ヴィンセント・ジョウ

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ヴィンセント・ジョウ
Vincent ZHOU
US figure skater pictogram.png
Vincent Zhou at the Four Continents Championships 2019 - Awarding ceremony.jpg
選手情報
生年月日 (2000-10-25) 2000年10月25日(20歳)
代表国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出生地 サンノゼ
出身地 パロアルト (カリフォルニア州)
身長 175cm
趣味 サイエンス・フィクションハイキング
学歴 ブラウン大学
コーチ 濱田美栄 クリスティ・クラール 
元コーチ リー・バーケルトム・ザカライセック  タミー・ギャンビル ドリュー・ミーキンス
ベッキー・カルヴィン
振付師 ローリー・ニコル
ミーシャGE
元振付師 ジェフリー・バトル
ドリュー・ミーキンス
デヴィッド・ウィルソン
ジャスティン・ディロン
佐藤有香
所属クラブ Broadmoor SC
練習拠点 コロラドスプリングス
週間練習時間 26~24
開始 2005
シーズンベスト 3 (2018–19)
ISUサイト バイオグラフィ
ISU パーソナルベストスコア
合計スコア 299.01 2019 国別対抗戦
ショート 100.51 2019 国別対抗戦
フリー 198.50 2019 国別対抗戦
 
大会成績
国際スケート連盟主催大会 1 2 3
世界選手権 0 0 1
四大陸選手権 0 0 1
世界ジュニア選手権 1 0 0
合計数 1 0 2
国内大会 1 2 3
全米選手権 0 2 1
 
獲得メダル
フィギュアスケート
主要な国際競技会
世界選手権
2019 さいたま 男子シングル
四大陸選手権
2019 アナハイム 男子シングル
世界ジュニア選手権
2017 台北 男子シングル
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ヴィンセント・ジョウ英語: Vincent Zhou中国語: 周知方2000年10月25日 - )は、アメリカ合衆国サンノゼ出身の男性フィギュアスケート選手(男子シングル)。

2019年世界選手権3位。2019年四大陸選手権3位。2017年世界ジュニア選手権優勝。

経歴[編集]

中国から移民した両親のもとサンノゼで生まれ、パロアルト (カリフォルニア州)で育つ。5歳半でスケートを始める。9歳からタミー・ギャンビルに師事し2011年の全米選手権インターメディエイトクラスで史上最年少優勝、2012年に同じくノービスクラスで優勝、2013年にはジュニアクラスで史上最年少優勝を果たした。

2013-2014シーズン、国際基準ではジュニア年齢にも満たない中、国内でシニアクラスの大会へ出場していたが、先天的に負傷しやすい膝の問題を解決するために手術を行い、シーズン全ての試合を欠場した。また2014-2015シーズンは右膝の外側半月板を断裂し、同じくシーズンを通しての休養を選択した。シーズン中にはコーチをトム・ザカライセックに変更し、練習拠点をコロラドスプリングスに移した[1]

2015-2016シーズン、ジュニアグランプリシリーズに参戦し2大会連続で銀メダルを獲得した。ジュニアグランプリファイナルでは国際大会で初めて3回転アクセルに成功し4位に入った。全米選手権ではシニアクラスに初出場し8位。世界ジュニア選手権では5位。シーズン終了後、タミー・ギャンビルにコーチを戻した[2]

2016-2017シーズン、ジュニアグランプリシリーズの横浜大会で自己ベストを更新し銀メダルを獲得。全米選手権では前年の8位から大きくランクアップし銀メダルを獲得。同大会のシニアクラスで初表彰台に立った。世界ジュニア選手権では、FSでは4回転ルッツを含む3つの4回転ジャンプを成功させジュニアの歴代最高得点を更新し優勝した。

2017-2018シーズン、シニアクラスに移行しグランプリシリーズに参戦。全米選手権では銅メダルを獲得し、平昌オリンピック代表に選出された。同大会では6位入賞を果たした。初出場の世界選手権ではSPで自己ベストを更新し3位となるも、FSでは大会出発直前に負傷した腰の痛みが影響し3本のジャンプで転倒。さらに7本のジャンプが回転不足判定を受けるなどして総合14位に終わった[3]

2018-2019シーズン、コーチのタミー・ギャンビルと共に練習拠点をコロラドスプリングスに移し、再びトム・ザカライセックの指導を受け始めた[4]。全米選手権では2年ぶりに銀メダルを獲得。初出場の四大陸選手権では銅メダルを手にした。世界選手権ではSP4位・FS3位の安定した演技で総合3位。初表彰台に上った。優勝のネイサン・チェンと共に、アメリカ男子としては23年ぶりのダブル表彰台を達成した。

