新木曽川駅
新木曽川駅 | |
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駅舎(2016年3月) | |
しんきそがわ SHIN KISOGAWA | |
◄NH52 石刀 (2.0 km) (0.9 km) 黒田 NH54► | |
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所在地 | 愛知県一宮市木曽川町黒田三ノ通り203 |
駅番号 | NH 53 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 名古屋本線 |
キロ程 | 91.2 km(豊橋起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗降人員 -統計年度- |
5,137人/日 -2020年- |
開業年月日 | 1935年(昭和10年)4月29日 |
備考 | 終日有人駅 |
新木曽川駅(しんきそがわえき)は、愛知県一宮市木曽川町黒田三ノ通りにある名古屋鉄道名古屋本線の駅である。駅番号はNH53。当駅で優等列車が普通と緩急接続を行うことが多い。
歴史[編集]
- 1935年(昭和10年)4月29日 - 開業。
- 1948年(昭和23年)5月 - 上り待避線新設[1]。
- 1965年(昭和40年)2月14日 - 駅舎全焼[2]。
- 1966年(昭和41年)3月30日 - 駅ビル(鉄筋4階建、2階以上はアパート)新築[3]。
- 2006年(平成18年)10月22日 - バリアフリー工事に伴い新跨線橋、エレベーター3基使用開始。
- 2008年(平成20年)12月27日 - 急行減便に伴い、朝9時以降は快速特急・特急が停車するようになる[4]。
- 2011年(平成23年)
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
駅構造[編集]
快速特急、特急(朝の上りの一部を除く)、快速急行、急行、準急、普通列車が停車する。待避設備を備えた2面4線の島式ホームを持つ、駅員配備の地上駅。岐阜側に片渡り線がある。駅舎は東側にあり、2つのホームとはエレベーター付きの跨線橋で繋がっている。橋上駅舎ではなく、西側に改札口もないため駅西側には直接出られない。ミュースカイや当駅通過の特急は120km/h近くで通過する。ホームには駅自動放送装置の他に、通常のサイズを一回り小さくした小型のLED式列車案内も設置された。2016年(平成28年)頃に駅舎上のマンションが取り壊された。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | NH 名古屋本線 | 下り | 名鉄岐阜ゆき[5] | 待避線 |
2 | 本線 | |||
3 | 上り | 名鉄一宮・名鉄名古屋・中部国際空港方面[5] | 本線 | |
4 | 待避線 |
配線図[編集]
← 一宮・ 名古屋方面 |
![]() |
→ 岐阜方面 |
凡例 出典:[6] |
停車種別[編集]
1999年5月10日ダイヤ改正までは一部の特急が特別停車していたが、利用が少ないことから同改正で通過となった。その後、約9年半後の2008年12月27日改正で朝ラッシュ以降の停車が復活した[4]。
2000年3月21日改正改正から2001年10月1日改正までは新岐阜駅(現在の名鉄岐阜駅) - 須ヶ口駅間の列車の一部が当駅以北急行、当駅以南普通に種別変更していた。現在のダイヤでは急行が当駅で特急を待避することはないが2005年(平成17年) - 2007年(平成19年)には日中に下りの約半数(豊川稲荷駅発の列車)が待避していた。
当駅終着、始発の営業列車は存在しないが深夜に名鉄岐阜駅や名鉄一宮駅から当駅まで回送されてきて夜間滞泊する列車がある。
人身事故などで岐阜側が不通になると当駅で名古屋方面への折り返し列車が設定されることがある。
利用状況[編集]
- 「移動等円滑化取組報告書」によると、2020年度の1日平均乗降人員は5,137人であった[7]。
- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は5,848人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中70位、名古屋本線(60駅)中25位であった[8]。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は8,292人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中51位、 名古屋本線(61駅)中22位であった[9]。
- 愛知県の統計によれば、1日平均の乗車人員は、平成19年度2,641人、平成20年度2,627人である。愛知県内の名古屋本線の駅では、55駅中22位。
※ 特急停車駅としては利用客数は少ないが、当駅で特急列車と普通列車との緩急接続が行われており、相互列車間の乗り換え需要がある。
駅周辺[編集]
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隣の駅[編集]
- 名古屋鉄道
- NH 名古屋本線
脚注[編集]
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編) 『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、980頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編) 『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1014頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編) 『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、462頁。
- ^ a b 太田貴之「輸送と運転 近年の動向」『鉄道ピクトリアル』第816巻、電気車研究会、2009年3月、 46頁。
- ^ a b “新木曽川(NH53)(しんきそがわ) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
- ^ “令和2年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅) (PDF)”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編) 『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編) 『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。