宇野昌磨

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Pix.gif 宇野 昌磨
Shoma UNO
Figure skating pictogram.svg
2015 Grand Prix of Figure Skating Final Shoma Uno IMG 8000.JPG
2015年GPファイナルのショートプログラム
基本情報
代表国: 日本の旗 日本
生年月日: 1997年12月17日(18歳)
出生地: 愛知県の旗 愛知県名古屋市
身長: 159 cm
コーチ: 山田満知子
樋口美穂子
振付師: 樋口美穂子
元振付師: 山田満知子
所属クラブ: 中京大学
ISU パーソナルベストスコア
トータルスコア: 276.79 2015 GPファイナル
ショートプログラム: 92.99 2016 四大陸選手権
フリースケーティング: 190.32 2015 GPファイナル
 
獲得メダル
フィギュアスケート
グランプリファイナル
2015 バルセロナ 男子シングル
ユースオリンピック
Olympic rings with transparent rims.svg
2012 インスブルック 団体戦
2012 インスブルック 男子シングル
世界ジュニア選手権
2015 タリン 男子シングル
ジュニアグランプリファイナル
2014 バルセロナ 男子シングル

宇野 昌磨(うの しょうま、1997年12月17日 - )は、日本フィギュアスケート選手(男子シングル)。愛知県名古屋市出身。血液型はB型

主な実績に2015年世界ジュニア選手権2014年ジュニアグランプリファイナル各優勝、2014年全日本選手権2位。2015年グランプリファイナル3位。2015年全日本選手権2位。

人物[編集]

名古屋市立冨士中学校[1]中京大学附属中京高等学校を卒業。2015年4月に同じくスケート選手の新田谷凜加藤利緒菜磯邉ひな乃等と共に中京大学スポーツ科学部へ入学。憧れの選手は高橋大輔[2]

5歳の頃に遊びに行ったスケートリンクで、浅田真央に声をかけられてスケートを始めた[2][3]偏食の傾向があり、野菜が苦手だが改善を図っている[4]

技術・演技[編集]

2種類の4回転ジャンプ(フリップトウループ)と6種類の3回転ジャンプをとぶことができる。

4回転ジャンプについては、フリップとトウループが跳べるほか、現在ループも練習中であり、2016年四大陸選手権の公式練習では着氷を成功させた[5]。4回転フリップは、2016年コーセー・チームチャレンジカップアメリカ スポーケン)のSPにおいて、ISU公認大会史上初めて成功させた[6]。 翌日のFSでも成功させている[7]ルッツは苦手としていたが矯正に成功している。一方、フリップは非常に得意で3回転フリップ-3回転トウループ、2回転アクセル-1回転ループ-3回転フリップなどコンビネーションジャンプにもよく使用している。 3回転アクセルはイーグルからの入りで跳ぶことが多い。2016年チームチャレンジカップのフリーでは、3回転アクセル-1回転ループ-3回転フリップを成功させた。

表現力には定評がある[2]クリムキンイーグルを得意としている。

経歴[編集]

ノービス時代[編集]

2012年世界ジュニア選手権のショートプログラム

2009年、全日本ノービス選手権で優勝し、同年の全日本ジュニア選手権に初出場し3位となる。

2010年、再び全日本ノービス選手権で優勝、全日本ジュニア選手権では4位に終わる。

ジュニア時代[編集]

ユースオリンピック銀メダル獲得

2011-12シーズンよりジュニアグランプリ (JGP) シリーズに参戦。初戦のバルティック杯では4位。続くタリン杯では3位となり、2戦目にしてJGPシリーズで初のメダルを獲得。同年の全日本ジュニア選手権では5位に入り、全日本選手権に出場。初出場となった全日本選手権では9位となり、2012年世界ジュニア選手権の代表に選出された[8]

全日本ジュニアの成績等から派遣されたインスブルックユースオリンピックでは、ショート6位からフリーで巻き返し、銀メダルを獲得した。世界ジュニア選手権では10位となる。

2012-13シーズン、JGPブラエオン・シュベルター杯で2位。全日本ジュニア選手権では2位。全日本選手権では11位。当初は田中刑事世界ジュニア選手権の代表だったが、負傷で代表を辞退したために繰り上がって出場[9]し、7位となった。

2013-14シーズン、JGPリガ杯で3位。全日本ジュニア選手権2位。全日本選手権ではショート6位となり、フリーでは最終グループに入る[10]。総合では7位となり、世界ジュニア選手権への3大会連続出場を決めた。

