名鉄名古屋駅

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名鉄名古屋駅*
名鉄名古屋駅と駅上にある名鉄百貨店本店
名鉄名古屋駅と駅上にある名鉄百貨店本店
めいてつなごや - MEITETSU NAGOYA
山王 (2.0km)
(1.9km) 栄生
所在地 名古屋市中村区名駅一丁目2-1
所属事業者 Meitetsu logomark 2.svg名古屋鉄道
所属路線 名古屋本線
キロ程 68.0km(豊橋起点)
駅構造 地下駅
ホーム 3面2線
乗降人員
-統計年度-
282,810人/日
-2013年[1]-
開業年月日 1941年昭和16年)8月12日
乗換 名古屋駅
- 東海旅客鉄道(JR東海)
- 名古屋市交通局(地下鉄)
- 名古屋臨海高速鉄道あおなみ線

近鉄名古屋駅-近鉄名古屋線
備考 *2005年、新名古屋駅から改称。

名鉄名古屋駅(めいてつなごやえき)は、愛知県名古屋市中村区名駅一丁目にある名古屋鉄道名古屋本線である。

概要[編集]

プラットホーム(1番線金山方)。中央ホームのスロープは新聞輸送に使用。
新聞輸送

1941年昭和16年)に開業した。名鉄最大のターミナル駅であり、岐阜・犬山・津島・知立(豊橋・豊川・西尾)・中部国際空港・半田(内海・河和)の6方面に向けて、1日800本以上の列車が発着する。名古屋駅(JR・地下鉄)、近鉄名古屋駅や、名鉄高速バス路線網の中心的ターミナルである名鉄バスセンターに隣接し、中部圏の交通結節点の一部となっている。

開業当初から地下駅新名古屋地下トンネル内)である。地下鉄線・近鉄線の各構造物に挟まれるため空間に余裕が少なく、プラットホームは上下各1線を3面で挟み込む特殊な配置となっている。この設備で多方面への列車を捌くため、乗車方法、乗車位置、列車案内等が工夫されており、当駅の特徴となっている。また、現在でも夕刊に限り新聞発送荷物取扱業務を行っており、専用の設備を有している。午後の時間帯には、新聞を各方面行きの列車に積み込む様子がホームから見ることができる。

当駅の直上には名鉄百貨店本店の本館があり、バスセンターのある同店「メンズ館」(メルサ)には名古屋鉄道株式会社の本社をはじめとする名鉄グループの拠点事務所がある。

駅名[編集]

当駅と名古屋駅・近鉄名古屋駅は併せて「名駅(めいえき)」と呼ばれ、駅周辺の正式な地名にもなっている。開業以来長らく新名古屋駅(しんなごやえき)という駅名であったが、中部国際空港開港を前にした2005年1月29日、国内外からの乗客にわかりやすい駅名とする目的で現在の駅名に改称された。なお当駅は駅名こそ異なるが、実質的にはJR・地下鉄・近鉄等の名古屋駅と同一駅である。

金山駅神宮前駅と同様に駅名標なども日本語の他に英語簡体中国語朝鮮語ポルトガル語ブラジルポルトガル語)の5言語表記である。行き先の表示・駅や車内での放送では単に「名古屋 (For Nagoya)」と略記される(新名古屋駅時代から「名古屋」という省略型行き先表示が存在した)。

駅構造[編集]

いわゆる通過型ターミナルで、一部の特急を除くほとんどの列車は当駅を越えて運転される。上下線間の渡り線や引き上げ線が無いため当駅終着の下り列車は折り返しはせず、次の栄生枇杷島分岐点などへ回送される。現在は下り(岐阜・津島・犬山)方面から当駅終着の列車は設定されていないが、かつて運転されていた当駅終着の上り列車(2001年(平成13年)に廃止となった北アルプスなど)は金山神宮前まで回送されるか、行先を変えて運転を続行する形態をとっていた。

周囲の建物との関係から床面の位置は、コンコース・中央改札出口・南改札・北改札が地下0.5階、中央改札入口・西改札・新南改札が地下1階、ホーム・東改札・近鉄連絡改札が地下1.5階である。

