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国道41号

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一般国道
Japanese National Route Sign 0041.svg
国道41号
地図
Route41 Route156 Route157 ja.png
総延長 268.3 km
実延長 265.7 km
現道 247.7 km        
制定年 1953年
起点 愛知県名古屋市東区
高岳交差点(地図
主な
経由都市
愛知県小牧市犬山市
岐阜県可児市美濃加茂市
下呂市高山市飛騨市
終点 富山県富山市
金泉寺交差点(地図
接続する
主な道路
記法
Japanese National Route Sign 0019.svg国道19号
Japanese National Route Sign 0302.svg国道302号
Japanese National Route Sign 0155.svg国道155号
Japanese National Route Sign 0021.svg国道21号
Japanese National Route Sign 0248.svg国道248号
Japanese National Route Sign 0418.svg国道418号
C3 東海環状道美濃加茂IC
Japanese National Route Sign 0256.svg国道256号
Japanese National Route Sign 0257.svg国道257号
Japanese National Route Sign 0158.svg国道158号
Japanese National Route Sign 0472.svg国道472号
Japanese National Route Sign 0471.svg国道471号
Japanese National Route Sign 0359.svg国道359号
Japanese National Route Sign 0360.svg国道360号
Japanese National Route Sign 0008.svg国道8号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
国道41号 起点ポスト
愛知県名古屋市東区
高岳交差点
国道41号 終点標識
富山県富山市 金泉寺交差点

国道41号(こくどう41ごう)は、愛知県名古屋市から富山県富山市へ至る一般国道である。通称として、路線番号から「ヨンイチ」と呼ばれる。

概要

岐阜県美濃加茂市以北は概ね高山本線のルートと一致しているが、吉城郡古川町(現・飛騨市) - 婦負郡細入村(現・富山市)の区間では、高山本線が勾配を避けて宮川に沿う「越中西街道」を通っているのに対し、国道41号は数河峠を越え、吉城郡神岡町(現・飛騨市)を経由する「越中東街道」を通っている。

名古屋方の片側2車線或いは3車線区間は平日、休日問わず混雑している。また富山方は休日に混雑が見られる。近頃は、名古屋高速道路東海北陸自動車道の整備により緩和されている。

なお、東海北陸自動車道の飛騨清見IC-白川郷IC間、五箇山IC-福光IC間は危険物積載車両の通行が禁止されているので、当線が迂回ルートとして活用されている。高い高速料金を浮かす為に大型長距離トラック・トレーラーが当線を利用することも多い。

路線データ

一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。

  • 起点:名古屋市(高岳交差点:国道19号交点)
  • 終点:富山市(金泉寺交差点:国道8号交点)
  • 重要な経過地:小牧市、犬山市、可児市、美濃加茂市、岐阜県加茂郡川辺町、同郡白川町、同県益田郡金山町[注釈 2]、同郡下呂町[注釈 2]、同郡萩原町[注釈 2]、高山市、同県吉城郡古川町[注釈 3]、同郡神岡町[注釈 3]、富山県婦負郡細入村[注釈 4]
  • 総延長 : 268.3 km(富山県 37.7 km、岐阜県 202.8 km、愛知県 20.5 km、名古屋市 7.3 km)[2][注釈 5]
  • 重用延長 : 2.7 km(富山県 - km、岐阜県 2.7 km、愛知県 - km、名古屋市 - km)[2][注釈 5]
  • 未供用延長 : なし[2][注釈 5]
  • 実延長 : 265.7 km(富山県 37.7 km、岐阜県 200.1 km、愛知県 20.5 km、名古屋市 7.3 km)[2][注釈 5]
    • 現道 : 247.7 km(富山県 34.3 km、岐阜県 185.6 km、愛知県 20.5 km、名古屋市 7.3 km)[2][注釈 5]
    • 旧道 : 14.6 km(富山県 - km、岐阜県 14.6 km、愛知県 - km、名古屋市 - km)[2][注釈 5]
    • 新道 : 3.3 km(富山県 3.3 km、岐阜県 - km、愛知県 - km、名古屋市 - km)[2][注釈 5]
  • 指定区間:全線

