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森本レオ

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

もりもと れお
森本 レオ
本名 森本(もりもと) 治行(はるゆき)
別名義 森本 羚夫(旧芸名)
生年月日 (1943-02-13) 1943年2月13日
没年月日 (2026-09-04) 2026年9月4日(83歳没)
出生地 日本の旗 日本・愛知県
身長 177 cm[1]
血液型 O型[1]
職業 俳優、ナレーター、タレント、声優
ジャンル 舞台、テレビドラマ、映画、ナレーション
活動期間 1967年 - 2026年
配偶者 森本和代
著名な家族 森本類(長男)[2]・森本絵瑠(長女)[要出典]
事務所 ウータニア
主な作品
テレビドラマ
『黄色い涙』
『西村京太郎トラベルミステリー』
『愛という名のもとに』
『王様のレストラン』
『特命リサーチ200X』シリーズ
『ショムニ (テレビドラマ)』シリーズ

アテレコ
『きかんしゃトーマス』
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森本 レオ(もりもと レオ、1943年〈昭和18年〉2月13日[1][3] - 2026年〈令和8年〉9月4日[4][5])は、日本の俳優、ナレーター、タレント、声優である。本名は森本 治行(もりもと はるゆき)。旧芸名、森本 羚夫(もりもと レオ)。妻は元女優の森和代(もり かずよ、1950年9月8日 - 、本名・森本和代(もりもと かずよ))。ウータニア所属。

愛知県で生まれ育つ[6]。愛知県立松蔭高等学校を経て[6]、日本大学藝術学部卒業[7]。

生涯

浪人時代に中部日本放送でエキストラのアルバイトをしたことで演技に関心を持つが、大学在学中はコピーライターを志望していた。しかし、コピーライターという職業が認知されていなかった時代であったことや、父親の病気などもあり断念。

卒業後は生まれ育った名古屋に帰り、NHK名古屋制作のドラマ『高校生時代』(1967年)(後の『中学生日記』)で俳優デビュー[8][9]。伊武雅刀とは、この時から親交がある。

1968年から東海ラジオ放送の深夜番組『ミッドナイト東海』のパーソナリティを務める。自分を指す第一人称として「『俺』を使わせて欲しい」とスタッフに頼み込んだが、当時は放送局の自主規制で許されなかった。そこで「芸名を『森本オレ』にするから、自分の芸名として『オレ』を使うのはいいだろう」と食い下がったがこれも拒否。仕方なく、オレを逆さまにして『羚夫(レオ)』とした。後にカタカナに改め、現在の芸名となる。同番組では人気を博していたが、森本が担当する日に自分の好きな知人(つボイノリオと見られる)を呼んで番組を任せたところ下ネタを発言したため教育委員会からクレームが付き、その責任を取る形で森本は番組を降板した[10]。

1972年に東京に再び移り、俳優活動を本格化。

1974年、漫画『若者たち』を大学時代の同窓である市川森一の脚本で『黄色い涙』としてテレビドラマ化。自ら主演する。

平成に入ってからは『ショムニ』『王様のレストラン』に出演し、きかんしゃトーマスのナレーターとしても活躍した[11]。

2010年2月27日、心筋梗塞で都内の病院に緊急入院。処置が早かったため順調に回復し、3月9日に退院した。

私生活では森和代(森本和代)と、1971年5月10日に石川県金沢市の広坂カトリック教会で挙式。結婚当時、和代は妊娠6か月で、同じ年(1971年)の10月20日に第一子の長男・森本類(るい)が誕生。その2年後(1973年)に第二子の長女・森本絵瑠(える)が誕生。

2026年9月2日、東京・高円寺のマンションで一人暮らししていることが報じられた。名古屋にいる妻とは既に50年ほど別居していた[12]。収入や家計の管理は名古屋に住む妻に任せ、近年は毎月約20万円の送金をされていた[13]。妻と同居しない理由は「高円寺には本屋があり、仕事の便も良いから」と述べていた[13]。