改札口[編集]

中央改札口。方面別の発車標が並ぶ。

改札口は、中央改札口西改札口南改札口北改札口東改札新南改札近鉄連絡改札口の合計7か所である。

中央改札口、西改札口、南改札口は名鉄駅ビル内に、北改札口はテルミナ地下街に設けられている。東改札口と新南改札は4番線ホームへの入口専用であり、東改札は地下宝くじ売り場の側、新南改札は名鉄百貨店地下食品売り場の奥にある。近鉄連絡改札口は1番線ホームと近鉄ホームを連絡している。

発車標(改札口)[編集]

北、西、中央の改札口には液晶テレビ(2011年7月頃プラズマテレビから改装、1998年までブラウン管テレビ)列車案内が複数設置されている。 1番線は、一宮岐阜方面、岩倉犬山新鵜沼新可児方面、佐屋津島方面ごとに3台、4番線は、内海河和中部国際空港方面、知立東岡崎豊橋西尾方面の2台で表示している。

モニターには各方面ごとの3つ先までの列車が左から種別、行先、時刻、備考、両数の順に表示され、先発の列車のみ停車駅が表示される。また、ミュースカイの場合は「のりばは、2/3番ホーム」と表示される。

北改札に限り、各乗り場ごとの特急専用の列車案内もある(これは中央改札にもあったが、改札口の改修に伴い一旦撤去、後に特急の空席案内として復活した)。

ホーム[編集]

プラットホームの配置
実際の線路はS字型に曲がっている
4番線岐阜方から見たホーム。手前側が乗降に使用していない部分。
1番線案内放送ブース。画像左側のホーム天井上に位置する。
4番線案内放送ブース。こちらはホーム上の一段高いところに設置。

上下線を相対式ホーム上下各1面と島式ホーム1面で挟み込む特殊な配置となっている。ホーム部分がカーブしていて列車との間に隙間が生じるため、ドア扱い中はホーム下に取り付けられている黄色回転灯が点灯して注意を促すようになっている。また、降車ホームの豊橋寄りには、新聞輸送用のシューター等の設備が設けられており、夕刊輸送の荷役に使用される。

ホームの有効長は19m車10両分(1・4番線が189m、2・3番線が194m)であるが、岐阜方の約2両分(北改札口階段付近)は乗降には使用しておらず、利用客が通らない部分は柵で仕切られているか、一般客立入禁止として新聞輸送用カートなどの置き場となっている。

相対式ホームは乗車用に、島式ホームは降車およびミュースカイ快速特急・特急「特別車の乗降用に使用し、行先ごとに列車の停車位置を変えて乗客の行列位置を変えるなど、狭小な駅設備を効率的に使用している。また、当駅止まりの列車は誤乗を避けるため、降車ホーム側のみドアが開く。

多方面への多彩な種別の列車が1 - 3分ごとに発着するため構内放送を自動化しきれず、駅員の肉声による放送を行っている。放送ブースは上下線で分けられ、1番線のホーム岐阜方先端付近の屋根上、4番線の豊橋方停車位置付近に設けられている。

また、朝ラッシュ時における上り列車の降車側の扉は、車掌ではなく、専用の駅員が閉める。これは降車に時間が掛かるため、少しでも駅停車時間を少なくし、遅延を防ぐためである。車掌は降車側(3番線)の扉を開けたあと、乗車側(4番線)の扉を開ける。そしてそのまま乗車側の扉を閉め、駅員が降車側の扉を閉めたことを確認したら、電鈴を鳴らす。

ちなみに、当駅の発車ベル(ブザー)は上りと下りで音の高さが異なり、豊橋方面が低音、岐阜方面が高音である。またブザーを止めた後に再度流れる2回目のブザーは車掌に「ドアを閉めても良い」という合図であり、担当ホーム係員が全て赤色旗を揚げたのをブザー操作の放送係員が確認し、下りは短1回、上りは短2回鳴らす。さらに上り降車ホームでは自動車ホーンに似た合図もある。これは4両以上の列車で降車完了を車掌に知らせるための合図である。こちらはホーム係員がホーム柱に設置されたスイッチで操作する。

