日産・マーチ

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日産・マーチ
NISSAN MARCH logo.png
Nissan March K13 1.2X V Selection.JPG
4代目 2013年6月発売型
概要
別名 日産・マイクラ(海外向け)
製造国 日本の旗 日本
販売期間 1982年
ボディ
ボディタイプ 3/5ドアハッチバック
4ドアセダン(台湾のみ)
2ドアオープンカー
5ドアステーションワゴン
駆動方式 前輪駆動
四輪駆動(2代目)
四輪駆動(e-4WD)(3代目 -)
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マーチ(MARCH)は、日産自動車が製造・販売するハッチバック型のコンパクトカーである。

派生車種は派生車種の項目を参照。

Camera-photo Upload.svg 画像提供依頼:4代目ボレロ(後期型)の画像提供をお願いします。2015年5月

概要[編集]

当時の日産自動車が、自社のラインナップで空白となっていた1000ccクラスを埋める小型車として開発した。日欧両市場での販売を視野に入れており、欧州などいくつかの地域では「マイクラ」(Micra)名で販売されている。扱いやすいコンパクトなボディに大人5人が快適に移動できるキャビンを持つ、合理的なパッケージングが特長であり、専門家の評価も高い。特に2代目・K11型は、日欧でカー・オブ・ザ・イヤーを同時受賞するなど、高い評価を受けた。また、日本車としては珍しく、フルモデルチェンジのスパンがかなり長い[注釈 1]のも特徴の一つである。ワンメイクレースが行われるなど、手軽なモータースポーツへの登竜門としての一面も持つ。

初代 K10型系(1982年 - 1992年)[編集]

日産・マーチ(初代)
K10型系
Nissan Micra 1982 Cambridge.jpg
1982年発売型(欧州仕様)
1st Nissan March.jpg
1985年2月発売型(日本仕様)
1st Nissan March Rear.jpg
概要
販売期間 1982年10月 ‐ 1992年1月
設計統括 伊藤修令
デザイナー イタルデザイン・ジウジアーロ
ボディ
ボディタイプ 3ドア/5ドアハッチバック
駆動方式 前輪駆動
パワートレイン
エンジン MA10S型 987cc 直4 SOHC
MA10ET型 987cc 直4 SOHC
MA09ERT 930cc 直4 SOHC
MA10E型 987cc ザウルスJr用インジェクション
MA12S型 1,235cc 直4
変速機 5速MT / 4速MT
3速AT
車両寸法
ホイールベース 2,300mm
全長 3,785mm
全幅 1,560mm
全高 1,395mm
車両重量 635kg
その他
データモデル 1983年型「3ドアGスペック」
販売終了前月までの新車登録台数の累計 63万6899台[1]
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1981年10月に開催された第24回東京モーターショーに「NX-018」の名で参考出品。長期に渡るプレキャンペーンが展開され、一般公募により車名が「マーチ」[注釈 2]と決定された後、1982年10月に発売された。

イメージキャラクターは近藤真彦が起用され、キャッチコピーは「マッチのマーチ」「スーパーアイドル」(いずれも前期型)。

開発は、当時、東京都杉並区荻窪にあった荻窪事業所[注釈 3]にて行われた。初代マーチはその荻窪事業所で開発された[注釈 4]新車種として最後に開発されて[注釈 5]発売された車種である[注釈 6]。開発主管は旧・プリンス自動車出身の伊藤修令が務めた。基本デザインは世界的に著名なデザイナーであるジョルジェット・ジウジアーロが行い、生産に向けて社内でデザイン調整が行われた[2]

生産面にても新型車の日産自動車史上としては異例づくしで、新工場の建設を行い、村山第3工場=月産能力2万台(当時)や自社系列外発注、新規取引先の拡大、生産工程における車体、塗装、組立に(当時としては世界水準を越える)216台の大幅な産業ロボットを導入した。これにより低原価格、高品質、低コストをめざし、従来車よりマーチの高品質、低価格に貢献した。

当初搭載されたエンジンは、MA10S 987cc電子キャブレターECC仕様 (E-K10)。グレードもE(基本性能に徹し、ビジネスユースに特化したモデル)・L(基本的車種でファミリー若者向実用車)・Sトリップメーターを標準装備し、機能、内装の充実を図ったモデル)・G(最上級モデル)の3ドアハッチバック車4種類だけだったが、後にグレードが充実化され、キャンバストップ車や5ドアハッチバック車、MA10ET 987 cc水冷ターボECCSエンジンを搭載した「ターボ」、MA09ERT930cc空冷式インタークーラー、ダブル過給機付きECCSエンジンを搭載し、ビスカスLSD標準装備のモータースポーツに対応したR、そのグランドツーリング版のスーパーターボなどの車種も登場した[注釈 7]

主な派生車種は、パイクカーの「Be-1」BK10型、MA10Sエンジン搭載・「パオ」PK10型、MA10Sエンジン搭載・「フィガロ」FK10型、MA10ETエンジン搭載や、レーシングフォーミュラーカーの「ザウルスジュニア」NSJ-91型、MA10Eエンジン搭載などが挙げられる。パイクカーの人気は高く、特にBe-1は中古車市場にリセールしたほうが本体購入価格より倍近い値段がつくということで「財テクカー」と呼ばれた。

年表[編集]

車種構成[編集]

1982年新発売(3ドアHBのみ設定)

  • E (4MT):Easy drive、車の基本性能に徹した車
  • L (4/5MT/3AT):Luxury、マーチの基本的な車種でファミリー・若者向け実用車
  • S (4MT/3AT):Sufficient、機能、内装の充実を図り実用性に富んだラグジュアリーカー
  • G (4/5MT/3AT):Grand、スポーティムードの最高級車でマーチのイメージリーダーカー

1983年4月

  • COLLET (4MT/3AT)追加:ファッショナブルスタイルと豪華装備、ラグジュアリーな3ドアHB

1983年9月

  • 5ドアHB追加:FC (4MT/3AT)、FT (4/5MT/3AT)
  • 3ドアG-1 (5MT)追加:スポーティな3ドアHB

1984年2月

  • 5ドアFV(5MT/3AT)追加:豪華装備の5ドアHB

1985年2月マイナーチェンジ(中期型)

  • 3ドアHB:E、L、G、COLLET、G-1、ターボ
    • Eは旧専用グリルのまま
    • G-1はターボと同形状のリアスポイラー付
    • 3ドアHBの「ターボ」を追加
  • 5ドアHB:FC、FT、FV

1986年9月

  • 「パンプス」追加

1987年8月マイナーチェンジ(中期2型)

  • 3ドアHB:E、L、G、パンプス、コレット、キャンバストップ、ターボ
    • 3ドアキャンバストップを新規追加
    • 3ドアG-1仕様は廃止
  • 5ドアHB:FC、FT、FV

1988年1月

  • 3ドアi.z追加

1989年1月マイナーチェンジ(後期型)

  • 3ドアHB:E/i.Z (4MT/3AT)、パンプス/COLLET/ターボ/スーパーターボ (5MT/3AT)、R(5MT、モータースポーツ専用車両)
  • 5ドアHB:i.Z (4MT/3AT)、FT/FV(5MT/3AT)
    • 3ドア「スーパーターボ」と5ドアi.Z追加。

