フジドリームエアラインズ

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フジドリームエアラインズ
Fuji Dream Airlines
IATA
JH
ICAO
FDA
コールサイン
Fuji Dream
法人番号 6080001011660
設立 2008年6月24日
拠点空港 名古屋飛行場
静岡空港
保有機材数 11機 (2016年6月 現在)
就航地 15都市 (2016年6月 現在)
親会社 鈴与
本拠地 静岡県静岡市清水区
愛知県西春日井郡豊山町
代表者 鈴木与平(代表取締役会長
三輪徳泰(代表取締役社長
外部リンク http://www.fujidream.co.jp/
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株式会社フジドリームエアラインズ
Fuji Dream Airlines Co., Ltd.
種類 株式会社
略称 FDA
本社所在地 日本の旗 日本
424-8703
静岡県静岡市清水区入船町11-1
本店所在地 420-0859
静岡県静岡市葵区栄町1番地3
設立 2008年6月24日
業種 空運業
法人番号 6080001011660
事業内容 航空運送事業
代表者 鈴木与平(代表取締役会長)
三輪徳泰(代表取締役社長)
資本金 4億5,000万円(2009年6月)
売上高 142億円(2013年3月)
従業員数 340人(2013年10月現在)
主要株主 鈴与 (100%)
外部リンク http://www.fujidream.co.jp/
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株式会社フジドリームエアラインズ(Fuji Dream Airlines Co., Ltd.、略称FDA)は、日本の地域航空会社

静岡空港(富士山静岡空港)を拠点に、2009年7月23日から運航を開始した。

概要[編集]

2007年7月、静岡県静岡市清水区の地場物流関連企業「鈴与」は、静岡空港を拠点とするリージョナル航空の事業化に単独で取り組む方針を決めた[1][2]。エアライン事業はリスクが高く地元経済界からの出資を得るのが困難と判断したため、鈴与本体が単独で参入することとした。航空機購入費等の初期投資は80-100億円を見込み、資金は鈴与の保有株式の売却益などで賄う。初期投資については鈴与の既存事業の利益により短期間で償却することで、航空事業の償却負担を軽くする。運賃は、新幹線や航空機と鉄道の乗継など競合する輸送手段並みに設定。2007年9月1日、社内に航空事業推進本部を設置。

2009年7月就航開始に当たり[3]、安全管理マニュアルを2008年夏季までに整備し、同年秋季までに定期航空運送事業者の許可申請を国に提出、2009年6月に許可を取得した。参入に際しては、正副操縦士22名、整備士35名を採用した。

2010年から日本航空と業務協力関係にある。同年10月31日に名古屋(小牧) - 福岡線を運航開始してからは、全ての便の機体繰り指示を愛知県営名古屋空港内に構えた事務所で行っているほか、保有する6機のうち5機を駐機させ、全社員の7割強にあたる220人を配置するなど名古屋空港のハブ空港化を進めている。しかし、国土交通省は中部地方における空港一元化の妨げになるとして懸念しており、FDAが新設を進める名古屋の東北路線などは、震災復興支援の名目で期間限定を条件に認められている状態である[4]

2010年代のFDAは名古屋飛行場(小牧空港)を実質的な本拠地として路線開設を進め、2015年4月からは名古屋発着路線が国内9路線を展開するなど急速に名古屋発着路線網を充実させている。また2016年を目途に初就航となる中部国際空港への進出を発表している。

フジドリームエアラインズの2レター航空会社コード「JH」は、かつては旧:日本エアシステムの子会社であったハーレクィンエアが使用していた。

歴史[編集]

