瓢箪山駅 (愛知県)
瓢箪山駅* | |
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栄町方面ホームの駅舎(2007年9月)
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ひょうたんやま HYŌTAN-YAMA |
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◄ST08 守山自衛隊前 (0.6km)
(1.0km) 小幡 ST10►
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所在地 | 名古屋市守山区長栄15-17 |
駅番号 | ST 09 |
所属事業者 | ![]() |
所属路線 | 瀬戸線 |
キロ程 | 7.6km(栄町起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 相対式 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
2,139人/日(降車客含まず) -2016年- |
開業年月日 | 1936年(昭和11年)6月3日** |
備考 | 2006年より無人化。 * 2005年 瓢簞山駅から改称。 **1944年から1946年まで休止。 |
瓢箪山駅(ひょうたんやまえき)は、愛知県名古屋市守山区長栄にある名鉄瀬戸線の駅。駅番号はST09。
歴史[編集]
瀬戸線開業時には駅は設置されておらず、付近の住宅開発にあわせ、1936年(昭和11年)6月3日に開業した。名鉄合併前の瀬戸電気鉄道が最後に開業した駅である。
第二次大戦中、一時休止されたが、同時期に休止となった他の駅とは異なり、戦後すぐに再開した。
その後、長く無人駅であったが、1981年(昭和56年)に駅舎が建設され駅員が配備されるようになった。しかし、 2006年(平成18年)、駅舎を改築し、駅集中管理システムが導入され、再び無人化された。
年表[編集]
- 1936年(昭和11年)6月3日 - 瓢簞山駅として開業[注釈 1]。
- 1944年(昭和19年)- 休止。
- 1946年(昭和21年)9月15日 - 復活。
- 1978年(昭和53年)3月 - 4両編成対応のためホーム延伸
- 1981年(昭和56年)10月6日 - 新駅舎完成[1]。
- 2005年(平成17年)1月29日 - 瓢箪山駅に改称。
- 2006年(平成18年)12月16日 - 駅舎ホーム改築、トランパス導入、駅集中管理システム稼動、無人駅化[注釈 2]。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
駅構造[編集]
相対式2面2線ホームの地上駅。ホーム有効長は1978年以降4両。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ST 瀬戸線 | 下り | 尾張瀬戸方面[2] |
2 | 上り | 栄町ゆき[2] |
ホーム上にホーム番号の表示はない。
ホームは大変狭く、急行・準急が高速で通過していくので注意が必要。
下りホームの駅舎はホームと同じ幅でしかないため、入場処理と出場処理をそれぞれ行なう、扉のない改札機が直列に設置されている。また、同じ理由から自動券売機設備の出入口とホームの出入口が別になっている。
配線図[編集]
← 尾張瀬戸方面 |
![]() |
→ 大曽根・ 栄町方面 |
凡例 出典:[3] |
駅周辺[編集]
- 守山瓢箪山古墳(北300m)
- 三菱UFJ銀行守山支店(北西150m)
- 大垣共立銀行守山支店 (北西150m)
- 名古屋瓢箪山郵便局(南150m)
- 守山消防署(北東150m)
- 名古屋市立守山中学校
- すいどう道緑道
- 元祖・手羽先風来坊守山店(徒歩1分)
- 瀬戸街道(愛知県道61号名古屋瀬戸線)
バス[編集]
最寄のバス停は、瓢箪山で、名古屋市交通局の下記路線が利用できる。
- 曽根11:大曽根(守山自衛隊・矢田経由)/緑ケ丘住宅(守山区役所経由)、印場駅(喜多山・大森経由)
- 千種13:千種駅前(守山自衛隊・矢田・古出来町経由)/緑ケ丘住宅(小幡稲荷公園経由)
- 守山11・守山巡回:新守山駅・上飯田
- 出入庫:新守山駅/大森車庫(喜多山・大森経由)
利用状況[編集]
- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は3,998人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中108位、瀬戸線(20駅)中13位であった[4]。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は4,941人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中94位、瀬戸線(19駅)中12位であった[5]。
- 名古屋市統計年鑑によると、当駅の一日平均乗車人員は、以下の通り推移している。
- 2004年度 1,995人
- 2005年度 1,951人
- 2006年度 1,912人
- 2007年度 1,988人
- 2008年度 2,010人
- 2009年度 1,983人
- 2010年度 2,011人
- 2011年度 2,011人
- 2012年度 2,002人
- 2013年度 2,028人
- 2014年度 2,018人
- 2015年度 2,138人
- 2016年度 2,139人
隣の駅[編集]
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ 近鉄奈良線の瓢箪山駅と同じく、「簞」は正字("単"の部分が"單"となっているもの。Unicode 7C1E)で表記されていた。
- ^ 瀬戸市役所前駅と同様に、下りホームが狭いために、バリアフリースロープの設置や改札設備の整備のため、栄町寄りに1両分ホームを延長し、瀬戸寄りのホーム1両分を解体するなど大がかりな工事が必要となり、工事の実施が遅れた。下りホーム側は、駅舎の建設が駅集中管理システムの導入日に間に合わず、木造の仮駅舎を建設し、係員を置いて対応した。駅設備改良工事は、2007年3月下旬に終了した。
出典[編集]
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編) 『名古屋鉄道百年史』 名古屋鉄道、1994年。
- ^ a b 駅時刻表:名古屋鉄道・名鉄バス、2018年2月24日閲覧
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
- ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編) 『名鉄120年:近20年のあゆみ』 名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編) 『名古屋鉄道百年史』 名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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- 瓢箪山駅(名古屋鉄道)
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