2019年 6月25日、木下グループとのスポンサー提携が発表された[5]。 また、これまで定期的にジョウを指導をしてきた日本の濱田美栄コーチが、メインコーチに加わったことが報道された[6]

2019-2020シーズン、私生活では ブラウン大学に進学[6]。9月のチャレンジャーシリーズ USインターナショナルクラシックでは、3位入賞。10月、大学の過密な授業スケジュールにより、十分な練習時間が確保できなかった為、出場予定であったグランプリシリーズ中国杯ロステレコム杯を棄権することが、本人のインスタグラム及びアメリカフィギュアスケート協会より発表された[7][8]。2020年1月、Zhouは次のシーズンにブラウン大学からギャップイヤーを取り、その後トロントのグラナイトクラブで浜田、リー・バーケル、振付師のロリ・ニコルがコーチを務めると発表した。

 2020年全米選手権で、4か月振りに実戦へと復帰した。練習場所の確保に苦労した上に 選手権の前に約4週間しかトレーニングできなかったにもかかわらず、情感のこもった滑らかなスケーティングと完成度の高いジャンプで総合4位に入り2020年の世界選手権で米国の3つの男子バースの1つに割り当てられました。 前回大会で見事銅メダルを勝ち取った世界選手権での完全復帰を目指したが、コロナウィルスの影響を受け試合は中止になった。

2020〜2021シーズン

パンデミックにより、Zhouはトロントでのコーチングは海外旅行の制限のためにもはや実行可能ではないと結論付け、バーケルと友好的に別れ コロラドスプリングズに戻った。彼は2年ぶりに2020年のスケートアメリカに出場し、SPでは 星降る夜をイメージした衣装を身にまとい、氷の上を風のように舞う美しいナンバーを、FPは近未来を思わせる独創的な振付で、 感情がほとばしるような力強いコレオシークエンスを見せ、シニアのグランプリシリーズ初となるメダルを獲得した。(銀メダル)[9] 全米選手権ではSP/FSともに4Lz-3Tで高GOEをたたき出し、演技構成点も向上させて表彰台に返り咲いた。(銀メダル) チームUSAとして出場した世界選手権ではFSで5クワド成功を狙っていたが[10] 足首の故障がたたって [11]フリーに進めないという事態に陥り、北京五輪の3枠目確保は 世界選手権で決まらなかった。

主な戦績[編集]

大会/年 2011
-12
2012
-13
2015
-16
2016
-17
2017
-18
2018
-19
2019
-20
2020

-21

国際大会(シニア)
冬季オリンピック 6
世界選手権 14 3 中止 25
四大陸選手権 3
GP NHK杯 4
GP ロステレコム杯 WD[7][8]
GP 中国杯 4 WD[7][8]
GP フランス杯 9
GP スケートアメリカ 5 2
CSゴールデンスピン 棄権
CSフィンランディア杯 2
CSタリントロフィー 2
CSUSクラシック 4 3
ババリアンオープン 1
国内大会
全米選手権 1 N 1 J 8 2 3 2 4 2
国際大会(ノービス・ジュニア)
世界Jr.選手権 5 1
JGPファイナル 4
JGPタリン杯 3
JGP横浜 2
JGPオーストリア杯 2
JGP J&Tバンカ 2
ガルデナスプリング杯 1 N
  • N - ノービスクラス
  • J - ジュニアクラス

詳細[編集]

