名古屋市消防局

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
名古屋市消防局
Nagoya City Hall 2011-10-28.jpg
消防局本部が入居する市役所本庁舎
情報
設置日 7日 1948(昭和23)年 名古屋市消防局発足
管轄区域 名古屋市内16区
職員定数 2,363人
消防署数 16
出張所数 44
所在地 460-0001
愛知県名古屋市中区三の丸3-1−1
リンク 名古屋市WEBサイト 消防局
テンプレートを表示

名古屋市消防局(なごやししょうぼうきょく)は、愛知県名古屋市の消防部局(消防本部)。

1947年昭和22年)に定められた消防組織法によって、従来は警察任務の一部であった消防業務が市町村の任務とされたことから、法律施行日の1948年(昭和23年)3月7日に発足した。

組織[編集]

主力機械[編集]

  • 消防ヘリ:2機(JA758Aなごやヘリ1、JA6779なごやヘリ2 名古屋飛行場に配備)

車輌[編集]

名古屋市消防局の車輌のデザインは近郊の消防本部をはじめ、一部地方でも取り入れられている。

朱色の消防車輌[編集]

  • ベースシャーシは基本的にいすゞ自動車製が多くを占める。
  • 近年はほぼ日野自動車いすゞ自動車はごくまれである。
  • なお三菱ふそうトラック・バスのシャーシは少数派である。
  • 側面のドアパネルに色の色帯が貼り付けられている。
  • その色帯から数センチ切り取ってそこに所属先の署名が、色帯より上に「名古屋市消防局」と表記されているが、近年の導入車両では白帯は省略されており(その他の表記は継続)、一方で愛知県内の消防本部の中には名古屋市と同様の白帯を貼付したケースも散見される。
  • の色帯が廃止された理由は、採用当時蛍光(反射)の材質が採用されていた。しかし陸運局が平成18年前半頃車検不適当と見なされ廃止された。他の愛知県内の消防本部に今も採用されているの色帯は無反射のシールに改められている。
  • 近年では「名消仕様」と呼ばれる車種が導入される傾向にある。
  • 主にボディカラーの蛍光塗料化や使いやすさの向上、1台でより多くのことをこなせる多機能化などがあげられる。

高規格救急自動車[編集]

  • 1992年度(平成4年度)から順次導入され、1997年度(平成9年度)に守山消防署志段味出張所に配備されることで全車両が高規格車輌となった。
  • 車輌では名古屋市ということでトヨタ・ハイメディックが多いと思われるが、実際には日産・パラメディックが僅差で多い。
  • 最近までは全国でも珍しいフォード社製の高規格救急車が運用されていた本部でもある。
  • 文字は基本的に色で前面には「救急」の字が逆(鏡文字)に、側面には色帯の上に「名古屋市消防局」と後ろのバンパー付近に所属先の署名が、後部にはバックドアハンドル上部に「名古屋市」の文字が表記されている。
  • なお、前面の「救急」の字が鏡文字になっているのは自動車内のバックミラードアミラーから見て救急車であることを知らせるためとされる(この手法は日本国外の救急車でも用いられている)。
  • 車体に貼り付けられる色帯はこれまでは全国とほぼ同じ一般の仕様であったが、近年では前面を除いて太めの蛍光塗料が着色された色帯を貼り付けている。
  • なお、色帯の上に本部名を表記する方式はまったく変わっていない。

高規格救急車火災事故[編集]

  • 2012年7月4日午後4時5分頃、緑消防署大高出張所の高規格救急車が炎上した。
  • 救急搬送中の事案であり、患者は無事降ろされ、約10分後に急きょ駆け付けた別の救急車で運ばれた。
  • 出火した救急車はトヨタ車のハイエースベースの高規格救急車であった。
  • 当時の隊員の話として、「車両の右側に異常を感じ停止。右後輪付近から煙が出ているのに気付き停車」したとの事。
  • その後すぐに火の手が上がり、消防車数台が出動し、火は1時間程で消し止められたが車両は全焼した。
  • 車両自体は2010年1月から稼働した比較的新しい救急車。
  • 結末は「エンジンオイルのフィルターの交換作業ミスに伴いオイルが漏れ、高温の排気管に噴出したのが原因と発表」だが、全焼状態のため、真相は不明。
  • 市消防局は平成19年度までは消防局単独の「整備センター」を保有しており、消防局の消防、救急車両(消防局管轄)を法定点検出来る施設を保有していたが、消防車両だけの整備では年間の整備台数が少なく、平成20年度に、法定点検可能施設を撤去。
  • その後は民間整備工場に「競争入札」にて選定し車両の整備を移管。
  • 今回の事案の様な「普通車クラス」のオイル交換等の軽微な作業は各消防署で実施している。

