村上大介

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Pix.gif 村上 大介
Daisuke MURAKAMI
Figure skating pictogram.svg
Daisuke Murakami at 2010 SkateAmerica.jpg
2010年スケートアメリカにて
photo by David Carmichael
基本情報
代表国: 日本の旗 日本
生年月日: 1991年1月15日(24歳)
出生地: 神奈川県
身長: 165 cm
コーチ: フランク・キャロル
佐藤久美子
元コーチ: アンソニー・リュウ
長久保裕
成瀬葉里子
ニコライ・モロゾフ
タミー・ガンビル
ラファエル・アルトゥニアン
長光歌子
振付師: フィリップ・ミルズ
ジョナサン・カサー
元振付師: ローリー・ニコル
ジェフリー・バトル
ニコライ・モロゾフ
デヴィッド・ウィルソン
オレグ・エプスタイン
Lukash Abrahamyan
ラリサ・ジー
パスカーレ・カメレンゴ
所属クラブ: 陽進堂
ISU パーソナルベストスコア
トータルスコア: 256.47 2015 四大陸選手権
ショートプログラム: 82.86 2015 四大陸選手権
フリースケーティング: 173.61 2015 四大陸選手権

村上 大介(むらかみ だいすけ、英語: Daisuke "Dice" Murakami, 1991年1月15日[1] - )は、神奈川県出身、アメリカ日本フィギュアスケート選手(男子シングル)。

経歴[編集]

横浜インターナショナルスクール[ESL]~セント・メリーズ・インターナショナル・スクールを経て、9歳のとき両親とともにアメリカ合衆国へ渡り、スケートを始めた。

2009-2010年シーズンまでのコーチ・ニコライ・モロゾフにも指導を受けている。

2004年全米選手権ノービスクラスで2位に入り、翌2004-2005年シーズンからアメリカ代表としてISUジュニアグランプリに参戦。

2006年の全米選手権ではジュニアクラスで4位となり、世界ジュニア選手権代表に選出、世界ジュニア選手権では11位となる。なおこのときには、日本代表で大会に優勝した小塚崇彦のインタビューで通訳をかって出ている。

2007-2008シーズンに所属を日本に移す[2]全日本フィギュアスケートジュニア選手権で5位となり、翌2008-2009シーズンは日本代表としてもISUジュニアグランプリに参戦。2009-2010シーズンは開催国選出でNHK杯に出場した。

2012年のNHK杯はSPの前日の公式練習で右肩を脱臼したが出場。しかし、ジャンプの転倒で再び脱臼を起こし、演技中に途中棄権をした[3]。続く全日本選手権は手術の影響で欠場を発表した[4]

2014-2015シーズン、NHK杯ではSPで自己ベストを10点近く更新して3位に立つと、翌日のFSでは二本の四回転を決めるなどし166.39点と自己ベストを大幅に更新。トータルでも246.07点と自己ベストを40点以上更新し、羽生結弦無良崇人らを抑えてグランプリシリーズ初優勝を果たした。全日本選手権はFSでミスが重なり総合7位となるも、四大陸選手権の代表に選出。そこではNHK杯で更新した自己ベストをさらに更新し、日本人選手最高位の4位だった。

技術[編集]

2種類の4回転ジャンプ(4回転トウループと4回転サルコウ)を跳ぶことのできる選手である[5]

2014-2015シーズン、4回転サルコウをISU公認大会であるNHK杯でSPで1度[6]、FSで2度[7]、1試合中にSP,FS合計で3度公式に認定された。これは日本人選手としては初である。

主な戦績[編集]

  • 2007-08シーズン以降は日本に所属
  • 2006-07シーズンまではアメリカに所属
大会/年 2003-04 2004-05 2005-06 2006-07 2007-08 2008-09 2009-10 2010-11 2011-12 2012-13 2013-14 2014-15
四大陸選手権 4
全日本選手権 5 19 7 6 10 7
全米選手権 2 N 4 J 15
GP NHK杯 9 途中棄権 1
GPスケートアメリカ 5 6
CS USインターナショナル 3
プランタン杯 1
メラーノ杯 1 2
トリグラフ杯 1 N 2 3
ネペラ記念 1 2
フィンランディア杯 7 5
ユニバーシアード 3
世界Jr.選手権 11
全日本Jr.選手権 5 3
JGPスケートサファリ 4
JGP台湾 4
JGPメキシコ 3
JGP中国 11
エイゴンチャレンジ杯 1 J
  • N = ノービスクラス
  • J = ジュニアクラス