1991年1月

  • 3/5ドア「i.z-f」追加

限定車[編集]

  • アニバーサリーバージョン(マーチ50スペシャル)
    • 1983年6月発売。すべて3ドアで車種記号は9K10GL9(4MT)、K10FL9(5MT)、K10AL9(トルコン付)。
  • ターボ・ホワイトセレクト仕様
    • 1986年4月発売。車種記号は04ZK10FTEH1、04ZK10FTEH1R、04ZK10FTEH1W、 04ZK10ATEH1、04ZK10ATEH1R、04ZK10ATEH1Wの6型式。
  • ハッチバック3ドア1000L
    • 1987年10月発売。関東地区向け限定車。MA10。車種記号 03ZK10BiP(4MT)/03ZK10ABiP(AT)
  • ハッチバック5ドア1000ディノスバージョン
    • 1988年4月発売。車種記号 K10LP2 MA10 AT 5HB・FC・AT
  • ハッチバック5ドア1000 秋田県向(トルコン付)
    • 1988年8月発売。車種記号 04ZK10LAi P MA10 AT 5HB・FC・AT

R[編集]

R仕様車
Nissan march r.jpg
概要
販売期間 1988年8月-1991年12月
ボディ
乗車定員 2/5人
パワートレイン
エンジン 直4 930cc SOHC MA09ERT
変速機 5MT
サスペンション
前: ストラット式独立懸架
後: 4リンクコイル式
車両寸法
ホイールベース 2,300mm
車両重量 740kg
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Rは、初代マーチの競技車両ベース向けのグレードである。3ドアハッチバックのみの設定であった。

主に全日本ラリー選手権で活躍した。スーパーチャージャーターボチャージャーのツインチャージャー複合過給機システム、ダブルチャージエンジンシステムを日本初搭載し、車両装備によってタイプ1から3までバリエーションが存在した。専用で超クロースレシオの5速MTを装備していた。ビスカスカップリングLSDを標準装備。リアのみ、サスペンションに専用外径(22 mm)スタビライザーを装備。

事後交換を前提としている為に、シート(5ドア車と同型)・タイヤ・ホイールは基本車両となったK10型マーチのベースグレードの安価なパーツが装備されている。内装もセミトリムと簡素である。また、補機類装着スペースの関係から、パワーステアリングが省略されている。

タイプ1から3までは、乗車定員が2人であった。型式はE-EK10FR。

ラリーパーツ

  • ニスモ製ロールバー(ノーマル車を除く)
  • ニスモ製大型フォグランプ(ノーマル車を除く)
  • ニスモ製マッドガード(フロント・センター・リヤ)(タイプ1・タイプ2に標準装備)
  • ニスモ製専用ステアリングホイール(タイプ1・タイプ2に標準装備)
  • ニスモ製革巻きシフトノブ(タイプ1、タイプ2に標準装備)
  • ニスモ製フルハーネスシートベルト(タイプ1に標準装備)
  • 専用トリコロール大型カラーリング(タイプ1に標準装備。注、それ以外は車体色が♯531白、バンパーは黒)
  • オイルクーラー(ノーマル車はオプション装備、タイプ1, 2まで標準装備)
  • オーテックジャパンオプション(注、オイルクーラー装着の場合、エアコン装着不可)

※「ニスモ製品」はオーテックジャパンにて装備した。

なお、競技専用車両のため、メーカー保証の内容が異なっており、車両登録は無改造のノーマル車を除いて、当時の改造申請に基づき車両の持ち込みで手続きを行う必要があった。

ターボ[編集]

日産・マーチターボ
概要
販売期間 1985年2月 - 1991年12月
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 3ドアハッチバック
パワートレイン
エンジン 直4 987cc SOHC MA10ET
変速機 3AT(ニッサンマチック・フロア)/5MT
サスペンション
前: 独立懸架ストラット式
(ネガティブスクラブサス)
後: スタビライザー付4リンクコイル式
車両寸法
ホイールベース 2,300 mm
車両重量 710 - 740 kg
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概要[編集]

1985年2月、K10型マーチのマイナーチェンジで「ターボ」を追加。3ドアハッチバックのみの設定で、MA10ET型987 ccターボエンジンを搭載した。K10型は1991年12月に販売終了したが、1992年1月登場の2代目マーチ(K11型)以降の後継車にはターボは設定されていない。

略歴

  • 1985年2月 マイナーチェンジで3ドアハッチバック「ターボ」追加。
  • 1987年8月 マイナーチェンジ。新車種キャンバストップ仕様車の登場にともない「ターボ」の内装や機構など一部変更とパワーステアリング装着車の拡大(メーカーオプション)。
  • 1989年1月 マイナーチェンジでK10マーチシリーズ後期型へ。
  • 1991年2月 同型エンジン搭載のパイクカー第3弾、フィガロ発売。
  • 1991年中期頃 販売終了。

初期型[編集]

1985年2月登場。車種記号はK10GFTI (5速MT)、K10GATI (3速AT)。

登場時ふたつの日本初、1000 cc4気筒ターボ、日本初、1000 ccターボ オートマチックと謳われ、キャッチコピーは、"遊iNgターボ"、"I am"、"街の太陽"などがあり、当時のイメージキャラクター近藤真彦が生き生きと前面に押し出され、ムードを盛り上げていた。

他グレードの燃料供給装置が電子制御キャブレター (ECC)に対して、今まで上級車のみの採用であったマイコン制御による、エンジン集中制御システム(ECCS エックス)の採用、新開発の小型ターボチャージャーにより、最高出力85 ps、最大トルク12.0 kg・mを出した(ノンターボ型は57 ps, 8.0 kg・m)。新設計のUターン型ロングインテークホールドや、4連サイアミーズシリンダーブロックの採用により、低速トルク向上を図り、ダッシュ力を高めている。この出力に合わせて、足回りもファインチューニング、タイヤホイールもサイズアップ、マフラーのデュアルエキゾースト化。外装も専用エアロパーツや、フロントバンパー下に専用丸形ハロゲンフォグランプが採用されていた。

内装も専用メーターフードの採用により、合体ロボ感覚のコクピットを演出していた。向かって左に燃料計、右に水温計を配し、独立シェルに覆われ、メインメーターも、タコメーターがアナログ式、スピードメーターがオレンジのデジタル式としたハイブリッドメーターを採用。専用デザインのステアリング中央には、エンジンの性能曲線グラフを配している。シートも、ハイバックのバケットタイプを採用、ブラックを基調とし、明るめなオレンジのアクセントと新デザインのTURBOの文字を織り込んでいる。