のりば
ホーム 方向 路線 行先 備考
1 下り 名古屋本線 一宮岐阜方面 一般車のりば
犬山線広見線各務原線 犬山新可児方面
津島線尾西線 津島方面
2 名古屋本線 一宮・岐阜方面 降車/特別車のりば
犬山線・広見線・各務原線 犬山・新可児方面
津島線・尾西線 津島方面
3 上り 名古屋本線・西尾線豊川線 知立東岡崎豊橋豊川稲荷方面 降車/特別車のりば
常滑線空港線 常滑中部国際空港方面
河和線知多新線 河和内海方面
4 名古屋本線・西尾線・豊川線 知立・東岡崎・豊橋・豊川稲荷方面 一般車のりば
常滑線・空港線 常滑・中部国際空港方面
河和線・知多新線 河和・内海方面

発車標(ホーム)[編集]

対面ホーム上方にある3色LEDの発車標。その下に点灯しているのが乗車位置目標の看板。

液晶ディスプレイと3色LEDの2種類の機器があり、3色LEDの表示機器は一般車ホームの先発列車の停車駅のみ表示される(但し、全車特別車のミュースカイは停車駅を表示しない)。

乗車位置[編集]

1番線と4番線の乗車位置は列車の行き先・方面ごとに分けられ、中央ホーム上部に設けられた乗車位置表示ボード(看板)がその位置を示している。乗車位置看板は方面ごとに色分けされ、先発列車の乗車位置が点灯、次発列車の乗車位置は表示上部のランプが点滅する。

乗車位置看板の色と、改札口・ホームにある列車案内モニターの行き先の文字を囲む色とは対応しているが、全車特別車のミュースカイは方面にかかわらず赤となっている。

各ホームの乗車位置と乗車位置看板の色は下記の通りである。

1番線 : 一宮・岐阜、岩倉・犬山・可児・各務原、津島・佐屋方面
乗車位置看板 路線名 種別 主な行き先
一宮・岐阜方面 名古屋本線 快速特急
特急
急行
準急
一宮
岐阜
須ヶ口・国府宮方面 名古屋本線 ■普通 岐阜
犬山・可児方面 犬山線
各務原線
広見線
快速特急
特急
急行
準急
新鵜沼
新可児
(犬山経由)岐阜
西春・岩倉方面 犬山線
各務原線
■普通 岩倉
犬山
津島・弥富方面 津島線
尾西線
特急
急行
準急
■普通
津島
佐屋
弥富

2005年1月29日のダイヤ改正までは犬山方面は犬山・日本ライン今渡と記載されていたが、名鉄グループの日本ライン観光事業撤退に伴い変更された。更に2008年6月までは御嵩行きも存在していたが、運行系統の変更により無くなった。須ヶ口止まりの場合、一宮・岐阜方面と同じ色で表示される(2011年3月まで存在した栄生止まりも同様)。

2番線 : 降車およびミュースカイ・快速特急・特急特別車ホーム
路線 行き先
名古屋本線 岐阜
犬山線・広見線 犬山・新鵜沼・新可児
津島線・尾西線 佐屋
3番線 : 降車およびミュースカイ・快速特急・特急特別車ホーム
路線 行き先
名古屋本線 東岡崎・国府・伊奈・豊橋
常滑線・空港線
河和線・知多新線
中部国際空港・河和・内海
西尾線 西尾
4番線 : 東岡崎・豊橋、常滑・中部国際空港、半田、河和・内海方面
乗車位置看板 路線名 種別 主な行き先
岡崎・豊橋方面 名古屋本線
西尾線
豊川線
快速特急
特急
急行
準急
豊橋
吉良吉田
豊川稲荷
豊明
鳴海・豊明方面 名古屋本線
西尾線
■普通 鳴海
豊明
東岡崎
河和・内海・中部国際空港方面 常滑線
空港線
河和線
知多新線
特急
快速急行
急行
準急
中部国際空港
河和
内海
大江・太田川方面 常滑線
空港線
河和線
知多新線
■普通 太田川
常滑
知多半田