詳細[編集]

2014-2015 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2015年2月9日-15日 2015年四大陸フィギュアスケート選手権ソウル 6
82.86
3
173.61
4
256.47
2014年12月25日-28日 第83回全日本フィギュアスケート選手権長野 4
81.28
8
120.80
7
202.08
2014年11月28日-30日 ISUグランプリシリーズ NHK杯門真 3
79.68
1
166.39
1
246.07
2014年9月10日-14日 ISUチャレンジャーシリーズ USシニアインターナショナルソルトレイクシティ 2
68.56
3
136.11
3
204.67


2013-2014 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2014年3月14日-16日 2014年プランタン杯ルクセンブルク 1
65.07
2
121.40
1
186.47
2013年12月20日-23日 第82回全日本フィギュアスケート選手権さいたま 13
65.71
9
140.15
10
205.86
2013年11月14日-17日 2013年メラーノ杯メラーノ 2
73.84
1
149.05
2
222.89


2012-2013 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2013年3月27日-31日 2013年トリグラフトロフィーブレッド 3
66.69
3
110.74
3
177.43
2012年10月3日-7日 2012年オンドレイネペラトロフィーブラチスラヴァ 3
69.12
3
137.87
2
206.99


2011-2012 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2011年12月22日-26日 第80回全日本フィギュアスケート選手権門真 9
62.65
5
140.76
6
203.41
2011年11月18日-20日 2011年メラーノ杯メラーノ 1
63.72
1
133.04
1
196.76
2011年10月21日-23日 ISUグランプリシリーズ スケートアメリカオンタリオ 3
70.67
9
122.65
6
193.32
2011年9月28日-10月2日 2011年オンドレイネペラメモリアルブラチスラヴァ 1
73.19
3
140.18
1
213.37


2010-2011 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2011年4月7日-10日 2011年トリグラフトロフィーイェセニツェ 2
72.68
2
139.35
2
212.03
2011年1月30日-2月5日 ユニバーシアード冬季競技大会エルズルム 2
76.04
5
126.79
3
202.83
2010年12月24日-27日 第79回全日本フィギュアスケート選手権長野 7
69.39
8
129.32
7
198.71
2010年11月12日-14日 ISUグランプリシリーズ スケートアメリカポートランド 5
67.01
4
135.99
6
203.00
2010年10月7日-10日 2010年フィンランディア杯ヴァンター 2
66.09
5
116.94
5
183.03


2009-2010 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2009年12月25日-27日 第78回全日本フィギュアスケート選手権門真 20
52.19
15
102.71
19
154.90
2009年11月5日-8日 ISUグランプリシリーズ NHK杯長野 9
66.78
8
114.26
9
181.04
2009年10月9日-10日 2010年フィンランディア杯ヴァンター 5
64.26
9
113.61
7
177.87


2008-2009 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2009年3月5日-7日 2009年エイゴンチャレンジ杯 ジュニアクラス(ハーグ 1
64.50
2
113.96
1
178.46
2008年12月25日-27日 第77回全日本フィギュアスケート選手権長野 4
71.30
7
116.20
5
187.50
2008年11月23日-24日 第77回全日本フィギュアスケートジュニア選手権名古屋 2
65.95
4
107.50
3
173.45
2008年10月8日-12日 ISUジュニアグランプリ スケートサファリケープタウン 2
61.81
4
106.25
4
168.06


2007-2008 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2007年11月24日-25日 第76回全日本フィギュアスケートジュニア選手権仙台 2
54.95
6
102.02
5
156.97


2006-2007 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2007年1月21日-28日 全米フィギュアスケート選手権スポケーン 17
49.54
15
107.63
15
157.17
2006年10月12日-15日 ISUジュニアグランプリ 台湾杯台北 2
55.51
4
100.67
4
156.18
2006年9月12日-17日 ISUジュニアグランプリ メキシコ杯メキシコシティ 2
54.05
4
94.45
3
148.50