2008年

2009年

  • 2月27日国土交通省東京航空局より、事業認可を取得[10]
  • 4月24日:記者会見を開き、就航日・ダイヤ・運賃を公表[11]
  • 7月23日:静岡 - 小松線、静岡 - 熊本線、静岡 - 鹿児島線の運航開始。
  • 9月26日:搭乗率アップのため、全路線で11月搭乗分の普通運賃の値下げ、予約割引運賃について、国内初となる「変動型割引運賃」を設定すると発表した[12]。また、10月1日から静岡経由の小松 - 鹿児島便の運賃の新設、全路線の事前購入運賃の値下げを行うとした[13]
  • 11月2日:3号機を最優先で静岡 - 福岡線に投入し、新路線を開設する方針を決定[14]
  • 11月18日信州まつもと空港への新規参入へ向けて長野県と交渉を開始した[15]
  • 11月30日:松本 - 福岡線ならびに松本 - 札幌(新千歳)線の路線を開設する方向で、長野県を含む関係各方面と具体的な協議を進めることとした[16]

2010年

  • 1月13日:同年4月1日から静岡 - 札幌(新千歳)線、静岡 - 福岡線、同年6月1日から松本 - 札幌(新千歳)線、松本 - 福岡線を開設することを決定した[17]
  • 1月13日:日本航空インターナショナル(現・日本航空)との業務協力およびコードシェア運航検討に向けた協議を開始することを表明した[18]
  • 1月29日:静岡 - 札幌(新千歳)線、静岡 - 福岡線のダイヤ、運賃の届出を行い、同時に新運賃を設定した。なお、静岡 - 札幌(新千歳)線は1日1往復、静岡 - 福岡線は1日3往復とした[19]
  • 2月3日:FDA106便利用客向けの富士山静岡空港からJR東海道本線 島田駅までを結ぶ無料送迎バスの運行を決定した[20]
  • 2月10日:当初2010年秋季を目処としていた4機目の機体導入時期について、信州まつもと空港への就航で路線数が増えることも踏まえ、6月までに前倒ししたい考えも表明[21]。米国の航空会社から中古のエンブラエル機を購入する方向で検討(実際には、4号機導入は2010年10月、5号機導入は2010年11月となった)。
  • 2月24日:静岡 - 札幌(新千歳)線、静岡 - 福岡線について日本航空インターナショナルと国内線共同運航(コードシェア)を開始することを決定した[22]
  • 3月30日:6月1日からの信州まつもと空港の就航に伴うダイヤ、運賃の届出を行った。松本 - 札幌(新千歳)線、松本 - 福岡線はともに1往復とし、機材繰りの関係から静岡 - 小松線を1便減便とした[23]
  • 3月31日:松本 - 札幌(新千歳)線、松本 - 福岡線について日本航空インターナショナルと国内線共同運航(コードシェア)を開始することを決定した。
  • 4月1日:静岡 - 札幌(新千歳)線、静岡 - 福岡線の運航開始。
  • 4月23日:3号機(ピンク)について、ちびまる子ちゃんランドとタイアップし、さくらももこの漫画『ちびまる子ちゃん』のキャラクターマーキングを施したことと、同年3月からエスエスケイフーズ株式会社にスポンサードされていることを明らかにした[24]
  • 6月1日:松本 - 札幌(新千歳)線、松本 - 福岡線の運航開始。
  • 7月1日:静岡 - 福岡線の利便性を高めるため、富士山静岡空港 - JR・天竜浜名湖鉄道 掛川駅間を結ぶ無料アクセスバスの運行を開始[25]
  • 7月16日:愛知県営名古屋空港への新規参入を発表。名古屋(小牧) - 福岡線の開設を開設する方針を決定[26]
  • 7月23日:運航開始から1周年。4号機のカラーについてグリーンにすることを発表。
  • 8月30日:名古屋(小牧) - 福岡線の運賃と1日5往復を運航すること、静岡 - 札幌(新千歳)線を信州まつもと空港経由にすること、静岡 - 松本線の開設をそれぞれ同年10月31日からとすることを正式発表。同時に国土交通省に届け出た。
  • 9月6日:名古屋(小牧) - 福岡線について日本航空インターナショナルと国内線共同運航(コードシェア)を開始することを決定した。
  • 9月29日:2011年3月27日から静岡 - 小松線の運休(小松からの地点撤退)を発表。
  • 10月31日県営名古屋空港(小牧) - 福岡空港線の運航開始。名古屋(小牧)空港に本格進出。

