コメ兵

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株式会社コメ兵
Komehyo Co., Ltd.
Komehyo-building-Osu-Nagoya.jpg
コメ兵本店本館
種類 株式会社
市場情報
東証2部 2780
2004年12月21日上場
名証2部 2780
2004年12月21日上場
本社所在地 日本の旗 日本
460-0011
愛知県名古屋市中区大須三丁目25番31号
北緯35度9分33.3秒
東経136度54分6.8秒
座標: 北緯35度9分33.3秒 東経136度54分6.8秒
設立 1979年(昭和54年)5月4日
(株式会社米兵)
業種 小売業
法人番号 2180001036008 ウィキデータを編集
事業内容 中古品及び新品の仕入・販売及び不動産賃貸[1]
代表者 石原 司郎(代表取締役会長)
石原 卓児(代表取締役社長)
資本金 18億378万円[1]
発行済株式総数 11,257,000株[1]
売上高 連結 509億60百万円
単体 443億91百万円
(2019年3月期)[1]
純資産 連結 198億00百万円
単体 183億31百万円
(2019年3月期)[1]
総資産 連結 305億07百万円
単体 264億15百万円
(2019年3月期)[1]
従業員数 連結 689名、単体 521名
(2019年3月31日現在)[1]
決算期 3月31日
会計監査人 監査法人東海会計社[1]
主要株主 株式会社KI 8.42%
株式会社I-BELIEVE 8.03%
株式会社YSS 6.63%
(2019年3月31日現在)[1]
主要子会社 関連会社の項目を参照
外部リンク https://www.komehyo.co.jp/
特記事項:創業 1947年
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株式会社コメ兵(コメひょう、: Komehyo Co., Ltd.)は、愛知県名古屋市中区大須三丁目25番31号に本社・本店を置く、日本最大級のリサイクルショップコメ兵、KOMEHYO)を運営する会社である。東京証券取引所第2部と名古屋証券取引所第2部に上場している。

概説[編集]

昔の屋号が米兵だったことが社名の由来[2]で、愛知県半田市にある米穀店「米兵」は本家筋に当たる[2]米軍と関係があるかのように勘違いされる(表記をカタカナに改めた理由の一つとされる)ことがあるが、無関係である。

当初は愛知県内を中心に、中部地区で店舗を運営していた。1990年代後半以降は、関東・関西・中国・九州地区にも順次出店。日本国内でインバウンド消費の動きが高まった2010年代の中盤に業績を伸ばしたほか、2016年12月の時点で41店舗を運営していた。しかし、2016年4 - 12月のインバウンド関連の売上高が前年同期比で4割減少したことなどを背景に、2017年1月から店舗網の再編に着手。中・小規模の不採算店の閉鎖を進めるかたわら、名古屋・東京大阪の都市部に大・中規模の店舗を新たに出したうえで、商品や人員を新設の店舗に集約させる[3]

テレビCM[編集]

画面に「米兵」の文字を大きく表示して、男声で「いらんものは、コメヒョーへ売ろう!」とナレーションを入れただけの非常にシンプルな5秒CMで愛知県では高い知名度を得る。当初は一枚画だったがその後CGになった。

1980年代末から、CMの構成を徐々に変更。まず「いらんものは」と「コメヒョー…」との間に女声で「ぜ〜んぶ」と入るようになった。次いで、15秒間の、童謡「グッドバイ」冒頭と同じリズム・微妙に異なるメロディで同じ歌詞を歌うCMが登場した(グッド売買という意味。当時店舗はグッド売ショップというキャッチフレーズであった)。この時点ではまだ「コメヒョーへ売ろう!」という文句は健在だった。

1990年代頃は清水アキラ秋野暢子樹木希林ニューロティカなどタレントやロックバンドを起用したCMが作られ、話題となった。

その後「米(粒)」と「ヒョウ」を基にしたアニメキャラクターで広告を展開していたが、2010年8月より堤幸彦監督による新CMで「いらんモノはコメ兵へ売ろう!」のキャッチコピーが復活した。名古屋・東京・大阪でバージョン違いのCMが計3パターン作られ堤本人も出演している[4]

社歴[編集]

  • 1947年 - 大須に古着屋として出店創業[1]
  • 1951年 - 「合資会社米兵」として法人化[1]
  • 1970年 - 現在の本社所在地(名古屋市中区大須3-25-31)に本店移転。
  • 1973年 - “いらんものは米兵へ売ろう”のキャッチフレーズを使用したラジオCM 、TVスポットCMをスタート(約15年間、このキャッチフレーズを使用)。
  • 1977年 - 大須・大須観音通(名古屋市中区)にオーディオ等の家電製品を扱う米兵2号店(現KOMEHYOきもの館)をオープン。
  • 1979年 - 株式会社に改組[1]
  • 1987年 - 現在の社名に変更[1]
  • 1996年3月 - 東京に買取センターを出店[1](東京に初めて進出)
  • 2003年9月12日 - JASDAQ上場証券コード:2780[1]
  • 2004年12月21日 - 東京証券取引所第2部と名古屋証券取引所第2部に株式上場[1]
  • 2010年2月27日 - 新業態である「LINK SMILE(リンクスマイル)」の1号店を名古屋市緑区にオープン[1][5]
  • 2012年
    • 1月17日 - タイヤ、ホイール専門店を展開する株式会社クラフトを完全子会社化[1][6]
    • 6月 - 子会社の株式会社KOMEHYOオークションを設立[1]
  • 2013年5月 - 株式会社オートパーツKOMEHYOを設立(現・株式会社オートパーツ ジャパン)[1]
  • 2017年
    • 4月1日 - この日で創業70周年を迎えることを機に、商品の購入や買取サービスについて、楽天スーパーポイントへの対応を開始[7]
    • 11月7日 - フリマアプリ「KANTE(カンテ)」をリリース[8]
    • 12月15日 - 株式会社イヴコーポレーションおよび株式会社アークマーケティングジャパンを完全子会社化[9]
  • 2018年
    • 11月 - 株式会社イヴコーポレーションが株式会社アークマーケティングジャパンを吸収合併。株式会社シエルマンの株式を100%取得し、グループ化。
    • 12月 - SAHA KOMEHYO COMPANY LIMITED(KOMEHYO HONG KONG LIMITEDとSaha Pathana Inter-Holding Public Company Limitedとの合併会社)を設立(資本金1億4,050万THB)。
  • 2019年
    • 5月 - 株式会社フォーバイフォーエンジニアリングサービスの株式を100%取得し、グループ化[10]
    • 12月 - 子会社のK-ブランドオフ[注 1]吸収分割によりブランドオフの事業を承継[11]

