、飯田街道、山王通、八熊通、東海通、名四国道、環状2号、山手グリーンロード、環状線
- 中心部の通り
- 木挽町通、竪三蔵通、中ノ町通、御園通、堀川東通、西大須通、常盤通、桑名町通、長島町通、長者町通、本町通、七間町通、呉服町通、伊勢町通、裏門前町通、新天地通、前津通、武平通、東栄通、西川端通、東川端通、千代田通、七本松通、中央線西通、京町通、上中通、魚ノ棚通、杉ノ町通、伝馬町通、袋町通、本重町通、入江町通、三蔵通、白川通、矢場町通、瓦通、東陽通、花園通、大須観音西通、赤門通、万松寺通、仁王門通、松元通、松ヶ枝通、宇津木橋通
- 金城埠頭の通り
- 南京大路、メキシコ大通、ロサンゼルス大通
ナンバープレート
名古屋市(中川区)の中部運輸局愛知運輸支局から交付されるナンバープレートには、「名古屋」の地名が表示される。これを俗に、「名古屋ナンバー」という。1965年3月1日に「愛(知)ナンバー」から「三河ナンバー」が分離されるのを機に変更された。さらに1979年8月6日には「尾張小牧ナンバー」が分離された。2007年1月現在、「名古屋ナンバー」が交付されている地域は、名古屋市、大府市、東海市、知多市、半田市、常滑市、知多郡、津島市、愛西市、弥富市、海部郡、豊明市、日進市、愛知郡である。2012年度の「名古屋ナンバー」の登録台数は全国で1番多かった[10]。
鉄道・バス
鉄道の名古屋駅は名古屋の旧城下町の西の笹島と呼ばれていた湿地を埋め立てた場所に位置し、現在では名古屋市の都心の一つとなっている。東海旅客鉄道(JR東海)名古屋駅の他に名鉄名古屋駅、近鉄名古屋駅、地下鉄・あおなみ線の名古屋駅があるが、それらをまとめて「名古屋駅」、あるいは略されて「名駅」(めいえき、めーえき)と呼ぶことがある。名駅という呼称は、周辺の正式な地名に採用されている。
地下鉄と市バスを経営する名古屋市交通局を中心に、鉄道はJR東海、名古屋鉄道(名鉄)、近畿日本鉄道(近鉄)の主要3社が乗り入れている。バス路線は市バスの他、名鉄グループの名鉄バス、近鉄グループの三重交通などが周辺区を中心に路線を運営している。
代表的なターミナル駅としては名古屋駅・名鉄名古屋駅・近鉄名古屋駅・栄駅・金山駅がある。
市内の鉄道利用については、市内主要地域の大部分をカバーする地下鉄が圧倒的である。その他の鉄道3社は名古屋駅等市内中心部主要駅と郊外都市との連絡が中心で、市内相互輸送については名鉄本線名古屋 - 神宮前、JR中央線名古屋 - 大曽根を除き、首都圏に比べ日常的な利用はさほど多いとはいえない。また、自動車通勤の抑制を期待して整備された西名古屋港線(あおなみ線)だが、運営する第三セクター名古屋臨海高速鉄道の当初の利用予測を大きく下回っており、苦しい経営が続いている。
バス利用についても市バスが路線密度の高さから最も多くの利用者を集めているが、自家用車の攻勢や地下鉄との路線重複等もあり、大部分の路線が赤字である。このため名古屋市交通局は、ここ数年バス路線の再編成を短いサイクルで行っており、利用者数の少ない路線の廃止、本数削減などの措置が実施されている。
名鉄バス、三重交通バスについては、一部地域での運営にとどまっているが、基幹バスや星ヶ丘駅発着路線など、利用率の高いものもある。