同月4日、死去した[14]。83歳没。原因不明の突然死であった[13]。訃報は同月11日、所属事務所から公表された。葬儀は家族のみで執り行われた[5][14]。

死去の約2週間前となる2026年8月下旬、NEWSポストセブンの取材に応じ、健康管理のため月1回の通院を続けていたことや、俳優・ナレーター業を振り返る心境を語っていた[15]。日頃から「テレビを見ながら笑って、ふっと息絶えたり、散歩の途中でベンチに座ったまま逝きたい」といった趣旨の発言をしていたと報じられている[16]。

人物

  • いわゆる「脱力系」の芸能人の代表格として挙げられる[17]。
  • 風貌が似ている肥後克広によくモノマネされている。本人は「(肥後くん)友達なくすよ」とコメントしているほか、ガスファンヒーターのCMで共演し、「共演しているのは弟?」と聞かれたこともある。
  • 1/fゆらぎを含む声を持つとされる[18]。
  • 森本は芸能界でも屈指の将棋の名手という評判があり、長く親交があった重鎮気象予報士の森田正光によれば「森本さんは芸能界で最も強い方」だったと言う[19]。
  • 大のプロレス好きとしても知られ、1981年2月にはアントニオ猪木の控室を訪れ激励するなど、多くのレスラーと交流があった[16]。
  • 2002年の不倫報道(後述)後は所属事務所を離れ個人事務所として活動した。当時のマネージャーが独立に同行したことについて、本人は後年「女性に助けられた人生でした」と振り返っている[20]。

疑惑・女性関係を巡る報道

  • 2002年4月、『女性セブン』により森本の不倫交際が報じられ、取材に対し女性との関係を「異文化交流みたいなもの」と表現したことが物議を醸した[21]。
  • 同年10月、女優の水沢アキが『週刊新潮』および『週刊文春』において、17歳当時(1970年代初頭)に共演ドラマの演技指導を名目に誘われ、意に反した性的関係を強いられたと告発した[22][23]。これに対し森本側は、当初関係自体を否定したものの、後に関係があったことは認めた上で、合意に基づくものであり強要ではないと主張した[24]。
  • 2006年には、女優の石原真理子が自叙伝『ふぞろいな秘密』(双葉社、2006年12月刊)の中で、17歳当時に演技指導の名目で自宅に呼ばれ、肉体関係を持たされたと記述した[25]。森本側はこの件についても関係を持った事実自体は認めたものの、暴行や強要については否定している[24]。
  • いずれの件についても、当事者からの告訴や民事訴訟などの司法的決着には至っていない[24]。森本が物故した現在、本人が生前に認めていた事実以外には裏付けの取りようのない話である。立川志らくは9月12日、自身のXで、ネット上で生前の女性関係を蒸し返し、バッシングする動きが相次いでいることに、《毎日獲物を狙っているだけ》《死者を悼むという美意識すらなくなってしまったのか。その姿はあまりにも醜い》と苦言を呈している[26]。

後任

森本の没後、持ち役を引き継いだのは以下の通り。

後任役名概要作品後任の初担当作品
石丸謙二郎 ナレーション 『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』 2026年9月21日放送分[27]

出演(俳優・タレント)

テレビドラマ

TBS系

配信ドラマ

映画

オリジナルビデオ

PV

ラジオ番組

バラエティ

CM

出演(声優)

人形劇

テレビアニメ

劇場アニメ

吹き替え

ゲーム

ナレーション

映画

テレビ番組

ラジオ番組

  • ハートフルラジオ 虫の知らせ(2020年7月4日 - 、FMヨコハマ)

CM

ラジオドラマ

音楽

シングル

ナレーション

脚注

注釈

  1. ↑ 放送当時は腸捻転解消前のため、TBS系列での放送であった。
  2. ↑ 2018年5月11日、7月27日、2019年3月8日、4月5日、2023年12月15日の放送にて登場。
  3. ↑ テレビCMにはムーミンのキャラクターが登場していた。
  4. ↑ 楽曲内の番組、『世界の日本よ こんにちは』の司会者(本人役)として参加。
  5. ↑ 動画のタイトルは「『森本レオ×近藤晃央』90秒の究極の癒し空間」。ソニー・ミュージックのYouTube公式チャンネル限定ムービーとして公開