世界ジュニア選手権ではショート3位、フリー5位で総合5位となる。ガルデナスプリング杯では、国際大会のシニアクラスで初優勝を果たした。

JGPファイナル・世界ジュニア選手権優勝

2014-15シーズン、アジアフィギュア杯で4回転トウループを初成功させ優勝。続くJGPシリーズの2大会でも4回転トウループを成功させ、クロアチア杯ではJGPシリーズ初優勝を果たす。シリーズのポイントランキング2位の成績で、自身初のJGPファイナルへの進出を決めた。全日本ジュニア選手権では3回転アクセルを初めて成功させ初優勝を果たした。

ファイナルではショート3位、フリーでは一つのマイナス評価も受けない演技を披露し、ジュニアでは初の160点台のスコアを獲得。総合でもジュニアの世界歴代最高得点を更新し、2009年の羽生結弦以来となる日本男子3人目の優勝を果たした[11]

全日本選手権ではショート3位、フリー3位で銀メダルを獲得した。この結果により四大陸選手権に初選出される。

シニア初の国際大会となる四大陸選手権ではショートで自己ベストを更新し2位につけた。続くフリーでは自己ベストを更新したものの、ジャンプの転倒などがあり5位、総合5位となった。

世界ジュニア選手権ではショートでジュニアでは初めて80点台を記録するなどして初優勝、3位の山本草太と日本人初のダブル表彰台に立った[12]

シニア時代[編集]

GPファイナル銅メダル獲得

2015-16シーズン、シニアクラスへ移行。ジャパンオープンでは参考記録ながらも185.48の高得点をマークし男子個人で1位。チーム日本の優勝に貢献した。グランプリシリーズに初参戦し、スケートアメリカで銀メダルを獲得した。エリック・ボンパール杯ではグランプリシリーズ初優勝を飾った[注釈 1]

初出場のグランプリファイナルでは、フリーで自身初の190点台を記録し、銅メダルを獲得した。男子シングルの選手が、シニアのグランプリシリーズデビューの年に、ファイナルでメダルを獲得するのは初めてのことである[14]

全日本選手権ではショート2位、フリー3位の総合2位となり、昨季に続き四大陸選手権に選出されたほか、世界選手権の代表にも初選出された。四大陸選手権ではSPで自己ベストを出し2位につけるが、フリーで4回転ジャンプの回転が抜けてしまうなどのミスがあり、総合4位となり表彰台を逃した。初出場となった世界選手権では、SPで4位につけるが、フリーで後半の4回転トウループで転倒するなどのミスがあり、総合7位に終わった。

主な戦績[編集]

International Skating Union.svgマークが付いている大会はISU公認の国際大会。

大会/年 2009-10 2010-11 2011-12 2012-13 2013-14 2014-15 2015-16

International Skating Union.svg 世界選手権

7

International Skating Union.svg 四大陸選手権

5 4
全日本選手権 9 11 7 2 2

International Skating Union.svg GPファイナル

3

International Skating Union.svg GPエリック杯

1[注釈 1]

International Skating Union.svg GPスケートアメリカ

2
CS USクラシック 5
アジアフィギュア杯 1
ガルデナスプリング杯 1

International Skating Union.svg ユースオリンピック

2

International Skating Union.svg 世界Jr.選手権

10 7 5 1
全日本Jr.選手権 3 4 5 2 2 1

International Skating Union.svg JGPファイナル

1

International Skating Union.svg JGPクロアチア杯

1

International Skating Union.svg JGPメ~テレ杯

2

International Skating Union.svg JGPタリン杯

3 4

International Skating Union.svg JGPリガ杯

3

International Skating Union.svg JGP S.ブレッド杯

6

International Skating Union.svg JGP B.シュベルター杯

2

International Skating Union.svg JGPバルティック杯

4

詳細[編集]

