古川美術館
![]() Furukawa Art Museum | |
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![]() 外観(2022年(令和4年)6月) | |
施設情報 | |
正式名称 | 古川美術館 |
収蔵作品数 | 約2800点 |
館長 | 古川爲之[1] |
管理運営 | 公益財団法人古川知足会[注 1] |
開館 | 1991年(平成3年)11月 |
所在地 |
〒464-0066 愛知県名古屋市千種区池下町2丁目50番地 |
位置 | 北緯35度10分7.69秒 東経136度56分54.85秒 / 北緯35.1688028度 東経136.9485694度座標: 北緯35度10分7.69秒 東経136度56分54.85秒 / 北緯35.1688028度 東経136.9485694度 |
外部リンク | 古川美術館 |
プロジェクト:GLAM |
古川美術館(ふるかわびじゅつかん)は、愛知県名古屋市千種区にある美術館である。
概要[編集]
ヘラルドグループの創業者で初代館長である古川為三郎が収集した美術品コレクションを寄付し、1991年(平成3年)11月にオープン[2]。近代日本画を中心とし洋画、陶磁器、工芸品などの作品を約2800点を収蔵している[2]。また、分館として為三郎記念館がある[2]。
主な収蔵品[編集]
- 伊藤小坡『観桜美人之図』
- 伊東深水『ほたる』
- 上村松園『初秋』
- 上村松篁『燦』
- 片岡球子『桜咲く富士』
- 鏑木清方『夏の日盛』
- 川合玉堂『田子浦』
- 福田平八郎『雪中竹』
- 前田青邨『祝ひ日』、『薔薇』
- 森田曠平『立美人』
- 安田靫彦『神皇正統記』
- 横山大観『三保之富士・松原』
為三郎記念館[編集]
為三郎記念館(ためさぶろうきねんかん)は、古川為三郎が晩年を過ごした邸宅を2007年(平成15年)11月3日に古川美術館の分館としてオープンしたものである。本館の南西約50メートルに位置する。
記念館は、1934年(昭和9年)に建築された数寄屋造りの元料理旅館で母屋「為春亭(いしゅんてい)」のほか、日本庭園やその中に建つ茶室「知足庵(ちそくあん)」からなる[3]。現在は年に数回の企画展やイベントなどが開催されるほか、呈茶コーナー(有料)があり日本庭園を眺めながら茶を楽しむことができる。
2013年(平成25年)7月8日に名古屋市の認定地域建造物資産に認定[3]、さらに2018年(平成30年)11月2日には爲春亭、知足庵、正門、雪隠、東門、待合が国登録有形文化財(建造物)に登録されている[4]。
利用案内[編集]
- 開館時間:10:00 - 17:00(期間によって毎週金曜日、月1回土曜日に20:00までの夜間開館あり)
- 休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
- 入館料:大人 1,000円、高・大学生 500円、小・中学生 300円