2020-2021 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2021年3月22日-28日 2021年世界フィギュアスケート選手権(ストックホルム 25
70.51
- -
-
2021年1月14日-17日 2021年全米フィギュアスケート選手権ラスヴェガス 2
107.79
2
183.59
2
291.38
2020年10月23日-24日 ISUグランプリシリーズ スケートアメリカラスヴェガス 2
99.36
2
175.47
2
275.10
2019-2020 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2020年1月20日-26日 2020年全米フィギュアスケート選手権グリーンズボロ 4
94.82
4
180.41
4
275.23
2019年9月17日-22日 ISUチャレンジャーシリーズ USクラシックソルトレイクシティ 1
89.03
4
142.92
3
231.95
2018-2019 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2017年4月20日-23日 2019年世界フィギュアスケート国別対抗戦福岡 2
100.51
1
198.50
1
団体
(299.01)
2019年3月20日-24日 2019年世界フィギュアスケート選手権さいたま 4
94.17
3
186.99
3
281.16
2019年2月5日-10日 2019年四大陸フィギュアスケート選手権アナハイム 1
100.18
5
172.04
3
272.22
2019年1月18日-27日 全米フィギュアスケート選手権デトロイト 3
100.25
2
183.76
2
284.01
2018年11月26日-12月2日 ISUチャレンジャーシリーズタリントロフィータリン 3
77.46
2
156.79
2
234.25
2018年11月9日-11日 ISUグランプリシリーズ NHK杯広島 5
75.90
4
147.52
4
223.42
2018年10月19日-21日 ISUグランプリシリーズ スケートアメリカエバレット 6
76.38
3
149.37
5
225.75
2018年9月12日-16日 ISUチャレンジャーシリーズ USインターナショナルクラシックソルトレイクシティ 6
61.72
1
142.90
4
204.62

注:国別は2019年4月11日-14日、FSは2位。WTT:2019Apr11-14, FS:2nd.

2017-2018 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2018年3月19日-25日 2018年世界フィギュアスケート選手権ミラノ 3
96.78
19
138.46
14
235.24
2018年2月16日-17日 平昌オリンピック平昌 12
84.53
6
192.16
6
276.69
2017年12月28日-2018年1月7日 全米フィギュアスケート選手権サンノゼ 5
89.02
3
184.81
3
273.83
2017年11月17日-19日 ISUグランプリシリーズフランス国際グルノーブル 10
66.12
7
156.09
9
222.21
2017年11月3日-5日 ISUグランプリシリーズ 中国杯北京 8
80.23
2
176.43
4
256.66
2017年10月6日-8日 ISUチャレンジャーシリーズ フィンランディア杯エスポー 6
76.10
1
173.91
2
250.01
2016-2017 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2017年3月13日-19日 2017年世界ジュニアフィギュアスケート選手権台北 5
78.87
1
179.24
1
258.11
2017年2月14日-19日 2017年ババリアンオープンオーベルストドルフ 1
85.53
1
162.28
1
247.81
2017年1月14日-22日 全米フィギュアスケート選手権カンザスシティ 3
87.85
2
175.18
2
263.03
2016年12月7日-10日 ISUチャレンジャーシリーズ ゴールデンスピンザグレブ 12
64.61
- 棄権
2016年9月28日-10月2日 ISUジュニアグランプリ タリン杯タリン 1
78.10
3
135.82
3
213.92
2016年9月9日-11日 ISUジュニアグランプリ 横浜横浜 1
80.53
2
145.86
2
226.39
2015-2016 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2016年3月14日-20日 2016年世界ジュニアフィギュアスケート選手権デブレツェン 4
77.31
4
143.88
5
221.19
2016年1月15日-24日 全米フィギュアスケート選手権セントポール 8
68.10
8
149.13
8
217.23
2015年12月9日-13日 2015/2016 ISUジュニアグランプリファイナルバルセロナ 4
70.48
3
134.08
4
204.56
2015年9月9日-13日 ISUジュニアグランプリ オーストリア杯リンツ 3
66.59
2
145.37
2
211.96
2015年8月19日-23日 ISUジュニアグランプリ J&Tバンカブラチスラヴァ 2
68.07
2
132.78
2
200.85
2012-2013 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2013年4月1日-3日 2013年ガルデナスプリング杯 ノービスクラス(ガルデナ 1
48.46
1
105.09
1
153.55
2013年1月20日-27日 全米フィギュアスケート選手権 ジュニアクラス(オマハ 2
66.31
1
138.95
1
205.26
2011-2012 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2012年1月22日-29日 全米フィギュアスケート選手権 ノービスクラス(サンノゼ 1
52.45
1
112.51
1
164.96

プログラム使用曲[編集]

シーズン SP FS EX
2020-2021 Vincent

by Don McLean

performed by Josh Groban

choreo. by Lori Nichol

  • Algorithm by Muse choreo. by Misha Ge
Sign of the times

by Harry Styles

choreo. by 多分ジョシュ

2019-2020
  • I Will Wait by Mumford & Sons choreo. by Shae-Lynn Bourne
  • Cloud Atlas by Reinhold Heil, Johnny Klimek, Tom Tykwer choreo. by Lori Nichol
Slow Dancing in the Dark

by Joji

2018-2019[12][3] エクソジェネシス(脱出創世記):交響曲第3部(あがない)
曲:MUSE
振付:ローリーニコル
映画『グリーン・デスティニー』サウンドトラックより
作曲:タン・ドゥン
Rising Sun
作曲:吉田潔
振付:ジェフリーバトル
テイク・オン・ミー
曲:a-ha
振付:ジョシュア・ファリス