代表的なバスターミナルとして名古屋駅地区の名鉄バスセンター・名古屋バスターミナル、栄地区のオアシス21バスターミナルがあり、多くの中長距離路線バスが乗り入れている。この他地下鉄の主要駅を中心にバスターミナルが設置され、周辺区において地下鉄へのフィーダー輸送の役目を果たしている。
バスの乗車方法は、市バスが前乗り後降り先払いであるのに対し、名鉄バス・三重交通バスは後乗り前降り後払い方式である。(市バスでも、名鉄と共同運行する基幹2系統やゆとりーとラインでは後乗り前降り後払いの方式を採っている。)
運賃は、市バスがゆとりーとラインの高架区間を除き均一制。名鉄バス・三重交通バス並びにゆとりーとラインは整理券による区間制である。(ただし、市バスの高速1系統の名古屋高速道路通過区間は10円加算、名鉄バスと三重交通バスの市バス競合区間は市バスと同額の均一制である。)
- 東海旅客鉄道(JR東海)
- 東海道新幹線 : 名古屋駅
- ■東海道本線 : 名古屋駅 - 尾頭橋駅 - 金山駅 - 熱田駅 - 笠寺駅 - 大高駅 - 南大高駅
- ■中央本線 : 名古屋駅 - (山王信号場) - 金山駅 - 鶴舞駅 - 千種駅 - 大曽根駅 - 新守山駅
- ■関西本線 : 名古屋駅 - (笹島信号場) - 八田駅 - 春田駅
- 名古屋鉄道(名鉄)
- ■名古屋本線 : 東枇杷島駅 - 栄生駅 - 名鉄名古屋駅 - 山王駅 - 金山駅 - 神宮前駅 - 堀田駅 - 呼続駅 - 桜駅 - 本笠寺駅 - 本星崎駅 - 鳴海駅 - 左京山駅 - 有松駅 - 中京競馬場前駅
- ■犬山線 : 中小田井駅 - 上小田井駅
- ■常滑線 : 神宮前駅 - 豊田本町駅 - 道徳駅 - 大江駅 - 大同町駅 - 柴田駅
- ■築港線 : 大江駅 - (名電築港駅) - 東名古屋港駅
- ■瀬戸線 : 栄町駅 - 東大手駅 - 清水駅 - 尼ヶ坂駅 - 森下駅 - 大曽根駅 - 矢田駅 - 守山自衛隊前駅 - 瓢箪山駅 - 小幡駅 - 喜多山駅 - 大森・金城学院前駅
- ■小牧線 : 上飯田駅 - 味鋺駅
- 近畿日本鉄道(近鉄)
- 名古屋市交通局(名古屋市営地下鉄)
- 東山線 : 高畑駅 - 八田駅 - 岩塚駅 - 中村公園駅 - 中村日赤駅 - 本陣駅 - 亀島駅 - 名古屋駅 - 伏見駅 - 栄駅 - 新栄町駅 - 千種駅 - 今池駅 - 池下駅 - 覚王山駅 - 本山駅 - 東山公園駅 - 星ヶ丘駅 - 一社駅 - 上社駅 - 本郷駅 - 藤が丘駅
- 名城線 : 金山駅 - 東別院駅 - 上前津駅 - 矢場町駅 - 栄駅 - 久屋大通駅 - 市役所駅 - 名城公園駅 - 黒川駅 - 志賀本通駅 - 平安通駅 - 大曽根駅 - ナゴヤドーム前矢田駅 - 砂田橋駅 - 茶屋ヶ坂駅 - 自由ヶ丘駅 - 本山駅 - 名古屋大学駅 - 八事日赤駅 - 八事駅 - 総合リハビリセンター駅 - 瑞穂運動場東駅 - 新瑞橋駅 - 妙音通駅 - 堀田駅 - 伝馬町駅 - 神宮西駅 - 西高蔵駅 - 金山駅
- 名港線 : 金山駅 - 日比野駅 - 六番町駅 - 東海通駅 - 港区役所駅 - 築地口駅 - 名古屋港駅
- 鶴舞線 : 上小田井駅 - 庄内緑地公園駅 - 庄内通駅 - 浄心駅 - 浅間町駅 - 丸の内駅 - 伏見駅 - 大須観音駅 - 上前津駅 - 鶴舞駅 - 荒畑駅 - 御器所駅 - 川名駅 - いりなか駅 - 八事駅 - 塩釜口駅 - 植田駅 - 原駅 - 平針駅