2005-2006 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
2006年3月6日-12日 2006年世界ジュニアフィギュアスケート選手権リュブリャナ 6
105.20
14
51.08
9
101.09
11
152.17
2006年1月7日-15日 全米フィギュアスケート選手権 ジュニアクラス(セントルイス - 10
48.59
4
105.38
4
153.97


2004-2005 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2004年9月16日-19日 ISUジュニアグランプリ ハルビンハルビン 8
46.88
10
84.23
11
131.11


プログラム使用曲[編集]

シーズン SP FS EX
2014-2015 ロクサーヌのタンゴ 映画『ムーラン・ルージュ』サウンドトラックより
振付:ジョナサン・カサー
映画『風とライオン』より
作曲:ジェリー・ゴールドスミス
振付:フィリップ・ミルズ
ピアノ協奏曲第2番
作曲:セルゲイ・ラフマニノフ
振付:フィリップ・ミルズ
Say Something
ボーカル:タナー・パトリック
2013-2014 映画『レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード』より
作曲:ロバート・ロドリゲス
振付:ジェフリー・バトル
映画『グラディエイター』より
作曲:ハンス・ジマー
振付:ローリー・ニコル
2012-2013 ヴァイオリンと管弦楽のためのボレロ
作曲:ウォルター・タイエブ
振付:パスカーレ・カメレンゴ
『ガブリエルのオーボエ』『滝』
映画『ミッション』より
作曲:エンニオ・モリコーネ
振付:ローリー・ニコル
2011-2012 ザ・フィーリング・ビギンズ
作曲:ピーター・ガブリエル
振付:ラリサ・ジー
映画『グラディエイター』より
作曲:ハンス・ジマー
振付:ローリー・ニコル
2010-2011 トッカータとフーガニ短調
作曲:ヨハン・ゼバスティアン・バッハ
演奏:ヴァネッサ・メイ
映画『アラビアのロレンス』より
作曲:モーリス・ジャール
セニョリータ
曲:ジャスティン・ティンバーレイク
Gasolina
曲:ダディー・ヤンキー
2009-2010 ウエスト・サイド物語
作曲:レナード・バーンスタイン
振付:ニコライ・モロゾフ
映画『ザ・ロック』より
作曲:Nick Glennie-Smith、ハンス・ジマーハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
振付:ニコライ・モロゾフ
2008-2009[8] 禿山の一夜
作曲:モデスト・ムソルグスキー
パガニーニの主題による狂詩曲
作曲:セルゲイ・ラフマニノフ
2006-2007 映画『ティファニーで朝食を』より
作曲:ヘンリー・マンシーニ
アニメ『天空のエスカフローネ』より
作曲:菅野よう子
2005-2006 コロブチカ
作曲:ボンド
ウエスト・サイド物語
作曲:レナード・バーンスタイン
2004-2005 ハバ・ナギラ 映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』より
作曲:Klaus Badelt
2003-2004 シング・シング・シング
作曲:ルイ・プリマ
映画『屋根の上のバイオリン弾き』より
作曲:ジョン・ウィリアムズ

脚注[編集]

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  1. ^ 『PASSION 2009 フィギュアスケート男子シングルフォトブック』双葉社、2009年2月、p.121
  2. ^ Combined Report of Action (PDF, 169 KiB)
  3. ^ “村上無念 3年ぶり出場も右肩脱臼し棄権”. スポーツニッポン. (2012年11月24日). http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2012/11/24/kiji/K20121124004624720.html 2012年12月31日閲覧。 
  4. ^ “男子の村上、全日本選手権欠場/フィギュア”. サンケイスポーツ. (2012年12月18日). http://www.sanspo.com/sports/news/20121218/fig12121805010000-n1.html 2012年12月31日閲覧。 
  5. ^ 『フィギュアスケートDays Plus 2008-2009男子シングル読本』ダイエックス出版、2008年9月、p.34
  6. ^ ISU GP NHK Trophy 2014 MEN SHORT PROGRAM JUDGES DETAILS PER SKATERISU GP NHK Trophy 2014 Short Program Judges Scores (pdf)
  7. ^ MEN FREE SKATING JUDGES DETAILS PER SKATERISU GP NHK Trophy 2014 Free Skating Judges Scores (pdf)
  8. ^ 「2008全日本選手権レポート 男子シングル」『フィギュアスケートDays vol.8』ダイエックス出版、2009年2月、pp.26-29

外部リンク[編集]