宮城県美術館

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Japanese Map symbol (Museum) w.svg 宮城県美術館
The Miyagi Museum of Art
The miyagi museum of art01s3872.jpg
本館。右端の彫刻はヘンリー・ムーア「スピンドル・ピース」
施設情報
正式名称 宮城県美術館
専門分野 美術
管理運営 宮城県
年運営費 4億3350万円(2007年度)[1]
延床面積 10,763.42m2
開館 1981年昭和56年)11月3日
所在地 980-0861
宮城県仙台市青葉区川内元支倉34-1
位置 北緯38度15分50.6秒
東経140度51分17.7秒
公式サイト 公式ウェブサイト
プロジェクト:GLAM

宮城県美術館(みやぎけんびじゅつかん)は、仙台市都心部の西、広瀬川右岸の文教地区にある宮城県立の美術館である。敷地内は、本館の常設展・特別展会場および別館の佐藤忠良記念館(さとうちゅうりょうきねんかん)展示室が有料であるが、その他の本館・別館内や中庭・庭園は公共空間であり、無料で入ることができる。

設計は、本館が前川國男建築設計事務所、佐藤忠良記念館が大宇根建築設計事務所。建設省公共建築百選に選ばれている。BCS賞も受賞。

概要[編集]

地元である宮城県および東北地方に縁の深い、明治維新以降の絵画版画彫刻工芸作品を中心にコレクションしており、さらにカンディンスキークレーらの作品も収蔵している。ほか、具体美術協会の作品45点、随筆『気まぐれ美術館』で知られる画廊主・随筆家洲之内徹洲之内コレクション長岡現代美術館を運営していた旧大光相互銀行(現大光銀行)の大光コレクションも有名。また、佐藤忠良の作品を展示する別館が、本館西隣に開館している。

これらの作品を展示する常設展および年に数回の特別展が企画されるほか、併設されている県民ギャラリーにおける一般市民の展示発表も活発である。また、館内の創作室や設備を開放して随時創作指導等を行なっており、ただ鑑賞するだけではない幅広い芸術活動を支援している。これは、開館時に掲げた理念の「見るだけでなく新しい自分を発見する美術館」[2]を踏襲したものである。

年間総観覧者数は、都道府県立美術館基本調査票によると、2002年度が19.9万人、2003年度が17.1万人、2004年度が17.4万人となっており、全国の都道府県立美術館56館中9位か10位の集客力となっている[3][4]。観覧者以外の利用客も含めた近年の年間入館者数は約25万人[5]

沿革[編集]

当館の地は、江戸時代には仙台藩仙台城二の丸であった。戦前には、大日本帝国陸軍第2師団隷下の野砲兵第2連隊の軍用倉庫が置かれた。GHQ占領期にはGHQの仙台キャンプとして使用された。

施設[編集]

利用情報[編集]

  • 開館時間 - 9:30~17:00
  • 休館日(以下以外にも臨時休館あり)
  • 観覧料(団体割引・障害者割引などあり)

施設構成[編集]

本館(広瀬川越しに臨む。奥の山は青葉山
別館・佐藤忠良記念館
新宮晋「時の旅人」(1981年)北庭にある
本館
  • 2階
    • 展示室(3-4)
  • 1階
    • 本館エントランスホール(コンサートなども開催)
    • 展示室(1-2)
    • 創作室
    • 造形遊戯室
    • 講堂
    • 図書室
    • 映像室
    • レストラン「カフェモーツァルト フィガロ」
    • ミュージアムショップ
  • 地下1階
    • 県民ギャラリー(1-2)
佐藤忠良記念館
  • 1階
    • 展示室(5-9)
    • コーヒーショップ「カフェモーツァルト パパゲーノ」
  • 地下1階
    • アートホール
庭園
  • 前庭
  • 中庭(コンサートなど開催)
  • 北庭
  • アリスの庭

恒例のイベント[編集]

アクセス[編集]

周辺[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 第6章 芸術文化(宮城県「宮城教育年報(平成19年度実績)」)
  2. ^ (9) 宮城県美術館開館河北新報「ニュースの記憶~仙台圏・あのころ」)
  3. ^ 第1回新潟県立美術館外部評価検討委員会 資料(新潟県)
  4. ^ 提言:評価と経営の確立に向けて(静岡県立美術館評価委員会)
  5. ^ 宮城県美術館(宮城県観光データブック)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]