江南市

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こうなんし
江南市
Mandaradera4.JPG
曼陀羅寺の藤まつり
Flag of Konan, Aichi.svg
江南市旗
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
団体コード 23217-3
面積 30.20km²
総人口 99,005
推計人口、2015年5月1日)
人口密度 3,280人/km²
隣接自治体 一宮市岩倉市小牧市
丹羽郡大口町扶桑町
岐阜県各務原市
市の木 クロガネモチ
市の花 フジ
他のシンボル 藤花ちゃん(マスコットキャラクター)
江南市役所
所在地 483-8701
愛知県江南市赤童子町大堀90番地
北緯35度19分55.5秒東経136度52分14.4秒
江南市役所
外部リンク 江南市

江南市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

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江南市中心部周辺の空中写真。
1987年撮影の4枚を合成作成。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。

江南市(こうなんし)は、愛知県北部にあるである。古来、中国では大きな川を「江」と呼んでいたという故事より、大きな川「木曽川」の南に位置する事から命名された。

地理[編集]

愛知県尾張地方の北端の市町村の一つで、岐阜県との県境となる木曽川の南に面している。名鉄犬山線が南部から市中央部に向かい、江南駅付近でカーブして北東方面へ続く。国道155号線(バイパス)が南部を横切る。

河川[編集]

隣接している自治体[編集]

歴史[編集]

江南市は1954年6月1日に、丹羽郡古知野町布袋町葉栗郡宮田町草井村の3町1村が合併して発足した。いわゆる「昭和の大合併」で結成された市である。当時の愛知県知事の命名により「江南市」となった。

明治22年以前 明治22年10月1日 明治22年 - 明治45年 大正1年 - 大正15年 昭和1年 - 昭和64年 平成1年 - 現在 現在


古知野村 古知野村 明治29年11月3日
町制 古知野町
明治39年5月1日
合併 古知野町
古知野町 昭和29年6月1日
合併 江南市
江南市 江南市
和田勝佐村 和勝村 和勝村
下般若村
中般若村
宮後村 旭村 旭村
前野村
江森村
山尻村
高屋村 両高屋村 両高屋村 両高屋村
北高屋村
東野村 東野村 東野村
上奈良村 豊原村
(上奈良・島宮)
明治26年11月30日
東野村に編入
島宮村
赤童子村 栄村(赤童子) 栄村(赤童子)
山王村 秋津村
(山王・北野・
 石枕・尾崎)
秋津村
(山王・北野・
 石枕・尾崎)
北野村
石枕村
尾崎村
小折村 小折村 小折村 明治27年11月26日
町制・改称 布袋町
布袋町
布袋野村
五明村
曽本村
木賀村 栄村
(木賀・中奈良)
栄村
(木賀・中奈良)
明治39年5月1日
布袋町に編入
中奈良村
東大海道村 秋津村
(東大海道・今市場・
 力長・安良・寄木)
秋津村
(東大海道・今市場・
 力長・安良・寄木)
今市場村
力長村
安良村
寄木村


宮田村 宮田村 宮田村 明治39年5月1日
合併 宮田村
大正13年2月15日
町制 宮田町
前飛保村 飛保村 飛保村
後飛保村
松竹村
草井村 小草鹿村 明治28年9月30日
分立 草井村
明治39年5月1日
合併 草井村
草井村
小杁村 明治28年9月30日
分立 小鹿村
鹿子島村
村久野村 村久野村 村久野村

行政[編集]

  • 市長堀元(2003年4月30日 -2015年4月29日) 

       澤田和延(2015年4月30日 -)

  • 2015年(平成27年)4月26日に行なわれた市長選挙で、元・江南市議会議長の澤田和延氏が前市長の堀元氏を破り、初当選した。

経済[編集]

産業[編集]

ヴィアモール江南

主として工業で栄える市である。名古屋などへの通勤、通学者も多い。

江戸中期に始まった養蚕の伝統を持つ。近年では、経済面で貢献の大きかった敷島紡績(現・シキボウ)の江南工場が2003年に株式会社シキボウ江南として分離され、工場敷地の一角にヴィアモール江南(アピタ江南西店)と天風の湯(スーパー銭湯)が建設された。タキヒヨーグループを創業し、滝学園創立に尽力した瀧家の出身地としても知られる。電子製品、ゲームソフトで有名なサン電子株式会社江南駅の近くにある。