主要装備[編集]
  • 大型ハロゲンヘッドランプ
  • 丸形ハロゲンフォグランプ
  • 電動リモコン式ドアミラー
  • ハイブリッドメーターパネル(液晶デジタル式スピードメーター/アナログ式タコメーター)
  • ブースト計
  • 小径三本スポークステアリング
  • フットレスト
  • ガングリップシフトノブ (5MT)
  • バケットシート
  • ターボ専用デザインフロントグリル
  • エアロスポーツバンパー
  • サイドマッドガード(サイドステップ)
  • リアスポイラー
  • デュアルエキゾーストパイプ
  • フルホイールカバー
  • 前輪ベンチレーテッドディスクブレーキ
  • リアスタビライザー
  • 165/70HR12スチールラジアルタイア
オプション[編集]
  • ガラスサンルーフ
  • 175/60R13 76Hスチールラジアルタイア&13インチアルミロードホイール(タービンイメージと8ビートの音符をデザインしたZ1タイプのシルバー切削仕上げ、とフィンタイプ、シャンペンゴールドとホワイトカラー2種はメーカーオプション)。
  • AMラジオ
  • AM/FMマルチラジオ付カセットステレオ
ボディカラー/内装色[編集]
  • ♯002ホワイト/ブラック
  • ♯013レッド/ブラック
  • ♯826ブラックメタリック/ブラック
  • ♯137ダークブルー&ホワイト/ブラック(特別塗装色、上面ダークブルー、下面ホワイトのツートーン)
  • ターボ専用アクセントストライプ(※外板色がモノトーンの場合とツートーンの場合で、色、形状が異なる)
  • シートはシンカーパイル・平織。
主要諸元[編集]

寸法

  • 全長×全幅×全高 [mm]: 3730×1570×1385
  • 室内寸法 長×幅×高 [mm]: 1715 ×1305×1145
  • ホイールベース/トレッド前/後 [mm]: 2300/F1350/R1330
  • 最低地上高 [mm]: 150
  • 車両重量 [kg]: (5MT/3AT)710/730
  • 乗車定員 [名]: 5

性能

  • 登坂能力 (tan)θ: 0.62
  • 最小回転半径 (mm): 4.7
  • 燃料消費率 : 10モード(運輸省審査値)km/L(5MT/3AT)、18.8/15.8、60 km/h 定置走行 km/l(5MT/3AT)、30.2/25.6

エンジン

  • 型式:MA10ET型
  • 種類、シリンダー数 : 水冷直列4気筒OHC
  • シリンダー(内径×行程 [mm]): 68.0×68.0
  • 総排気量[cc]: 987
  • 圧縮比: 8.0
  • 最高出力 [PS/rpm]: 85/6000
  • 最大トルク [kgm/rpm]: 12.0/4400
  • 燃料供給装置: ニッサンECCS
  • バッテリー容量 [V-Ah]: 12-30
  • 使用燃料・タンク容量 [L]: 無鉛レギュラー・40
  • エンジン整備重量: 85 kg(3AT車)

諸装置

  • クラッチ形式: (MT)乾燥単版ダイアフラム、(AT)トルクコンバーター、トランスミッション : 5速MT/ニッサンマチック・フロア(3AT)
  • ステアリングギア方式: ラック&ピニオン
  • 懸架方式(前/後): 独立懸架ストラット式(ネガティブスクラブサス)/スタビライザー付4リンクコイル式
  • 主ブレーキ(前/後): ベンチレーテッドディスク式(セミメタルブレーキパッド)/リーディングトレーリング式
  • 駐車ブレーキ: 機械式後2輪制動
  • タイヤ(前/後): 165/70HR12

ターボ1型「マイナー」[編集]

1987年8月、マイナーチェンジ。

ターボの変更点[編集]
  • 新形状デザインのステアリングホイールの採用、シートパターン及び表皮材の変更。
  • パワーステアリング装着車の設定(ラインオプション)。
  • MA10ETエンジン搭載車はパワステ追加に伴い、アイドル回転数補正補助の変更と空燃比の最適制御により、EGR装置を廃止。
  • ターボのボディはドア下端にターボストライブを採用、またバックドア上端にターボストライプと同デザインのターボロゴステッカーを装着。
  • ターボ車フルカラー仕様をオプション設定。ドアミラー、サイドマッドガード、ホイールカバー、リヤスポイラー、リアライセンスランプ、及びフルバンパーのフルカラー化を行い、グレードアップ感アップ、イメージアップを図った。
  • 内装は平織り/トリコットから新規に平織りに変更。
ボディカラー/内装色[編集]
  • ♯531クリスタルホワイト
  • ♯532ブラックメタリック
  • ♯BG1グレーイッシュグレーメタリック 
  • ♯5G4ブラックメタリック/シルバーメタリックツートーン
  • 内装色はブラックを基調とした。 

後期型[編集]

1989年1月マイナーチェンジ。車種記号はK10GFTP(5速MT)、K10GATP(3速AT)。

エンジンはMA10ET、排気量987cc、出力76ps(NET/ネット値)。

概要[編集]

1989年1月、K10型マーチのマイナーチェンジ。大まかにはフロントグリルの意匠形状変更、前/後バンパーの形状変更を行った。ターボは、前期型のような派手さは影を潜め、外見上、スーパーターボと同じ、リアスポイラー、デュアルマフラーが付くに留まり、専用チッピングガードの採用、ボディサイドのウレタンモールを廃したのみ、ともすれば、ノーマルグレードとあまり変わらない外見になった。

内装は、K10型マーチのトップガンであるスーパーターボと同じシート、ステアリング、メーターパネル、ドア内張りとなり、スーパーターボ/Rに設定の時計、電圧計、ブースト計の中央別置き三連メーターが取り去られる形になっている。エンジンは、コンパクトで高性能なMA10ET、従来のMA10Sをベースに水冷式ターボチャージャーを装着。燃料装置や点火時期、空燃費などをマイコンでコントロールするECCS(エンジン電子集中制御システム)を採用。燃料噴射システムも各シリンダーが吸入行程に入るのに合わせて順次噴射するシーケンシャルインジェクションを採用し、パワーと経済性を両立させている。

主な標準装備[編集]
  • 電動リモコンドアミラー
  • AM/FM電子チューナーラジオ一体式カセットデッキ(ドルビー付き)
  • 本革巻き3本スポークステアリング
  • パワーステアリング
  • フロントローバックバケットシート
  • マッドガード(フロント・リア)
  • リアスタビライザー
  • 165/70R12 77Hラジアルタイヤ
ボディカラー[編集]
  • #531クリスタルホワイト
  • #549シルバーメタリック
  • #532ブラックメタリック
  • #TH9トワイライトブルー
内装[編集]
  • トリコット(シート表皮メイン部)
オプション[編集]
  • ガラスサンルーフ(メーカーオプション)
  • サイドシルプロテクター(メーカーオプション)
  • 電動リモコンキャンバストップ(ワンタッチ機構付き)(メーカーオプション)
  • 175/60R13 76Hラジアルタイヤ(アルミとセット)
  • 13インチアルミロードホイール(シルバー切削仕上げ/ホワイト)
主要諸元[編集]

寸法

  • 全長×全幅×全高 [mm]: 3735×1560×1390
  • 室内寸法、長×幅×高 [mm]: 1715×1305×1145
  • ホイールベース [mm]: 2300
  • トレッド前/後 [mm]: 1350/1335
  • 最低地上高 [mm]: 150

重量・定員

  • 車両重量 [kg]: (5MT)720(3AT)740
  • 定員(名) : 5

性能

  • 最小回転半径[m]: 4.7
  • 燃料消費率 : (10モード運輸省審査値) [km/L]: (5MT)18.0(3AT)14.2、
  • 60km/h定地走行(運輸省届出値) [km/L]: (5MT)28.4(3AT)24.1)