消防署[編集]

消防署 住所 出張所(★印は救急隊のある出張所)
千種消防署 千種区希望ケ丘2-6-21 ★覚王山:千種区覚王山通9-31
吹上:千種区吹上2-5-11
東山:千種区東山通2-19
東消防署 東区筒井1-8-30 富士塚:東区泉1-9-24
矢田:東区矢田南4-2-1
北消防署 北区萩野通2-1 飯田:北区芦辺町3-4
★楠:北区2-965
西消防署 西区児玉2-25-22 押切:西区天神山町1-24
★山田:西区八筋町56
大野木:西区大野木5-10
中村消防署 中村区大宮町1-53 日比津:中村区高道町5-2-18
★椿:中村区則武2-1-21
岩塚:中村区剣町158
中消防署 中区1-23-13 橘:中区橘1-22-15
★老松:中区新栄1-46-12
昭和消防署 昭和区御器所通2-16-1 ★八事:昭和区花見通3-29
白金:昭和区福江2-8-11
瑞穂消防署 瑞穂区北原町3-17 ★堀田:瑞穂区塩入町13-11
熱田消防署 熱田区高蔵町4-9 ★船方:熱田区一番2-42-2
中川消防署 中川区高畑1-224 ★日置:中川区福住町6-39
尾頭橋:中川区尾頭橋1-1-41
下之一色:中川区一色新町3-105
★富田:中川区東春田2-41
港消防署 港区千鳥1-11-19 ★東海橋:港区川西通2-6
東築地:港区昭和町13
★稲永:港区野跡1-1-9
★南陽:港区春田野2-2904
荒子川:港区善進本町72-2
南消防署 南区桜本町24 ★大同:南区大同町3-4-2
大江:南区加福本通1-11
道徳:南区泉楽通1-8
星崎:南区鳴尾1-79
守山消防署 守山区西新11-8 ★志段味:守山区大字下志段味字長廻間2280-12
★守西:守山区鳥羽見2-20-12
大森:守山区大森1-2016
緑消防署 緑区滝ノ水4-2007 ★大高:緑区大高町字下塩田41-1
有松:緑区有松町大字桶狭間字生山48-27
鳴海:緑区鳴海町字乙子山85-11
★徳重:緑区鳴海町字神ノ倉3-1244
名東消防署 名東区野間町40 星ヶ丘:名東区名東本町162
★猪子石:名東区香流1-1112
豊が丘:名東区豊が丘802
天白消防署 天白区原5-2506 島田:天白区島田3-301
★植田:天白区焼山1-807

特別消防隊(ハイパーレスキューNAGOYA)[編集]

ハイパーレスキューNAGOYAと呼ばれ特別な対応を要する災害に関する警防業務を行う。名古屋市の特別高度救助隊にあたる。


特別消防隊
(★印は救急隊のある特別消防隊)
住所 任務
第一方面隊 中川区太平通3-39 震災及び水難対応
★第二方面隊 西区那古野2-26-16 低所災害及び地下災害対応
第三方面隊 北区上飯田南町4-1-11 高所災害対応。航空隊との連携
第四方面隊 瑞穂区田辺通5-9 車輌事故、鉄道事故など交通災害対応
第五方面隊 港区金城ふ頭1-1−3 NBC災害及び船舶火災、石油コンビナート災害対応

消防航空隊[編集]

  • 名古屋市消防航空隊:航空機の運航及び整備を行う。
    • 住所:愛知県西春日井郡豊山町大字豊場(名古屋空港内)

消防学校[編集]

  • 名古屋市消防学校:消防吏員の教育を行う。
    • 住所:愛知県名古屋市守山区大字下志段味字長廻間2280-12

関連項目[編集]

外部リンク[編集]