2015-2016 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2016年4月22日-24日 2016年コーセー・チームチャレンジカップスポケーン 1
105.74
1
192.92
[15]
2016年3月26日-4月3日 2016年世界フィギュアスケート選手権ボストン 4
90.74
6
173.51
7
264.25
2016年2月16日-21日 2016年四大陸フィギュアスケート選手権台北 2
92.99
5
176.82
4
269.81
2015年12月24日-27日 第84回全日本フィギュアスケート選手権札幌 2
97.94
3
169.21
2
267.15
2015年12月9日-13日 2015/2016 ISUグランプリファイナルバルセロナ 4
86.47
4
190.32
3
276.79
2015年11月13日-15日 ISUグランプリシリーズ エリック・ボンパール杯ボルドー 1
89.56
中止 1[注釈 1]
2015年10月23日-25日 ISUグランプリシリーズ スケートアメリカミルウォーキー 4
80.78
1
176.65
2
257.43
2015年10月3日-日 2015年ジャパンオープンさいたま - 1
185.48
1
団体
2015年9月16日-20日 ISUチャレンジャーシリーズ USインターナショナルクラシックソルトレイクシティ 9
52.45
1
154.96
5
207.41


2014-2015 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2015年3月2日-8日 2015年世界ジュニアフィギュアスケート選手権タリン 1
84.87
2
147.67
1
232.54
2015年2月9日-15日 2015年四大陸フィギュアスケート選手権ソウル 2
88.90
5
167.55
5
256.45
2014年12月25日-28日 第83回全日本フィギュアスケート選手権長野 3
85.53
3
165.75
2
251.28
2014年12月11日-14日 2014/2015 ISUジュニアグランプリファイナルバルセロナ 3
75.21
1
163.06
1
238.27
2014年11月22日-24日 第83回全日本フィギュアスケートジュニア選手権新潟 1
82.72
2
128.00
1
210.72
2014年10月8日-11日 ISUジュニアグランプリ クロアチア杯ザグレブ 1
74.82
1
152.69
1
227.51
2014年9月11日-14日 ISUジュニアグランプリ メ~テレ杯長久手 2
69.78
2
150.21
2
219.99
2014年8月6日-10日 2014年アジアフィギュア杯台北 1
71.89
1
151.26
1
223.15


2013-2014 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2014年3月28日-30日 2014年ガルデナスプリング杯ガルデナ 1
72.26
1
145.51
1
217.77
2014年3月10日-16日 2014年世界ジュニアフィギュアスケート選手権ソフィア 3
70.67
5
135.83
5
206.50
2013年12月20日-23日 第82回全日本フィギュアスケート選手権さいたま 6
72.15
7
144.34
7
216.49
2012年11月22日-24日 第82回全日本フィギュアスケートジュニア選手権名古屋 2
71.61
3
134.49
2
206.10
2013年10月9日-13日 ISUジュニアグランプリ タリン杯タリン 3
67.09
3
130.73
4
197.82
2013年8月27日-9月1日 ISUジュニアグランプリ リガ杯リガ 6
58.22
3
117.59
3
175.81


2012-2013 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2013年2月25日-3月3日 2013年世界ジュニアフィギュアスケート選手権ミラノ 7
61.66
8
123.89
7
187.08
2012年12月20日-24日 第81回全日本フィギュアスケート選手権札幌 10
67.56
11
131.47
11
199.03
2012年11月17日-18日 第81回全日本フィギュアスケートジュニア選手権西東京 2
66.21
2
124.37
2
190.58
2012年10月10日-14日 ISUジュニアグランプリ ブラエオン・シュベルター杯ケムニッツ 2
63.48
1
125.00
2
188.48
2012年9月26日-30日 ISUジュニアグランプリ センシラ・ブレッド杯ブレッド 4
61.42
6
112.92
6
174.34


2011-2012 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2012年2月27日-3月4日 2012年世界ジュニアフィギュアスケート選手権ミンスク 10
57.71
10
118.21
10
175.92
2012年1月13日-22日 インスブルックユースオリンピックインスブルック 6
51.52
2
115.63
2
167.15
2011年12月22日-26日 第80回全日本フィギュアスケート選手権門真 7
63.49
10
126.93
9
190.42
2011年11月25日-27日 第80回全日本フィギュアスケートジュニア選手権八戸 3
61.56
5
111.90
5
173.46
2011年10月12日-16日 ISUジュニアグランプリ タリン杯タリン 4
56.29
3
118.86
3
175.15
2011年9月14日-18日 ISUジュニアグランプリ バルティック杯グダニスク 8
48.69
3
114.55
4
163.24


2010-2011 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2010年11月26日-28日 第79回全日本フィギュアスケートジュニア選手権ひたちなか 3
57.62
8
94.42
4
152.04


