東栄町

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とうえいちょう
東栄町
Hanamatsuri in Toei 1.jpg
Flag of Toei Aichi.svg Toei Aichi cahpter.JPG
東栄町旗
1957年2月6日制定
東栄町章
1957年2月6日制定
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
北設楽郡
市町村コード 23562-8
法人番号 6000020235628 ウィキデータを編集
面積 123.38km2
総人口 2,870[編集]
推計人口、2021年4月1日)
人口密度 23.3人/km2
隣接自治体
愛知県
静岡県
町の木 スギ
町の花 ヤマユリ
町の鳥 ウグイス
東栄町役場
町長 村上孝治
所在地 449-0292
愛知県北設楽郡東栄町大字本郷字上前畑25
北緯35度4分36.9秒東経137度41分52.1秒座標: 北緯35度4分36.9秒 東経137度41分52.1秒
Toei Town Hall 2020-08 ac (2).jpg
外部リンク 公式ウェブサイト

東栄町位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

町役場位置
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中心地である本郷地区の街並み
本郷地区遠景

東栄町(とうえいちょう)は、愛知県の北東部に位置し、北設楽郡に属するである。静岡県との県境付近、奥三河と呼ばれる東三河地方山間部に位置する。

概要[編集]

現在は北設楽郡だが、10世紀までは宝飯郡であった。町内では、花祭と呼ばれる霜月神楽の伝統芸能が残る。町役場のある大字本郷が商業・公共交通・教育の拠点である。

地理[編集]

位置[編集]

東栄町は美濃三河高原の南東部に位置し、周囲を山々に囲まれた設楽盆地に[1]、東栄町の中心街が形成されている。 町内には標高700メートルから1000メートル程度の山々が連なっており、1016メートルの明神山が東栄町における最高峰である。 設楽盆地を囲む代表的な山を挙げると、北には大岩岳神野山小岩岳など、西には大鈴山など、南には明神山など、東には大笹山などである。町内には平地が少なく、町域の約93パーセントは山林で占められている[1]。 また町の北部には古戸鍾乳洞がある。主要な河川としては、天竜川水系の大鈴山に源を持つ大千瀬川振草川が流れている。なお、町域の西部の一部は愛知県立振草渓谷自然公園に、静岡県との県境付近の一部は天竜奥三河国定公園の指定を受けている地区もある。

地形[編集]

山地[編集]

主な山

河川[編集]

主な川

地域[編集]

町内の大字[編集]

人口[編集]

Demography23562.svg
東栄町と全国の年齢別人口分布(2005年) 東栄町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 東栄町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

東栄町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

隣接自治体・行政区[編集]

愛知県の旗愛知県
静岡県の旗静岡県

歴史[編集]

近世[編集]

江戸時代

江戸時代、現町域にあった村は、一部が寺社領であった他は幕府領だった。

沿革[編集]

明治
  • 1889年(明治22年)10月1日 - 町村制の施行に伴い、北設楽郡本郷村御殿村園村三輪村振草村が発足。
  • 1900年(明治33年)7月16日 - 本郷村の一部(下田、川角)が分村し、下川村が発足。
大正
  • 1921年(大正10年)10月1日 - 本郷村が町制を施行し、本郷町が発足。
昭和
  • 1955年(昭和30年)4月1日 - 本郷町、下川村、御殿村、園村の各村が合併し、東栄町が発足。
  • 1956年(昭和31年)7月1日 - 東栄町が三輪村の一部(奈根、長岡)を、大字三輪として編入。
  • 1956年(昭和31年)9月30日 - 東栄町が振草村の一部(古戸、上粟代、下粟代、小林)を、大字振草として編入。旧振草村の「大字+字」が、東栄町大字振草の「字」とされた。
明治22年以前 明治22年10月1日 明治22年 - 明治45年 大正1年 - 大正15年 昭和1年 - 昭和64年 平成1年 - 現在 現在



別所村 本郷村 本郷村 本郷村 大正10年10月1日
町制 本郷町
昭和30年4月1日
合併 東栄町
東栄町 東栄町
寄近村
三ツ瀬村
下田村 明治33年7月16日
分立 下川村
下川村
川角村
月村 御殿村 御殿村 御殿村
中設楽村
足込村 園村 園村 園村
御園村
西薗目村
東薗目村
奈根村 三輪村(一部) 三輪村(一部) 三輪村(一部)
(奈根、長岡)
昭和31年7月1日
東栄町に編入
畑村 長岡村
(一部)
上粟代村 振草村(一部) 振草村(一部) 振草村(一部)
(古戸、上粟代、下粟代、小林)
昭和31年9月30日
東栄町に編入
下粟代村
古戸村
小林村

行政[編集]

町長[編集]

歴代町長[編集]

議会[編集]

町議会[編集]

東栄町議会
  • 定数:8人
  • 任期:2019年4月30日 - 2023年4月29日[3]
  • 議長:原田安生
  • 副議長:伊藤紋次

対外関係[編集]