出典

  1. 1 2 3 “森本レオ”. 日本タレント名鑑. VIPタイムズ社. 2021年11月20日閲覧。
  2. ↑ 「オール有名人アンケート うちの子の名前はこうしてつけました」『婦人生活 1973年9月号』第27巻第10号、婦人生活社、158頁。
  3. 1 2 3 『DJ名鑑 1987』三才ブックス、1987年2月15日、153頁。
  4. ↑ “森本レオさん死亡、83歳「原因不明の突然死」 所属事務所が発表 | マイナビニュース”. news.mynavi.jp (2026年9月11日). 2026年9月11日閲覧。
  5. 1 2 “俳優でナレーターの森本レオさんが死去 83歳 所属事務所が発表”. テレ朝NEWS (2026年9月11日). 2026年9月11日閲覧。
  6. 1 2 「よみがえれ堀川 私も一言 2 俳優 森本 レオさん 筏の上、腹ばいに 〝聖域〟でアメリカ思い」『毎日新聞』2007年(平成19年)7月4日付朝刊22面(愛知)。
  7. ↑ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.561
  8. ↑ NHK名古屋放送局、中部旧友会NHK名古屋放送局80年史編集委員会 企画・編集『NHK名古屋放送局80年のあゆみ』NHK名古屋放送局、2006年、108頁。
  9. ↑ “アカイさんノート 中学生日記(1)”. NHK. 2008年10月24日. 2015年6月12日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2015年6月12日閲覧.
  10. ↑ 『チマタの噺』テレビ東京 2016.8.23放送
  11. ↑ “森本レオさん死去、83歳…「ロングバケーション」出演・「きかんしゃトーマス」ナレーター”. 読売新聞 (2026年9月11日). 2026年9月16日閲覧。
  12. ↑ 「《自由気ままに街ぶらする現在の白髪姿》83歳となった森本レオ、妻とは別居生活50年“変わらない単身暮らし”と“変わった心境”「最後は人のことより自分という感じ」」『NEWSポストセブン』小学館、2026年9月2日。2026年9月11日閲覧。
  13. 1 2 3 “「17歳の時に関係を強要された」と告白された過去も 森本レオさんが逝去「晩年は月20万円の送金で生活」”. デイリー新潮. 新潮社 (2026年10月1日). 2026年10月1日閲覧。
  14. 1 2 「森本レオさんが死亡 83歳 所属事務所が発表「原因不明の突然死ではありました」 俳優・ナレーターとして数多くの番組で活躍」『オリコンニュース(ORICON NEWS)』oricon ME、2026年9月11日。2026年9月11日閲覧。
  15. ↑ “【最後の近影】森本レオさん、亡くなる直前に明かしていた近況「病院には毎月行って、だましだましやっています」「最後は人のことより自分」”. NEWSポストセブン (2026年9月11日). 2026年9月14日閲覧。
  16. 1 2 “森本レオさん「突然死」は本望か 駅周辺をグルグル…大病経て変わったライフスタイル”. 東スポWEB (2026年9月12日). 2026年9月14日閲覧。
  17. ↑ 「時代の気分は脱力系 アニメ『へろへろくん』大人気」『朝日新聞』2000年10月17日付朝刊、23頁。
  18. ↑ 鈴木松美編著『日本人の声』洋泉社<新書y>、2003年、第3部。
  19. ↑ 「森田正光さん 森本レオさんは「たぶん芸能界で最も将棋の強い方」 かなわなかった“温泉将棋”悔やむ」『Sponichi Annex』スポーツニッポン新聞社、2026年9月11日。2026年9月12日閲覧。
  20. ↑ “《今でも男女は異文化交流だと思う》森本レオ(81)が明かした世間を騒がせたスキャンダルの真相「女性に助けられた人生でした」”. NEWSポストセブン (2024年9月10日). 2026年9月14日閲覧。