エンジン

  • 型式:MA10ET型
  • 種類・シリンダー数、OHC水冷直列4気筒
  • シリンダー(内径×行程) [mm]: 68.0×68.0
  • 総排気量 [cc]: 987
  • 圧縮比: 8.0
  • 最高出力 [PS/rpm]: 76/6000
  • 最大トルク [kgm/rpm]: 10.8/4400
  • 燃料供給装置、ニッサンECCS
  • 使用燃料・タンク容量[L]:無鉛レギュラーガソリン・40

諸装置

  • トランスミッション、5速フロアシフト・3速オートマチック
  • ステアリングギヤ形式、ラック&ピニオン式
  • 懸架方式(前/後)、独立懸架ストラット方式/4リンクコイル式
  • 主ブレーキ(前/後)、ベンチレーテッドディスク式/リーディングトレーリング式
  • タイヤ(前/後)、165/70R12

スーパーターボ[編集]

スーパーターボ
March st.jpg
概要
販売期間 1989年1月-1991年12月
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 3ドアハッチバック
駆動方式 FF
パワートレイン
エンジン 直4 930cc SOHC MA09ERT
変速機 3AT (GAR) /5MT (GFR)
サスペンション
前: 独立懸架ストラット
後: 4リンクコイル
車両寸法
ホイールベース 2,300mm
車両重量 770kg
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1989年1月発売。K10型マーチに設定されていたホットハッチグレードのひとつである。型式はE-EK10型で車種記号は5MTがEK10GFR、3ATがEK10GARである。

1988年8月に発売された競技専用車の「R」をベースに、1989年1月に発売開始された一般向けモデル。3ドアハッチバックのみ設定。型式はE-EK10。国際モータースポーツ規約の過給係数(1.7倍)、または国内競技の過給係数(1.4倍)を掛けた際に1,600ccクラス内へ収まるよう、ベースとなった自然吸気モデルのMA10S型エンジン (987cc) に比べて排気量をダウンさせ、930ccとなっている。

「R」と同じMA09ERT型エンジンを搭載し、最高出力110ps/6400rpm、最大トルク13.3 kgf·m/s (4800rpm)を発生するエンジンは、量産車には珍しくターボチャージャースーパーチャージャーの2種類の過給機を搭載し、日産は「ダブルチャージ」と呼称していた。これにより低回転域ではスーパーチャージャーによる瞬発力を、高回転域では余裕のある最高出力を得ることに成功しているが、一方で両機器を積んだことでフロントヘビーの原因ともなっている。機構が複雑であるため、故障の際に修理費が高くつくなどの理由により、販売面では成功したとは言えなかった。そのため次期モデルには設定されず1代限りで廃止となった。

5MT車にはビスカスカップリングLSDを標準で搭載するほか、MA10SではECC (EGR) 、電子制御キャブレターによる気化器が採用されていたが、スーパーターボでは全電子化されたEGI (ECCS) 制御のインジェクター仕様であった。また、補機類装着スペースの関係から、パワーステアリングが省略されている。

デザインと装備[編集]

外観は従来のスポーティイメージのエアロ感覚ではなく、ラリー車の持つコンパクトで力強い新しいスポーティさを表現している。専用フードバルジ、専用フロントグリル、専用大型樹脂バンパー、サイドマッドガード(サイドシルプロテクター)、ルーフスポイラー、フルホイールカバーが特徴的である。

本皮巻き3本スポークステアリング、別置三連メーター(SC作動検知LED付き、ブースト計、電圧計、時計)、回転計付きメーターパネル、フロントローバックバケットシート、F/RスタビライザーΦ26/Φ18、デュアルエキゾーストパイプ、フットレストがスーパーターボ装備アイテムである。

メインオプション[編集]

  • ガラスサンルーフ (メーカーオプション)、
  • 13インチアルミロードホイール (シルバー切削・ホワイト)

ボディカラー[編集]

  • #532ブラックメタリック
  • #531クリスタルホワイト
  • #TH9トワイライトブルー
  • #FH1アクティブグリーン
  • 内装はブラックを基調として内側をシルバーグレー調とした。

特記[編集]

  • ヘッドランプは60/55wのイエローバルブ標準装備
  • リフレクター可動式フォグランプ(55w)は無色バルブ装備
  • 1989年のマーチスーパーターボCM曲はケニー・ロギンスの「デンジャー・ゾーン」(CMでは別アーティストのカバー版を使用)。

2代目 K11型系(1992年 - 2002年)[編集]

日産・マーチ(2代目)
K11型系
1992-1995 NISSAN March.jpg
1992年1月発売型
1999-2002 NISSAN March.jpg
1999年11月発売型
1999-2002 NISSAN March rear.jpg
概要
販売期間 1992年1月 - 2002年3月
ボディ
ボディタイプ 3ドア/5ドアハッチバック
2ドアオープンカー
5ドアステーションワゴン
4ドアノッチバックセダン台湾製)
駆動方式 前輪駆動 / 四輪駆動
パワートレイン
エンジン 1992年型
CG10DE型 1,000cc 直4 DOHC
CG13DE型 1,300cc 直4 DOHC
1999年型
CG10DE型 1,000cc 直4 DOHC
CG13DE型 1,300cc 直4 DOHC
CGA3DE型 1,300cc 直4 DOHC
変速機 CVT
4速AT
5速MT
車両寸法
ホイールベース 2,360mm
全長 3,720mm
全幅 1,585mm
全高 1,430mm
車両重量 750 - 1,030kg
その他
データモデル 1996年型「コレット」
販売終了前月までの新車登録台数の累計 106万4432台[4]
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1992年1月、初のフルモデルチェンジを受けて2代目に移行する。エクステリアデザインにおいてはそのほとんどを、当時の厚木NTC[注釈 8]デザインセンター[注釈 9]日本ユニシスと共同開発の真っ最中だった日産初の造形意匠用CADシステムである「STYLO(スタイロ)」を、試用段階ではあったが初めて造形の初期段階から運用して制作されたものである。ボディ形式は初代に引き続き3ドアと5ドアのハッチバック型、後期型にはワゴン型「マーチBOX」やオープンモデルの「カブリオレ」もラインナップされていた。また、台湾オリジナルモデルとして、3ボックス(ノッチバック)型のセダンや国内仕様のボレロやルンバに似たクラシカルモデル「ベリータ」(VERITA)があった。

1998年には派生モデルとして、初代・Z10型キューブが生まれている。

フルCセグメントクラスのセダンの初代・P10型プリメーラフルBセグメントクラスのハッチバック、およびセダンの4代目・N14型パルサーと同じく、日欧両市場を主要マーケットとして、欧州車と比肩しうる性能や快適性、合理的なパッケージングを実現することを目標として開発された。「安かろう悪かろう」とスタイルを強調した「スモールキャビン」が普通であった当時の日本製コンパクトカーの中では異彩を放つ存在であり、日本におけるコンパクトカー市場の革命児とまで称された[注釈 10]

プラットフォーム及びエンジンは新開発され、1.0/1.3LのCG型エンジンを搭載、5速MT/4速ATに加えて、資本提携で事実上傘下に収めていた富士重工業(現・SUBARU)から供給を受けたN-CVTを組み合わせていた[注釈 10]CVTの採用は日産では初である(CVT供給の見返りとして2代目ジャスティとして売る可能性もあったがスバルがそれを固辞したことで没になる)。なお、マーチBOXにはニーズを考慮してか5MTは一切設定されず4ATかCVTを選択できた。

