丹羽郡

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愛知県丹羽郡の位置(1.大口町 2.扶桑町)

丹羽郡(にわぐん)は、愛知県尾張国)の

人口57,369人、面積24.8km²、人口密度2,310人/km²。(2016年6月1日、推計人口

以下の2町を含む。

郡域[編集]

1878年明治11年)に行政区画として発足した当時の郡域は、上記2町のほか、下記の区域にあたる。

  • 一宮市の一部(概ね多加木、丹陽町多加木、森本、丹陽町森本、馬見塚、大赤見、赤見、丹羽、時之島、瀬部より南東[1]
  • 犬山市の全域
  • 江南市の大部分(松竹町各町、前飛保町各町、久野町各町、小杁町各町以北を除く)
  • 岩倉市の全域

歴史[編集]

万葉仮名では、「迩波(には)」と表記された。郡名は日本武尊の末裔である爾波県君(にわのあがたのきみ)がこの地を統治したことに由来するという説や、『丹(に)』の一字で「赤土・粘土」を意味するという説がある。

県立丹羽高校は扶桑町と大口町の町境に立地しており、郡名を学校名としている。

近世以降の沿革[編集]

知行 村数 村名
藩領 尾張名古屋藩 95村 楽田村、楽田入鹿原新田、清右衛門新田、外坪村、下野原新田、羽根村、上野村、高木村、●南山名村、北山名村、下般若村、山尻村、江森村、斎藤村、柏森村、余野村、前野村、高屋村、北高屋村、宮後村、山王村、石枕村、力長村、今市場村、尾崎村、北野村、赤童子村、木賀村、東大海道村、寄木村、安良村、大屋敷村、伝右衛門新田、八左衛門新田、長桜村、宗雲新田、長桜替地新田、三右衛門新田、又助新田、九郎右衛門新田、御供所村、小折村、小折田郷新田、小折田新田、●五明村、花地村、勝栗村、穂積塚本村、加納馬場村、曽本村、井上村、八剱村、神野村、石仏村、芝原村、佐野村、浮野村、熊代村、下奈良村、下奈良村酉新田、上奈良村、東野村、●島宮村、瀬部村、時之島村、定水寺村、西大海道村、柚木颪村、馬見塚村、●大赤見村、小赤見村、北小淵村、南小淵村、浅野村、平島村、吾鬘村、外崎村、羽根村、天摩村、町屋村、小山村、塩尻村、重吉村新田、三井村、北島村、九日市場村、五日市場村、伝法寺村、野寄村、川井村、曽野村、猿海道村、多加木村、丹羽村、森本村
尾張犬山藩[2] 20村 岩倉羽根村、富岡村、橋爪村、五郎丸村、●丸山新田、栗栖村、善師野村、塔之地村、前原新田、南野新田、今井村、十吉新田、羽黒村、羽黒新田、富士村、重吉村、楽田新田、橋爪新田、木津村、●二之宮村
美濃今尾藩[3] 2村 大地村、一色村
名古屋藩・犬山藩 12村 入鹿神尾新田、奥入鹿村、安楽寺村、河北村、下野村、岩手村、中般若村、和田勝佐村、古知野村、中奈良村、岩倉村、大山寺村
名古屋藩・今尾藩 1村 小口村
その他 船頭給除地 1村 ●犬山村
寺社領 1村 継鹿尾村
  • 明治4年
  • 明治5年
  • 明治初年 - 重吉村新田が重吉村に合併(131村)
  • 明治8年(1875年) - 岩手村・北山名村が合併して山那村となる。(130村)
  • 明治11年(1878年12月20日 - 郡区町村編制法の愛知県での施行により、行政区画としての丹羽郡が発足。「丹羽葉栗郡役所」が小折村に設置され、葉栗郡とともに管轄。同年、以下の各村の統合等が行われる。(106村)
    • 学伝村 ← 楽田村、楽田入鹿原新田、楽田新田、二之宮村
    • 高雄村 ← 下野原新田、羽根村、下野村
    • 両高屋村 ← 高屋村、北高屋村
    • 秋田村 ← 伝右衛門新田、八左衛門新田、長桜村、宗雲新田、長桜替地新田
    • 豊田村 ← 三右衛門新田、又助新田、九郎右衛門新田、御供所村、小折田郷新田、小折田新田
    • 加茂村 ← 花地村、熊代村
    • 春明村 ← 下奈良村、下奈良村酉新田
    • 前原村 ← 前原新田、南野新田
    • 池野村 ← 富士村、入鹿神尾新田、奥入鹿村、安楽寺村
    • 清右衛門新田が小口村に、丸山新田が稲置村に、橋爪新田が五郎丸村に、十吉新田が羽黒村にそれぞれ合併。
    • 羽根村が改称して浅野羽根村となる。
    • 小折村の一部が分立して布袋野村となる。

