成海神社

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成海神社
Narumijinja4.JPG
所在地 愛知県名古屋市緑区鳴海町乙子山85
位置 北緯35度5分12秒
東経136度57分12秒
座標: 北緯35度5分12秒 東経136度57分12秒
主祭神 日本武尊
社格 式内社(小)・県社
創建 朱鳥元年(686年)
本殿の様式 流造
例祭 10月10日
主な神事 御船流神事
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成海神社(なるみじんじゃ)は、愛知県名古屋市緑区鳴海にある神社延喜式神名帳尾張国愛智郡成海神社にあたる(式内社)。「鳴海天神」、「東宮大明神」とも呼ばれていた。旧県社


祭神[編集]

主祭神
日本武尊
配祀
宮簀媛命
建稲種命
  • 宮簀媛命は、尾張国造の乎止与命と真敷刀俾命の子で、日本武尊の后の一人。伊吹山に赴く日本武尊から草薙剣を預かり、後に熱田神宮を創祀した。
  • 建稲種命は、宮簀媛命の兄で、日本武尊の東征の際、副将軍として随従した。

由緒[編集]

創建は朱鳥元年(686年)、草薙神剣熱田に還座(草薙剣盗難事件)された時に、日本武尊の縁由により鎮座されたと云われる。熱田大神宮御鎮座次第本紀には、事件を契機に日本武尊東征の縁故の地に創祀した10の神社が記載されているという。

創建当初は今より南の地、扇川に面した天神山に鎮座していたが、応永元年、足利氏の武将安原宗範により根古屋城(鳴海城)が築かれ、当社は現在の乙子山に奉遷された。現在の城跡内(城跡公園の東)には境外社天神社が鎮座している。例祭では御旅所となる。

旧址天神山の南には天白川支流の扇川が流れており、往古は洲一帯に「鳴海潟」という浜があった。天神社には日本武尊が鳴海潟で詠まれたという御歌「奈留美良乎 美也礼皮止保志 比多加知尓 己乃由不志保尓 和多良牟加毛(鳴海浦を見やれば遠し火高地にこの夕潮に渡らへむかも)」を刻んだ石碑がある。その他、日本武尊は鳴海について4首の御歌を残されている。御歌にある「火高(大高)」とは尾張国造城館の所在地で、日本武尊の后である宮簀媛命が住んでいた。現在、同地には熱田神宮境外摂社氷上姉子神社がある。東征からの帰還の際には、日本武尊は鳴海潟から火高まで船で渡ったという。毎年10月10日(近年は同日に近い日曜日に開催)の例祭では、この神話に因み、御神霊を旧址に渡御し、木片一片を御船として扇川に流す御船流神事を行う。

主な年中行事[編集]

  • 2月節分の日:節分祭
  • 7月中旬:夏祭茅ノ輪神事
  • 10月第2日曜:鳴海祭
  • 10月第2日曜:例祭、御船流神事

境内外末社[編集]

  • 神明社
  • 熊野日向社
  • 宝田社
  • 白山社
  • 山神社
  • 道祖祓島社
  • 御井社
  • 日割金刀比羅社
  • 今宮社
  • 氷上社・源大夫社合殿
  • 八幡社
  • 八劔社
  • 住吉社
  • 多賀社
  • 愛宕社
  • 風神社
  • 北野社
  • 子安社
  • 境外社:天神社
  • 東宮稲荷社
  • だるま塚

社宝[編集]

など

ギャラリー[編集]

ウィキメディア・コモンズには、成海神社に関するカテゴリがあります。

交通[編集]

参考文献[編集]

外部リンク[編集]