日本市場での販売実績は、モデルサイクル全般にわたって堅調なもので、マーチに対抗できる商品力を持つ競合車が1995年トヨタ・スターレット(5代目・EP90/NP90型)や1996年ホンダ・ロゴマツダ・デミオ[注釈 11]1998年ダイハツ・ストーリア/トヨタ・デュエットまで登場しなかったことや、バブル崩壊に伴い、コンパクトカーの経済性が見直されてきたことなどの要因から、登場から4年後の1996年度にはそれまでの記録を更新する142,000台を販売し、ライバル車が新型となってマーチより商品力が向上したものの、マーチの人気は非常に高く好調な販売が晩年まで続いた[注釈 12]。当時の日産は莫大な有利子負債を抱え、深刻な経営状態となっていたが、その時期を支えた車種の一つである。このモデルから、日産で初めて、全店舗併売された。

その後トヨタ・ヴィッツ、ホンダ・フィットスズキ・スイフトなど、競争力の高いコンパクトカーが他社から続々と登場したこともあり、販売台数は若干落ちたものの、2001年製の最終モデルでも月間5,000台程度の安定した販売実績を残している。生産工場はK10型同様村山工場であったが、閉鎖後は追浜工場に移管された。

2代目マーチの基本コンポーネンツを流用して開発された車種も複数ある。1998年に誕生したトールワゴン・初代「キューブ」の他に、レトロ風のメッキグリルを持ち、リアオーバーハングを延長し独立したトランクルームを備え、前後をバンデン・プラ風に仕立てた「コペル・ボニート」(ミヤセ自動車)、「ビュート」(光岡自動車)、エンジンチューン、機能的なエアロパーツを外装に持つトミーカイラ「m13(初代)」(トミタ夢自動車)、クラシカルな外観を持つ「トキオ・プリンセス」(ムーク)や、日産と無印良品とのコラボレーションモデル「Muji Car 1000」も生まれている。

受賞歴

K11型の評価は日本国内外ともに高く、日本カー・オブ・ザ・イヤー(1992)、RJCカー・オブ・ザ・イヤー(1992)をダブル受賞、欧州でも欧州カー・オブ・ザ・イヤー(1993)を日本車としては初めて獲得する快挙を成し遂げた。これら3賞を同時受賞した日本車は1999年登場のヴィッツ(欧州名・ヤリス)まで登場しない。

年表[編集]

備考[編集]

  • 日本国内のグレード名は「マーチ(=行進曲)」という名前にちなんで「G/A/B/E」といった英米式音階表記となっていた。「」は1.3L車、「」は1.0L車をそれぞれ示す。初代後期からの人気グレード「i・z - f」は例外であるが、「f」にフォルテ(強弱記号)を用いることでイメージの統一を図っていた。
  • 台湾裕隆日産汽車ではマーチのハッチバック型が「行進曲」という名前で現地生産されていたほか、このモデルが2007年秋まで継続して生産されていた。
  • フランスでは氷上レース(=アンドロス・トロフィー)を戦うために、A32型セフィーロ用VQ30DEエンジンと4WDシステムをミッドマウントしたスペシャルモデルが開発された事がある。

3代目 K12型系(2002年 - 2010年)[編集]

日産・マーチ(3代目)
K12型系
Nissan March K12 005.JPG
2002年3月発売型
Nissan March K12 003.JPG
2005年8月発売型
Nissan March K12 007.JPG
2007年6月発売型
概要
販売期間 2002年3月 - 2010年7月
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 3ドア/5ドアハッチバック
2ドアカブリオレ(→マイクラC+C)
駆動方式 前輪駆動 / 四輪駆動e-4WD
プラットフォーム 日産・Bプラットフォーム
パワートレイン
エンジン CR10DE型 1,000cc 直4 DOHC チェーン駆動
CR12DE型 1,200cc 直4 DOHC
CR14DE型 1,400cc 直4 DOHC
HR15DE型 1,500cc 直4 DOHC
変速機 エクストロニックCVT
フルレンジ電子制御4速AT(E-ATx)
5速MT
サスペンション
前:マクファーソンストラット
後:トーションビーム
車両寸法
ホイールベース 2,430mm
全長 3,695 - 3,735mm
全幅 1,660 - 1,670mm
全高 1,505 - 1,535mm
車両重量 870 - 1,060kg
その他
販売終了前月までの新車登録台数の累計 61万6144台[7]
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2002年2月、2度目のフルモデルチェンジを受ける[注釈 17]。生産は引き続き追浜工場で行われ、コンセプトは変わらず3ドアと5ドアのハッチバックのリッターカーであったが、日本市場では、2003年夏には1Lエンジンのグレードが消え、2005年のマイナーチェンジを機に、3ドアモデルは廃止された。欧州市場向けは英国日産自動車製造での生産となり、クーペカブリオレの「マイクラC+C」も発売され、日本にも2007年7月に導入され1,500台が限定販売されている。

技術面ではルノーと共同開発した「アライアンス・Bプラットフォーム[注釈 18]が初めて採用された。日本仕様車では新開発の1.0/1.2/1.4LのCR型エンジンを搭載、5速MT/4速ATを組み合わせていた。欧州では1.6Lモデルも存在する。駆動方式はFFに加え、電動式四駆「e-4WD」も用意された。尚、e-4WDに用いられる後輪用モーターは日立製作所の業務用洗濯機のものを流用していて[8]、後にマツダデミオベリーサのe-4WDにも供給された。 また、燃費の向上を目的に、全車に電動式パワーステアリングが採用されている。2代目の特徴の一つであったCVTは当初ラインナップされていなかったが、2005年のマイナーチェンジを機に1.5LのHR型エンジン+CVT搭載のモデルが復活した。CR、HRのいずれのエンジンも電子制御スロットル仕様となる。

くりくりしたヘッドランプカエルの顔をイメージさせる特徴的なエクステリアデザインは、NTC内デザイン本部第一プロダクトデザイン部(担当:猿渡義市)によるもの。欧州向け日産車に共通するウイング型のグリルをはじめ、丸くラウンドしたルーフや、わずかに残されたリアノッチ、ショルダー部分のキャッツウォーク形状には2代目の面影を残す。競合車種と比較した場合、全長が短いことや、後ろ下がりのルーフ形状のため、後席居住性やラゲッジスペースは若干劣ることが多い。また、日本仕様車では多彩に用意された個性的な内外装色も特色であり、自動車の優れたカラーデザインを顕彰する「オートカラーアウォード」を3度(内グランプリ2度)受賞している。ちなみに、初期型に設定されていた内装色の「シナモン(オレンジ)」は開発段階で微妙だという意見が出たものの、当時最高経営責任者だったカルロス・ゴーンの「いいじゃないか!」という一言で市販が決定した。

ゴーンCEO着任後、初めて開発された車種[注釈 19]として、その売れ行きには注目が集まったが、発売初年度の日本市場では月販目標台数8,000台を大幅に上回る月平均14,000台を販売した。その後、他社から競合車が続々と発売されたこともあり、販売実績は低下傾向となった[注釈 20]。しかし近年では他社の競合車種がモデルチェンジするたびに車両のサイズを拡大する傾向にあるなか、マーチは車幅などのサイズが比較的小さい車種ということもあり、発売後4年を経過した2006年時点でも月5,000台程度をコンスタントに売り続けていた。