- 桜通線 : 中村区役所駅 - 名古屋駅 - 国際センター駅 - 丸の内駅 - 久屋大通駅 - 高岳駅 - 車道駅 - 今池駅 - 吹上駅 - 御器所駅 - 桜山駅 - 瑞穂区役所駅 - 瑞穂運動場西駅 - 新瑞橋駅 - 桜本町駅 - 鶴里駅 - 野並駅 - 鳴子北駅 - 相生山駅 - 神沢駅 - 徳重駅
- 上飯田線 : 平安通駅 - 上飯田駅
- ■西名古屋港線(あおなみ線) : 名古屋駅 - ささしまライブ駅 - (笹島信号場) - 小本駅 - 荒子駅 - 南荒子駅 - 中島駅 - 名古屋競馬場前駅 - 荒子川公園駅 - 稲永駅 - (潮凪信号場) - 野跡駅 - 金城ふ頭駅
- 愛知高速交通(リニモ)
- 日本貨物鉄道(JR貨物)
- ■東海道本線支線(通称「名古屋港線」) : 名古屋港駅 ※JR貨物が保有。
- ■名古屋臨海高速鉄道西名古屋港線(あおなみ線) : 名古屋貨物ターミナル駅
各区の主要駅
名古屋市を構成する16区の主要駅は以下のとおり。様々な利用の起点・目的点として代表される駅である。
市内の廃止駅
名古屋鉄道
JR東海
空港・港湾
- 名古屋飛行場(県営名古屋空港)は、旧陸軍名古屋基地跡に自衛隊の基地と共用の空港としてオープンし、2005年2月17日の中部国際空港(常滑市)開港まで名古屋の空の玄関として機能していたが、中部国際空港に主たる機能を移転したあとは県営空港となり、現在ではフジドリームエアラインズが国内七箇所(青森・いわて花巻・山形・新潟・高知・福岡・熊本)に就航するのみとなっている。名古屋市の北郊の豊山町・小牧市・名古屋市北区・春日井市にまたがる場所にある。鉄道のアクセスがなく、バスと高速道路に頼る。
なお、中部国際空港は名鉄名古屋駅と名鉄常滑線・空港線直通特急ミュースカイにより最速28分で結ばれている。 - 名古屋港は宮の渡しで有名だった熱田港が周辺海域の干拓の進展や、浅い水深で近代港湾としての機能を果せないとの観点から、熱田前新田の沖合いを埋立・浚渫して築港された近代港湾である。第二次大戦時に三菱重工業名古屋航空機製作所が港の東側一帯に広大な敷地を構えて発達し、戦後はこの跡地への他工場進出や、地元資本と富士製鐵の合弁の東海製鐵(新日鐵住金名古屋製鐵所の前身)が進出するなどして発展し、現在は貿易額日本一を誇るまでになった。伊勢湾に面しており、西から弥富市、飛島村、名古屋市港区、東海市、知多市と五つの市町村にまたがる。周辺施設名には「名港」(めいこう)と略して冠する場合が多い。
- 東名高速道路の名古屋インターチェンジは名古屋市名東区にあり、市中心部(栄付近)からは名古屋高速と名古屋第二環状自動車道を利用すれば15分程度、一般道(県道名古屋長久手線など)では渋滞の無い状態で30分〜45分程度となっている。
観光地・祭事
名所・旧跡
- 名古屋城
- 熱田神宮
- 七里の渡し
- 尾張戸神社
- 断夫山古墳
- 白鳥古墳
- 見晴台遺跡
- 志段味古墳群
- 大須観音
- 笠寺観音(笠覆寺)
- 荒子観音
- 龍泉寺
- 桶狭間古戦場跡
- 平和公園
- 中村公園(豊国神社・八幡社)
- 妙行寺
- 常泉寺
- 松重閘門
- 名城公園
- 東本願寺名古屋別院(東別院)
- 古渡城址
- 本願寺名古屋別院(西別院)
- 万松寺
- 興正寺
- 神宮寺
- 日泰寺
- 建中寺
- 栄国寺
- 円通寺
- 円福寺
- 圓頓寺
