ノリタケの森

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
Japanese Map symbol (Museum) w.svg ノリタケの森
Noritake Garden
Noritake Garden02, Nishi Ward Nagoya 2014.jpg
噴水ひろばより(2014年(平成26年)9月)
施設情報
専門分野 食器
事業主体 ノリタケカンパニーリミテド
開館 2001年
所在地 451-8501
愛知県名古屋市西区則武新町3-1-36
外部リンク ノリタケの森
プロジェクト:GLAM

ノリタケの森(ノリタケのもり)は、名古屋市西区則武新町にある公園レストランミュージアムなどを含む複合施設。ノリタケカンパニーリミテドによって同社の本社に隣接する工場跡地に作られ、2001年10月5日に開場した。2005年4月1日に株式会社ノリタケの森が設立され、施設の運営に当たっている。

概要[ソースを編集]

ノリタケの森
レンガ造りの建物

ノリタケカンパニーリミテドの前身である日本陶器合名会社は1904年森村市左衛門らによって設立され、名古屋市西区に工場・本社が建設され、食器の生産が行なわれていた。やがて生産体制の変化とともに当地での食器生産が終わり、赤レンガ製の工場の建物群が残っていた。コーポレートアイデンティティ確立などの観点からこれらの建造物の活用が検討され、地域社会貢献のための広い緑地を含む複合施設「ノリタケの森」の設立が決定された。

工場の跡地110,313 m2のうち44,960 m2がノリタケの森にあてられ、南側にコマーシャルゾーン、中央にゲートウェイ、北側に自然系ゾーンが配置される事になった。この際、新しい建築物を作らず既存の建物を改装・補強して再利用した事が大きな特徴である。

南側のコマーシャルゾーンにはノリタケテーブルウェアの運営する食器店「ノリタケスクエア名古屋」や、ノリタケカンパニーリミテド製の食器を使用するレストラン貸しギャラリーなどがある。レストランとギャラリーは旧・事務所棟を改装したもので、食器店には天井の高い旧・配送センターを再利用した。また、2005年3月5日には創業者の森村市左衛門大倉孫兵衛を記念した「森村・大倉記念館」が敷地内に開設された。これは表面のモルタルを剥がしたレンガ造りの建物を使っている。

北側の自然系ゾーンには広場などがあり、かつて45メートルの高さを誇り工場のシンボルマークであった6本の大煙突が10メートル弱に切られた状態で並んでいる。施設付近の郷土種であるコナラなどを植えたりビオトープを作ったりして生態系を回復させており、鳥や昆虫の種類は名古屋城周辺の緑地と同程度まで増加している。

なお、植生については、コマーシャルゾーンにはメタセコイアケヤキを植え、外周には既存のイチョウを用いるなど常緑樹落葉樹を組み合わせたデザインとなっている。

1970年代後半、当地に日本初のドーム球場「ノリタケドーム」を建設する計画が持ち上がったことがあったが、諸事情によって立ち消えとなった。

赤レンガ建築、6本煙突、森村・大倉記念館 CANVASは経済産業省近代化産業遺産に認定されている[1]

森村・大倉記念館 CANVAS[ソースを編集]

森村・大倉記念館 CANVAS(もりむら・おおくらきねんかん キャンバス、: MORIMURA-OKURA MUSEUM CANVAS[2])は、愛知万博のパートナーシップ事業として2005年3月5日にノリタケの森内に開設された展示館[3]

森村グループ4社(ノリタケカンパニーリミテド、TOTO(開設当時は東陶機器)、日本ガイシ、日本特殊陶業)が共同で運営していたが、所期の目的を果たしたとして、2014年3月30日に閉館した[3]

建物は明治40年代に建設された赤レンガの建物を改修したもので、中には森村グループの歴史や現在、目指す未来ほか環境への貢献などを各ゾーンに分けて展示していた[2][4]

所在地[ソースを編集]

〒451-8501:名古屋市西区則武新町三丁目1番36号

アクセス[ソースを編集]

鉄道[ソースを編集]

路線バス[ソースを編集]

道路[ソースを編集]

利用時間など[ソースを編集]

いずれも2018年4月現在、詳細は公式サイト参照されたし。

  • 利用時間:10:00~18:00(ウェルカムセンター、クラフトセンターは17:00まで、レストランは11:30~16:00まで)
  • 休業日:毎週月曜日(月曜日が祝祭日の場合は翌日)、年末年始
  • 入場料:無料(クラフトセンターは大人500円、高校生300円、中学生以下・障害者・65歳以上は無料)

受賞歴[ソースを編集]

参考文献[ソースを編集]

  • 大成建設設計本部 『ノリタケの森--2005』 新建築、Vol.82、P.146 - 149、発行年:2007年3月。
  • 『close up 緑地 都心の工場跡地を緑の森に ノリタケの森』 日経アーキテクチュア、Vol.797、P.18 - 23、発行年:2005年5月30日

脚注[ソースを編集]

  1. ^ ノリタケの森(ノリタケの森について)
  2. ^ a b 森村・大倉記念館 CANVAS(2013年10月8日時点のアーカイブ)”. ノリタケカンパニーリミテド. 2018年1月3日閲覧。
  3. ^ a b 森村・大倉記念館「CANVAS(キャンバス)」閉館のお知らせ”. ノリタケカンパニーリミテド. 2018年1月3日閲覧。
  4. ^ ようこそ、ノリタケの森へ。 (PDF)”. ノリタケカンパニーリミテド. 2018年1月3日閲覧。

外部リンク[ソースを編集]

座標: 北緯35度10分46秒 東経136度52分53秒 / 北緯35.179544度 東経136.881258度 / 35.179544; 136.881258