名電築港駅

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名電築港駅 *
名電築港駅の敷地
名電築港駅の敷地
めいでんちっこう
Meiden-Chikkō
所在地 愛知県名古屋市港区大江町
所属事業者 名古屋鉄道
名古屋臨海鉄道
駅構造 地上駅
開業年月日 1924年(大正13年)1月15日
乗入路線 2 路線
所属路線 築港線
キロ程 1.1km(大江起点)
TA03 大江 (1.1km)
(0.4km) 東名古屋港 CH01
所属路線 東築線
キロ程 1.3km(東港起点)
東港 (1.3km)
備考 貨物専用駅
* 1924年 東六号駅として開業
1932年-1935年 愛電築港駅
1935年-1939年 名電築港駅
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名電築港駅(めいでんちっこうえき)は、愛知県名古屋市港区大江町にある名古屋鉄道築港線名古屋臨海鉄道東築線貨物駅である。駅構内は東築線側に広がっており、築港線側(名鉄側)からは名電築港信号場と称されることがある[1][注釈 1]

駅概要[編集]

名古屋鉄道築港線と名古屋臨海鉄道東築線との交点はほぼ90度の平面交差ダイヤモンドクロッシング)の箇所があるが、当駅の敷地はこの箇所を含めた北側一帯である。駅構内の線路の終点はこの平面交差から北へ約500m付近まで延びている。

当駅の敷地へは、築港線からは直接入れない(平面交差のため)。当駅の終点部から東名古屋港駅へ向かう引込線があり、大江駅方面からの車輌は一旦東名古屋港駅へ向かい、スイッチバックで引込線に入ることとなる。

敷地内の線路は築港線の線路を除いて電化されておらず、電車を留置することはできない。

数本の引込み線がある他、目立つ駅舎はない。1984年に名古屋鉄道築港線は貨物営業を廃止しており、貨物駅であるが定期貨物列車の設定はない。しかし、名古屋臨海鉄道東築線から東港線を経由し、JR東海東海道本線笠寺駅へ接続されていることから、車両・資材の搬入や廃棄車両の搬出、車両の輸出などの車扱貨物の中継駅として重要な駅である。

配線図[編集]

名電築港駅 構内配線略図

名鉄
東名古屋港駅
名電築港駅 構内配線略図
名鉄大江駅
↓ 名臨東港駅
凡例
出典:[2]


車両・資材の搬入例[編集]

名古屋鉄道の車両の搬入例として、日本車輌製造豊川製作所からの場合を挙げる[3]

日本車輌製造豊川製作所 - (日本車輌製造専用線) - 豊川駅 - (飯田線) - 豊橋駅 - (東海道本線) - 笠寺駅 - (名古屋臨海鉄道東港線) - 東港駅 - (名古屋臨海鉄道東築線平面交差経由) - 名電築港駅 - (名鉄築港線引込線) - 東名古屋港駅 - (名鉄築港線平面交差経由) - 大江駅

歴史[編集]

  • 1924年(大正13年)1月15日 - 愛知電気鉄道が大江 - 西六号(現・東名古屋港)間を開業。同時に東六号駅として開業する。
  • 1932年(昭和7年)1月30日 - 愛電築港駅に改称。
  • 1938年(昭和13年)12月1日 - 名電築港駅に改称[4]
  • 1939年(昭和14年)10月16日 - 旅客営業廃止。
  • 1965年(昭和40年)8月20日 - 名古屋臨海鉄道東港駅開業に伴い、既存の側線を利用し昭和町 - 当駅間に仮連絡線を敷設。名古屋臨海鉄道の駅が仮開業。
  • 1966年(昭和41年)6月 - 仮連絡線を、東港 - 当駅間に切り換え。
  • 1982年(昭和57年)4月26日 - 仮連絡線が、名古屋臨海鉄道の東築線として正式に開業。同時に名古屋臨海鉄道の駅が正式開業。

駅周辺[編集]

隣の駅[編集]

名古屋鉄道
築港線
大江駅 - 名電築港駅 - 東名古屋港駅
名古屋臨海鉄道
東築線
東港駅 - 名電築港駅

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 配線図上では名電築港(信)と記され、舞木(信)五郎丸(信)などと同様の扱いとなっている[2]

出典[編集]

  1. ^ 柴田東吾「鉄道趣味から見た信号場 -信号場こもごも-」、『鉄道ピクトリアル』第882巻、電気車研究会、2013年11月、 72頁。
  2. ^ a b 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  3. ^ 白井良和「名古屋市交通局7000系の出場回送」、『RAIL FAN』第50巻第2号、鉄道友の会、2003年2月1日、 11頁。
  4. ^ 今尾恵介(監修) 『日本鉄道旅行地図帳』7号、新潮社、2008年、47頁。ISBN 978-4107900258

関連項目[編集]