歴史

1953年に指定された二級国道は、現代の国道体系に繋がる国道として、前年に指定された一級国道に続くものであった[3]。この二級国道には3桁の路線番号と起終点を並べた路線名が付され、二級国道155号名古屋富山線は、このとき指定された二級国道144路線のなかのひとつであった[3]。のちに国道体系を見直す改革が行われ、二級国道155号の重要性が認められて一級国道に昇格することになり、1959年4月1日には旧来の路線番号155号は2桁に変わり、一級国道41号に改められた[4]。1965年には、一級・二級国道の区別が撤廃されて一般国道41号として管理されることになった[5]

1968年8月18日、折から襲ってきた台風によって、岐阜県の飛騨川に沿う国道41号の各所が崩落する災害によって道路が寸断され、立ち往生した15台の観光バスのうちの2台が土砂崩壊に巻き込まれて川中に転落する事故が発生し、104名の人命が失われた[6]。この事故を教訓として、国である道路管理者は防災施設を設置するだけでなく、防災点検を定期的に実施して、異常気象時に通行止めの措置を講ずるよう道路安全管理の従来の在り方を改める大きなきっかけとなった[7]

年表

  • 1953年(昭和28年)5月18日:二級国道155号名古屋富山線(名古屋市 - 富山市)
  • 1959年(昭和34年)4月1日:一級国道41号(名古屋市 - 富山市)、当時の国道155号を昇格。155号は一時欠番に。
  • 1965年(昭和40年)4月1日:一級・二級の等級区分が廃止され、一般国道41号になる。
  • 1966年(昭和41年):古川町杉崎から神岡町西に至る区間は、神原峠経由から勾配緩和改良が進んだ数河峠経由に大きく経路変更される。現在の岐阜県道75号神岡河合線の一部。
  • 1968年(昭和43年)8月18日:白川町内にて飛騨川バス転落事故が発生
  • 1975年(昭和50年):名濃バイパス(名古屋市 - 岐阜県美濃加茂市)完成。これ以前は愛知県犬山市 - 岐阜県各務原市鵜沼の間においては名鉄犬山線の電車も道路上を通る犬山橋を通行し、各務原市鵜沼 - 美濃加茂市の区間は国道21号との重複区間であった。
  • 2016年(平成29年)4月1日:美濃加茂市御門町(新太田橋交差点)から加茂郡川辺町石神(新山川橋北詰交差点付近)に至る区間(約7km)は美濃加茂バイパス開通により岐阜県道371号美濃加茂川辺線に降格。[8]

路線状況

岐阜県内の大半および富山県内の一部(岐阜県美濃加茂市から富山県富山市旧大沢野町および富山市の終点付近)は片側1車線だが、名古屋市内の一部区間、愛知県小牧市から岐阜県可児市、および旧富山市内のほとんどは片側2車線で美濃加茂市街地、高山市街地にも片側2車線区間が存在する。起点から小牧市(一部を除く)、および旧富山市内の市街地の一部は片側3車線となる。

名古屋市東区東片端付近の下り線の第一車線と第二、第三車線の間には御神木のクスノキがあり、当該区間では木を避けるように、車線が分かれている。

バイパス

美濃加茂バイパス
岐阜県加茂郡川辺町中川辺
国府古川バイパス
岐阜県飛騨市古川町

別名

重複区間

国道471号との重複
岐阜県飛騨市神岡町
  • 国道21号:岐阜県美濃加茂市太田本町(太田本町4丁目交差点) - 岐阜県美濃加茂市御門町(新太田橋交差点)
  • 国道256号:岐阜県加茂郡白川町(板東橋西詰) - 岐阜県下呂市金山町(下妙見町交差点)
  • 国道257号:岐阜県下呂市小川(帯雲橋交差点) - 岐阜県下呂市萩原町萩原(はぎわら大橋東詰)
  • 国道472号:岐阜県高山市上岡本町(上岡本町南交差点) - 岐阜県飛騨市古川町野口
  • 国道471号:岐阜県飛騨市古川町野口 - 岐阜県飛騨市神岡町船津(船津北交差点)
  • 国道360号:富山県富山市猪谷 - 富山県富山市本丸(城址公園前交差点)

