鳴海駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
鳴海駅
駅舎 (2014年6月)
駅舎 (2014年6月)
なるみ
NARUMI
NH26 左京山 (1.3km)
(1.6km) 本星崎 NH28
所在地 名古屋市緑区鳴海町向田1-3
駅番号 NH  27 
所属事業者 Meitetsu logomark 2.svg 名古屋鉄道
所属路線 名古屋本線
キロ程 55.1km(豊橋起点)
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
8,995人/日(降車客含まず)
-2014年-
開業年月日 1917年(大正6年)5月8日
テンプレートを表示
プラットホーム

鳴海駅(なるみえき)は、愛知県名古屋市緑区鳴海町向田にある、名古屋鉄道名古屋本線。駅番号はNH27。主に、急行までの電車が停車する。

歴史[編集]

かつては鳴海工場を有し隣接する日本車輌の工場とともに車輌修繕を行っていた。運転教習施設も兼ねていて東部地区の要となっていた。高架化以前に豊明市豊明検車区岡崎市舞木検査場に機能を移し、機能移転後は小規模な留置線を3本程度残すのみとなっていた。高架化後は駅南側の上下線の間に留置線を2本設けている。なお、当駅から左京山駅までの高架橋は本格的な工事開始前より一部完成しており、それに従来の線路(豊橋方面)と新設の高架線(名古屋方面)をつなげた形になっている。

年表[編集]

駅構造[編集]

島式2面4線ホームを持つ高架駅2006年11月25日に高架化された。 4線あるうち外側が本線、内側が待避線という配線であり、名鉄ではあまり見られない配線である。

エレベーターが設置されており、自動放送も昔から完備している。時々駅員が放送することもある。


改札口は東西の2か所で、駅員が常駐するのは西口側である。エレベーター・エスカレーターは各ホームに1か所ずつある。下りホームのエレベーターはコンコース - 地上との連絡も兼用している。改札外には東西とも店舗がいくつかある。

のりば
ホーム 路線 方向 行先 備考
1 名古屋本線 下り 名古屋岐阜津島犬山方面 本線
2 名古屋・岐阜・津島・犬山方面 待避線
3 名古屋本線 上り 豊明知立東岡崎豊橋西尾方面 待避線
4 豊明・知立・東岡崎・豊橋・西尾方面 本線

配線図[編集]

名古屋鉄道 鳴海駅 構内配線略図

東岡崎
豊橋方面
名古屋鉄道 鳴海駅 構内配線略図
名古屋
岐阜方面
凡例
出典:[9]



ダイヤ[編集]

急行以下の種別の他、平日の朝に一部特別車特急豊橋行きが3本停車(6:45発、7:04発、8:15発。8:15発を除いて伊奈駅にも停車)する。6:45発、7:04発は特別車締切の急行を特急に格上げしたもので、8:15発の特急は元は全車一般車特急東岡崎行き(新岐阜駅(現在の名鉄岐阜駅)始発)で、1995年に快速急行(初代)に格下げされたが、2003年にこの快速急行が廃止された後は特急豊橋行き(事実上は接続していた特急と統合したため、当初より国府駅にも停車)となり現在に至る。

この他、2005年までは西尾線直通の全車特別車特急も停車していた(同時に当駅で普通に接続)が、ダイヤ改正以降、2008年に格下げされるまでは全て通過していた。この特急が通過していた時期の停車列車は上下1本ずつ減って上下線とも毎時11本ずつであったが、2008年6月改正より西尾線直通特急は快速急行(現在は急行)に格下げされたため、当駅に停車する列車の本数は以前と同じ上下毎時12本ずつに戻っている。

日中、下りは当駅で急行と普通が緩急接続を行うことが多く(この先の本笠寺駅と堀田駅では緩急接続ができず、神宮前駅以西は本数が多いこともあり新清洲駅か西春駅まで事実上できないため)、毎時2本の豊川稲荷発急行一宮行きと普通犬山行き、毎時2本の急行佐屋(平日昼間は弥富)行きと普通岩倉行きが緩急接続をする。反面、上りは毎時2本の急行吉良吉田行きと普通東岡崎行きが緩急接続を行うのみ(急行吉良吉田行きは知立駅で岡崎・豊橋方面の特急へ乗り換えできる)であり、上りは緩急接続をあまり行っていない(ほとんど前後駅で緩急接続を行う)。一方、毎時2本の急行豊橋行きは当駅で快速特急豊橋行きに、毎時2本の急行豊川稲荷行きは当駅で特急豊橋行きに追い越される。

2003年までは夕方に当駅で種別変更して名古屋方面へ向かう列車があった(東岡崎駅または豊明駅→普通→当駅→急行(一部本笠寺駅停車)→神宮前駅→急行または普通→岩倉駅や犬山駅など)が、現在は殆ど種別変更は行わない。また、1990年まで運転されていた高速の一部も当駅に停車していた。

朝と深夜のみごく僅かに、当駅止まりや当駅始発の列車が存在するため、留置線を2本ほど有する。当駅で増結・解結を行う列車もあり、昼間の留置線はそのための車両の待機用として使われていることが多い。