2011年

  • 1月26日:3月27日から静岡 - 松本線の運休、名古屋(小牧) - 熊本線の開設、静岡 - 札幌(新千歳)線の再直行化をそれぞれ発表。
  • 3月19日 - 4月1日の間に、東日本大震災の支援として、被災地への人員・物資輸送を静岡県と協同で富士山静岡空港 - いわて花巻空港間に計5回運航した。
  • 3月26日:静岡 - 小松線(支店閉鎖、小松飛行場内のカウンターを完全撤去したことから実質上の撤退)、静岡 - 松本線をそれぞれ運休。また、静岡 - 札幌(新千歳)線を再直行化。
  • 3月27日:名古屋(小牧) - 熊本線の運航開始。
  • 5月11日:名古屋(小牧) - いわて花巻線を同年5月21日から、名古屋(小牧) - 青森線を同年7月からそれぞれ開設すると発表。
  • 5月21日:名古屋(小牧) - いわて花巻線の運航開始。
  • 5月25日:名古屋(小牧) - 青森線を同年7月2日から開設すると発表。
  • 7月2日:名古屋(小牧) - 青森線の運航開始。
  • 7月31日:静岡 - 熊本線がこの日をもって運休。
  • 8月29日:福岡 - 新潟線を同年10月30日から開設すると発表。それに伴いいずれも静岡 - 札幌(新千歳)線を1日1便から週3便、福岡線を1日3便から1日2便、鹿児島線を1日1便から週4便にそれぞれ減便と名古屋(小牧)・松本発着便の運航時間を変更することを正式に発表。
  • 9月1日:この日の搭乗分より、燃油特別付加運賃の徴収を開始[27]。国内線では唯一の導入。
  • 9月14日:福岡 - 新潟線について日本航空と国内線共同運航(コードシェア)を開始することを決定した。
  • 10月30日:福岡 - 新潟線の運航開始。

2012年

  • 1月24日:名古屋(小牧) - 新潟線を同年3月25日から1日1便で開設すると発表。それに伴い名古屋(小牧) - 青森線・いわて花巻線を1日1便から2便、静岡 - 札幌(新千歳)線を週3便から週4便、静岡 - 鹿児島線を週4便から週3便にそれぞれ増減便すると正式に発表。
  • 3月25日:名古屋(小牧) - 新潟線の運航開始。それに伴い名古屋(小牧) - 青森線・いわて花巻線を1日1便から2便、静岡 - 札幌(新千歳)線を週3便から週4便、静岡 - 鹿児島線を週4便から週3便にそれぞれ増減便。
  • 10月28日:静岡 - 福岡線を1日2便から1日3便、静岡 - 鹿児島線を週3便から1日1便、静岡 - 札幌(新千歳)線を週4便から運休、名古屋(小牧) - 熊本線を1日2便から1日3便、名古屋(小牧) - 新潟線を1日2便から1日1便にそれぞれ増減便。
  • 12月20日:エンブラエル175の追加導入を正式決定し、購入契約を締結。7号機は2013年6月、8号機は2014年3月にそれぞれ受領。

2013年

  • 1月22日:3月31日から名古屋(小牧) - 高知線を1日1便で開設、静岡 - 札幌(新千歳)線を週4便で運航再開、名古屋(小牧) - 青森線(7月12日から)・いわて花巻線を1日2便から3便、静岡 - 鹿児島線を1日1便から週3便、に増減便するとそれぞれ正式発表。
  • 3月31日:名古屋(小牧) - 高知線の運航開始。
  • 7月7日丘珠空港にて小型ジェット機の離着陸テストを実施。
  • 7月12日 - 8月22日:7号機導入に伴い、名古屋飛行場(小牧)・静岡・松本・新潟から稚内釧路へ直行チャーター便を運航。

