エスエス製薬

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エスエス製薬株式会社
SSP Co., Ltd.
Tokyo Opera City Tower.JPG
種類 株式会社
市場情報 非上場(以下は過去のデータ)
東証1部 4537
2010年7月16日上場廃止
略称 エスエス
本社所在地 日本の旗 日本
163-1488
東京都新宿区西新宿3丁目20番2号
東京オペラシティタワー
設立 1765年創業 法人設立1927年10月29日
業種 医薬品
法人番号 8010001034749
事業内容 大衆向け医薬品化粧品他の製造販売
代表者 石橋利哉(代表取締役社長
資本金 101億72百万円
決算期 12月31日
主要株主 サノフィ
関係する人物 白井正助 (初代)
白井正助 (6代目)
泰道照山
外部リンク http://www.ssp.co.jp/
特記事項:2007年に決算期を3月末から12月末に変更。
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エスエス製薬成田工場

エスエス製薬株式会社(エスエスせいやく、英語:SSP Co., Ltd.)は、OTC(市販向け)医薬品の製造販売を専門とする、日本医薬品メーカーである。

かつては泰道グループの一員であると同時に三和グループ所属企業で設立されたみどり会のメンバーであった。2001年頃よりドイツの医薬品メーカーであるベーリンガーインゲルハイムの傘下に入り、2010年より同社の完全子会社(日本法人5社のうちの1社)となったが、2017年にベーリンガーインゲルハイムとフランスの医薬品メーカーであるサノフィとの間で実施された事業交換に伴い、サノフィ・グループの一員となった。

2015年に、前身である漢薬本舗「美濃屋薬房」から数えて、創業250周年を迎えた老舗企業である[1]

会社概要[編集]

歴史[編集]

  • エスエス製薬の前身は、明和2年(1765年)美濃国(現在の岐阜県)より出府した白井正助 (初代)が興した漢薬本舗「美濃屋薬房」である[3]
  • 店舗を江戸城辺河岸に創設したことから本格的な商いがはじまり、白井家に代々妙薬として伝わる「人参梅花香」「神功丸」「順喜消毒散」「保寿丹」などを販売していた[3]

沿革[編集]

