藤が丘駅 (愛知県)

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藤が丘駅
ふじがおか
Fujigaoka
所在地 名古屋市名東区藤が丘163
所属事業者 名古屋市交通局
愛知高速交通(リニモ)
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藤が丘駅(ふじがおかえき)は、愛知県名古屋市名東区藤が丘にある名古屋市営地下鉄愛知高速交通である。名古屋市営地下鉄東山線愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)の2路線が乗り入れる。駅番号は名古屋市営地下鉄がH22、愛知高速交通がL01

歴史

名古屋市営地下鉄

駅構造

名古屋市営地下鉄 藤が丘駅*
Meito 20220116-51.jpg
駅舎(2022年)
ふじがおか
Fujigaoka
H21 本郷 (1.3 km)
所在地 名古屋市名東区藤が丘163
北緯35度10分57秒 東経137度1分17秒 / 北緯35.18250度 東経137.02139度 / 35.18250; 137.02139 (名古屋市営地下鉄 藤が丘駅)座標: 北緯35度10分57秒 東経137度1分17秒 / 北緯35.18250度 東経137.02139度 / 35.18250; 137.02139 (名古屋市営地下鉄 藤が丘駅)
駅番号 H22
所属事業者 名古屋市交通局
名古屋市営地下鉄
所属路線 東山線
キロ程 20.6 km(高畑起点)
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
30,666人/日(降車客含まず)
-2019年-
乗降人員
-統計年度-
61,246[4]人/日
-2019年-
開業年月日 1969年昭和44年)4月1日[5]
備考 2004年平成16年)に藤ヶ丘駅から改称
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相対式ホーム2面2線を有する高架駅で可動式ホーム柵が設置されている。北側に引き上げ線2線を持つ。改札口はコンコースを挟んで南北に1ヶ所ずつ、出入口は3ヶ所(北改札側にある2番出入口は東西双方に出られる)ある。バリアフリー対応として出入口(南改札外)に1基、各ホームに1基ずつ、合計3基のエレベーターが設置されている。この駅の先に地下鉄の車両基地である名古屋市交通局藤が丘工場があり、線路は長久手市方面へ続いている[注釈 1]

当駅は、東山線運転区が管轄している。[6]

駅敷地内(北改札外)に「ファミリーマート東山線藤が丘駅店」が営業している。

のりば

ホーム 路線 行先
1 Nagoya Subway Logo V2 (Higashiyama Line).svg 東山線 (降車ホーム)
2 名古屋高畑方面
Fujigaoka station map Nagoya subway's Higashiyama line 2014.png

利用状況

名古屋市交通局HPによると、2019年度の一日平均乗車人員は30,666人である。東山線の駅では、名古屋伏見に次いで4番目。名古屋市営地下鉄全駅では87駅中6位名古屋、栄、金山、伏見、矢場町に次ぐ。

年度 利用者数(人) 備考
2000 24,545
2001 26,671
2002 27,485
2003 25,421
2004 25,240
2005 34,607 万博開催期間含む
2006 26,782
2007 27,682
2008 28,093
2009 27,809
2010 28,518
2011 27,496
2012 28,311
2013 29,424
2014 29,462
2015 30,259
2016 30,678
2017 31,117
2018 31,172
2019 30,666

愛知高速交通

駅構造

愛知高速交通 藤が丘駅
Meito 20220116-04.jpg
2番出入口
ふじがおか
Fujigaoka
(1.4 km) はなみずき通 L02
所在地 名古屋市名東区藤が丘
駅番号 L01
所属事業者 愛知高速交通
所属路線 東部丘陵線(リニモ)
キロ程 0.0 km(藤が丘起点)
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
6,076人/日(降車客含まず)
-2020年-
開業年月日 2005年平成17年)3月6日[2]
備考 シンボルマーク:LS-L01.svg
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島式ホーム1面2線を有する地下駅。改札口は1ヶ所、出入口は3ヶ所ある。コンコースとホームは藤が丘effeの地下に東西に延びており、地下鉄駅舎から見るとやや東側に位置している。バリアフリー対応として各出入口に1基ずつ、改札内に1基、合計4基のエレベーターが設置されている。安全対策としてフルスクリーンタイプのホームドアを設置。

のりば

番線 路線 行先
1・2 東部丘陵線 八草方面

利用状況

『ながくての統計』各号によると、乗車人員の推移は以下の通りである。

乗車人員の推移
年間一日平均備考
総数定期総数定期
2004(平成16)年度40791478120163173125[7]2005年3月6日開業
2005(平成17)年度5216979931620143292588[8]万博開催
2006(平成18)年度2110255109320058233037[9]
2007(平成19)年度2352945122817064853412[9]
2008(平成20)年度2484050133161068563699[9]
2009(平成21)年度2537661142584070073961[9]
2010(平成22)年度2686186155139074184309[9]
2011(平成23)年度2805387167628077414656[10]
2012(平成24)年度2861427169878079044719[10]
2013(平成25)年度2970267176592082054905[10]
2014(平成26)年度2943460172998081304806[10]
2015(平成27)年度3130425183153086365088[10]
2016(平成28)年度3297637191712091085325[11]
2017(平成29)年度3610054210711099715853[11]
2018(平成30)年度36474172186100100766073[11]
2019(令和元)年度37087242320710102396446[11]
2020(令和02)年度2199419130644060763629[11]

