平池町 (名古屋市)
平池町 | |
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![]() ミッドランドスクエアから望む平池町(2017年9月) | |
北緯35度9分43.7秒 東経136度53分1.0秒 / 北緯35.162139度 東経136.883611度 | |
国 |
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都道府県 |
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市町村 |
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区 | 中村区 |
町名制定[1] | 1941年(昭和16年)1月1日 |
面積 | |
• 合計 | 0.1617532 km2 |
人口 | |
• 合計 | 542人 |
• 密度 | 3,400人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
453-0872[WEB 3] |
市外局番 | 052 (名古屋MA)[WEB 4] |
ナンバープレート | 名古屋 |
平池町(ひらいけちょう)は、愛知県名古屋市中村区にある地名。現行行政地名は平池町2丁目から平池町4丁目[2]。住居表示未実施。
地理[編集]
名古屋市中村区南東端部に位置する。字2・3丁目は道路のみ、字4丁目の大半は旧笹島貨物駅の敷地にあたる[2]。かつては人家も存在したものの、笹島貨物駅等の整備により移転している[3]。
歴史[編集]
町名の由来[編集]
中村区米野町の旧字である下平池裏・上平池裏に共通する平池に由来する[4]。
沿革[編集]
- 1941年(昭和16年)1月1日 - 中村区米野町字下平池裏・字下角田の各一部により平池町1丁目、米野町字下平池裏・字上平池裏・字後口の各一部により平池町2丁目、米野町字下平池裏・字上平池裏の各一部により平池町3丁目、米野町字下平池裏・字下角田・字八反地および南平野町字西田・字北田・字前田の各一部により平池町4丁目がそれぞれ成立[1]。
- 1950年(昭和25年)12月15日 - 中村区米野町字上平池裏の一部を2丁目に編入する[5]。
- 1981年(昭和56年)6月7日 - 住居表示の実施により[4]、1丁目の一部が太閤一丁目に、1丁目〜4丁目の各一部が太閤二丁目に、1丁目・2丁目の各一部が太閤三丁目にそれぞれ編入される[6]。
- 1986年(昭和61年) - 字4丁目の日本国有鉄道笹島貨物駅が廃止される[2]。
- 2005年(平成17年) - 笹島貨物駅跡地において2005年日本国際博覧会(愛知万博)サテライト会場として、デ・ラ・ファンタジアが開催される。
- 2012年(平成24年) - 愛知大学名古屋校舎が新築移転。
- 2016年(平成28年)11月 - 中京テレビ放送が本社を新築移転。
- 2017年(平成29年)10月 - グローバルゲートがグランドオープン。これにより、ささしまライブ24地区内のすべての施設が稼働することになる。
- 2018年度(平成30年度) - ささしまライブ24地区内の幹線道路「名古屋市道椿町線」と「名古屋市道笹島線」が2018年9月16日に全線開通した。
世帯数と人口[編集]
2019年(平成31年)2月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[WEB 2]。町内に住宅はほとんどないが、賃貸マンションがある。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
平池町 | 361世帯 | 542人 |
人口の変遷[編集]
国勢調査による人口の推移
1950年(昭和25年) | 1,796人 | [7] | |
1955年(昭和30年) | 1,821人 | [7] | |
1960年(昭和35年) | 1,758人 | [8] | |
1965年(昭和40年) | 1,601人 | [8] | |
1970年(昭和45年) | 1,232人 | [9] | |
1975年(昭和50年) | 993人 | [9] | |
1980年(昭和55年) | 0人 | [10] | |
1985年(昭和60年) | 0人 | [10] | |
1990年(平成2年) | 0人 | [11] | |
1995年(平成7年) | 0人 | [12] | |
2000年(平成12年) | 0人 | [WEB 5] | |
2005年(平成17年) | 20人 | [WEB 6] | |
2010年(平成22年) | 19人 | [WEB 7] | |
2015年(平成27年) | 258人 | [WEB 8] |
学区[編集]
市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[WEB 9]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[WEB 10]。
番・番地等 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|---|
全域 | 名古屋市立米野小学校 | 名古屋市立黄金中学校 | 尾張学区 |
交通[編集]
町域は前述の通り旧国鉄笹島貨物駅の跡地であった。その北側を貨物線でもある名古屋臨海高速鉄道あおなみ線(西名古屋港線)が通過しており、ささしまライブ駅が設置されている。ささしまライブ駅はその名の通り、町域の大部分であるささしまライブ24地区への利便性を考慮し、路線と同時の2004年10月に開業した。
また、線路の上を跨ぐ歩行者専用橋であるささしま米野歩道橋を通ると、町域の北に近鉄名古屋線米野駅が営業している。