このモデルから、車両の構造上字光式ナンバープレートが装着できなくなった。

K12は、同一プラットフォームを利用する他のメーカー車がある他に、スタイリング改造メーカーが利用する種車にもなっている。代表的なところでは、光岡・ビュートは、リアオーバーハングを延長し、独立したトランクを備えたセダンである。以前はK11ベースであったが、2005年9月の13年ぶりとなるモデルチェンジでK12系ベースに移行した[注釈 21]。ビュートの妹分といった位置付けの、キュートもある。他にもビートル[9]セイチェント[注釈 22]などといったモデルがある。

改造車では、トミーカイラ「m13」もK11型に続いてK12型ベースとなった。

マーチ12SR 形式:DBA-AK12

ベースモデルのK12マーチの変化に合わせて初期型-中期型-後期型がある。開発担当者はオーテックジャパンの中島繁治氏。

初期型 2003/10〜2005/8

2003年10月15日、K12シリーズのスポーツモデルとして発売される。5MT設定のみラインナップ。ボディ補強による捻れ剛性アップ・専用スポーツサスペンション・専用エキゾーストシステム・専用15インチアルミホイール(エンケイ製)+185/55R15 81Vブリヂストン  ポテンザRE-01

エンジンはCR12DEをベースにオーテックにより徹底的なチューニングが図られており、高回転型カムプロフィール・バルブスプリング・専用ピストン・軽量フライホイール・専用チューニングコンピューターなど多岐にわたる。最高出力は108PS(79kW)/6900rpm 最大トルク:13.7kgm(134N-m)/3600rpm タンク容量:41L・無鉛プレミアムガソリンを使用する。

インテリアにおいては専用スポーツシート(黒×オレンジ)・本皮巻き3本スポークステアリング・専用本皮シフトノブ・専用アルミペダル・カーボン調フィニッシャーなどを装備。外観はエアロパーツを標準装備している。初期型のみ3ドア(1,520,000円)と5ドア(1,545,000円)の設定がある。

カラーはダイヤモンドシルバー/シトロンイエロー/キウイグリーン/クリスタルブルー/スーパーブラック/ホワイトパール(オプション)


中期型 2005/8〜2007/6

2005年8月、K12(標準車)シリーズのマイナーチェンジに合わせて改良が施され、各部が一新された。専用エアロパーツやグリルの形状なども標準車に合わせて変更がされている。標準車の3ドアグレード廃止により5ドア(1,764,000円)のみの設定になった。専用スポーツチューンドサスペンション仕様変更・ブレーキローター径258mmにアップ。専用15インチアルミホイールデザイン変更(エンケイ製)+ブリヂストン  ポテンザRE-01R

エンジンのヘッドポート加工・専用ステンレス製エキゾーストマニホールド・専用チューニングコンピューターの仕様変更。インテリアにおいては専用スポーツシート(黒×グレー)・ステアリングのステッチカラー変更(グレー)クスコ製専用ストラットタワーバーがオプション設定で追加される。

最高出力が110PS(81kW)/6900rpmと初期型より若干パワーアップした。

カラーはダイヤモンドシルバー/スーパーブラック/ホワイトパール(オプション)


後期型 2007/6〜2010/4

K12(標準車)シリーズのマイナーチェンジに合わせた最後のマイナーチェンジが行われる。標準車に準じたフロントウインカー位置変更に伴うヘッドライトデザインの変更(ヘッドライトとウィンカーが一体になる)。専用スポーツシート(黒×ブルー) 前期型・中期型で6:4分割式だったリアシートが一体型へ変更。

その他の仕様は中期型に準ずる。価格は1,782,900円

カラーはダイヤモンドシルバー/パシフィックブルー/スーパーブラック/ホワイトパール(オプション)

2010年4月19日をもって生産終了。


受賞歴
  • 2002年10月 - 経済産業省選定グッドデザイン賞を受賞。
  • 2002年11月 - 「パプリカオレンジ×シナモン」の内外装色組合せと5色の外装色(コミュニケーションカラー)が第5回オートカラーアウォードのグランプリを受賞。
  • 2003年7月 - ドイツのレッド・ドット・デザイン賞受賞。
  • 2003年12月 - 外装色「ショコラ」が第6回オートカラーアウォードのファッションカラー賞受賞。
  • 2005年12月 - 「チャイナブルー×アイスブルー」の内外装色組合せが第7回オートカラーアウォードで2度目のグランプリ受賞。
  • 2007年12月 - 「サクラ×カカオ」の内外装色組合せがオートカラーアウォード2008で3度目のグランプリ受賞。同時にオートカラーデザイナーズセレクション・インテリア部門賞も受賞した。

年表[編集]

4代目 K13型系(2010年 -)[編集]

日産・マーチ(4代目)
K13/NK13型系
Nissan-MarchK13.jpg
12G 2010年7月発売型
Nissan March K13 1.2X V Selection.JPG
12X Vセレクション 2013年6月発売型
K13 NISMO S 01.jpg
NISMO S 前面
概要
別名 欧州:マイクラ(4代目)
製造国 タイ王国の旗 タイ
インドの旗 インド
中華人民共和国の旗 中国大陸
メキシコの旗 メキシコ
中華民国の旗 台湾
ブラジルの旗 ブラジル
販売期間 日本:
2010年7月 -
欧州:
2010年8月 - 2016年
タイ:
2010年3月 -
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドアハッチバック
駆動方式 前輪駆動 / 四輪駆動(e-4WD)
プラットフォーム 日産・Vプラットフォーム
パワートレイン
エンジン HR12DE型 1,200cc 直3 DOHC
HR15DE型 1,500cc 直4 DOHC(中国・台湾・日本{NISMO S})
HR16DE型 1,600cc 直4 DOHC(ラテンアメリカ・日本{ボレロ A30})
K9K型 1,500cc 直4 dCi(欧州・インド)
最高出力 79馬力
変速機 CVT
5速MT
(日本仕様はNISMO S、およびボレロ A30のみ)
4速AT
サスペンション
前:ストラット
後:トーションビーム
車両寸法
ホイールベース 2,450mm
全長 3,780mm
(2010年7月発売型)
3,825mm
(2013年6月発売型)
3,870mm
(NISMO/NISMO S)
全幅 1,665mm
(NISMO/NISMO S、およびボレロ A30以外)
1,690mm
(NISMO/NISMO Sのみ)
1,810mm
(ボレロ A30のみ)
全高 1,515mm
(前輪駆動)
1,525mm
(四輪駆動)
車両重量 940 - 1,040kg
その他
姉妹車 ルノー・パルス
2015年4月までの新車登録台数の累計 17万582台[11]
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2010年7月におよそ8年半ぶり、3度目のフルモデルチェンジを受ける。今回は日本国内での生産はなく、タイ・中国大陸・インド(ルノー・パルスとの混産)・メキシコ(アグアスカリエンテス工場)[12]・ブラジル・台湾の各工場での生産となる。日本仕様は追浜工場製からタイタイ日産(旧:サイアム日産オートモービル)製に変更された(なお、日本向け仕様については追浜工場にてPDIが行われる)。日本での月間販売目標台数は4000台と発表された。