近年では交通の便・立地条件の良さから、中京コカコーラボトリングエスエス製薬スズケンなど市北東部に物流拠点を築く企業も多数ある。

カーテン生地の生産量は日本一。

姉妹都市・提携都市[編集]

江南市には2015年現在、姉妹都市・提携都市は存在しない。

海外[編集]

フレンドシップ相手国

2005年に開催された愛知万博で、愛知県内の市町村(名古屋市を除く。)が120の万博公式参加国をそれぞれ「一市町村一国フレンドシップ事業」としてフレンドシップ相手国として迎え入れた。[1]

地域[編集]

地名[編集]

大字
  • 古知野(旧古知野町1983年廃止)
  • 東野(旧古知野町、廃止時期不明)
  • 島宮(旧古知野町、廃止時期不明)
  • 上奈良(旧古知野町、廃止時期不明)
  • 下般若(旧古知野町、廃止時期不明)
  • 中般若(旧古知野町、廃止時期不明)
  • 和田勝佐(旧古知野町、廃止時期不明)
  • 前野(旧古知野町、廃止時期不明)
  • 山尻(旧古知野町、1983年廃止)
  • 江森(旧古知野町、1984年廃止)
  • 宮後(旧古知野町、廃止時期不明)
  • 両高屋(旧古知野町、廃止時期不明)
  • 赤童子(旧古知野町、1987年廃止)
  • 山王(旧古知野町、1986年廃止)
  • 北野(旧古知野町、1981年廃止)
  • 石枕(旧古知野町、1986年廃止)
  • 尾崎(旧古知野町、1986年廃止)
  • 曽本(旧布袋町1980年廃止)
  • 小折(旧布袋町、1987年廃止)
  • 五明(旧布袋町)
  • 東大海道(旧布袋町、1983年廃止)
  • 今市場(旧布袋町、1986年廃止)
  • 力長(旧布袋町、1986年廃止)
  • 安良(旧布袋町、1986年廃止)
  • 寄木(旧布袋町、廃止時期不明)
  • 木賀(旧布袋町、廃止時期不明)
  • 中奈良(旧布袋町)
  • 草井(旧草井村、廃止時期不明)
  • 鹿子島(旧草井村)
  • 小杁(旧草井村、廃止時期不明)
  • 村久野(旧草井村、廃止時期不明)
  • 宮田(旧宮田町
  • 松竹(旧宮田町、廃止時期不明)
  • 前飛保(旧宮田町、1987年廃止)
  • 後飛保(旧宮田町、廃止時期不明)
  • 瀬部1972年一宮市瀬部の一部を編入し成立、1987年廃止)
  • 千秋町加納馬場1980年、一宮市千秋町加納馬場の一部を編入し成立、1982年廃止)
  • 柏森1983年2月扶桑町柏森の一部を編入し成立、同年10月廃止)
  • 豊田1986年4月大口町豊田の一部を編入し成立、同年9月廃止)
  • 浅井町小日比野1986年、一宮市浅井町小日比野の一部を編入し成立、1987年廃止)
町名
  • 藤ケ丘1~7丁目(1968年、村久野・前飛保・後飛保・宮田の各一部より成立)
  • 古知野町(1972年、古知野・赤童子・東野・両高屋・宮後の各一部より成立)
  • 赤童子町(1973年、古知野・赤童子・北野・尾崎・木賀・中奈良の各一部より成立)
  • 井上町1973年岩倉市井上町の一部を編入し成立、1980年廃止)
  • 大間町(1976年、中奈良・赤童子・上奈良・東野の各一部より成立)
  • 上奈良町(1976年、上奈良・中奈良・東野の各一部より成立)
  • 尾崎町(1977年、尾崎・木賀・東大海道・寄木・今市場・宮後・石枕の各一部より成立)
  • 木賀東町(1978年、木賀・尾崎・寄木の各一部より成立)