- 慈眼寺
- 性高院
- 聖徳寺
- 政秀寺
- 総見寺
- 長福寺
- 長福寺
- 長母寺
- 長楽寺
- 天寧寺
- 白林寺
- 辯天寺
- 法持寺
- 蓮教寺
- 大森寺
- 凌雲寺
- 相応寺
- 前田速念寺
- 明徳寺
- 光通寺
- 誓願寺
- 鉈薬師
- 城山八幡宮
- 愛知縣護國神社
- 味鋺神社
- 伊奴神社
- 上野天満宮
- 桜天神社
- 洲崎神社
- 山田天満宮
- 勝手社
- 川原神社
- 闇之森八幡社
- 御器所八幡宮
- 下中八幡宮
- 蛇池神社
- 高座結御子神社
- 多奈波太神社
- 富部神社
- 那古野神社
- 名古屋東照宮
- 七尾天神社
- 七所社
- 成海神社
- 針名神社
- 日置神社
- 氷上姉子神社
- 榎白山神社
- 尾陽神社
- 星宮社
- 若宮八幡社
- 別小江神社
- 桶狭間神明社
- 四間道
- 円頓寺
- 有松の町並み
桜の名所
文化施設
- 名古屋市博物館
- 名古屋大学博物館
- 名古屋市美術館
- 名古屋市科学館
- 名古屋市農業文化園
- 名古屋市農業センター
- 名古屋市役所本庁舎(重要文化財)
- 愛知県庁本庁舎(重要文化財)
- 名古屋市市政資料館(重要文化財)
- 名古屋陶磁器会館(登録有形文化財)
- 徳川美術館(登録有形文化財)
- 名古屋市蓬左文庫
- 熱田神宮宝物館
- でんきの科学館
- 三菱東京UFJ銀行貨幣資料館
- ノリタケの森
- 産業技術記念館
- 名古屋ボストン美術館
- 文化のみち二葉館(旧川上貞奴邸)
- 文化のみち橦木館(旧井元為三郎邸)
- 文化のみち百花百草(旧岡谷邸)
- カトリック主税町教会
- 堀美術館
- 楽只美術館
- 昭和美術館
- 古川美術館
- 有松・鳴海絞会館
- 名古屋国際会議場
- 愛知県勤労会館
- 名古屋市芸術創造センター
- 秀吉清正記念館
- 愛知芸術文化センター
- 東山動植物園
- 名古屋港水族館
- 名古屋海洋博物館
- 南極の博物館(南極観測船ふじ)
- 御園座
- 中日劇場
- マンドリンの音の博物館
- 大一美術館
- 新名古屋ミュージカル劇場
- 名古屋市国際展示場
- 名古屋市公会堂
- 森村記念館
- 中村記念館
- 日本独楽博物館
- 名古屋市民会館
- ヤマザキマザック美術館
- リニア・鉄道館~夢と想い出のミュージアム
- 市営交通資料センター
- 揚輝荘
- 荒木集成館
- 桑山美術館
- 下水道科学館
- 国際デザインセンター
- 戦争と平和の資料館ピースあいち
- 歯の博物館
- ブラザーコミュニケーションスペース
- 渡辺健一トリックアート美術館
スポーツ施設
その他の観光スポット
祭事
- 名古屋まつり - 織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三人の天下人にゆかりの地であることから、1955年に始められた。毎年秋に行われ、市の中心部を山車や三英傑・三姫(濃姫・ねね(以前は淀君)・千姫)が巡行する。
-
豊臣秀吉(名古屋まつり)
ミス名古屋コンテスト
- 1969年から1991年、名古屋市主催のミス・コンテスト「ミス名古屋コンテスト」は23回開催された。受賞者は毎年、姉妹都市のロサンゼルス、シドニーに親善大使として訪問した。才色兼備の未婚女性から代表者を選ぶコンテストであり、1次審査は書類選考、2次審査は面接オーディション、最終の3次審査は公開審査により英語によるスピーチなども行われ語学力も試された。