藤が丘問題

2005年に開催された2005年日本国際博覧会(愛・地球博)の際に、名古屋駅方面から地下鉄東山線と愛知高速交通(以降リニモと記す)との乗り換えで積み残しが発生した輸送力の問題である。

問題点と原因

問題点は当時、東山線では1時間あたり約15,000人を輸送できるのに対し、リニモでは1時間あたり4,000人しか輸送できない。原因としては、東山線は2分に1本、6両編成が走行しているが、リニモは6分に1本、3両編成で運行をしていたからである。そのため藤が丘駅では地下鉄が藤が丘駅に到着するたびに、リニモに乗れない人が増え続け、ホームやコンコース、地上にあふれてしまい積み残しが発生し、「ここからの待ち時間80分」などという表記が当時掲出されていた[注釈 2]

路線 輸送力(人/h) 時刻表 両数
東山線 約15,000人 2分に1本 6両編成
リニモ 約4,000人 6分に1本 3両編成

ジブリパークの影響

ジブリパーク2022年11月1日に開業するにあたり、名古屋市交通局は「万博時ほどの規模ではない」と見立てている。理由としては、万博の入場者が1日約10万人超だったのに対し、ジブリパークは予約制のため約5,000人程度と見込んでいるからである。しかしながら開園効果で、パークの入場者以外にパークのある愛・地球博記念公園を訪れる人が増加する可能性を指摘する声もあるため、「必要があれば対策を講じたい」と名古屋市交通局は対策を考えている。

また万博のような混雑回避のため、名古屋駅から名鉄バスセンターから出発するジブリパーク直結バスと高蔵寺駅八草駅経由、栄町駅から新瀬戸駅・八草駅経由の迂回路で来園するように呼びかけている。

藤が丘バスターミナル

バス路線

藤が丘バスターミナル

名古屋市営バス

藤が丘」バス停留所 - 駅西側の、市バスターミナルに発着。

名鉄バス

藤が丘」バス停留所 - 駅東側の、藤が丘effe周辺に発着[注釈 3]

なお、【 】内は系統番号[12]

  • 4番のりば
    • 【53】:四軒家経由、愛知医科大学病院行き
    • 【55】:平和橋経由、愛知医科大学病院行き
    • 【54】:(快速)愛知医科大学病院行き
    • 【50】:四軒家経由、瀬戸駅前行き
    • 【52】:四軒家・愛知医科大学病院経由、瀬戸駅前行き
  • 5番のりば
    • 【43】:長久手口・長久手市役所・岩作・本地口経由、瀬戸駅前行き
    • 【44】:長久手口・長久手市役所・岩作・長久手福祉の家・本地口経由、瀬戸駅前行き
    • 【40】:平和橋・長久手市役所・岩作・本地口経由、菱野団地行き
    • 【41】:長久手口・長久手市役所・岩作・長久手福祉の家・本地口経由、菱野団地行き
    • 【45】:長久手口・長久手市役所経由、長久手福祉の家行き

豊鉄バス

藤が丘駅」バス停留所 - 名鉄バス同様、駅東側の藤が丘effe周辺に発着。

その他のバス

このほか、長久手市コミュニティバス「N-バス」藤が丘線が駅東側に停車する[13](市バスや名鉄バスのターミナルには乗り入れない)。

周辺

藤が丘effeエフ

地下鉄東山線の東側の終点で、バスターミナルとなっており、名古屋市中心部から市東部や長久手市、さらには尾張旭市瀬戸市日進市北部への中継点となっている。地下鉄の交通圏と自家用車の交通圏の境目にもあたり、駅周辺には商業施設や飲食店、金融機関などが点在する。また周辺に大学や高校も多く、その学校へのバスも出ていることから学生・生徒も多い。また学校のみならず、いくつかの企業の工場や温泉長久手市豊田市方面)、日帰り入浴施設への送迎バスが出ている。なお当駅は名古屋市と長久手市の境界近くにあり、長久手市の一部(平池、塚田など)は、当駅からの徒歩圏である。

施設

地名

明治時代までは藤森村[注釈 6]であったため、付近には藤森、藤里といった「藤」にちなんだ地名がある。また、丘陵地であるため付近には「○○が丘」という地名も多い。

その他

地下鉄は当初は猪子石高針に引かれる案もあったが、車庫等の用地を無償提供するなど地元の熱心な運動により、藤が丘への誘致が実現した。

地下鉄東山線は高架駅であるのに対し、東部丘陵線は地下駅である(隣のはなみずき通駅から先は高架)。東山線の開業当時の藤が丘周辺は開発途上であり、用地買収が容易であったので地下構造にする必要がなかった。しかし東部丘陵線建設時にはすでに住宅などが建ち並び用地の確保が困難であったことと、藤が丘駅が丘陵地にあることから、線形(勾配)の問題によって地下駅となった。当駅のように地下鉄が地上駅で私鉄が地下駅のパターンは他にも大阪市九条駅がある。