事前通行規制区間

  • 岐阜県下呂市金山町中切 - 岐阜県下呂市三原間 連続雨量150 mm以上の場合通行止
  • 岐阜県加茂郡白川町坂ノ東 - 岐阜県下呂市金山町井尻間 連続雨量150 mm以上の場合通行止
  • 岐阜県加茂郡七宗町樫原 - 岐阜県加茂郡白川町河岐間 連続雨量150 mm以上の場合通行止
  • 岐阜県飛騨市神岡町船津 - 岐阜県飛騨市神岡町東茂住間 連続雨量120 mm以上の場合通行止
  • 岐阜県下呂市小坂町門坂 - 岐阜県高山市久々野町無数河間 連続雨量150 mm以上の場合通行止

道の駅

地理

岐阜県下呂市金山町中切
(2019年9月)

通過する自治体

交差する道路

主な峠

  • 宮峠(標高777m):岐阜県高山市
  • 数河峠(標高896m):岐阜県飛騨市

ギャラリー

注釈

  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
  2. ^ a b c 2004年3月1日、 萩原町・小坂町・下呂町・金山町・馬瀬村が合併して下呂市が発足。
  3. ^ a b 2004年2月1日に吉城郡古川町、神岡町、宮川村、河合村と合併して飛騨市となった。
  4. ^ 2005年4月1日 - 富山市・婦負郡婦中町・細入村・山田村・上新川郡大沢野町・大山町と新設合併し、富山市となる。
  5. ^ a b c d e f g 2015年4月1日現在
  6. ^ 七宗町 - 白川町間をかすめるように通過している。この区間では起点側から七宗町 - 八百津町 - 七宗町 - 八百津町 - 白川町の順に自治体が入れ替わる形となる。

出典

  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2019年10月6日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況 (PDF)”. 道路統計年報2016. 国土交通省道路局. p. 4. 2017年5月6日閲覧。
  3. ^ a b 佐藤健太郎 2014, p. 91.
  4. ^ 佐藤健太郎 2014, pp. 97-98.
  5. ^ 佐藤健太郎 2014, p. 102.
  6. ^ 武部健一 2015, p. 209.
  7. ^ 武部健太郎 2015, pp. 209-210.
  8. ^ 4月1日より路線の名称と窓口が変わります。~国道41号の一部区間~”. 国土交通省中部地方整備局岐阜国道事務所. 2017年11月10日閲覧。
  9. ^ a b c 浅井建爾 2015, p. 121.
  10. ^ ノーベル街道”. 国土交通省北陸地方整備局 富山河川国道事務所. 2013年4月15日閲覧。
  11. ^ ノーベル街道ガイド”. 富山県商工労働部観光課. 2013年4月15日閲覧。
  12. ^ "国道41号線の法則". スッキリ!!. 日本テレビ系列. 日本テレビ. 2008年10月9日放送.
  13. ^ 北日本新聞2015年10月7日など。
  14. ^ “名古屋の道 愛称で呼んでネ”. 中日新聞: pp. 10. (1984年12月1日 夕刊) 

参考文献

  • 浅井建爾『日本の道路がわかる辞典』日本実業出版社、2015年10月10日、初版。ISBN 978-4-534-05318-3
  • 佐藤健太郎『ふしぎな国道』講談社〈講談社現代新書〉、2014年10月20日。ISBN 978-4-06-288282-8
  • 武部健一『道路の日本史』中央公論新社〈中公新書〉、2015年5月25日。ISBN 978-4-12-102321-6

関連項目

外部リンク