エマニュエル・サンデュ

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Pix.gif エマニュエル・サンデュ
Emanuel SANDHU
Figure skating pictogram.svg
Sandhu2004.jpg
基本情報
代表国: カナダの旗 カナダ
生年月日: (1980-11-18) 1980年11月18日(37歳)
出生地: トロント[1]
身長: 183 cm[1][2]
元コーチ: ジョアン・マクラウド[1][2]
元振付師: マーク・ピレイ[1][2]
ジョアン・マクラウド
所属クラブ: North Shore Winter Club
ISU パーソナルベストスコア
トータルスコア: 228.29 2003 GPファイナル
ショートプログラム: 78.41 2006 世界選手権
フリースケーティング: 152.74 2003 GPファイナル
 
獲得メダル
フィギュアスケート
四大陸選手権
2004 ハミルトン 男子シングル
グランプリファイナル
2003 コロラドスプリングス 男子シングル

エマニュエル・サンデュ英語: Emanuel Sandhu1980年11月18日[2][1] - )は、カナダフィギュアスケート選手(男子シングル)。トリノオリンピックカナダ代表。2003年グランプリファイナル優勝。2004年四大陸選手権2位

人物[編集]

トロントで、イタリア系の母とインド系の父の間に生まれる。母は歌手だった[3]。エキゾチックなルックスとバレエで培った高い芸術性を誇る、個性派スケーターの代表格[4]。4回転トウループと4回転サルコウを跳び[5]、2003-2004シーズンのグランプリファイナルエフゲニー・プルシェンコを破って優勝したほどの力があるものの、好不調の波が激しく[6]、安定した成績は残せていない。男子選手には珍しく、技のつなぎとしてスパイラルをプログラムに盛り込んでいた。

経歴[編集]

3歳からバレエを始める。カナダ国立バレエスクールにも10年ほど在籍し、11歳のころには同スクールの生徒として東京公演に参加している。8歳からはスケートを始め、しばらくはバレエと両立していた[7]

1998年カナダ選手権で2位になったが長野オリンピックに派遣されなかった。そのことでマスコミに騒がれると同時に家庭内の問題もあって精神的に安定しない日々が続き、世界選手権ではFSに進めなかった[8]。2001年にはカナダ選手権で初優勝を果たした。2001-2002シーズンはカナダ選手権で2位となりソルトレイクシティオリンピックの代表に選ばれたものの、SPの前に棄権した。[6][3]

2003-2004シーズン、初出場のグランプリファイナルでは2シーズン無敗を誇っていたエフゲニー・プルシェンコを破り優勝。四大陸選手権では2位に入った。2005-2006シーズンはグランプリシリーズで2連勝しながらも、グランプリファイナルでは大乱調で5位となり、トリノオリンピックでも13位と惨敗した。世界選手権では転倒がありながらもSPに2位につけるなどして、過去最高の5位だった。2006-2007シーズンを最後に競技会からは遠ざかった。

2008年夏、カナダのダンスオーディション番組「SYTYCD Canada」にトライアウトし最終選考で落選。2009年初頭に右膝を故障、手術。その後「SYTYCD Canada」に再トライしTop20入りし、最終的にはTop6に残った。

2011年11月、競技復帰を目指したが足の怪我のために断念した。[9]コーチ不在の状態で[10]2012年12月にカナダ選手権の予選会であるスケートカナダチャレンジにて競技復帰、カナダ選手権には6年ぶりに出場し11位。

主な戦績[編集]

大会/年 96-97 97-98 98-99 99-00 00-01 01-02 02-03 03-04 04-05 05-06 06-07 12-13
オリンピック 棄権 13
世界選手権 29 18 9 8 8 7 5 16
四大陸選手権 10 13 7 5 2 9
カナダ選手権 1 J 2 2 2 1 2 1 1 2 2 3 11
GPファイナル 1 4 5
GP中国杯 5 1 3
GPロシア杯 5
GPスケートカナダ 5 2 4 1 1
GPエリック杯 3 9 3
GPスケートアメリカ 4 6
GPスパルカッセン杯 8 6
GPNHK杯 6
世界Jr.選手権 11
JSサン・ジェルヴェ 4

詳細[編集]

2012-2013 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2013年1月13日-20日 カナダフィギュアスケート選手権ミシサガ 9
60.42
12
115.76
11
176.18