道路については再開発事業により整備され、地区を東西に横断する笹島線と南北に通過する椿町線が2018年(平成30年)9月16日に全通を迎えた[新聞 1]。都市計画道路椿町線は名古屋市街地の目抜き通りである広小路線(太閤通)と岩井町線(大須通)を結ぶ約1キロメートルの路線で、JR関西本線などをくぐるアンダーパスがあり、鉄道による交通分断の解消や再開発地区の活性化が期待されている[新聞 1]。
施設[編集]
略地図 1 2 3 4 5 6 |
ささしまライブ24地区(旧笹島貨物駅跡地)[編集]
- 愛知大学名古屋キャンパス
- Zepp Nagoya
- マーケットスクエアささしま
- JICA中部国際センター
- 中京テレビ放送(CTV)
施設のギャラリー[編集]
かつての施設[編集]
- 笹島貨物駅
- 東海スーパーサーキット
その他[編集]
日本郵便[編集]
- 集配担当する郵便局は以下の通りである[WEB 11]。
町丁 | 郵便番号 | 郵便局 |
---|---|---|
平池町 | 453-0872[WEB 3] | 中村郵便局 |
平池町グローバルゲート(3〜36階) | 453-6103〜453-6136 | |
平池町グローバルゲート(地階・階層不明) | 453-6190 |
脚注[編集]
WEB[編集]
- ^ “愛知県名古屋市中村区の町丁・字一覧” (日本語). 人口統計ラボ. 2016年2月12日閲覧。
- ^ a b “町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)” (日本語). 名古屋市 (2019年2月20日). 2019年2月20日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年2月10日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年1月6日閲覧。
- ^ 名古屋市役所総務局企画部統計課統計係 (2005年7月1日). “(刊行物)名古屋の町(大字)・丁目別人口 (平成12年国勢調査) (5)中村区(第1表から第3表) (xls)” (日本語). 2015年10月16日閲覧。
- ^ 名古屋市役所総務局企画部統計課統計係 (2007年6月27日). “(刊行物)名古屋の町(大字)・丁目別人口 (平成17年国勢調査) (5)中村区(第1表から第3表) (xls)” (日本語). 2015年10月15日閲覧。
- ^ 名古屋市役所総務局企画部統計課統計係 (2012年4月22日). “(刊行物)名古屋の町(大字)・丁目別人口 (平成22年国勢調査) (5)中村区(第1表から第3表) (xls)” (日本語). 2015年10月15日閲覧。
- ^ 名古屋市役所総務局企画部統計課統計係 (2016年3月31日). “(刊行物)名古屋の町(大字)・丁目別人口 (平成27年国勢調査) (5)中村区(第1表から第3表) (xls)” (日本語). 2016年7月28日閲覧。
- ^ “市立小・中学校の通学区域一覧”. 名古屋市 (2018年11月10日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ “平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ 郵便番号簿 平成29年度版 - 日本郵便. 2019年02月26日閲覧 (PDF)
新聞[編集]
書籍[編集]
- ^ a b 中村区制施行50周年記念事業実行委員会記念誌編集委員会 1987, p. 437.
- ^ a b c 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 1140.
- ^ 名古屋市計画局 1992, p. 276.
- ^ a b 名古屋市計画局 1992, p. 275.
- ^ 中村区制施行50周年記念事業実行委員会記念誌編集委員会 1987, p. 441.
- ^ 中村区制施行50周年記念事業実行委員会記念誌編集委員会 1987, p. 444.
- ^ a b 名古屋市総務局企画室統計課 1957, p. 79.
- ^ a b 名古屋市総務局企画部統計課 1967, p. 73.
- ^ a b 名古屋市総務局統計課 1977, p. 48.
- ^ a b 名古屋市総務局統計課 1986.
- ^ 名古屋市総務局企画部統計課 1991.
- ^ 名古屋市総務局企画部統計課 1996.
参考文献[編集]
- 中村区制施行50周年記念事業実行委員会記念誌編集委員会 編(日本語) 『中村区誌―中村区制施行50周年記念―』中村区制施行50周年記念事業実行委員会、1987年10月1日。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編(日本語) 『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。
- 名古屋市計画局(日本語) 『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。
統計資料[編集]
- 名古屋市総務局企画室統計課 編(日本語) 『昭和31年版 名古屋市統計年鑑』名古屋市、1957年。
- 名古屋市総務局企画部統計課 編(日本語) 『昭和41年版 名古屋市統計年鑑』名古屋市、1967年。
- 名古屋市総務局統計課 編(日本語) 『昭和51年版 名古屋市統計年鑑』名古屋市、1977年。
- 名古屋市総務局統計課 編(日本語) 『昭和60年国勢調査 名古屋の町・丁目別人口(昭和60年10月1日現在)』名古屋市役所、1986年。
- 名古屋市総務局企画部統計課 編(日本語) 『平成2年国勢調査 名古屋の町(大字)別・年齢別人口(平成2年10月1日現在)』名古屋市役所、1994年。
- 名古屋市総務局企画部統計課 編(日本語) 『平成7年国勢調査 名古屋の町(大字)・丁目別人口(平成7年10月1日現在)』名古屋市役所、1996年。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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