2014年

  • 1月14日:名古屋(小牧) - 山形線を3月30日から1日1便で開設すると正式発表[28]
  • 1月22日:3月30日から静岡 - 札幌(新千歳)線を週4便で運航再開、名古屋(小牧) - 青森(7月1日から)・いわて花巻線を1日2便から3便、静岡 - 鹿児島線を1日1便から週3便、に増減便するとそれぞれ正式発表[29]
  • 3月30日:名古屋(小牧) - 山形線の運航開始。
  • 4月1日:鈴木与平代表取締役社長が代表取締役会長に、須川恒次専務取締役が代表取締役社長に、それぞれ昇格する人事を実施[30]
  • 7月16日:エンブラエル175の追加導入を正式決定し、購入契約を締結。9号機は2015年3月、10号機は2016年3月、11号機は2017年3月にそれぞれ受領予定[31]

2015年

  • 1月15日:名古屋(小牧) - 北九州線を3月29日から1日2往復で就航すると正式発表[32]
  • 1月19日:名古屋(小牧)- 出雲線を3月29日から1日1往復で就航すると正式発表[33]
  • 1月21日:3月29日から静岡 - 札幌(新千歳)線を週4便で運航再開、名古屋(小牧) - 青森線を1日2便から3便、静岡 - 福岡便を1日3便から1日4便、松本 - 福岡便を1日1便から1日2便、静岡 - 鹿児島線を1日1便から週3便、に増減便するとそれぞれ正式発表[34]
  • 3月17日 - 2015年3月29日に開設する県営名古屋空港(小牧) - 北九州線において福岡空港と北九州空港の2つの空港に対してマルチエアポート対応を行うと発表した。
  • 3月23日 - エンブラエル社よりデリバリーされたERJ9号機を受領し、本拠地の県営名古屋空港で受領セレモニーを開催した。9号機の機体塗装はゴールド(黄金色)で、燃費を5.5%改善する「フューエル・バーン・インプルーブメント(パッケージ2)」が施された日本初の機体。
  • 3月29日 - 名古屋/小牧 - 北九州出雲線に就航。名古屋発着の路線は合計9路線となった。

2016年

  • 3月9日 - エンブラエル社より10号機を受領。機体塗装はシルバー。
  • 3月27日 - 名古屋/小牧 - 山形便が2便化される。[35]
  • 4月11日 - 6月4日より静岡 - 札幌/丘珠線を開設すると発表。
  • 6月20日 - 兼松出身の三輪徳泰氏が代表取締役社長に、同社社長であった須川恒次氏が監査役に就任。[1]
  • 6月21日 - エンブラエル社よりグリーン塗装の11号機を受領、10月6日に松本市観光大使を4号機から引き継ぐ[36]

2017年

機材[編集]

エンブラエル170 (E-Jet) ファミリーは日本ではジェイエアに次いで2社目の導入で、175型の導入は日本初である。

基本的に全機共通して、朝日にきらめく富士山をイメージしたシンボルマークが垂直尾翼に描かれている。下記のように同社は機体によって色々な塗装やスポンサーなどの意味合いも強く、機材によりそれぞれ異なる「マルチカラーコンセプト」を採用していて、2015年12月22日からホームページの運航情報の内容で運航機材(各便の機体カラー、機体記号)がわかるように対応している。

7号機以降はCAT II対応、燃費改善パッケージ「Fuel Burn Improvement」仕様で[37]、主脚に格納時用カバーを追加することにより燃費を改善。

9号機以降は更に燃費を5.5%改善する燃費改善パッケージ「Fuel Burn Improvement (Package2)」仕様で、翼端灯にLEDを採用して小型化し、胴体底部にあるAPU吸気口などの形状も変更して空力特性を改善し、主翼端のウイングレットが大型化したウイングチップとなり、全幅が従来より2.65m広がり、28.65mになっている。また、ADS-Bが搭載された。[38]

フライトシミュレータおよび非常救難訓練装置についても自社で保有している。特にエンブラエル機のフライトシミュレータについては会社創業時より日本国内では同社のみが保有している。そのため、エンブラエル機を使用するジェイエアにも貸し出されている[39]