店舗[編集]

コメ兵名駅店
名古屋・中部地区
関東地区
関西地区
中国地区
九州地区
閉店店舗
  • 道玄坂店(東京都渋谷区、2007年6月12日閉店、買取センターのみの店舗)
  • 有楽町店(東京都千代田区、2011年1月16日閉店、有楽町インフォス1F、買取センターも1F)
  • 名古屋店アメカジ館(名古屋店本館リニューアルに伴い本館5階に移転)
  • 買取センター原宿(東京都渋谷区、2016年5月15日開店、ハナエビル1F)
  • USED MARKET 大須店(名古屋市中区、2017年1月22日閉店、See-Stepビル1F)
  • 買取センター大須(名古屋店本館に統合)
  • なんばウォーク店(大阪市中央区、2017年1月31日開店、なんばウォーク2番街北通り)
  • 神戸元町店(神戸市中央区、2017年1月31日開店・2代目店舗、フミヤ元町ビル1F・3F)
  • 渋谷公園通り店(渋谷区、2014年5月31日開店、アトラス渋谷公園通り1F・2F、かつては1Fに買取センターを設けていた、2016年10月1日からレディースアイテム専門店へ転換したが、2017年3月31日に閉店)
  • キャナルシティ博多店(福岡市博多区、2015年10月1日開店、キャナルシティ博多サウスビル2F、2017年5月28日閉店)

LINK SMILE[編集]

LINK SMILE(リンクスマイル)は、衣料品を中心に扱う郊外型のリユースショップ。

閉店店舗

urca jewel[編集]

urca jewel(ウルカジュエル)は、宝石を中心に扱うリユースショップ。

フリマアプリ[編集]

KANTE(カンテ)」は、2017年11月7日にリリースされたフリマアプリ[8]

ブランド品専門でコメ兵の鑑定士による真贋判定サービスが付帯する[8]。また、買い手がつかなかった商品に関してはコメ兵の買取サービスを利用することで売り切ることができる[8]

関連会社[編集]

ブランド・ファッション事業
  • 株式会社KOMEHYOオークション
  • KOMEHYO HONG KONG LIMITED(香港)
  • 株式会社イヴコーポレーション
  • 株式会社シエルマン
  • 株式会社アークマーケティングジャパン - 2018年11月、イヴコーポレーションに吸収合併。
  • 北京華夏高名薈商貿有限公司(中国)
  • 米濱上海商貿有限公司(中国)
タイヤ・ホイール事業
  • 株式会社クラフト
  • 株式会社オートパーツ ジャパン
  • 株式会社フォーバイフォーエンジニアリングサービス

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 2019年10月に設立された事業承継の為の準備会社

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 有価証券報告書-第41期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)”. EDINET. 2019年12月5日閲覧。
  2. ^ a b どうしてこめひょう?”. コメ兵. 2015年8月20日閲覧。
  3. ^ コメ兵、店舗2割閉鎖 訪日客の消費失速響く”. 日本経済新聞 (2017年2月10日). 2017年2月17日閲覧。
  4. ^ 「いらんものは、コメ兵へ売ろう!」映画監督の堤幸彦制作によるコメ兵のCMが放送開始”. RBB TODAY (2010年8月16日). 2015年8月20日閲覧。
  5. ^ コメ兵、郊外に衣料品を中心としたリユースショップを初出店! ~女性にうれしい古着屋さん『LINK SMILE』を2月27日オープン~”. @Press (2010年2月15日). 2015年8月20日閲覧。
  6. ^ 株式会社クラフトの株式取得(100%子会社化)に関するお知らせ (PDF)”. コメ兵. 2015年8月20日閲覧。
  7. ^ 楽天ポイントカードの利用開始時期について”. コメ兵 (2016年9月19日). 2017年2月17日閲覧。
  8. ^ a b c d コメ兵、ブランド特化のフリマアプリ「KANTE」を公開--売れなければ買取”. CNET Japan (2017年11月8日). 2017年11月8日閲覧。
  9. ^ 株式会社イヴコーポレーション及び株式会社アークマーケティングジャパンの株式取得(100%子会社化)に関するお知らせ (PDF)”. 株式会社コメ兵 (2017年12月15日). 2017年12月25日閲覧。
  10. ^ 「コメ兵」が企業買収を加速する理由とは”. M&A Online. 株式会社ストライク (2019年10月30日). 2019年12月5日閲覧。
  11. ^ 株式会社ブランドオフとのスポンサー支援に関する最終契約書の締結及び当社子会社における吸収分割契約締結に関するお知らせ (PDF)”. 株式会社コメ兵 (2019年10月25日). 2019年12月5日閲覧。
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関連項目[編集]

外部リンク[編集]