姉妹都市・提携都市[編集]

東栄町には姉妹都市や提携都市は存在しない。なお、2005年に開催された愛知万博で、愛知県内の市町村が120箇国の万博公式参加国を、それぞれ「一市町村一国フレンドシップ事業」のフレンドシップ相手国として迎え入れており[4]ボリビア多民族国が東栄町のフレンドシップ相手国だった。

施設[編集]

東栄郵便局

警察[編集]

本部
駐在所
  • 振草警察官駐在所(北設楽郡東栄町大字振草)
  • 足込警察官駐在所(北設楽郡東栄町大字足込)
  • 下田警察官駐在所(北設楽郡東栄町大字下田)
  • 三輪警察官駐在所(北設楽郡東栄町大字三輪)
  • 本郷警察官駐在所(北設楽郡東栄町大字本郷)
  • 中設楽警察官駐在所(北設楽郡東栄町大字中設楽)

消防[編集]

本部
分署
  • 東栄分署(北設楽郡東栄町大字三輪字上奈根68)

医療[編集]

主な病院

郵便局[編集]

主な郵便局
  • 東栄郵便局
  • 長岡郵便局
  • 振草郵便局
  • 下川簡易郵便局
  • 東栄御殿山簡易郵便局

社会教育施設[編集]

経済[編集]

東栄町産業会館
東栄町森林組合
豊川信用金庫東栄支店

東栄町は平地が少ないものの、山がちな地形でも栽培が可能な藪北茶の産地であり[1]、他に、コンニャクやシイタケの栽培も行ってきた[1]。 また、町内には絹雲母を産する鉱山も存在する[1][5]。 ただし、20世紀末頃における東栄町の主要な工業は、木材業であった[1]。なお、2000年の国勢調査における産業別労働力人口比率は、第1次産業11.4パーセント、第2次産業40.1パーセント、第3次産業48.4パーセントであった。

第一次産業[編集]

農業[編集]

農業協同組合(JA)

林業[編集]

森林組合
  • 東栄町森林組合

第二次産業[編集]

工業[編集]

鉱業[編集]

精製会社

醸造業[編集]

第三次産業[編集]

商業[編集]

主な商業施設

金融機関[編集]

民間金融機関

情報・通信[編集]

マスメディア[編集]

中継局[編集]

生活基盤[編集]

ライフライン[編集]

電力[編集]

現在の東栄町には中部電力が電力を供給している。ただし、現在の東栄町域で初めに電気事業を手がけたのは、旧本郷町にあった本郷電気製材である。同社は1918年に開業し、東栄町の前身6町村のうち本郷町・下川村・御殿村へ電気の供給を始めた。1924年には振草村・園村も供給範囲に加えた[6]。残る三輪村は、同社ではなく八名郡大野町(現・新城市)の大野電気が1921年に供給範囲に加えた[7]。現在の東栄町域に電気を供給していた本郷電気製材・大野電気の2社は1939年に中央電力へと統合され[8]、続く配電統制により1942年に中部配電へと統合され、この地域は同社の供給区域へと編入された[9]。第二次世界大戦後の電気事業再編で1951年に中部電力が発足すると、同社の供給区域に組み入れられ[10]、現在に至っている。

ガス[編集]

上下水道[編集]

電信[編集]

教育[編集]

東栄町立東栄小学校
東栄町立本郷保育園

高等学校[編集]

現在の東栄町には中学校までしか存在しない。1948年に北設楽郡本郷町愛知県立本郷高等学校が開校し、2000年以降は愛知県立新城東高等学校の本郷校舎として存続していたものの、2008年3月に本郷校舎は閉校した。これにより、東栄町から高校が無くなった。

中学校[編集]

町立
開校年 閉校年 1955年
東栄町発足
1975年
1947年 1975年 東栄町立東栄中学校 1975年開校
東栄中学校
1947年 1975年 東栄町立三輪中学校
1947年 1975年 東栄町立振草中学校

小学校[編集]

町立
開校年 閉校年 1955年
東栄町発足
1960年 1964年 1990年 2006年 2007年 2010年
1873年 1960年 東栄町立本郷小学校 1960年開校
中央小学校
中央小学校 中央小学校 2006年開校
東栄小学校
東栄小学校 東栄小学校
1874年 1960年 東栄町立西薗目小学校
1876年 1990年 東栄町立足込小学校 足込小学校 足込小学校
1875年 1990年 東栄町立御園小学校 御園小学校 御園小学校
1873年 2006年 東栄町立月小学校 月小学校 月小学校 月小学校
1875年 2006年 東栄町立中設楽小学校 中設楽小学校 中設楽小学校 中設楽小学校
1873年 2007年 東栄町立粟代小学校 粟代小学校 粟代小学校 粟代小学校 粟代小学校
1882年 1964年 東栄町立小林小学校 小林小学校
1873年 2007年 東栄町立古戸小学校 古戸小学校 古戸小学校 古戸小学校 古戸小学校
1875年 1990年 東栄町立東薗目小学校 東薗目小学校 東薗目小学校 1990年開校
東部小学校
東部小学校 東部小学校
1875年 1990年 東栄町立下川小学校 下川小学校 下川小学校
1873年 2010年 東栄町立奈根小学校 奈根小学校 奈根小学校 奈根小学校 奈根小学校 奈根小学校