2006-2007 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2007年3月19日-25日 2007年世界フィギュアスケート選手権東京 11
69.42
11
119.17
16
188.59
2007年2月5日-11日 2007年四大陸フィギュアスケート選手権コロラドスプリングス 5
64.98
10
108.69
9
173.67
2007年1月15日-21日 カナダフィギュアスケート選手権ハリファックス 3
65.21
2
142.28
3
207.49
2006年11月23日-26日 ISUグランプリシリーズ ロシア杯モスクワ 3
71.30
8
114.15
5
185.45
2006年11月9日-12日 ISUグランプリシリーズ 中国杯南京 4
63.55
2
129.84
3
193.39


2005-2006 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
2006年5月14日-日 2006年ジャパンオープンさいたま - - - 2
団体
2006年3月19日-26日 2006年世界フィギュアスケート選手権カルガリー 6
28.95
2
78.41
4
142.53
5
249.89
2006年2月10日-26日 トリノオリンピックトリノ - 7
69.75
14
120.49
13
190.24
2006年1月9日-15日 カナダフィギュアスケート選手権オタワ 1
35.13
2
72.80
2
139.15
2
247.08
2005年12月16日-18日 2005/2006 ISUグランプリファイナル東京 - 5
57.86
4
131.60
5
189.46
2005年11月3日-6日 ISUグランプリシリーズ 中国杯北京 - 4
65.10
1
147.56
1
212.66
2005年10月27日-30日 ISUグランプリシリーズ スケートカナダセントジョンズ - 6
62.15
1
139.70
1
201.85


2004-2005 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
2005年3月14日-20日 2005年世界フィギュアスケート選手権モスクワ 7
29.73
11
67.30
3
134.13
7
231.16
2005年1月17日-23日 カナダフィギュアスケート選手権ロンドン 1
35.79
4
63.53
2
143.34
2
242.66
2004年12月16日-19日 2004/2005 ISUグランプリファイナル北京 - 3
75.60
5
120.30
4
195.90
2004年11月18日-21日 ISUグランプリシリーズ エリック・ボンパール杯パリ - 2
65.60
5
103.20
3
168.80
2004年10月28日-31日 ISUグランプリシリーズ スケートカナダハリファクス - 7
60.17
1
144.00
1
204.17


2003-2004 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
2004年3月22日-28日 2004年世界フィギュアスケート選手権ドルトムント 1 13 8 8
2004年1月19日-25日 2004年四大陸フィギュアスケート選手権ハミルトン - 3 2 2
2004年1月5日-11日 カナダフィギュアスケート選手権エドモントン 1 1 1 1
2003年12月11日-14日 2003/2004 ISUグランプリファイナルコロラドスプリングス - 2
75.55
1
152.74
1
228.29
2003年11月6日-9日 ISUグランプリシリーズ 中国杯北京 - 7
59.83
4
125.40
5
185.23
2003年10月30日-11月3日 ISUグランプリシリーズ スケートカナダミシサガ - 3
72.14
5
123.62
4
195.76


2002-2003 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
2003年3月24日-30日 2003年世界フィギュアスケート選手権ワシントンD.C. 5 10 8 8
2003年2月10日-16日 2003年四大陸フィギュアスケート選手権北京 - 8 4 5
2003年1月6日-12日 カナダフィギュアスケート選手権サスカトゥーン 1 3 1 1
2002年10月30日-11月3日 ISUグランプリシリーズ スケートカナダケベックシティ - 1 2 2
2002年10月24日-27日 ISUグランプリシリーズ スケートアメリカスポケーン - 9 5 6


2001-2002 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
2002年1月8日-13日 カナダフィギュアスケート選手権ハミルトン 3 1 2 2
2001年11月14日-18日 ISUグランプリシリーズ ラリック杯パリ - 6 10 9
2001年11月1日-4日 ISUグランプリシリーズ スケートカナダサスカトゥーン - 2 6 5


2000-2001 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
2001年3月17日-25日 2001年世界フィギュアスケート選手権バンクーバー 4 16 5 9
2001年2月7日-10日 2001年四大陸フィギュアスケート選手権ソルトレイクシティ - 13 5 7
2001年1月16日-21日 カナダフィギュアスケート選手権ウィニペグ 1 3 1 1
2000年11月7日-12日 ISUグランプリシリーズ スパルカッセン杯ゲルゼンキルヒェン - 5 6 6
2000年10月25日-29日 ISUグランプリシリーズ スケートアメリカコロラドスプリングス - 3 4 4


