山岸俊男

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やまぎし としお
山岸 俊男
山岸俊男.jpg
文化功労者顕彰に際して公表された肖像写真
生誕 (1948-01-21) 1948年1月21日
日本の旗 日本愛知県名古屋市
死没 (2018-05-25) 2018年5月25日(70歳没)
国籍 日本の旗 日本
研究分野 社会心理学
研究機関 北海道大学
東京大学
出身校 一橋大学大学院社会学研究科
主な受賞歴 #受賞を参照
プロジェクト:人物伝
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山岸 俊男(やまぎし としお、1948年1月21日 - 2018年5月8日)は、日本社会心理学者。北海道大学名誉教授。2004年紫綬褒章受章。2013年文化功労者正四位瑞宝重光章追贈。

来歴[編集]

愛知県名古屋市生まれ。一橋大学社会学部社会心理学者南博教授に師事。大学院修了後、就職先がなくワシントン大学に留学[1]Ph.D.取得頃から社会的ジレンマ研究を開始[2]北海道大学教授東京大学特任教授を経て、2011年北海道大学名誉教授、2014年より一橋大学大学院国際企業戦略研究科特任教授。2004年、紫綬褒章受勲。2013年、文化功労者顕彰。2005年10月より日本学術会議会員も務めた。

2018年5月8日、病気のため逝去、70歳没[3]。叙正四位瑞宝重光章追贈[4]

学歴[編集]

職歴[編集]

この間ワシントン大学社会学部盟員教授(Affiliate Professor)やスタンフォード大学Center for Advanced Study in the Behavioral Sciencesフェロー、ラ・トローブ大学高等研究所著名名誉フェロー。

受賞[編集]

批判[編集]

『安心社会』や『信頼』という概念に関して、経済学的視点からの批判がある[5]

著書[編集]

単著[編集]

  • 『社会的ジレンマのしくみ――「自分1人ぐらいの心理」の招くもの』(サイエンス社, 1990年)
  • 『信頼の構造――こころと社会の進化ゲーム』(東京大学出版会, 1998年)
  • 『安心社会から信頼社会へ――日本型システムの行方』(中央公論新社[中公新書], 1999年)
  • 『社会的ジレンマ――「環境破壊」から「いじめ」まで』(PHP研究所[PHP新書], 2000年)
  • 『心でっかちな日本人――集団主義文化という幻想』(日本経済新聞社, 2002年)
  • 『日本の「安心」はなぜ、消えたのか――社会心理学から見た現代日本の問題点』(集英社, 2008年)ISBN 4797671726

共著[編集]

編著[編集]

  • 『社会心理学キーワード』(有斐閣, 2001年)

共編著[編集]

  • Cultural and Ecological Foundations of the Mind: Mutual Construction of the Mind and Society, co-edited with Mark H. B. Radford and Susumu Ohnuma, (Hokkaido University Press, 2007).
  • 煎本孝高橋伸幸)『集団生活の論理と実践――互恵性を巡る心理学および人類学的検討』(北海道大学出版会, 2007年)
  • (山岸俊男)『現代文化人類学の課題――北方研究からみる』(世界思想社, 2007年)

訳書[編集]

  • R・H・フランク『オデッセウスの鎖――適応プログラムとしての感情』(サイエンス社, 1995年)

テレビ出演[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 山岸俊男,メアリー・C・ブリントン『リスクに背を向ける日本人』講談社現代新書2010/10/16
  2. ^ 「文化功労者に山岸俊男さん…社会的ジレンマ研究」 読売新聞2013年10月26日
  3. ^ “News” (英語). (2018年5月16日). https://socialdilemma.com/news/ 2018年5月18日閲覧。 
  4. ^ 「叙位叙勲」『読売新聞』2018年6月7日朝刊
  5. ^ 雇用制度のなかの信頼 : 信頼の定義と山岸俊男学説批判 荒井一博 2000-10-10

外部リンク[編集]