野並

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野並
—  町名  —
野並の位置(愛知県内)
野並
野並
野並の位置
座標: 北緯35度6分20秒 東経136度57分23秒 / 北緯35.10556度 東経136.95639度 / 35.10556; 136.95639
日本の旗 日本
都道府県 Flag of Aichi Prefecture.svg 愛知県
Flag of Nagoya.svg 名古屋市
天白区
町名制定 1974年(昭和49年)11月15日[1]
等時帯 日本標準時 (UTC+9)
郵便番号 468-0045[2]
市外局番 052[3]
ナンバープレート 名古屋[4]

野並(のなみ)は、名古屋市天白区の地名。現行行政地名は野並一丁目から野並四丁目。郵便番号468-0045[2]

地理[編集]

名古屋市天白区西南部に位置する[5]

野並駅から西へ徒歩5分程度で天白川、野並地区東側には里山風景が残り、ヒメボタル等が観察できる相生山が広がり自然が多く残る地区である。

主な施設[編集]

野並学区[編集]

歴史[編集]

昭和41年の野並地区(1966年)

もともとは沼地タンチョウも目にすることができた。


1560年永禄3年)千秋季忠は、織田信長に従って桶狭間合戦に出陣し討死するものの、信長は季忠の妻の胎内にあった千秋季信に14年後の1574年天正2年)に引見し、刀一振りとともに野並村を領地として与えた。この時、織田信長から「千秋家は大宮司職という高貴な職につきながらも3代に渡り戦死してしまい、血脈が絶えるおそれがある。今後は軍事に携わらず神職を全うせよ」と言われ、これ以降は神職に専念し、血脈絶えることなく今もなお野並地区に千秋家の末裔は住んでいる。[6]

江戸幕末までは熱田神宮領であり、大宮司を代々務めてきた「藤原千秋家」の墓所もある。[7]


1728年享保13年)野並地区の南方で天白川の氾濫が度々おき、田畑が流され尾張藩への年貢が納まらないこともあったため、野並の笹原あたりで西流させ山崎川へ合流させる工事が行われた。 しかし、今度は山崎川での氾濫が14年間で17回も起きたことから、1741年元文6年/寛保元年)に元の川筋に戻された。[8]天白川が山崎川に合流していた14年間にできた新田を「天白古川新田」と言われ、現在の野並地区にその名残の古川町という場所がある。[9]


山崎川 上ニテ川名川ト云、是ハ末森村猫洞七ツ釜大藪池ノ水落来レリ、下ハ紀左衛門新田道徳新田ノ間ニテ海ヘ落ツ。山崎橋長十二間幅三間アリ、大道奉行修造ヲ掌ル。享保十三戌申年、天白川ヲ此山崎川ヘ一旦瀬違有之シカ、十四年ノ間ニ天白川十七度決壊シ、処々砂入ナリシニヨリ、元文六酉年天白川元川ヘモトリ山崎川如今ナレリ。(郡村徇行記


  • 1889年(明治22年)10月1日 - 野並村島田村が合併し、島野村が発足し野並村は廃止。
  • 1974年(昭和49年)11月15日 - 昭和区天白町大字野並の一部により野並一丁目から同四丁目が設置。
  • 1975年(昭和50年)2月1日 - 天白区成立に伴い、同区に所属。
  • 1978年(昭和53年)9月23日 - 天白町大字野並および緑区鳴海町の各一部が野並三丁目に編入。
  • 2000年(平成12年)9月11日 - 東海豪雨により名古屋市内で最も甚大な水害を受ける。

野並の梅と聖松[編集]

天白区野並四丁目、鳴海町、古鳴海、相川付近はかつて、上野山(鳴海丘陵)と呼ばれ、一帯が梅林であった。その梅林の頂上に大きな奇異な形をした松があり聖松とされた。

江戸時代に 東海道が整備されるまでは、京都〜鎌倉を結ぶ道は 鎌倉街道とよばれ、陸上ルートは天白区島田〜天白区野並〜緑区鳴海。 それに対し、海上ルートは南区呼続〜天白区野並〜緑区鳴海を渡ってた。[10] その際、呼続台地方面から野並に海上から渡る目印を『上野の聖松』としていた。 しかし、昭和初期頃に枯れてしまった。

現在、聖松が立っていた頂上辺りには梅野公園がある。(野並駅近くの八劔社辺りに松があったという説もあるが、上野山の頂上とされているため梅野公園辺りのほうが海抜が高く有力)

梅林と聖松の写真。明治中期頃。 
尾張名所図会・野並乃梅【幕末刊】 

交通[編集]

地下鉄野並駅付近(2009年8月)

野並の市街地は地下鉄桜通線野並駅を中心としている。

鉄道など[編集]

道路[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 名古屋市計画局 1992, p. 872.
  2. ^ a b 郵便番号検索 愛知県名古屋市天白区の郵便番号一覧” (日本語). 日本郵便. 2015年4月7日閲覧。
  3. ^ 総務省総合通信基盤局電気通信事業部電気通信技術システム課番号企画室 (2014年4月3日). “市外局番の一覧 (PDF)” (日本語). 総務省. p. 7. 2015年4月7日閲覧。
  4. ^ 管轄区域” (日本語). 国土交通省中部運輸局愛知運輸支局. 2015年4月7日閲覧。
  5. ^ a b c 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 1475.
  6. ^ 天白区史跡散策路”. 2016年3月10日閲覧。
  7. ^ 名古屋を歩こう”. 2016年3月4日閲覧。
  8. ^ 山崎川水系ー愛知県”. 2016年3月10日閲覧。
  9. ^ 天白区の天白川”. 2016年3月10日閲覧。
  10. ^ なごやの鎌倉街道”. 2016年3月4日閲覧。

参考文献[編集]