1999-2000 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2000年2月21日-27日 2000年四大陸フィギュアスケート選手権大阪 13 13 13
2000年1月26日-30日 カナダフィギュアスケート選手権カルガリー 2 2 2
1999年11月11日-14日 ISUグランプリシリーズ スパルカッセン杯ゲルゼンキルヒェン 10 8 8


1998-1999 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
1999年3月21日-28日 1999年世界フィギュアスケート選手権ヘルシンキ 11 20 17 18
1999年2月21日-28日 1999年四大陸フィギュアスケート選手権ハリファックス - 10 9 10
1999年1月26日-31日 カナダフィギュアスケート選手権オタワ - 1 2 2
1998年12月2日-6日 ISUグランプリシリーズ NHK杯札幌 - 12 4 6
1998年11月20日-22日 ISUグランプリシリーズ ラリック杯パリ - 5 3 3
1998年8月25日-28日 1998年ネーベルホルン杯オーベルストドルフ - 11 5 6


1997-1998 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
1998年3月28日-4月5日 1998年世界フィギュアスケート選手権ミネアポリス 8 29 - 29
1997年11月22日-29日 1998年世界ジュニアフィギュアスケート選手権セントジョン 3 12 12 11


プログラム使用曲[編集]

シーズン SP FS EX
2012-2013 アルビノーニのアダージョ
作曲:レモ・ジャゾット
ヴァイオリン協奏曲第1番 第1楽章
作曲:マックス・ブルッフ
ピアノ協奏曲第2番 第2楽章
作曲:ドミートリイ・ショスタコーヴィチ
ヴァイオリン協奏曲 第3楽章
作曲:ピョートル・チャイコフスキー
Like I Love You
ボーカル:ジャスティン・ティンバーレイク
2006-2007[11][12] Pantera en libertad
作曲:モニカ・ナランホ
マンボ
by Wanyne
振付:ジョアン・マクラウド
シルクロードの旅
作曲:Sharov, Jiping
Legends
by Chun Yi
Tabla Beat Science
by Tala Matrix
振付:ジョアン・マクラウド
アヴェ・マリア
作曲:シャルル・グノーヨハン・ゼバスティアン・バッハ
2005-2006[2][13] タンゴ
作曲:ラロ・シフリン
振付:ジョアン・マクラウド
ゴーゴン・コブの音楽
振付:ジョアン・マクラウド
gopher
ボーカル:イマ・スマック
レッツ・ゴー
曲:ショーン・デズマン
2004-2005[14][15] Rise
by サフリ・デュオ
Xotica
作曲:ルネ・デュプレ
ピアノ協奏曲
作曲:エミール・フォン・ザウアー
Like I Love You
ボーカル:ジャスティン・ティンバーレイク
2003-2004 タンゴ
作曲:ラロ・シフリン
振付:ジョアン・マクラウド
Ninkov Latora
by Violaine Corradi
Slow and Sassy
作曲:ヘンリー・マンシーニ
Take California & Bang On
作曲:プロペラヘッズ
Like I Love You
ボーカル:ジャスティン・ティンバーレイク
All Love Can Be
ボーカル:シャルロット・チャーチ

出典[編集]

  1. ^ a b c d e 斎藤貴子編『COLORS フィギュアスケート男子シングルフォトブック』あおば出版、2006年2月、p.76
  2. ^ a b c d e 『フィギュアスケート選手名鑑 2006』新書館、2005年12月、p.102
  3. ^ a b 『COLORS 2007』p.77
  4. ^ 『COLORS』p.69
  5. ^ 国際スケート連盟によるバイオグラフィー
  6. ^ a b 『COLORS』p.75
  7. ^ 『COLORS』p.73
  8. ^ 『COLORS』pp.73-75
  9. ^ Foot injury puts Sandhu's comeback on hold
  10. ^ Sandhu's comeback about joy of skating
  11. ^ 『COLORS 2007』p.72, p.75, p.78
  12. ^ 境田優「06-07シーズン振付師相関図」『フィギュアスケートDays vol.2』DAI-X出版、2007年3月、pp.32-35
  13. ^ 『COLORS』p.76, p.69, p.70
  14. ^ 『COLORS 2007』p.76
  15. ^ 『COLORS』p.69

外部リンク[編集]