機体記号 画像 機体色 到着日
(到着空港)
機種 備考
JA01FJ Fuji Dream Airlines Embraer 170 red.jpg ドリームレッド 2009/2/26
(名古屋飛行場)
ERJ-170STD 1号機。2009年2月半ばにデリバリーされ、同年2月28日に静岡空港で公開された。
県営名古屋空港[40]を中心に小松飛行場、大分空港、阿蘇くまもと空港で乗員訓練を行った。
ドリームレッドは同社のカンパニーカラーであり、また新しい航空事業への決意を込めた色である。
機体にはスポンサーであるシャトレーゼのロゴが配されている。
JA02FJ Fuji Dream Airlines Embraer 170 blue.jpg ライトブルー 2009/6/14
(静岡空港)
ERJ-170STD 2号機。機体色はFDA公式サイトで行われたアンケートにより決定。
ライトブルーのイメージソースは富士の裾野であり、また同社シンボルマークのモチーフにもなっている。2017年3月「志国高知 幕末維新号」と命名し、機体などにペイントがされた[41]
JA03FJ FDA Embraer 175 JA03FJ RJSN.JPG ピンク 2010/1/25
(静岡空港)
ERJ-175STD 3号機。機体色はアンケートで女性層を含む幅広い年齢層から支持が大きかったピンクを選定した[42]
スポンサーはエスエスケイフーズちびまる子ちゃんランドで、機体および座席シートに『ちびまる子ちゃん』が描かれている。
JA04FJ FDA Embraer 170 JA04FJ RJNS.JPG グリーン 2010/10/12
(静岡空港)[43]
ERJ-170SU 4号機。当初はシャトル・アメリカ及びリパブリック航空で機体番号N866RW[44]として運用されていた機体で、保有機体では唯一の中古機(2006年製)。
機体色はFDA公式サイトで行われたアンケートにおいて最も人気の高かったグリーンに決定。
公式には「静岡のお茶、信州の山々」をイメージしたとする。またアンケート実施にあたり、長野県のサッカークラブ松本山雅FC公式サイト等で投票の呼びかけが行われた[45]ため、長野県のマスコミや松本山雅FC、同クラブサポーターからは非公式に「山雅カラー」であるとされている。
2011年に機体後部に長野県松本市ゆるキャラであるアルプちゃんのステッカーが貼付され、7月に松本市の観光大使に任命された[46]
11号機の導入に伴い定期路線及び観光大使の任から外れ、チャーター便や予備機として運用される。
JA05FJ FDA Embraer 175 JA05FJ RJSN.jpg オレンジ 2010/10/26
(名古屋飛行場)
ERJ-175STD 5号機。機体色は4号機塗装色アンケートにおいてグリーンに次いで人気の高かったオレンジに決定。
静岡空港には10月31日に到着。
JA06FJ FDA Embraer 175 JA06FJ RJSN.jpg パープル 2011/11/30
(名古屋飛行場)
ERJ-175STD 6号機。機体色は6号機塗装色アンケートにおいて最も人気の高かったパープルに決定。
JA07FJ FDA Embraer 175 JA07FJ RJSN.JPG イエロー 2013/7/1
(名古屋飛行場)
ERJ-175STD 7号機。機体色は7号機塗装色アンケートにおいて最も人気の高かったイエローに決定[47]
JA08FJ FDA Embraer 175 JA08FJ RJSN.JPG ティーグリーン 2014/3/3
(静岡空港)
ERJ-175STD 8号機。機体色は8号機塗装色アンケートにおいて最も人気の高かったティーグリーンに決定[48]
JA09FJ FDA 09FJ 03.JPG ゴールド 2015/3/23
(名古屋飛行場)
ERJ-175STD 9号機。デリバリー時よりADS-Bを搭載している[38]
CAT II対応、燃費改善パッケージ(Package2)が施された日本初の機体で、主翼端には従来より大型化されたウイングチップが装備されている。
また、衝突防止灯のLED[49]APUアクセスドアの小型化[50]といった空力面の改善により、標準のERJ-175と比較して5.5%の燃費向上を達成している。
2016年5月21日岩手県とネーミングライツ契約を締結し、「黄金の國、いわて。」号と命名された。[51]
JA10FJ FDA10FJ seiten.jpg シルバー 2016/3/9
(名古屋飛行場)
ERJ-175STD 10号機。機体色は9号機「ゴールド」に対比して「シルバー」とした。