1番線と異なり、各方面行きともミュースカイを除く4両以下の列車は中央階段付近から後ろ寄りに停車する。金山止まりや神宮前止まりの場合、東岡崎・豊橋方面と同じ色で表示される。

線路[編集]

多数の列車を上下各1線で捌くため、上下線ともホームの中間点に場内信号機を備えている。1・2番線が第4場内、3・4番線が第3場内である。なお、列車の最後尾がこの信号機より更に先まで行かないとホーム手前の場内信号機が変わらないため、たとえ編成が短くても2本の列車が信号機を境に同時に停車しての客扱いはできない。

バラストが撤去され低くなった線路と、ホーム下の電光式停止位置目標

2005年(平成17年)にバリアフリー対策として、レール面を下げることにより電車床面とホームとの段差を縮小した。翌年にはそれまでのバラスト道床からコンクリート道床に改修されている。これはバラストを除去の上PC枕木の間にコンクリートを充填したもので、最初からコンクリート構体に敷設する直結軌道とは異なる[注釈 1]軌条は50kgNを使用している。

山王方のトンネル坑口は短距離ですぐに高架線へつながるため、35という名鉄最急勾配である。逆に栄生方のトンネルは坑口まで約1kmと長い。運転士の確認用の列車種別表示灯が当駅ホーム直前のトンネル内に設置されており、これはホーム上や線路脇のホーム下にある電光式の停止位置目標(画像参照)と連動している。表示は、名古屋本線へ向かう6両の急行や特急の場合「特急 6」、犬山方面など4両と8両が同じ停止位置のときは「犬急84」などである。

分岐器は無いが曲線や勾配の関係から、通過列車の制限速度は1・2番線が駅の前後に亘って45km/h、3・4番線が進入時のみ35km/hといずれも低い。そのため先行列車との間隔が空いた場合は、場内信号機・出発信号機とも進行現示に変わる。

駅周辺[編集]

詳しくは名古屋駅#駅周辺を参照。

近鉄名古屋駅とともに名古屋駅に乗り入れており、改札内・改札外に連絡通路が何本かある。近鉄名古屋駅は名鉄名古屋駅に隣接していることから1番線に連絡改札口が設けられている。現在は自動化されたが、かつては近鉄名古屋駅の駅員と共同で改札を行っていた(出札は名鉄が担当)。なお、JRへの乗り換えは北改札口または西改札口、地下鉄桜通線への乗り換えは北改札口、地下鉄東山線への乗り換えは中央改札口が便利である。あおなみ線への乗り換えは北改札口から自由通路を経由するか、南改札口からJR駅南側を迂回することになり、ホーム間の直線距離に対してかなりの遠回りとなる。

2007年4月1日に近鉄線でPiTaPaICOCAの取扱が開始されたが、約8ヶ月間は対応しておらず、一旦名鉄の改札口を出て改めて近鉄改札口に向かう必要があった。現在では、名鉄の磁気式乗車券+近鉄のIC乗車カードでの乗り換えが出来る。名鉄線側に設置されている近鉄線自動券売機(高額紙幣対応タッチパネル式)もIC乗車カードに対応している。 さらに2011年2月11日のmanacaの導入、および2012年4月21日のmanacaとTOICAの相互利用開始にあわせて、近鉄の磁気式乗車券+名鉄のIC乗車カードでの組み合わせでも乗り換えができるようになった。ただし、名鉄のmanaca又はTOICAと、近鉄のPiTaPa又はICOCAとの、IC乗車カードの2枚同時使用による乗り換えはできないため、この場合は、一旦通常の改札口を出場の上、改めて乗り換え先の通常の改札口から入場しなければならない。なお2013年3月23日からは、相互利用可能な1枚のIC乗車カードでの乗り継ぎが可能となった。

利用状況[編集]