プラットフォームはレイアウトの最適化とシンプルなボディ構造を追及し新開発されたVプラットフォームを採用。低重心化とタイヤを四隅に配列したデザインとしたことでリアトレッドを拡大すると共に、シル部も外側へ張り出したことでコンパクトでありながら踏ん張り感のあるプロポーションとした。また、後端はわずかに跳ね上がるような流線型のルーフラインとしたことで空力性能を高め、燃費向上に貢献した。また、特徴の一つである丸型ヘッドランプやアーチを描くサイドウィンドウはマーチのDNAである「フレンドリー」を継承する為、先代のK12型に近いデザインとした。

エンジンは軽量・コンパクト・低フリクションロスに優れた燃費効率を持つ新開発のHR12DE直列3気筒DOHC12バルブエンジンに変更となり、トランスミッションはCVTに2段変速の副変速機を組み合わせた「新世代エクストロニックCVT」を全グレードに採用。また、「12X」と「12G」には信号待ちなどの停車時にエンジンを自動停止するアイドリングストップ機構を備える。このアイドリングストップ機構はアイドリングストップ作動中にステアリングを進行方向に切り始めるとエンジンが再始動するため、ドライバーの意図に合ったスムーズな発進を可能にしており、また、ブレーキペダルの緩め方一つでエンジンの再始動やアイドリングストップの維持などを車両が最適な判断を行うことで違和感を低減している。これらにより、「12X」・「12G」は26.0km/L(10・15モード)の低燃費を達成。アイドリングストップ機構を搭載しないグレードを含めて全車「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆)」と「平成22年度燃費基準+25%」を同時に達成した。なお、日産では既存のエンジン車に次世代環境技術を搭載した"エンジン進化型エコカー"として「PURE DRIVE(ピュアドライブ)」を展開しており、4代目マーチは「PURE DRIVE」の第1弾として展開する。その証として、「12X」と「12G」にはリアに「PURE DRIVE」エンブレムが装着される。

グレード体系は装備を充実しながら130万円を切ったスタンダード仕様の「12S」、アイドリングストップ機構に加え、インテリジェントキー、カラードドアハンドル等を装備した充実仕様の「12X」、UVカット機能付プライバシーガラス(リアドア・バックドア)、オートライトシステム(フロントワイパー連動、薄暮れ感知機能付)、タコメーターオゾンセーフフルオートエアコン、SRSカーテンエアバッグシステム等を装備した上級仕様の「12G」の3グレードを用意し、「12X」と「12G」には4WD車も設定される(4WD車のグレード名称は「12X FOUR」と「12G FOUR」)。また、オーテックジャパン扱いのカスタムカー「ボレロ」もモデルチェンジを行い、同日に販売を開始した。販売開始当初、ボディカラーは9色(うち、特別塗装色3色)が設定されていたが、「12S」は「バーニングレッド」、「パシフィックブルーパールメタリック」、「シャンパーニュゴールドメタリック」を除く6色、「ボレロ」は4色であった。

なお、3点式シートベルト(前席のみプリテンショナー機構、ロードリミッター機構も付く)、EBD付きABSが全グレードで全席標準装備。「12G」以外でもオプションでサイド・カーテンエアバッグが選択できる。

2013年6月改良型では新たにジュークZ34型フェアレディZに続くプレミアムスポーツバージョン(実質的にコンプリートカー扱い)である「NISMO」を設定することが発表された。マーチNISMOでは他の車種と異なり、モータースポーツファンやスポーツドライビング志向のユーザーのみならず、より幅広い層のクルマ好きユーザーにも提供できるよう、「NISMO」および「NISMO S」の2グレードが設定された。「NISMO」は、「X」をベースとした低燃費・エコ志向の1.2L・CVT車[注釈 23]。「NISMO S」は、「S」をベースとして海外向けに設定されているHR15DE型エンジンにチューニングを施して出力・トルク共に大幅アップさせた専用仕様のエンジンを搭載し、車体剛性のアップも行ったパフォーマンス志向の1.5L・5MT車(なお、5MT車は海外向けでは設定があるものの、日本国内向けでは4代目にフルモデルチェンジされてから設定されておらず、今回の「NISMO S」が日本国内向けでは唯一の5MT車となる[注釈 24])。ボディカラーは既存の「ピュアブラックパールメタリック」と「ブリリアントシルバーメタリック」に加えて、NISMO専用色の「ブリリアントホワイトパール3コートパール(特別塗装色)」の3色展開となる。この「ブリリアントホワイトパール3コートパール」は2014年5月の一部仕様向上に伴い、他のグレードでも設定できるようになった。

2021年1月30日、改良新型版を3月、メキシコ市場で発売すると発表した[12]。本格的なマイナーチェンジは8年ぶりとなる。改良新型の特長が、新デザインのフロントマスクである。Vモーショングリルの巨大化と、グリルと一体感を持たせた新デザインのヘッドライトによって、表情を一新している。なお、改良新型マーチには、6グレードが用意される。そのうちのいくつかのグレードには、ツートンカラーのオプションが選択できる。最上位グレードには、「Nissan Connect Finder」を搭載する、としている。また、日本での発売はされない。

受賞歴
  • 2010年12月 - スプリンググリーン外装+ブラック×アイボリー内装が、オートカラーアウォード2011ファッションカラー賞を受賞。

年表[編集]


5代目 K14型系(欧州仕様マイクラ、2017年 -)[編集]

日産・マイクラ(5代目)
K14型系
2017 Nissan Micra Tekna DCi 1.5 Front.jpg
2017年発売型
2017 Nissan Micra Tekna DCi 1.5 Rear.jpg
2019 Nissan Micra N-Sport Interior.jpg
インテリア
概要
製造国 フランスの旗 フランス
販売期間 欧州:
2017年3月 -
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドアハッチバック
駆動方式 前輪駆動
プラットフォーム 日産・Vプラットフォーム
パワートレイン
エンジン HR09DET型 900cc 直3
BR10DE型 1,000cc 直3 DOHC
K9K型 1,500cc 直4 DOHC dCi
HRA0DET型 1.000cc IG-T 直3 DOHC
HR10DDT型 1.000cc DIG-T 直3 DOHC
変速機 5速MT
6速MT
CVT
車両寸法
ホイールベース 2,525mm
全長 3,999mm
全幅 1,743mm
全高 1,455mm
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2017年、K14型の新型マイクラが登場。欧州および南アフリカで販売されているが、日本向けについては公式のアナウンスはされておらず、未導入である。

2013年4月26日、日産は次期型マイクラをルノーの欧州域内の工場で生産すると発表。2016年に生産開始を予定しており、欧州の左ハンドル市場に供給するとした[31][32]。そして2016年9月29日 - 30日フランスで開催された「パリモーターショー2016」にて 新型「マイクラ Gen5」を初公開[33][34]、5代目モデル(K14型)が先行発表された。この時点において日本市場向けマーチを含む欧州向け以外のマーチ / マイクラの次期モデルについて公式アナウンスはされていない。

2017年1月からフランスのルノー・フラン工場で生産を開始、3月に欧州で発売した[35]

プラットフォームは先代からのVプラットフォームを改良して使用。ボディは低く(-55mm)、長く(+174mm)、幅広く(+77mm)、ホイールベースも長く(+75mm)された。クラストップレベルの室内空間の広さを実現した、という。全幅は1,743mmと、日本の小型車枠を超えるサイズにまで拡大されている。