  • 八剱町(1978年、岩倉市八剱町の一部を編入し成立、1980年廃止)
  • 中般若町(1980年、中般若・下般若・草井の各一部より成立)
  • 曽本町(1980年、曽本・井上町・八剱町の各全域より成立)
  • 飛高町(1981年、両高屋・古知野・村久野・前飛保・東野の各一部より成立)
  • 野白町(1981年、両高屋・古知野の各一部より成立)
  • 北野町(1981年、北野の一部より成立)
  • 小郷町(1982年、五明・小折・千秋町加納馬場の各一部より成立)
  • 小折町(1982年、小折の一部より成立)
  • 田代町(1982年、小折・千秋町加納馬場の各一部より成立)
  • 布袋下山町(1982年、五明・小折の各一部より成立)
  • 前飛保町(1982年、前飛保・松竹・村久野・両高屋・後飛保の各一部より成立)
  • 江森町(1983年10月、江森・山尻・両高屋・宮後・前野・柏森の各一部より成立)
  • 般若町(1983年、下般若・中般若・草井・和田勝佐・小杁の各一部より成立)
  • 高屋町(1983年、両高屋・和田勝佐・村久野・山尻・宮後・江森の各一部より成立)
  • 山尻町(1983年、山尻・両高屋・和田勝佐・江森の各一部より成立)
  • 山王町(1983年、山王・前野・宮後・石枕の各一部より成立)
  • 大海道町(1983年、東大海道・寄木の各一部より成立)
  • 宮後町(1984年、両高屋・江森・前野・宮後の各一部より成立)
  • 石枕町(1984年、山王・宮後・石枕・力長・尾崎の各一部より成立)
  • 布袋町(1984年、小折・寄木・五明・布袋下山町・小郷町の各一部より成立)
  • 天王町(1986年9月、豊田・寄木・小折の各一部より成立)
  • 安良町(1986年9月、安良の全域と今市場・大屋敷・豊田の各一部より成立)
  • 力長町(1986年、力長・山王・大屋敷・今市場の各一部より成立)
  • 今市場町(1986年、尾崎・石枕・今市場・寄木の各一部より成立)
  • 北山町(1986年、小折・寄木の各一部より成立)
  • 南山町(1986年、小折の一部より成立)
  • 小折本町(1986年、小折の一部より成立)
  • 小折東町(1986年、小折の一部より成立)
  • 草井町(1987年、草井・中般若の各一部より成立)
  • 村久野町(1987年、両高屋・村久野・小杁・和田勝佐の各一部より成立)
  • 木賀町(1987年、小折・寄木・木賀・中奈良・赤童子の各一部より成立)
  • 木賀本郷町(1987年、木賀・赤童子の各一部より成立)
  • 松竹町(1987年、浅井町小日比野・瀬部の全域と前飛保・松竹の各一部より成立)
  • 東野町(東野などの一部より成立)
  • 島宮町(島宮などの一部より成立)
  • 慈光堂町(草井などの一部より成立)
  • 和田町(和田勝佐などの一部より成立)
  • 勝佐町(和田勝佐などの一部より成立)
  • 前野町(前野などの一部より成立)
  • 寄木町(寄木などの一部より成立)
  • 小脇町(草井などの一部より成立)
  • 鹿子島町(鹿子島などの一部より成立)
  • 小杁町(小杁などの一部より成立)
  • 宮田町(宮田などの一部より成立)
  • 宮田神明町(宮田などの一部より成立)
  • 後飛保町(後飛保などの一部より成立)
  • 河野町(後飛保などの一部より成立)