地下鉄開業当時、当駅まで直通する列車は4本(平日)または5本(休日)に1本であり(約15分間隔)、残りは星ヶ丘駅折り返しであった。しかし、1971年昭和46年)に3本(平日)または4本(休日)に1本、1975年(昭和50年)に2本に1本と順次増発され、1982年(昭和57年)の高畑駅延伸時より原則として全列車当駅発着となっている。

2005年日本国際博覧会(愛・地球博)開催期間中の駅周辺は混雑を呈していた(藤が丘問題参照)。そのため、駅前に設置された『藤が丘リニモ広場』にはリニモの乗客の長い列ができていた。乗客はこの広場を通って、松坂屋ストア[注釈 7]側の入口からホームへ行くことになっていたが、地下の切符売り場を使用することはほぼ不可能なので、まず広場内の臨時切符売り場で乗車券を購入してから、列に合流していた。トランパスなどすでに乗車券類を所持している客はそのまま列に並んでいた。また、地下鉄のりばに近い出入口は混雑時は出口専用となっていた。なお、万博終了後に広場は閉鎖され、2006年平成18年)11月1日に広場跡地に商業ビル「藤が丘effeエフ」が開業した[注釈 5]

当駅1番ホームに到着する列車はすべて車庫に入る為、ワンマン運転開始後車内自動放送が更新され、桜通線で採用されている乗り過ごし防止の為の注意喚起放送が流されるようになった。

隣の駅

名古屋市営地下鉄
  • Nagoya Subway Logo V2 (Higashiyama Line).svg 東山線
愛知高速交通

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 藤が丘工場の敷地の一部は長久手市域である。なお、かつてはこの留置線から長久手方面へ延長する計画が立っていたが、現在は当駅から発車するリニモによって結ばれている。
  2. ^ リニモに乗客が乗り込みすぎたのが原因でリニモの車両が浮上しないということも起きた
  3. ^ 1 - 3番乗り場はeffeの南側(愛知県道6号力石名古屋線沿い)に、4 - 6番乗り場はeffeの北側にある。
  4. ^ 1階、2階は商業施設、3階 - 6階は自走式駐車場である。
  5. ^ a b リニモ建設直前に一旦閉店し、旧建物を取り壊した後、リニモ駅の建設を行うと同時に、旧建物跡地に『藤が丘リニモ広場』を設置。万博終了後再開業した今の建物は2代目にあたる。
  6. ^ 東山線の駅が開業した当時は、愛知県名古屋市千種区猪高町大字藤森であった。
  7. ^ 現在のマックスバリュ藤が丘店

出典

  1. ^ 「鉄道記録帳」『RAIL FAN』第52巻第1号、鉄道友の会、2005年1月号、 24頁。
  2. ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編 『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』〈週刊朝日百科〉 30号 モノレール・新交通システム・鋼索鉄道、朝日新聞出版、2011年10月16日、27頁。 
  3. ^ “リニモにおけるICカード「manaca」のサービス開始日について” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 愛知高速交通, (2016年1月29日), オリジナルの2017年3月31日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20170331235647/http://www.linimo.jp/oshirase/280129manacaopen1.pdf 2020年11月8日閲覧。 
  4. ^ 交通広告メディアガイド2021年版 (PDF)”. 名古屋市交通局. 2021年4月4日閲覧。
  5. ^ 新修名古屋市史編集委員会 『新修名古屋市史 第7巻』 名古屋市、1998年3月31日。
  6. ^ http://www.city.nagoya.jp/somu/cmsfiles/contents/0000084/84091/28hongou1163.pdf 名古屋市公報第1163号 
  7. ^ 平成21年度 ながくての統計”. 長久手町. 2022年9月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月10日閲覧。
  8. ^ 平成24年度 ながくての統計 (PDF)”. 長久手市. 2022年9月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月10日閲覧。
  9. ^ a b c d e 平成25年度 ながくての統計 (PDF)”. 長久手市. 2022年9月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月10日閲覧。
  10. ^ a b c d e 平成28年度 ながくての統計 (PDF)”. 長久手市. 2022年9月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月10日閲覧。
  11. ^ a b c d e 令和3年度 ながくての統計 (PDF)”. 長久手市. 2022年9月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月10日閲覧。
  12. ^ 名鉄バス 名古屋・瀬戸地区路線図”. 名鉄バス株式会社. 2020年1月12日閲覧。
  13. ^ 長久手市「平成29年10月1日からのN-バスのダイヤのご案内」『長久手市』。2018年10月28日閲覧。
  14. ^ ami ami 公式サイト”. 株式会社ザイマックスアルファ. 2019年7月1日閲覧。
  15. ^ 名鉄バス藤が丘出札の開設について”. 名鉄バス (2021年4月13日). 2021年6月21日閲覧。

関連項目

外部リンク