  • 1765年 - 白井正助が現在の東京八重洲南口に漢薬本舗「美濃屋薬房」を創業。後に「瓢箪屋薬房」となる。新エスエスブロン液発売
  • 1927年 - 株式会社に改組し、(株)瓢箪屋薬房を設立[4]
当時の主要商品のうち、神経系鎮痛薬「アネロン」、1934年に発売された胃腸薬「ユースゲン」・咳専用水薬「ブロン」は商品業態を変えながら現在も発売されているロングセラーブランドとなっている(現在、「アネロン」は乗り物酔い止め薬、「ユースゲン」は滋養強壮剤、「ブロン」は鎮咳去痰薬として発売)。
  • 1929年 - ボランタリーチェーン「瓢箪屋薬房エスエス」を設立。当時の「エスエス」とは、社会奉仕を意味する"Social Service"の略だった。
  • 1940年 - エスエス製薬株式会社に社名変更[4]
  • 1945年 - 空襲により、荏原工場が焼失。
  • 1951年 - 本社を銀座に移転[4]
  • 1952年 - 製品アイ・キャッチャーとしてウサギのマークを採用[4](ただし、社章は菱形に"SS"の字を配し、背後に長方形をあしらったものを1997年12月31日まで使用していた)。
  • 1958年
    • 2月 - 金融操作の誤りから経営不振に陥り、当時の社長だった白井正助 (6代目)が退陣[5]。これにより、江戸創業時代から続いた白井一族の手から離れる[4]
    • 11月 - 泰道照山が社長に就任[5]
  • 1963年 - 日本橋水天宮に本社を移転[4]栄養ドリンク剤「エスカップ」を発売、シンボルマークのうさぎの名前を一般公募し、「ピョンちゃん」となる。
  • 1965年 - 風邪薬エスタック」を発売、アンプル入りかぜ薬事件のため風邪薬「エスピレチン」が販売停止となる。
  • 1967年 - ビタミン剤エスファイト」を発売。
  • 1969年 - 東京証券取引所第二部に株式上場[4]。日本橋浜町に本社を新築・移転[4]。医薬品部を新設し、医療用医薬品事業に進出。
  • 1971年 - 東京証券取引所第一部に株式上場[4]
  • 1972年5月 - L-システイン製剤「ハイチオールC」発売。
  • 1982年7月 - ベーリンガーインゲルハイムとの業務提携により、薬用ハミガキ「ラカルト・ニュー5」を発売。
  • 1985年
    • 6月 - 当社初のスイッチOTC薬として、水虫薬「ソルジャー」を発売。
    • 12月 - 日本初の一般用イブプロフェン製剤「イブ」発売[4]
    • ゴキブリコロリ発売
  • 1988年 - ベーリンガーインゲルハイムからの導入品として、日本初のいびき改善薬「アンスノール」を発売。
  • 1991年-薬用トリザ発売(トリザトリザ、ペンタゴンパワー)
  • 1992年 - 日本初の一般用イブプロフェン配合かぜ薬「エスタックイブ」発売[4]
  • 1995年 - 当社の筆頭株主で、泰道グループの泰道三八が理事長を務めていたコスモ信用組合が経営難(経営破綻)になり、以前から取引関係にあったベーリンガーインゲルハイムと資本提携を進め、1996年に筆頭株主となる。
  • 1996年 - 一般用胃腸薬「ガストール細粒[4]。胃腸鎮痛鎮痙剤「ブスコパンMカプセル」を発売。
  • 1998年 - 新VIの導入[4]。ブランドマーク・社名ロゴ・社章・英語名表記を一新[4]
  • 1999年 - 薬事法の改正に伴い、「エスカップ」が医薬部外品(2009年6月より指定医薬部外品)に移行となり、コンビニエンスストアやスーパーなどへ販路を拡大。
  • 2001年 - 日本BIの当社持株比率が50%を超え、ベーリンガーインゲルハイムグループに入る。
  • 2003年 - 日本初、一般用睡眠改善薬「ドリエル」発売[4]。並びにインドメタシン3.75%含有鎮痛消炎剤「インサイドテープ」発売。
  • 2005年
    • 4月1日 - 医療用医薬品事業を久光製薬へ譲渡。一般用医薬品専門メーカーとなる。
    • 12月1日 - 社屋建て替えのため、本社を港区赤坂に仮移転(2008年4月4日まで)。
  • 2006年9月1日 - 富山工場を休眠会社であった子会社のエスエスプロモーションアンドコンサルタント・カンパニーへ吸収分割によって継承させ、シミック・エスエス・CMOに改称。同時に発行済株式の90%をシミック(現:シミックホールディングス)へ譲渡(その後、2010年4月1日に当社が保有していた残りの10%もシミックへ譲渡し、シミックの完全子会社となる。同年10月1日にシミックCMO富山への改称を経て、2013年10月1日にシミックCMOへ統合)。
  • 2007年
    • 5月23日 - 決算期(事業年度の末日)を3月31日から12月31日に変更。
    • 11月16日 - 大丸東京店内に百貨店では初の直営アンテナ型薬店「プルミエール」を開設。女性を対象にした保健薬やドリンク剤を中心に扱う。
    • 12月26日 - 日本で初めて、去痰成分アンブロキソール塩酸塩を配合した風邪薬「エスタックイブファイン」を発売。
  • 2008年4月7日 - 新社屋が完成し、本社を元の日本橋浜町に移転。
  • 2010年
    • 2月15日 - ベーリンガーインゲルハイム・ジャパン・インベストメント合同会社が株式公開買付けを開始。同年4月15日にTOBが成立し、合計93%の株式を保有する。
    • 7月16日 - 東京証券取引所の株式を上場廃止
    • 10月1日 - ベーリンガーインゲルハイム・ジャパン・インベストメント合同会社を吸収合併[6]
    • 11月19日 - BIニッポンインベスト合同会社を吸収合併[7]
  • 2011年
    • 4月1日 - 組織再編に伴い、ベーリンガーインゲルハイムジャパン株式会社の子会社となる。
    • 10月25日 - 日本で初めてエピナスチン塩酸塩をスイッチOTC化したアレルギー専用鼻炎薬「アレジオン10」を発売。
  • 2013年
    • 6月3日 - 日本初となる西洋ハーブを配合した足のむくみを改善する内服薬「アンチスタックス」を発売。
    • 9月24日 - ダイドードリンコ株式会社及び、「エスカップ」シリーズの一部製品の製造委託先である大同薬品工業株式会社とのコラボレーションにより、当社で初となるダイドードリンコの自動販売機チャネル専売製品「エスカップ・V」を発売。
  • 2015年 - 創業250周年。
    • 12月1日 - 日本で初めて、エピナスチン塩酸塩を医療用と同量の20mgを配合したアレルギー専用鼻炎薬「アレジオン20」を発売。
  • 2017年
    • 1月1日 - ベーリンガーインゲルハイムの一般用医薬品事業とサノフィの動物用医薬品事業との事業交換に伴い、サノフィグループ入りする(これにより、サノフィの日本法人で、医療用医薬品を主事業とするサノフィ株式会社とはグループ会社の関係となる)。
    • 12月11日 - 本社を日本橋浜町からサノフィ株式会社の本社がある新宿区西新宿3丁目の「東京オペラシティタワー」内へ移転。

歴代テレビCM出演者[編集]

現在[編集]

過去[編集]

但し、CM出演者の中には、他社メーカーの製品のCMに出演していた人もいる。

工場[編集]

提供番組[編集]

現在
過去

関連項目[編集]

注釈[編集]

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  1. ^ 250年のあゆみ
  2. ^ 2011年4月3日放送開始の『ホンネ日和』(CBC)での筆頭提供による提供読みで使われている。
  3. ^ a b c 江戸創業期漢薬本舗「美濃屋薬房」創業
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 会社沿革
  5. ^ a b 昭和20年代戦後の復興と事業拡大
  6. ^ 合併公告 (PDF) - エスエス製薬株式会社 電子公告 2010年8月18日(2010年9月2日閲覧)
  7. ^ 合併公告 (PDF) - エスエス製薬株式会社 電子公告

外部リンク[編集]