催事
スポーツイベント
文化・芸能
江戸時代、尾張徳川家の歴代藩主が積極的に芸能を奨励し、"芸どころ"名古屋と呼ばれた。特に徳川光友・徳川宗春・徳川斉荘は、現代に繋がる名古屋の文化に大きな影響を与えている。
- 都々逸
- 熱田の宮の宿の仲居が歌い始めたのが始まり。
- 蕉風発祥の地
- 松尾芭蕉は現在の名古屋テレビ塔付近で地元の俳人らとともに連句の会を行い、句集「冬の日」をまとめる。これが蕉風の始まりといわれ、蕉風発祥の地の碑が立てられている。[14]また、緑区の千句塚公園には、芭蕉存命中に作られた唯一の直筆の石碑(千鳥塚)がある。
名物
-
スガキヤラーメン
出身有名人
歴史上の人物
- 源頼朝(鎌倉幕府初代征夷大将軍)
- 由良御前(源義朝の正室、源頼朝の母)
- 織田信長(戦国武将)
- 豊臣秀吉(戦国武将)
- 柴田勝家(戦国武将)
- 丹羽長秀(戦国武将)
- 前田利家(戦国武将)
- 加藤清正(戦国武将)
- 佐久間信盛(戦国武将)
- 佐久間盛政(戦国武将)
- 佐々成政(戦国武将)
- 前田利益(前田慶次郎、戦国武将)
- 徳川宗春(尾張藩7代目藩主、温地政要で有名)
- 柳生厳包(尾張柳生の天才剣士)
政治家
行政
- 杉原千畝(岐阜県出身、名古屋市育ち)
- 田島道治(第二代宮内府長官、初代宮内庁長官)
- 永井久一郎(文部省会計局長。作家・永井荷風の父)
- 和達清夫(初代気象庁長官、文化勲章)
- 金森徳次郎(法制局長官、初代国立国会図書館長)
- 阪本釤之助(枢密顧問官。永井久一郎の実弟で外交官・阪本瑞男や作家・高見順の父)
- 杉戸清樹(国立国語研究所所長)
- 西ヶ廣渉(駐ルクセンブルク特命全権大使、演劇評論家)
- 野村一成(宮内庁東宮職東宮大夫)
文化人
作家
画家
美術家
俳人
歌人
詩人
映画監督・演出家
脚本家
漫画家
童話作家
絵本作家
アニメーション作家
スポーツジャーナリスト
スタジオジブリプロデューサー
気象予報士
旅行作家
囲碁棋士
将棋棋士
ピアニスト
学者
- 伊藤圭介(日本初の理学博士・本草学)
- 利根川進(生物学者・ノーベル賞受賞者)
- 益川敏英・小林誠(理論物理学者・ノーベル賞受賞者)
- 森重文(数学者・フィールズ賞受賞者)
- 和達清夫(地球物理学者・文化勲章受章者)
- 伊藤正男(生理学者・文化勲章受章者)
- 月尾嘉男(工学者)
- 梅原猛(哲学者)
- 都留重人(経済学者・元一橋大学学長・東京生まれ名古屋育ち)
- 野田一夫(経営学者)
- 神谷不二(国際政治学者)
- 伊藤恭彦(政治学者)
- 坂本多加雄(政治学者)
- 長谷川博一(臨床心理学者)
- 山中康裕(臨床心理学者)
- 山岸俊男(社会心理学者)
- 大橋洋一(英文学者)
- あらかわ・そおべい(在野の外来語研究者)
- 宮下規久朗(美術史学者)
- 本多顕彰(英文学者)
- 岩間一雄(政治学者)
- 市橋秀夫(歴史学者)
- 西田耕三(経営学者)
芸能人
マスコミ関係者
テレビ制作者
アナウンサー
NHK
テレビ朝日
フジテレビ
TBSテレビ
テレビ東京
- 槇徳子(株式番組キャスター)
東海ラジオ
中京テレビ放送
北日本放送
福井放送
(フリー)
スポーツ選手