  21. ↑ “森本レオさん急死、83歳。不倫は「異文化交流」…穏やかな語り口と女性問題のギャップ”. zakzak. 産経デジタル (2026年9月11日). 2026年9月14日閲覧。
  22. ↑ 「特集「水沢アキ」衝撃の全告白「森本レオ」は17歳の私を騙して「レイプ」した!」『週刊新潮』第47巻第39号、新潮社、2002年10月17日、48-50頁。
  23. ↑ 「森本レオが今になって水沢アキに「レイプ暴露」された理由」『週刊文春』、文藝春秋、2002年10月17日。
  24. 1 2 3 “森本レオさん訃報にSNS上で過去のスキャンダルが拡散「異文化交流」も蘇る”. SmartFLASH. 光文社 (2026年9月13日). 2026年9月14日閲覧。
  25. ↑ 石原真理子『ふぞろいな秘密』双葉社、2006年12月。ISBN 978-4-575-29938-0。
  26. ↑ “立川志らく、森本レオさんへのバッシングを「あまりにも醜い」発言に「ズレてる」SNSで巻き起こる反発(SmartFLASH)”. Yahoo!ニュース. 2026年9月14日閲覧。
  27. ↑ 「Qさま」森本レオさんを追悼 新ナレーター発表「バトンを受け取りました。見ててくださいね」 - 読売新聞 2026年9月21日
  28. ↑ “NHKアーカイブス”. 2026年9月3日閲覧。
  29. ↑ “仲間由紀恵さん主演・ドラマ10「美女と男子」制作スタート!”. 日本放送協会. 2015年2月3日. 2015年2月5日閲覧.
  30. ↑ 「相棒17:第3話 “辞書の神様”が特命係に立ちはだかる」『MANTANWEB』2018年10月31日。2023年11月22日閲覧。
  31. ↑ オリコン|森本レオのTV出演情報
  32. ↑ 「松下奈緒が“相棒”古田新太に「振り回されたい!」」『ウォーカープラス』2015年2月10日。2023年11月22日閲覧。
  33. ↑ “番組情報 -『アリバイ崩し承ります特別編 時計屋探偵とお祖父さんのアリバイ』”. テレビ朝日. 2023年11月22日閲覧。
  34. ↑ “横浜流星、香川京子、森本レオが小芝風花主演作「天使のいる図書館」に出演”. 映画ナタリー. 2016年10月3日. 2016年10月3日閲覧.
  35. ↑ “食卓コミュニケーション”. ACジャパン広告作品アーカイブ. ACジャパン. 2023年6月11日閲覧。
  36. ↑ 『さんまさんの声が、まろやかな「あの人」の声に??』(プレスリリース)PR TIMES、2020年3月30日。オリジナルの2022年4月22日時点におけるアーカイブ。2020年6月9日閲覧。
  37. ↑ “だしまろ酢CMの声は森本レオ!ほいけんた?さんま本人?まろやか声はいったい誰?”. CM紙芝居. 2022年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月4日閲覧。
  38. 1 2 3 “3rd−LOVEパラダイスー”. つんく♂オフィシャルウェブサイト. tsunku.net. 2022年6月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月4日閲覧。
  39. ↑ ““森本レオ×近藤晃央”90秒の究極の癒し空間、“らへんライブ映像”が動画サイトで公開!!”. ソニー・ミュージックエンタテインメント (2013年4月3日). 2023年2月4日閲覧。
  40. ↑ 音楽ナタリー編集部: “近藤晃央「らへん」ティザー映像で森本レオと癒やしの共演”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2013年4月4日). 2019年10月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月4日閲覧。

関連項目

  • 広井王子(マルチクリエイター。元森本の付き人で、後年自身が関わったゲーム『天外魔境 第四の黙示録』に森本を声優として起用している)

外部リンク