木曽川町黒田

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日本 > 愛知県 > 一宮市 > 木曽川地区 > 木曽川町黒田一〜十二ノ通り
木曽川町黒田
木曽川駅 駅舎
木曽川駅 駅舎
木曽川町黒田の位置(愛知県内)
木曽川町黒田
木曽川町黒田
木曽川町黒田の位置
北緯35度20分45.93秒 東経136度47分2.78秒 / 北緯35.3460917度 東経136.7841056度 / 35.3460917; 136.7841056
日本の旗 日本
都道府県 Flag of Aichi Prefecture.svg 愛知県
市町村 Flag of Ichinomiya, Aichi.svg 一宮市
面積
 • 合計 3.310181073 km2
人口
2019年平成31年)4月1日現在)[2]
 • 合計 13,731人
 • 密度 4,100人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
493-0001[3]
市外局番 0586(一宮MA[4]
ナンバープレート 一宮

木曽川町黒田(きそがわちょうくろだ)は愛知県一宮市町丁。木曽川町黒田と木曽川町黒田一〜十二ノ通りがあり、木曽川町の市街地である。

中世には交通の要衝として栄え、黒田宿(くろだのしゅく)と呼ばれる鎌倉街道(中世東海道)の宿場であった。戦国時代には黒田城が築かれており、山内一豊は当地の生まれとされる。

地理[編集]

大字[編集]

歴史[編集]

くろだむら
黒田村
廃止日 1889年10月1日
廃止理由 新設合併
曽根村黒田村門間村内割田村外割田村三ツ法寺村黒田村
現在の自治体 一宮市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
葉栗郡
黒田村役場
所在地 愛知県額田郡黒田村
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中世には鎌倉街道の宿駅があって「黒田宿」(くろだのしゅく)と呼ばれた[5][6]。美濃国の墨俣宿(現在の岐阜県大垣市墨俣町)と尾張国の萱津宿(愛知県あま市甚目寺町)をつなぐ位置にあり[6]、南宿・北宿[5][6]あるいは下市場[6]という地名(小字名)が残るように栄えていたという。1190年には源頼朝が上洛の際に宿泊したという記録が『吾妻鑑』に見られる[5]

同時に交通の要衝でもあり(東山道との分岐点であったという[5])、しばしば合戦場にもなった[5][6]南北朝時代の1388年には、美濃土岐氏の内紛に関連し、土岐満貞土岐詮直が当地で迎撃している[5]

15世紀末には黒田城が築かれた。やがて黒田城には岩倉織田家に仕えた山内盛豊が入った。この盛豊の子が、のちに土佐藩主となる山内一豊であるとされる。

1590年には、一柳直盛が3万石の領主として黒田城主となった。直盛は関ヶ原の合戦で東軍につき、戦後の1601年に伊勢国神戸に移された。この一柳直盛の領国を「尾張黒田藩」ととらえる見方がある。直盛は、黒田の町を整備し、白山神社の再興を行った。一柳氏が去った後の黒田は清洲藩尾張藩松平忠吉の所領に組み込まれた。

近世には葉栗郡黒田村。1889年(明治22年)に町村制が施行された際に周辺の村と合併し、新たな「黒田村」の一部となる。1894年(明治27年)に黒田村は町制を施行して黒田町になる。1910年(明治43年)、木曽川駅が開業すると、町名も木曽川町に改称した。2005年(平成17年)に一宮市の一部となる。

世帯数と人口[編集]

2019年(平成31年)4月30日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

町丁 世帯数 人口
木曽川町黒田 5,744世帯 13,731人

人口の変遷[編集]

国勢調査による人口の推移

2005年(平成17年) 12,931人 [7]
2010年(平成22年) 13,179人 [8]
2015年(平成27年) 13,485人 [9]

交通[編集]

道路
鉄道

施設[編集]

有名人[編集]

  • 山内一豊(土佐藩創始者。妻・千代との夫婦愛でも知られる戦国武将)

その他[編集]

日本郵便[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ 愛知県一宮市の町丁・字一覧” (日本語). 人口統計ラボ. 2019年5月19日閲覧。
  2. ^ a b 一宮市の人口町丁字別(Excel)” (日本語). 一宮市 (2019年4月8日). 2019年5月19日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年5月19日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年5月19日閲覧。
  5. ^ a b c d e f 黒田宿”. 百科事典マイペディア. 2021年9月25日閲覧。
  6. ^ a b c d e 黒田宿”. 世界大百科事典 第2版. 2021年9月25日閲覧。
  7. ^ 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (日本語). 2019年3月23日閲覧。
  8. ^ 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (日本語). 2019年3月23日閲覧。
  9. ^ 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (日本語). 2019年3月23日閲覧。
  10. ^ 郵便番号簿 2018年度版 (PDF)” (日本語). 日本郵便. 2019年5月18日閲覧。

参考資料[編集]

  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編(日本語) 『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5 
  • 有限会社平凡社地方資料センター 編(日本語) 『日本歴史地名体系第23巻 愛知県の地名』平凡社、1981年。ISBN 4-582-49023-9 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]