  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は282,810人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中1位、名古屋本線(60駅)中1位であった[1]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は387,525人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中1位、 名古屋本線(61駅)中1位であった[2]
  • 名鉄交通広告の公式ホームページによると、2008年度の1日平均乗降客数は278,717人、2009年度は269,906人(名古屋鉄道調べ)である。名鉄の全駅において1位である。
  • 『名古屋市統計年鑑』によると、各年度の年間乗車人員は下表のとおり。
年度別乗車人員(単位 人)
年度 乗車人員 出典
1991年(平成03年) 69,761,224 [3]
1992年(平成04年) 69,163,704
1993年(平成05年) 67,249,238
1994年(平成06年) 64,239,857
1995年(平成07年) 62,624,749
1996年(平成08年) 60,332,909 [4]
1997年(平成09年) 57,554,165
1998年(平成10年) 55,905,505
1999年(平成11年) 53,548,005
2000年(平成12年) 52,321,129
2001年(平成13年) 54,034,834 [5]
2002年(平成14年) 53,057,261
2003年(平成15年) 52,168,603
2004年(平成16年) 51,253,653
2005年(平成17年) 52,001,134
2006年(平成18年) 50,830,702 [6]
2007年(平成19年) 51,069,412
2008年(平成20年) 50,376,082
2009年(平成21年) 48,808,160
2010年(平成22年) 48,706,326
2011年(平成23年) 48,929,023 [7]
2012年(平成24年) 49,955,505
2013年(平成25年) 51,257,176

歴史[編集]

合併による歴史的な経緯から名古屋市内で東西に分断されていた名古屋鉄道の2大幹線(西部線・東部線)を地下線で直結し、国鉄名古屋駅に接続するターミナル駅として建設された。

その他[編集]

  • 全日空では中部国際空港発着の快速特急・特急福岡空港新千歳空港発着の便との接続を便利にした「Door to ANA」という新ダイヤを発表した。このプロモーションのため2005年1月から2月まで、2・3番ホームと中央改札口の柱や壁が全て「Door to ANA」の広告になった(同様のプロモーションは金山駅でも行われた)。また同時期に全日空の自動チェックイン機が中央改札口の精算所の隣りに設置された(金山駅も西改札口内に設置されたが2008年に撤去)。
  • 名鉄百貨店の全館一体改装工事にあわせ、改修工事が行われた。2002年4月から閉鎖されていたメルサ側の改札口(豊橋方面入口専用)は2005年9月27日から再開され、百貨店売り場と混在していた駅施設の一部移動や、ホームと車両との段差をなくすためレール面を低くするバリアフリー化工事を行った。2006年春には地下鉄改札口から中央改札口へと向かう通路の幅を広くする工事が完了した。
  • 1番線にはサークルK、4番線にはファミリーマートがある。24時間営業ではなく電車の運行時間帯のみの営業である。以前はサンクスがあり、店舗名には旧駅名が使用されていた。NEWDAYSなどの駅売店系を除いた一般的なチェーンによるコンビニは全国的にも少ない。以前は1番線にはなく改札口付近にあったが、その後閉店して1番線に移転。閉店後の跡地はトイレに改装された。この他1番線の近鉄連絡改札口近くにはドラッグスギヤマもある。
  • ミュージックホーン搭載車両の進入時にミュージックホーンを吹笛する列車が他の駅に比べて多いため、鉄道ファンにとっては人気が高いポイントであったが、2009年2月頃より利用客から「案内放送が聞こえない」というクレームを受け、ホーム進入後の吹鳴が禁止された(ただしトンネル内は吹鳴可)[要出典]。また、それ以外の列車は進入時に警笛を鳴らす。
  • JRセントラルタワーズ側にあるタクシーのりばは、名鉄交通など名鉄グループのタクシーに加え、近鉄グループの名古屋近鉄タクシーも発着し、「名鉄・近鉄タクシーのりば」と表記されている。名鉄グループのタクシーはJR名古屋駅から乗ることができない。
  • 豊橋・中部国際空港方面のホームには京阪電気鉄道が展開するおけいはんの広告がある。列車に遮られなければ特別車・降車ホームや岐阜・犬山方面のホームからも見ることは可能である。
  • トランパスで当駅を利用すると、「名名」と印字されていた(駅名改称前は「新名」。これは既に名古屋市営地下鉄の名古屋駅が「名古」を使っていたため)。
  • IC乗車カードを使用した場合は、manaca,TOICAエリアのチャージ機での履歴印字は「名鉄名古」。
  • モバイルSuicaは「TP名鉄名」と記録される。[要出典]
  • 岐阜・津島方面と犬山方面は当駅で乗り換える客が多く、枇杷島分岐点から当駅までは重複乗車となるが、料金計算上は同分岐点で乗り換えたものとして計算され、重複乗車部分の料金はその区間で途中下車しない限り不要である。
  • ダイヤが乱れた場合は、遅れが広がらないよう、当駅に来る列車の到着順序を変えて運行する。
  • 上りホームにはカキフライ等、おつまみの自販機がある(2015年6月5日登場)。