2017年6月、青森県とネーミングライツ契約を締結し、「青天の霹靂」号と命名された。

JA11FJ FDA JA11FJ 02.jpg グリーン 2016/6/13
(名古屋飛行場)
ERJ-175STD 11号機。同機受領により2014年7月契約確定発注分全て受領。
事実上4号機の後継にあたり、4号機が任命されていた長野県松本市の観光大使を引き継いでいる。
機体色も4号機と同色のグリーンとなった。
  • 静岡県は航空機の購入のために無利子で融資をする方針を決めた[52][53]
  • 機体の重整備は、コードシェアなどで協力体制にあるJALグループの日本トランスオーシャン航空に委託しているが、将来的にはグループ会社のフジドリームアビエーションエンジニアリングが建設した静岡空港格納庫を機体整備場として活用することを検討している。[54]
  • 将来的には、現在運行しているエンブラエル170、175に代わる機材として、MRJもしくはエンブラエル E-JetE2を十数機を導入することを検討している[55].

路線[編集]

名古屋空港のチェックインカウンター

運航路線[編集]

※2017年3月26日現在、名古屋/小牧=青森、花巻線以外は日本航空(JAL)との共同運航(コードシェア)便[56]

運航計画[編集]

名古屋空港就航以降、ジェイエアの撤退路線を中心に新規就航をしている[60][61]。また、将来的には国際線への進出や日本国外の航空会社との共同運航(コードシェア)も視野に入れている[62]

静岡空港便では、2016年度より札幌/丘珠線を夏期季節運航にて週2日で開設する予定であることが報じられ、札幌/新千歳線が好調であることから就航日が重ならなければ一定の需要が見込めるとしていた[63][64]。2016年1月20日に発表された2016年度夏期事業計画では、2015年度は週4日運航であった新千歳線の週5日運航化と、新千歳線が運航しない週3日運航していた鹿児島線の毎日運航化は発表されたが、丘珠線については未発表となっていた[65][66]。2016年4月11日、同年6月4日より新千歳線の就航日と重ならない週2日のスケジュールでの就航が発表された[67]

運休路線[編集]

  • 静岡 - 小松 (2009年7月23日 - 2011年3月26日)
  • 静岡 - 松本(2010年10月31日 - 2011年3月26日)
  • 静岡 - 熊本(2009年7月23日 - 2011年7月31日)

サービス[編集]

エンブラエル175機内。ヘッドレストは機体カラーに合わせた色になっている

機内サービス[編集]

茶菓一例
機内誌
機内誌『DREAM3776』を雑誌『自遊人』と共同で制作。タイトルは社名のDREAMと、富士山標高3,776mから。
新聞
静岡新聞信濃毎日新聞中部経済新聞岐阜新聞を提供[68]
飲料・菓子
飲料・菓子ともに無償で提供され、ハラダ製茶の社名が表記された使い捨てお手ふきとともに配られる。
飛行時間の短い路線では、エルビー製の紙パック入りりんごジュースのみの提供となる。

一部の早朝出発便ではクロワッサンコモ[69]も提供されるほか、チャーター便では、その就航先自治体のPRも兼ねてご当地の茶菓子が提供されることもある。

スポーツ用自転車搭載サービス[編集]

2017年5月22日より、ロードバイクなどのスポーツ用自転車の搭載サービスを開始した。搭乗3日前までの事前予約で無料で利用できる。ただし同社は小型機を使用している都合上、一便あたり最大7台までの搭載となる。

利用者は自身の手で自転車を解体し、専用ケース(Acor製バイクポーターが供される)に梱包した後にカウンターに預ける。

無料アクセスバス[編集]

静岡空港 - 掛川駅無料アクセスバス
  • 静岡空港からJR・天竜浜名湖鉄道 掛川駅までを結ぶ無料アクセスバスを、静岡空港発着時間に合わせて1日5往復運行。利用に当たって予約は必要ないが、乗車時に搭乗券もしくは予約確認書の提示が必要。なお、JAL便としてFDAコードシェア便を予約した場合は利用できないこともある(FDAからの予約客優先とのこと)。[要出典]