Slow Dancing in the Dark
曲:Joji
振付:ジョシュア・ファリス
2017-2018 Chasing Cars
演奏:Cinematic Pop
作曲:スノウ・パトロール
振付:ジェフリー・バトル
映画『ムーラン・ルージュ』より
Nature Boy
作曲:エデン・アーベ
Your Song
作曲:エルトン・ジョン
Come What May
作曲:デヴィッド・ベアウォルド、ケヴィン・ギルバート
振付:ジェフリー・バトル

映画『ロミオ+ジュリエット』より
作曲:ネリー・フーパークレイグ・アームストロング、マリウス・デ・ヴリーズ
振付:ドリュー・ミーキンスチャーリー・ホワイト
テイク・オン・ミー
曲:a-ha
振付:ジョシュア・ファリス

Sun 映画『Many Beautiful Things』より
作曲:Sleeping at Last

2016-2017[2] ライティングズ・オン・ザ・ウォール
曲:サム・スミス
振付:ドリュー・ミーキンス
テレビドラマ『ジョニー・スタッカート』より
作曲:スタンリー・ウィルソン
振付:デヴィッド・ウィルソン

カサブランカ
演奏: L'Orchestra Cinematique
Melody Main Title - Casablanca
演奏:ロイヤルフィルムオーケストラ
Sun 映画『Many Beautiful Things』より
作曲:Sleeping at Last

2015-2016 クリスタライズ
作曲:リンジー・スターリング
振付:佐藤有香
映画『ゴッドファーザー』より
作曲:ニーノ・ロータ
振付:ジャスティン・ディロン
2013-2014 オペラ『セビリアの理髪師
作曲:ジョアキーノ・ロッシーニ
くるみ割り人形
作曲:ピョートル・チャイコフスキー
2012-2013 映画『魔法使いの弟子』より
作曲:トレヴァー・ラビン
カサブランカ
演奏: L'Orchestra Cinematique
Melody Main Title - Casablanca
演奏:ロイヤルフィルムオーケストラ
2011-2012 Nut Rocker
演奏:トランス・サイベイリアン・オーケストラ
Iron Monkey
作曲:ジェームズ・L・ヴェナブル
Rising Sun
作曲:吉田潔

脚注[編集]

  1. ^ Zhou on comeback trail after injury, academic break
  2. ^ a b Zhou returns to his roots, reunites with Gambill
  3. ^ a b Vincent Zhou Battles Back After Tough Summer
  4. ^ Olympic figure skating coach Tammy Gambill leaving Riverside
  5. ^ “ヴィンセント・ジョウ選手と所属契約を締結” (プレスリリース), 木下グループ, https://www.kinoshita-group.co.jp/news/2019/06/25_152154.html 2019年10月23日閲覧。 
  6. ^ a b “ビンセント・ゾウが浜田コーチに師事 紀平も指導、世界選手権後に正式依頼/フィギュア”. サンケイスポーツ. (2019年6月25日). https://www.sanspo.com/sports/news/20190625/fgr19062519360001-n1.html 2019年10月23日閲覧。 
  7. ^ a b c 2019-10-22 の投稿”. ヴィンセント・ジョウ 公式インスタグラム. 2019年10月23日閲覧。
  8. ^ a b c “ヴィンセント・ジョウは2019年グランプリシリーズを棄権する” (英語) (プレスリリース), アメリカフィギュアスケート協会, https://www.usfsa.org/story.aspx?id=92766&type=media 2019年10月23日閲覧。 
  9. ^ https://nonno.hpplus.jp/article/43199/02/」集英社non-no web
  10. ^ Eager To Return To The Podium, Vincent Zhou Has Ambitious Five Quads Planned For World Championships Free Skate” (英語). U.S. Figure Skating Fan Zone. 2021年5月1日閲覧。
  11. ^ There are some battles you can't win.”. 2021年5月1日閲覧。
  12. ^ Zhou, Vincent (2018年4月5日). “Josh Farris and I are so excited to have finished my "Take On Me" exhibition program!! Massive… https://www.instagram.com/p/BhMgi8MFIlW/” (英語). @govincentzhou. 2019年3月7日閲覧。

参考文献[編集]

外部リンク[編集]