2009-2010 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2009年11月21日-23日 第78回全日本フィギュアスケートジュニア選手権横浜 4
52.95
4
95.09
3
148.04


プログラム使用曲[編集]

シーズン SP FS EX
2015-2016[16] Legends
作曲:Sacred Spirit
振付:樋口美穂子
歌劇『トゥーランドット』より
作曲:ジャコモ・プッチーニ
ヴァイオリンファンタジー
演奏:ヴァネッサ・メイ
誰も寝てはならぬ
ボーカル:ポール・ポッツ
振付:樋口美穂子
映画『ドンファン』より
作曲:マイケル・ケイメン
振付:樋口美穂子

ヴァイオリンソナタ第9番
作曲:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
振付:樋口美穂子
2014-2015 ヴァイオリンソナタ第9番
作曲:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
振付:樋口美穂子
映画『ドンファン』より
作曲:マイケル・ケイメン
振付:樋口美穂子
The blessed spirits
作曲:ヴァネッサ・メイ
2013-2014 The blessed spirits
作曲:ヴァネッサ・メイ
振付:山田満知子、樋口美穂子
Steps
曲:シークレット・ガーデン
振付:山田満知子、樋口美穂子
タンゲーラ
作曲:マリアーノ・モーレス
2012-2013 タンゲーラ
作曲:マリアーノ・モーレス
振付:山田満知子、樋口美穂子
Bad Boy Good Man
by Tape Five
2011-2012 映画タッカー』より
作曲:ジョー・ジャクソン
振付:山田満知子、樋口美穂子
ツィガーヌ
作曲:モーリス・ラヴェル
振付:山田満知子、樋口美穂子
フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン
聖者の行進
作曲:バート・ハワード
振付:山田満知子、樋口美穂子
2010-2011 ツィガーヌ
作曲:モーリス・ラヴェル
振付:山田満知子

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ a b c パリ同時多発テロ事件によるフリー種目の中止でSPの順位が最終結果となった[13]

出典[編集]

  1. ^ 第31回全国中学校スケート大会 長野市ホームページ
  2. ^ a b c 『週刊朝日』2015年3月27日号
  3. ^ “新星・宇野昌磨 浅田真央との出会いでフィギュア始める”. 週刊女性PRIME (週刊女性2015年11月24日号). (2015年11月11日). http://www.jprime.jp/entertainment/sport_player/20511 
  4. ^ “宇野昌磨3位「ユヅ君はすごい」羽生を追う - フィギュア”. 日刊スポーツ. (2015年12月14日). http://www.nikkansports.com/sports/news/1579157.html 
  5. ^ 宇野昌磨「進歩してる」史上初の4回転ループ挑戦へ 日刊スポーツ 2016年2月17日
  6. ^ 宇野昌磨4回転フリップ成功「確率2分の1だった」 日刊スポーツ 2016年4月23日付
  7. ^ 宇野昌磨フリーも4回転フリップ決めた!自己ベスト 日刊スポーツ 2016年4月24日付
  8. ^ 世界ジュニア代表に田中刑事、佐藤未生ら 産経ニュース
  9. ^ “田中刑事が代表辞退 宇野出場へ フィギュア世界ジュニア”. スポーツニッポン(スポニチAnnex). (2013年2月17日). http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2013/02/17/kiji/K20130217005219330.html 
  10. ^ 16歳・宇野が6位と健闘 産経ニュース
  11. ^ “宇野が逆転V!フリー、合計ともジュニア歴代最高更新 山本2位”. スポーツニッポン(スポニチAnnex). (2014年12月12日). http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2014/12/12/kiji/K20141212009452410.html 
  12. ^ “宇野 世界ジュニアVで2冠!山本3位で日本勢史上初W表彰台”. スポーツニッポン(スポニチAnnex). (2015年3月7日). http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/03/07/kiji/K20150307009938860.html 
  13. ^ “宇野昌磨がGPファイナル進出 テロで中止の仏杯、V確定”. 47NEWS(よんななニュース). (2015年11月24日). http://www.47news.jp/CN/201511/CN2015112401001339.html 
  14. ^ “「快挙達成!」男子フィギュアの宇野昌磨選手が帰国”. 名古屋テレビ. (2015年11月24日). http://www.nagoyatv.com/news/?id=123293 
  15. ^ 男女シングルSP団体1位、総合団体3位
  16. ^ Japanese stars debut programs at 'Dreams on Ice'

外部リンク[編集]