かつてレールのつながっていた近鉄[編集]

現在でも名鉄名古屋駅と近鉄名古屋駅は壁一枚隔てて地下で隣接しており、近鉄名古屋線が改軌される前の狭軌であった時代である1954年までは連絡線が設置されていて、1950年(昭和25年)8月4日から1952年(昭和27年)9月30日までの間、団体列車に限り名鉄・近鉄の相互で直通運転を行っていた。名鉄からは伊勢(中川止まり山田線連絡)・養老へ、近鉄からは豊川稲荷(当時は伊奈から小坂井支線を経由して国鉄豊川駅へ乗り入れていた)・犬山へ列車が運転されていた。名鉄ビル(現名鉄百貨店)工事にともない廃止。現在、連絡線の跡は壁が設置され塞がれているが、隔壁部分(窪んだ空間)を確認することができる。また、岐阜・犬山方面の上り、下りの線路の間は支柱で仕切られているが、上り線から近鉄線へ向かうための渡り線が通っていたところに支柱は現在もない。一方、近鉄名古屋駅1番のりばより大阪・伊勢方面に出てすぐの向かって左側の箇所にも連絡線跡の隔壁部分を確認することができる。

新名古屋駅(開業当時) 構内配線略図

伊勢中川方面
新名古屋駅(開業当時) 構内配線略図
新岐阜方面
凡例
出典:[27]
破線は関西急行線連絡線の準備を示す


また、現在も下り岐阜・犬山・津島方面ホームと近鉄名古屋駅ホームは繋がっており、両社境界に設けられた乗換え改札を通るだけで近鉄名古屋駅ホームに出ることができる。さらに、見た目には分からないが、ホームの南側(新聞積み込み用シューターの付近)の上を近鉄名古屋駅の正面改札口から各ホームに通じる通路が横切っている。

2012年6月にリニア開業に向けた名駅周辺の再開発(名鉄本社・百貨店・近鉄パッセ・レジャック近辺の建て替え工事)により、当駅と近鉄名古屋駅の一体化を検討していることが明らかになった。また、2014年10月28日、中部運輸局から名鉄に壁で塞がれた部分の活用を提案された。

「しなやかな風」[編集]

かつて、中央コンコースでは「しなやかな風」という曲が流れていた。つのだ☆ひろ大橋純子が歌う名鉄グループのイメージソングで、主要駅で流されるほか、1994年(平成6年)から暫くの間は1000系車両に特別塗装を施した「ブルーライナー」のミュージックホーンに使用されていたこともある。放送時間は毎日7時から20時30分までの毎時2分と58分であり、曲に続いて駅構内は全面禁煙である旨のアナウンスがなされていた。なお、当駅での同曲使用終了後は小田和正の楽曲が使用されている。

隣の駅[編集]

名古屋鉄道
名古屋本線
ミュースカイ快速特急
金山駅 - 名鉄名古屋駅 - 国府宮駅 / 岩倉駅(犬山線)
特急
金山駅 - 名鉄名古屋駅 - (一部の列車:須ヶ口駅) - 国府宮駅 / 岩倉駅(犬山線)
快速急行
金山駅 - 名鉄名古屋駅 - 須ヶ口駅 / 上小田井駅(犬山線)
急行準急
金山駅 - 名鉄名古屋駅 - 栄生駅
普通
山王駅 - 名鉄名古屋駅 - 栄生駅