他社乗り継ぎ[編集]

  • 日本航空グループ便および天草エアライン便との乗り継ぎ便がある場合、一定の条件を満たせば最終目的地まで手荷物を預けることが可能。

運賃[編集]

45割 
搭乗日の2か月前から搭乗日45日前までに、予約できる割引運賃。
ひょいとe割 
変動型割引運賃。搭乗日2か月前から7日前までに予約可能。予約時の空席予測により、料金タイプ(A~D)が変化する。
F0ドリーム、F1ドリーム、F2ドリーム 
変動型割引運賃。搭乗日2か月前からF0は7日前、F1は3日前、F2は前日まで予約可能。予約時の空席状況により、選択可能な区分が変化する。
フレックスドリーム
変動型割引運賃。搭乗日2か月前から前日まで予約可能。当日まで予約変更が可能。
ラッキードリーム 
路線限定・期間限定で予約可能な割引運賃。
大人普通運賃 
搭乗日2か月前から搭乗日当日まで予約可能。変更・払い戻しが自由。
小児運賃 
満12歳未満の乗客が利用できる普通運賃。条件は大人普通運賃と同じ。
身体障がい者割引運賃 
身体障害を持つ乗客およびその介護者が対象。条件は大人普通運賃と同じ。


脚注・出典[編集]

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  1. ^ [鈴与、静岡拠点に小型機運行・全日空に提携打診] 日本経済新聞 2007年7月14日付
  2. ^ [鈴与、航空事業に保有株含み益50〜100億円投入・事業概要] 日本経済新聞 2007年7月14日付
  3. ^ 読売新聞 静岡版 2007年11月30日付
  4. ^ FDA:名空港拠点化加速へ 東北便増強「復興に貢献したい」 (PDF) 毎日新聞 2012年1月25日付 地方版
  5. ^ [社名は「フジドリーム」 鈴与設立の航空会社] 静岡新聞 2008年6月25日付
  6. ^ [鈴与、航空会社を設立 静岡空港拠点に] 日本経済新聞 2008年6月24日付
  7. ^ [鈴与が航空会社を設立 来夏の就航目指す] 産経新聞 2008年6月25日付
  8. ^ [けいざい・しずおか:鈴与が航空会社設立 静岡空港事業参入 /静岡 毎日新聞] 2008年6月26日付
  9. ^ 台湾マンダリン航空と業務提携で基本合意 (PDF) フジドリームエアラインズ
  10. ^ 国土交通省 東京航空局より事業許可を取得 (PDF) フジドリームエアラインズ
  11. ^ 就航日、ダイヤ、運賃を届出 (PDF) フジドリームエアラインズ
  12. ^ 新運賃体系を導入し、新運賃を設定。同時に小松 - 鹿児島乗継運賃を新設。 (PDF) フジドリームエアラインズ
  13. ^ 10月各路線事前購入運賃「ドリーム7」、「ドリーム1」の運賃を修正 (PDF) フジドリームエアラインズ
  14. ^ 静岡 - 福岡線への就航について (PDF) フジドリームエアラインズ
  15. ^ 信州まつもと空港発着路線について (PDF) フジドリームエアラインズ
  16. ^ 信州まつもと空港発着路線について (PDF) フジドリームエアラインズ
  17. ^ 静岡-札幌線、静岡-福岡線、松本-札幌線、松本-福岡線の開設について (PDF) フジドリームエアラインズ
  18. ^ 日本航空インターナショナルとフジドリームエアラインズの業務協力及びコードシェア運航検討に向けた協議の開始について 日本航空インターナショナル
  19. ^ 静岡-札幌線、静岡-福岡線のダイヤ、運賃を届出 同時に新運賃を設定 (PDF) フジドリームエアラインズ
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  69. ^ コモパン「モーニング・クロワッサンサービス」キャンペーン - FDA公式サイト

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

座標: 北緯35度0分36秒 東経138度29分31.5秒 / 北緯35.01000度 東経138.492083度 / 35.01000; 138.492083