町村制以降の沿革[編集]

1.犬山町 2.小折村 3.秋津村 4.太田村 5.小口村 6.富成村 7.楽田村 8.羽黒村 9.岩田村 10.今井村 11.善師野村 12.岩橋村 13.高雄村 14.山名村 15.和勝村 16.豊国村 17.柏森村 18.旭村 19.両高屋村 20.古知野村 21.栄村 22.東野村 23.豊原村 24.時ノ島村 25.赤羽村 26.穂波村 27.浮野村 28.青木村 29.浅淵村 30.多加森村 31.三重島村 32.九日市場村 33.二川村 34.島野村 35.豊秋村 36.岩倉村 37.豊富村 38.幼村(紫:一宮市 桃:犬山市 赤:江南市 橙:岩倉市 黄:大口町 緑:扶桑町)
  • 明治23年(1890年10月6日 - 今井村が分割し、池野村今井村がそれぞれ発足。(1町38村)
  • 明治24年(1891年4月1日 - 郡制を施行。
  • 明治25年(1892年4月18日 - 岩倉村が町制施行して岩倉町となる。(2町37村)
  • 明治26年(1893年11月18日 - 豊原村の一部(島宮・上奈良)が東野村に編入。
  • 明治27年(1894年11月26日 - 小折村が町制施行・改称して布袋町となる。(3町36村)
  • 明治28年(1895年8月19日 - 小口村の一部(余野)が柏森村に編入。
  • 明治29年(1896年
  • 明治39年(1906年
    • 5月1日 - 以下の町村の統合が行われる。いずれも新設合併。(4町24村)
      • 古知野町 ← 古知野町、東野村、和勝村、旭村、両高屋村、秋津村[山王・北野・石枕・尾崎]、栄村[赤童子]
      • 布袋町 ← 布袋町、秋津村[東大海道・今市場・力長・安良・寄木]、栄村[木賀・中奈良]
      • 千秋村 ← 豊富村、青木村、浮野村、幼村[加納馬場・芝原]
      • 岩倉町 ← 豊秋村・島野村・岩倉町・幼村[八剱・井上・石仏・神野]
    • 7月1日 - 以下の各村の統合が行われる。いずれも新設合併。(4町17村)
      • 丹陽村 ← 九日市場村、二川村、三重島村、多加森村[猿海道・多加木・森本・吾鬘]
      • 西成村 ← 多加森村[馬見塚]、浅渕村、赤羽村、穂波村、時ノ島村、瀬部村
    • 10月1日 - 以下の町村の統合が行われる。いずれも新設合併。(4町9村)
      • 犬山町 ← 犬山町、岩橋村、高雄村[上野・木津]
      • 扶桑村 ← 高雄村[高雄]、山名村、豊国村、柏森村[柏森]
      • 大口村 ← 柏森村[余野]、小口村、富成村、太田村
      • 城東村 ← 善師野村、岩田村、今井村
  • 大正12年(1923年)4月1日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
  • 大正15年(1926年)7月1日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
  • 昭和15年(1940年9月20日 - 西成村が一宮市に編入。(4町8村)
  • 昭和27年(1952年8月1日 - 扶桑村が町制施行して扶桑町となる。(5町7村)
  • 昭和29年(1954年
    • 4月1日 - 犬山町・城東村・池野村・羽黒村・楽田村が合併して犬山市が発足し、郡より離脱。(4町3村)
    • 6月1日 - 布袋町・古知野町が葉栗郡宮田町草井村と合併して江南市が発足し、郡より離脱。(2町3村)
  • 昭和30年(1955年
    • 1月1日 - 丹陽村が一宮市に編入。(2町2村)
    • 4月7日 - 千秋村が一宮市に編入。(2町1村)
  • 昭和37年(1962年)4月1日 - 大口村が町制施行して大口町となる。(3町)
  • 昭和46年(1971年12月1日 - 岩倉町が市制施行して岩倉市が発足し、郡より離脱。(2町)

変遷表[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 町名変更地域の境界は不詳。
  2. ^ 尾張藩附家老成瀬氏領が慶応4年1月24日(1868年2月17日)に立藩。
  3. ^ 尾張藩附家老竹腰氏領が慶応4年1月24日(1868年2月17日)に立藩。

参考文献[編集]