利用状況[編集]

  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は18,148人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中21位、名古屋本線(60駅)中12位であった[12]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は29,752人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中13位、 名古屋本線(61駅)中10位であった[13]
  • 『名鉄 1983』によると、1981年度当時の一日平均乗降人員は25,856人であり、この値は名鉄全駅中13位であった[14]
  • 『創立70周年記念 今日と明日の名鉄』によると、1960年度当時の一日平均乗降人員は14,241人であり、1963年度の値は24,493人であった[15]
  • 『名古屋市統計年鑑』によると、2014年度の1日平均乗車人員は8,995人である。各年度の1日平均乗車人員は以下の通り[16]
年度 1日平均
乗車人員
2000年 9,247
2001年 9,018
2002年 8,635
2003年 8,513
2004年 8,163
2005年 8,640
2006年 8,740
2007年 8,945
2008年 9,366
2009年 9,059
2010年 9,147
2011年 8,728
2012年 8,728
2013年 8,998
2014年 8,995

駅周辺[編集]

駅前の様子

路線バス[編集]

名鉄バス「鳴海駅前」バス停
  • 池上、鳴子みどりヶ丘経由 平針運転免許試験場行、池上経由、鳴子みどりヶ丘行、1番のりば
    • かつては平針運転免許試験場ではなく地下鉄原まで運行されていた。
  • 緑市民病院、滝ノ水口経由、神沢中学校行、2番のりば)
  • 大高緑地西経由、イオンモール大高

鳴海駅前、大高緑地西、イオンモール大高、(2番のりば)

    • イオンモール大高での買い物で条件を満たすと復路の鳴海駅前行の乗車券を貰える。

2016年10月1日より新たに大高緑地西停留所が新設された。このため、10月1日より鳴海駅から直通でイオンモール大高へは行かなくなった。

名古屋市営バス「名鉄鳴海」バス停

名鉄バス、名古屋市営バスとも2009年4月に完成した駅南側の鳴海南駅前広場にあるバスターミナル内より発車する。新設のバスターミナルの歩道及びペデストリアンデッキ(2009年6月完成)を通るとすぐ隣のリベスタ鳴海にすぐつながっている。名鉄バス、名古屋市営バスとも乗り場は2ヶ所ずつある。

また南側へ250mほどの国道1号上には名古屋市営バスの「鳴海栄町」バス停があり、有松12系統(有松町口無池 - 鳴海栄町 - 要町)が運行しているほか、2009年12月18日より東京方面への高速夜行バス、新宿ドリーム三河・なごや号も停車している。上り便は乗車、下り便は降車のみ。

隣の駅[編集]

名古屋鉄道
名古屋本線
快速特急特急
通過 
特急(上りのみ一部の列車が停車)
知立駅 - 鳴海駅 - 神宮前駅
急行
前後駅 - (一部中京競馬場前駅有松駅) - 鳴海駅 - 堀田駅
準急
有松駅 - (一部左京山駅) - 鳴海駅 - (一部本笠寺駅) - 堀田駅
普通
左京山駅 - 鳴海駅 - 本星崎駅

脚注[編集]

  1. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編) 『名古屋鉄道百年史』 名古屋鉄道、1994年、950頁。
  2. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編) 『名古屋鉄道百年史』 名古屋鉄道、1994年、1004頁。
  3. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編) 『名古屋鉄道百年史』 名古屋鉄道、1994年、1028頁。
  4. ^ 清水武 『名古屋鉄道各駅停車』 洋泉社、2016年、36頁。ISBN 978-4-8003-0800-9
  5. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編) 『名古屋鉄道百年史』 名古屋鉄道、1994年、1054頁。
  6. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編) 『名古屋鉄道百年史』 名古屋鉄道、1994年、570頁。
  7. ^ 「鉄道記録帳」、『RAIL FAN』第51巻第10号、鉄道友の会、2004年10月号、 26頁。
  8. ^ 「鉄道記録帳」、『RAIL FAN』第51巻第12号、鉄道友の会、2004年12月号、 28頁。
  9. ^ 巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」(『鉄道ピクトリアル No.816 2009年3月号臨時増刊』電気車研究会、2009年)
  10. ^ 澤田幸雄 「名鉄の駅,構内設備の思い出」(『鉄道ピクトリアル No.816 2009年3月号臨時増刊』電気車研究会、2009年)p.149
  11. ^ 宮脇俊三原田勝正 『東京・横浜・千葉・名古屋の私鉄 (JR・私鉄全線各駅停車)』小学館、1993年、ISBN 978-4093954112
  12. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編) 『名鉄120年:近20年のあゆみ』 名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
  13. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編) 『名古屋鉄道百年史』 名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
  14. ^ 名古屋鉄道(編集) 『名鉄 1983』 名古屋鉄道、1983年、36頁。
  15. ^ 名古屋鉄道PRセンター(編集) 『創立70周年記念 今日と明日の名鉄』 名古屋鉄道、1964年、5頁。
  16. ^ 毎年の統計データ(名古屋市統計年鑑) - 名古屋市

関連項目[編集]