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 本来の形の直結軌道を採用している名鉄単独管理の地下駅は栄町駅のみである。共同使用駅を含めれば赤池駅上飯田駅がある。
  2. ^ 3番ホームの線路寄りの支柱は、もともと旧1番線と旧2番線の線路間にあったためホーム端との間隔が狭い。一方、2番線寄りの支柱は旧2・3番ホームの中心に位置していたものである。なお、円柱形の支柱がおおむね開業当時からのもので、ホーム増設・延伸に伴って出来た支柱が四角柱形であるが、一部に例外もある。

出典[編集]

  1. ^ a b 名鉄120年史編纂委員会事務局(編) 『名鉄120年:近20年のあゆみ』 名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
  2. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編) 『名古屋鉄道百年史』 名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
  3. ^ 平成08年版名古屋市統計年鑑 11.運輸・通信”. 名古屋市. 2015年8月22日閲覧。 掲載場所:11-7 名鉄各駅の乗車人員。
  4. ^ 平成13年版名古屋市統計年鑑 11.運輸・通信”. 名古屋市. 2015年8月22日閲覧。 掲載場所:11-7 名鉄各駅の乗車人員。
  5. ^ 平成18年版名古屋市統計年鑑 11.運輸・通信”. 名古屋市. 2015年8月22日閲覧。 掲載場所:11-9 名鉄各駅の乗車人員。
  6. ^ 平成23年版名古屋市統計年鑑 11.運輸・通信”. 名古屋市. 2015年8月22日閲覧。 掲載場所:11-9 名鉄各駅の乗車人員。
  7. ^ 平成26年版名古屋市統計年鑑 11.運輸・通信”. 名古屋市. 2015年8月22日閲覧。 掲載場所:11-10 名鉄各駅の乗車人員。
  8. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編) 『名古屋鉄道百年史』 名古屋鉄道、1994年、972頁。
  9. ^ 『名古屋鉄道社史』 名古屋鉄道、名古屋鉄道、1961年、772頁。ASIN B000JAMKU4
  10. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 徳田耕一「新名古屋駅半世紀のメモリアル」、『鉄道ピクトリアル』第624巻、電気車研究会、1996年7月、 173頁。
  11. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編) 『名古屋鉄道百年史』 名古屋鉄道、1994年、984頁。
  12. ^ a b 名古屋鉄道広報宣伝部(編) 『名古屋鉄道百年史』 名古屋鉄道、1994年、990頁。
  13. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編) 『名古屋鉄道百年史』 名古屋鉄道、1994年、1014頁。
  14. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編) 『名古屋鉄道百年史』 名古屋鉄道、1994年、1022頁。
  15. ^ a b c 名古屋鉄道広報宣伝部(編) 『名古屋鉄道百年史』 名古屋鉄道、1994年、1026頁。
  16. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編) 『名古屋鉄道百年史』 名古屋鉄道、1994年、1034頁。
  17. ^ a b 名古屋鉄道広報宣伝部(編) 『名古屋鉄道百年史』 名古屋鉄道、1994年、1036頁。
  18. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編) 『名古屋鉄道百年史』 名古屋鉄道、1994年、1040頁。
  19. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編) 『名古屋鉄道百年史』 名古屋鉄道、1994年、1050頁。
  20. ^ a b 名古屋鉄道広報宣伝部(編) 『名古屋鉄道百年史』 名古屋鉄道、1994年、1058頁。
  21. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編) 『名古屋鉄道百年史』 名古屋鉄道、1994年、1060頁。
  22. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編) 『名古屋鉄道百年史』 名古屋鉄道、1994年、1062頁。
  23. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編) 『名古屋鉄道百年史』 名古屋鉄道、1994年、1074頁。
  24. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編) 『名古屋鉄道百年史』 名古屋鉄道、1994年、1078頁。
  25. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編) 『名鉄120年:近20年のあゆみ』 名古屋鉄道、2014年、189頁。
  26. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編) 『名鉄120年:近20年のあゆみ』 名古屋鉄道、2014年、190頁。
  27. ^ 澤田幸雄 「名鉄の駅,構内設備の思い出」p.139(『鉄道ピクトリアル No.816 2009年3月号臨時増刊』電気車研究会、2009年


関連項目[編集]

外部リンク[編集]