幼児教育[編集]

保育園[編集]

町立
  • 東栄町立下川保育園
  • 東栄町立本郷保育園

交通[編集]

JR飯田線東栄駅。外観は鬼面を模している[11]
本郷バスターミナル
東栄町営バス
おでかけ北設

鉄道[編集]

東栄町の町域の南端部をJR東海飯田線が南西から北東に向けて敷設されており、東栄駅が町内唯一の駅である。ただし、東栄駅は町の南の外れ(旧三輪村域)に位置し、町の中心部からは離れている。なお、東栄町は花祭と呼ばれる鬼面を用いた祭で知られており、東栄駅の外観は鬼面を模した形状をしている[11]。飯田線内では、東栄駅が愛知県内における最後の駅であり、次の出馬駅から先は静岡県である。

東海旅客鉄道(JR東海)
CD飯田線:(新城市)- 東栄駅 -(浜松市天竜区)

バス[編集]

主なバスターミナル
  • 本郷バスターミナル
  • 東栄駅前バスターミナル

路線バス[編集]

道路[編集]

高速道路[編集]

  • E69三遠南信自動車道(国道474号)
  • :(新城市)- 東栄IC -(浜松市天竜区

国道[編集]

県道[編集]

主要地方道
一般県道

ナンバープレート[編集]

観光[編集]

大森古墳
スターフォーレスト御園

名所・旧跡[編集]

主な城郭・館
  • 設楽城 - 建久元年(1190年)設楽資時が設楽八名の領主となり、正和元年(1312年)に設楽重清が岩瀬郷へ配置換えとなるまで約120年間を設楽氏が治めた。
  • 亀ヶ城 - 別名:奈根城
  • 別所城 - 別名:宮平城
  • 下田館
主な寺院
主な神社
街道
主な史跡

観光スポット[編集]

東栄町世界野生動物館
とうえい温泉
景勝地
温泉
  • とうえい温泉はなまつりの湯
  • かつては三輪村海老嶋の地獄沢にも奈根温泉なる硫黄泉があったが、1945年(昭和20年)に枯渇した。
文化施設
  • スターフォーレスト御園 - 天文台と宿泊施設を兼ねた施設。直径60センチメートルの反射望遠鏡とプラネタリウムがある。
  • 花まつりの館 - 旧東栄町立御園小学校改装し開設された花祭りを保存伝承する展示施設。花祭りに使用される衣装や道具の他、竹内敏信が撮影した花祭りの写真を展示している。
  • 東栄町世界野生動物館
公園
その他

文化・名物[編集]

小林地区の花祭
茶善一のもりそば

東栄町には創作和太鼓集団の志多らが拠点を置いている。

祭事・催事[編集]

  • 花祭(国の重要無形民俗文化財) - 毎年11月から3月にかけて催される。神人和合、五穀豊穣、無病息災を祈る目的で鎌倉時代から伝わる神事である。東栄町の他に、設楽町津具地区豊根村でも行われる。約40種類の舞が夜を徹して行われる。中心部に花祭会館がある。
  • チェンソーアート - 東栄町は日本のチェンソーアート発祥の地と呼ばれ、毎年5月最後の土日に東栄ドームにて世界大会が開かれる[12]

団体[編集]

名産・特産[編集]

出身関連著名人[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f 『郷土資料事典 23 愛知県 ふるさとの文化遺産』 p.211 人文社 1997年7月1日発行
  2. ^ a b 『郷土資料事典 23 愛知県 ふるさとの文化遺産』 p.212 人文社 1997年7月1日発行
  3. ^ 市町村選挙情報(平成30年度)”. 愛知県庁. 2019年1月12日閲覧。
  4. ^ 「あいちフレンドシップ交流アルバム」(あいちフレンドシップ交流アルバム)
  5. ^ a b 三信鋼工株式会社
  6. ^ 芳賀信男『東三河地方電気事業沿革史』、2001年、p.190
  7. ^ 東栄町誌編集委員会(編)『東栄町誌』自然・民族・通史編、東栄町、2007年、p.1286
  8. ^ 『東三河地方電気事業沿革史』、pp.212,214,216
  9. ^ 中部配電社史編集委員会(編)『中部電力社史』、社史編集委員会、1954年、pp.19-20,39ほか
  10. ^ 愛知県全域が中部電力の供給区域である。中部電力10年史編集委員会(編)『中部電力10年史』、中部電力、1961年
  11. ^ a b 伊藤 博康 『えきたの 駅を楽しむ(アート編)』 p.62 創元社 2017年12月20日発行 ISBN 978-4-422-24076-3
  12. ^ マスターズ・オブ・ザ・チェンソー東栄

外部リンク[編集]