フィギュアスケート選手:日本におけるフィギュアスケート競技の創成期から現在に至るまで中心地として数多くの名選手を輩出。別名「フィギュアスケート王国」
スピードスケート
- 河合季信(ショートトラック・アルベールビル五輪銅メダリスト)
野球選手
女子野球選手
柔道選手
サッカー選手
- 中西哲生(現:スポーツジャーナリスト)
テニス選手
ラグビー選手
ゴルファー
プロレスラー
財界
- 豊田喜一郎(トヨタ自動車創業者)
- 豊田章男(トヨタ自動車社長)
- 盛田昭夫(ソニー創業者、元ソニー会長・名誉大英帝国勲章受勲)
- 伊藤蘭丸祐道(織田信長の家臣。いとう呉服店、現・松坂屋創業者)
- 竹中藤兵衛正高(織田信長の家臣。宮大工、竹中工務店創業者)
- 安井正義(ブラザー工業創業者)
- 谷田利景(ポッカコーポレーション創業者)
- 小林由三郎(小林瓦斯電気器具製作所、現・パロマ創業者)
- 津田弘(ヒマラヤ製菓創業者)
- 竹田和平(竹田製菓創業者)
- 西川俊男(ユニーグループ創業者)
- 小林忠兵衛(小林製薬創業者)
- 牧誠(メルコ:現バッファロー創業者)
- 江口克彦(みんなの党最高顧問・元PHP総合研究所社長)
- 家本賢太郎(クララオンライン社長)
- 三田敏雄(中部電力会長)
その他
名古屋市を舞台にした作品
撮影協力・市内大規模ロケ実施作品
- アウトレイジ ビヨンド(北野武監督作品)
- 龍三と七人の子分たち(北野武監督作品)
- 名古屋仏壇物語(製作:NHK 主演:木村佳乃)
小説・ライトノベル
- 泉鏡花「紅雪録」
- 江戸川乱歩「石榴」
- 小酒井不木「疑問の黒枠」
- 花登筐「氷山のごとく」
- 清水義範「蕎麦ときしめん」、やっとかめ探偵団シリーズ等
- 堀田あけみ「1980アイコ十六歳」
- 連城三紀彦「秘花」
- 夏樹静子「閨閥」
- 大沢在昌「シャドウゲーム」
- 森博嗣「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」
- 諸田玲子「遊女のあと」
- 嶽本野ばら「十四歳の遠距離恋愛」
- 中山七里「さよならドビュッシー」「おやすみラフマニノフ」
- 太田忠司「甘栗と金貨とエルム」、「甘栗と戦車とシロノワール」
- 村上春樹「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」
- 松本清張「喪失の儀礼」
- 平坂読「僕は友達が少ない」
絵本
- 小出隆司「ぞうれっしゃがやってきた」
漫画
- 須賀原洋行「よしえサン」、「気分は形而上」等
- 江川達也「まじかる☆タルるートくん」
- 伊藤明弘「ジオブリーダーズ」
- 大雪師走「ハムスターの研究レポート」
- 家田荘子(原作)清水洋三(作画)「名古屋民俗学外電 ABフリャー」
- なかしまゆみこ「こけももさん」
- 黒神遊夜(原作)神崎かるな(作画)「しなこいっ」
- 柳原望「高杉さん家のおべんとう」
- 杜講一郎(原作)さくらあかみ(作画)(GUNP)「瞳のフォトグラフ」
ドラマ
- 中学生日記
- 名古屋嫁入り物語
- 名古屋お金物語
- 名古屋お金物語2
- 名古屋仏壇物語
- 名古屋ラブソング
- なごや千客万来
- 七色のおばんざい
- 名古屋嬢の恋
- 赤ちゃん誕生
- わんぱく天使
- アイコ十六歳
- 加藤家へいらっしゃい! 〜名古屋嬢っ〜
- おかげ様で!
