名古屋市美術館
![]() Nagoya City Art Museum | |
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施設情報 | |
正式名称 | 名古屋市美術館 |
専門分野 | 美術館 |
収蔵作品数 | 約5000点 |
館長 | 津坂 昌樹 |
事業主体 | 名古屋市 |
建物設計 | 黒川紀章 |
延床面積 | 7,125.19m2[1] |
開館 | 1988年(昭和63年)4月22日 |
所在地 |
〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄二丁目17番25号(白川公園内) |
位置 | 北緯35度9分49.83秒 東経136度54分3.67秒 / 北緯35.1638417度 東経136.9010194度座標: 北緯35度9分49.83秒 東経136度54分3.67秒 / 北緯35.1638417度 東経136.9010194度 |
外部リンク | 名古屋市美術館 |
プロジェクト:GLAM |
名古屋市美術館(なごやしびじゅつかん、英語表記:Nagoya City Art Museum)は、愛知県名古屋市中区の白川公園(「芸術と科学の杜」)内にある美術館である。
1988年(昭和63年)4月22日に開館[2]。建物は建築家である黒川紀章の代表作として名高い[3]。地元出身でもある黒川が名古屋城や大須観音、熱田神宮など名古屋の伝統的な建築物の意匠を随所に取り入れている[3]。鴻池組施工。
主な収蔵品[編集]
コレクションは、三岸節子・前田青邨・川合玉堂・熊谷守一・山本悍右・岸本清子ら郷土作家の作品の他、
- エコール・ド・パリ(稲沢市生まれの荻須高徳が関わった縁から)
- メキシコ・ルネサンス(瀬戸市ゆかりの北川民次がメキシコで活躍した縁、メキシコシティと名古屋市の姉妹都市締結の縁から)
- 現代美術(愛知出身の荒川修作、河原温、桑山忠明らコンセプチュアル・アート、ミニマルアートで世界的に活躍する作家、および同時代の日本内外の作家)
を中心に収蔵している。
エコール・ド・パリ[編集]
- モイズ・キスリング - 「新聞のある静物」「ルネ・キスリング夫人の肖像」
- マルク・シャガール - 「二重肖像」
- シャイム・スーティン - 「鳥のいる静物」「農家の娘」「セレの風景」
- ジュール・パスキン - 「クララとジュヌヴィエーヴ」「横たわるエリアーヌ」
- アメデオ・モディリアーニ - 「立てる裸婦」「おさげ髪の少女」
- モーリス・ユトリロ - 「マルカデ通り」「ノルヴァン通り」「ラパン・アジール」
- マリー・ローランサン - 「横たわる裸婦」「サーカスにて 」「アポリネールの娘」
- 荻須高徳 - 「サンドニ風景」
- 田中保 - 「ソリタ・ソラノの肖像」
メキシコ・ルネサンス[編集]
- ホセ・グアダルーペ・ポサダ - 「骸骨の自転車乗り」
- ホセ・クレメンテ・オロスコ - 「メキシコ風景」
- ルフィーノ・タマヨ - 「黒人の仮面」「乗り遅れた乗客」「夜の踊り子たち 」「苦悶する人」「横笛を吹く人」
- ディエゴ・リベラ - 「プロレタリアの団結」
- フリーダ・カーロ - 「死の仮面を被った少女」
現代美術[編集]
- 赤瀬川原平 不在の部屋
- 浅野弥衛 無題
- アレクサンダー・コールダー 《ファブニール・ドラゴンⅡ》
- 荒川修作 デュシャンの大ガラスを小さな細部としている図式
- アンゼルム・キーファー シベリアの王女
- 河口龍夫 関係-質
- 河原温 Nov.15, 1979
- 桑山忠明 無題 白/黒/黄土
- 小清水漸 夢の浮舟―赤い舟
- 瀧口修造 デカルコマニー
- 山本悍右 伽藍の鳥籠
- ジェームズ・タレル 『知覚の部屋-テレフォンブース;意識の変容』
- トニー・クラッグ 住処のある静かな場所
- フランク・ステラ 説教
- ベルント&ヒラ・ベッヒャー 巻上げ機
- 元永定正 作品
- 李禹煥 風とともに
日本画[編集]
ギャラリー[編集]
あいちトリエンナーレ2019ではモニカ・メイヤー、ドラ・ガルシアらの作品が展示された。
交通アクセス[編集]
近隣施設[編集]
脚注[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 名古屋市美術館
- 名古屋市美術館 (@ncam_Nagoya) - Twitter
- 名古屋市美術館 ミュージアムショップ (@ncam_ms) - Twitter