人口[編集]

Demography23217.svg
江南市と全国の年齢別人口分布(2005年) 江南市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 江南市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
江南市(に相当する地域)の人口の推移
1970年 77,996人
1975年 90,426人
1980年 92,141人
1985年 92,049人
1990年 93,837人
1995年 95,521人
2000年 97,923人
2005年 99,055人
2010年 99,731人
総務省統計局 国勢調査より

教育[編集]

小学校

  • 江南市立古知野東小学校
  • 江南市立古知野南小学校
  • 江南市立古知野西小学校
  • 江南市立古知野北小学校
  • 江南市立布袋小学校
  • 江南市立布袋北小学校
  • 江南市立宮田小学校
  • 江南市立草井小学校
  • 江南市立藤里小学校
  • 江南市立門弟山小学校

中学校

高校

短大

交通[編集]

鉄道路線[編集]

江南駅

江南市内に所在する江南駅、布袋駅のほか、扶桑町柏森駅も市境からすぐ近い場所に所在する。

バス[編集]

  • 名鉄バス
    • 古知野線(名鉄一宮駅⇔大山町⇔江南駅)(名鉄一宮駅⇔春明⇔江南駅)
    • 一宮・宮田線(名鉄一宮駅⇔西浅井⇔宮田本郷)(名鉄一宮駅⇔丹羽⇔宮田本郷)
    • 江南団地線(江南駅⇔古知野高校前⇔江南団地)(名鉄一宮駅⇔ヴィアモール前(アピタ江南西店)⇔江南団地)(江南駅⇔ヴィアモール前(アピタ江南西店)⇔江南団地)(江南駅⇔ヴィアモール前(アピタ江南西店)⇔江南団地⇔江南厚生病院)
    • 木曽川線(江南駅⇔古知野高校前⇔江南団地⇔宮田⇔川島)
    • 江南・病院線(布袋駅⇔江南駅⇔江南厚生病院⇔すいとぴあ江南)
  • コミュニティバス

道路[編集]

高速道路は小牧IC小牧東IC一宮IC一宮木曽川ICを利用する。

一般国道[編集]

  • 国道155号(バイパス。小牧インターの連絡道路)

主要地方道[編集]

一般県道[編集]

電気・ガス[編集]

江南市では、電気中部電力株式会社(中電)、都市ガス東邦瓦斯株式会社(東邦ガス)がそれぞれ供給している。

電気の供給が開始されたのは江南市発足前の大正時代である。前身の4町村のうち、布袋町古知野町への供給が1913年(大正2年)5月より開始された[2]。事業者は中島郡一宮町(現・一宮市)に本社を置く一宮電気で、1915年(大正4年)時点では2町のほか宮田村も供給範囲に加えている[3]。このほかにも丹羽郡犬山町(現・犬山市)に本社を置く尾北電気も進出しており、1918年(大正7年)時点では草井村および古知野町の一部を供給範囲に入れていた[4]。現在の市域に電気を供給していたこれら2社は後に名古屋電灯へ吸収され、大正後期には東邦電力(東邦ガスの元・関連会社)の供給範囲に組み入れられた。戦時下の配電統制で中部配電の供給区域となるが、戦後1951年(昭和26年)に中部電力へ継承されて現在に至っている[5]

都市ガスの供給は江南市発足後で、1957年(昭和32年)4月に開始された。当時は東邦ガスではなく、津島市に本社を置く津島ガスが江南市の誘致に応じて供給していた[6]。東邦ガスも1985年(昭和60年)5月に市内一部地域で供給を開始[7]2005年(平成17年)7月、東邦ガスが津島ガスの江南地区における事業を譲り受け、現在に至っている。なお、市内にガス工場が設置されており東邦ガスは「江南製造所」として引き継いだものの、都市ガスの天然ガス転換に伴い2005年12月に操業を停止した[8]

電話[編集]

NTT市外局番は0587(岩倉市、扶桑町、大口町などと同じ)。市内局番は主として50 - 59などが使用される。なお0587の江南市、岩倉市、扶桑町、大口町から、市外局番0586である一宮市とは市内通話料金で電話がかけられる。

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]

曼陀羅寺

城・砦[編集]

小折城の中門
  • 小折城(生駒屋敷):門が市指定史跡。
  • 宮後城(蜂須賀屋敷)
  • 五丁堀砦
  • 埴原屋敷
  • 前野屋敷

マスコットキャラクター[編集]

江南市のマスコットキャラクターは「藤花ちゃん」(ふじかちゃん)である。2004年の市制50周年キャラクターとしてデザインされた。デザインは市内在住の漫画家くらはしかん。愛称は一般公募で決められた(応募数54件)。広報こうなんの表紙等に使用されている。

出身有名人[編集]

歴史上の人物

芸術

芸能

スポーツ

その他の分野

脚注[編集]

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  1. ^ 「あいちフレンドシップ交流アルバム」(あいちフレンドシップ交流アルバム)
  2. ^ 一宮市役所 『一宮市史』下巻、一宮市役所、1939年、pp.181-183
  3. ^ 逓信省電気局(編)『電気事業要覧』第8回、電気協会、1916年、p.46。NDLJP:975001/52
  4. ^ 『電気事業要覧』第11回、1919年、p.42。NDLJP:975004/47
  5. ^ 江南市史編纂委員会(編)『江南市史』資料五近現代編、江南市、1988年、pp.427-428
  6. ^ 『江南市史』資料五近現代編、pp.430-431
  7. ^ 『最近10年のあゆみ - 1992』、東邦ガス、1993年、pp.38,206
  8. ^ 『東邦ガス最近10年の歩み』、東邦ガス、2012年、pp.63-65

外部リンク[編集]