- 恋するハエ女
映画
- モスラ対ゴジラ
- 大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス
- ゴジラvsモスラ
- モスラ3 キングギドラ来襲
- 小さき勇者たち〜ガメラ〜(セントラルタワーズ周辺など名古屋駅地区を中心にガメラの市街戦が展開される特撮映画)
- アイコ十六歳
- ボンベイtoナゴヤ(インド映画)
- ミスター・ベースボール
- 伊勢湾台風物語
- ビリギャル
- 築城せよ(名古屋市郊外の実在の地名「猿投」地区が舞台となっている)
音楽
- 白い街(石原裕次郎)
- 名古屋はええよ!やっとかめ(つボイノリオ、1985年)
アニメ
- やっとかめ探偵団
- センチメンタルジャーニー
- 電波女と青春男
- うさぎドロップ
- 僕は友達が少ない
ゲーム
- デゼニワールド
- 首都高バトル01
- 特殊報道部
- センチメンタルグラフティ
- 恋愛家庭教師ルルミ★Coordinate!(アダルトゲーム)
- 夏色公園 〜電波塔の下で愛を語る〜(アダルトゲーム)
広報・広聴関係
テレビ・ラジオ関連番組
- 現在
- 基本的には以下の番組がレギュラー放送されているが、不定期で特番が放送されることがある。
- 知っ得!なごや
- 新・おもてなし隊なごや
- 名古屋市長定例記者会見(スターキャット[16]、グリーンシティケーブルテレビ[17])
- 名古屋市だより(CBCラジオ。つボイノリオの聞けば聞くほど内で毎週月曜・水曜・金曜11:20~11:24)
- 過去
- 名古屋ニューアングル(東海テレビ。10年以上放送されていた番組であったほか、番組最後には名古屋市からのかなり古い関連静止画CMが流れていた)
- 名古屋市だより(東海ラジオ。宮地佑紀生の聞いてみや〜ちで13時台に放送)
- Nagoyaトリビア!(FM AICHI。2007年4月から2010年3月まで「ハートフル・スタイル」内で毎週月曜・水曜の10:05~10:10)[18]
- なごやシティナウ(メ〜テレ。毎週日曜11:45~11:50)
- なごやおでかけ情報BOX(テレビ愛知。2003年4月から2010年3月まで)
など
その他
- 市政広報映像配信システム(8:40~17:20まで、市役所西庁舎1Fロビー、各区役所・支所[注釈 1] の待合ロビーで放送)
脚注
注釈
- ^ 但し区役所で日曜窓口が行われる日は、8:40~12:00までの放送
参照
- ^ “平年値(年・月ごとの値)”. 気象庁. 2021年5月19日閲覧。
- ^ “観測史上1~10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. 2022年7月2日閲覧。
- ^ a b c d e f 荒俣宏監修 名古屋開府400年記念事業実行委員会『尾張名古屋大百科』114-115頁、ISBN 978-4835617619
- ^ 愛知県図書館 郷土資料展
- ^ レファレンス協同データベース
- ^ 愛知県博覧会を開催した名古屋博物館が改称したもの。愛知教育博物館関係史料の紹介と開設(その2) (PDF) を参照。
- ^ 平成19年度県民経済計算
- ^ World Economic Outlook Database
- ^ a b 「中日新聞」2000年3月9日 朝刊11面 「「4M1T」大競争 高島屋開店迫る(上) 一極集中 周辺都市にも変化の波」
- ^ ナンバー別登録台数
- ^ 名古屋茶道の基礎知識
- ^ 漫才の歴史
- ^ 新陰流兵法公式サイト
- ^ 蕉風発祥の地
- ^ 名古屋の伝統産業 技とこころ
- ^ “名古屋市長定例記者会見”. スターキャット. 2012年6月26日閲覧。
- ^ “名古屋市長定例記者会見”. グリーンシティケーブルテレビ. 2012年6月26日閲覧。
- ^ “名古屋トリビア”. FM AICHI (2010年3月31日). 2012年6月26日閲覧。
参考文献
関連項目
- 名古屋 (曖昧さ回避)
- 名古屋市議会
- 織田信長
- 豊臣秀吉
- 熱田神宮
- 名古屋市指定文化財一覧
- 尾張徳川家
- 名古屋城
- 名古屋市史
- 中部国際空港
- 中日ドラゴンズ
- 名古屋グランパス
- 名古屋オーシャンズ
- ナゴヤドーム
- 名古屋帯
- 名古屋系
- 名古屋嬢
- トヨタ自動車
- 中京広域圏
- 名古屋式経営
- 健康都市連合
- 尾張国
- 愛知郡
- 和歌山市(紀州徳川家)
- 水戸市(水戸徳川家)
- スペースインベーダー(名古屋撃ち)
- 名古屋 (小惑星)
- JR東海
- ハクサイ-鍋物の定番食材となっている「結球性ハクサイ」発祥の地。
- 名古屋おもてなし武将隊
- はち丸、エビザベス、だなも、かなえっち - 名古屋開府400年イメージキャラクター
- Nagoya(インドネシアの地名)
- 名古屋弁
外部リンク
- 行政
- 観光
- その他