エンジンはダウンサイズされた。HR09DET型・0.9L 直3ガソリンターボ90PS、BR10DE型・1.0L 同自然吸気71PS、K9K型・1.5L 直4ディーゼル90PSの3機種。トランスミッションはすべて5MTのみ[36]。なお1.0L・NAは遅れて5月の発売とされた[37]

2018年6月からは、南アフリカ共和国でもK14型を発売。エンジンは0.9Lガソリンターボのみを設定[38][39]。なお同国では先代のK13型系と併売されている[40]

2019年1月28日、新開発エンジンを発表[41][42]。HRA0DET型1.0L・3気筒ターボの「IG-T」100PS(トランスミッションの違いで2種)、およびHR10DDT型1.0L・3気筒ターボの「DIG-T」117PS。GT-Rに使われた「ミラーボアコーティング」技術を採用している。トランスミッションは「IG-T」には5MTに加えこれまで設定のなかったCVTが追加された。また「DIG-T」には6MTが組み合わされる。引き換えに0.9Lターボはラインナップから落とされた。この時点では1.0L NAと1.5Lディーゼルは残ったが、2020年5月時点で両者は選択できなくなっている[43]

2019年11月には南アフリカでも「DIG-T」を追加設定(84 kW仕様)[44]

2020年11月26日、欧州向けの2021年モデルを発表[45][46][47]。グレード体系を変更し、内外をスポーティに仕立てた「N-Sport」を新設定したほか、安全装備やコネクティビティを充実させた。またエンジンはユーロ6d排出ガス基準適合の3気筒ガソリンターボ1.0 L・92 PSに絞られ、5MTまたはCVTを組み合わせる。

車名の由来[編集]

  • 「マーチ」 (MARCH) は、英語で「行進曲」「行進」の意である[48]。同社のサニーも同じように一般公募で命名された。しかし、商標登録上の問題はないとはいえ当時最大のレーシングカーメーカーだったマーチの名を車名に使うことには批判があった。
  • そのためもあってか欧州ではマーチの名は用いず、「Micra」(マイクラ、しばしばミクラとも発音されるが、日産の公式文書及び日本名ではマイクラ)の車名で販売されている。これは英語でごく小さな長さの単位であるMicron(ミクロン)の複数形である。

関連項目[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ なおマーチの場合、次期モデルまでのモデルチェンジまでの期間は、平均して10年。
  2. ^ 新型車の思想を反映したもの」「商標権上問題の無いもの」「発音しやすく覚えやすい」を前提とした一般公募による第1位は「ポニー」(118,820通)、第2位は「フレンド」(54,152通)、第3位は「ラブリー」(42,929通)、第4位は「シャトル」(40,304通)、第5位は「スニーカー」(30,628通)であったが、当時、審査員を務めた岡本太郎坂本九石原裕次郎王貞治などの有名・著名人の多くが第164位の「マーチ」(4,065通)に投票していた。なお、応募総数は565万1318通だった。
    なお1980年代前半において公募ベスト5と名前が完全に被っている車種名としてはヒュンダイ・ポニー (1975年 - )とホンダ・シビックシャトル (1983年 - )、極端に近似した名称にはスズキ・ラブ (1982年 - )が存在した。
  3. ^ 荻窪事業所の成り立ちは中島飛行機東京工場時代から続くプリンス自工の製造開発拠点で、戦後GHQの命により中島飛行機が解体され、その中の一つが富士産業→富士精密工業となり荻窪に残った事による。
  4. ^ 荻窪事業所は旧・プリンス自動車工業の開発拠点であり、日産初のFF車、チェリー(後のパルサー)、ローレル(C31型まで)、スカイライン(R30型まで)、プレーリー(初代M10型)、レパード(初代F30型)も手がけていた。
  5. ^ 自動車の開発拠点としては、主にスカイラインをはじめプリンス時代から続くブランドの車や、チェリーを端緒とするFF車の開発を担当していたが、1981年11月に神奈川県厚木市に落成した大型研究開発施設のテクニカルセンターへ日産旧来の開発拠点であった鶴見の横浜事業所らと共に集約され、自動車の開発拠点としての使命は終わった。
  6. ^ ただし日産はプリンスが中島飛行機時代から荻窪で行っていたロケット開発を引き継いで宇宙航空事業に参入しており、1998年に宇宙航空事業部が群馬県へ移転するまで荻窪事業所は存在していた(その後、宇宙航空事業部は2000年石川島播磨重工業へ部門ごと売却され、現在のIHI・エアロスペースとなる)。
  7. ^ 日本国外ではMA12S 1235ccエンジンを搭載した車種や、Micra super(マイクラスーパー)などの独自車両も存在した。
  8. ^ 日産テクニカルセンターの略。
  9. ^ 現・デザイン本部。
  10. ^ a b K11型マーチが登場した頃のコンパクトカーのATは、概ね上級グレードを除いて3速であり、K11型マーチのステップATが全車ロックアップ付の4速であったことと比べると見劣りがした。
  11. ^ ただし、スターレットやデミオの廉価グレード、ロゴのステップATは3速であり、なおかつスターレットの廉価グレードやロゴの場合、座席がコストダウンされていたため、マーチと比べて見劣りするのが否めなかった。
  12. ^ ほぼ同じ時期に税金の安価な軽トールワゴンが軽2社から発売されたが、当時の軽自動車は旧規格であり、トールワゴンであっても居住性や動力性能に難点があったことから、相対的に維持費の高いコンパクトカーであっても相応の需要があった。
  13. ^ ちなみに1993年10月以前のK11型マーチの場合、「i・Z」以下のグレードにはトリップメーターが装備されていなかった。
  14. ^ 生産はオープンカーの製造を得意とする高田工業が受託。
  15. ^ 後年、K12型ベースのクロスオーバーSUVの車種名(日産・ジューク)に流用される。
  16. ^ このグレード体系の見直しに伴い、最上級グレードに必ず標準装備されていたタコメーターはK12型にモデルチェンジするまで一時的に廃止された。
  17. ^ 当初2000年の発売を目指して「ほぼ」開発は終了していたが、ルノーとプラットフォームの共通化のため発売が大幅に遅れたといわれている。
  18. ^ ルノーとのプラットフォームの共通化に伴い、給油口がこれまでの日産FF車の定位置であった左側からBプラットフォーム標準の右側に変更された。ただし、Vプラットフォームを採用した次期型では再び左に戻されている
  19. ^ それより前に発表された車種は着任前すでに開発が始まっていた。
  20. ^ 日産社内からもノートが登場した。
  21. ^ K12系ベースの新世代に移行した後も、旧型がK11型マーチの中古車をベースに継続生産され、「メイクアップビュート」と名前を変えて販売されている。
  22. ^ フリード・マーチリッツ
  23. ^ ちなみにスポーティー仕様にも関わらず、ベースとなった「X」同様、タコメーターは標準装備されていない。
  24. ^ このほか、「NISMO S」にはNISMOロゴの刻印が入ったタコメーター、および220km/hまで表示されたスピードメーターが付いた2眼式コンビネーションメーターなどが装備される。
  25. ^ 海外からの輸送のため、ボレロ同様、ライトやバンパーはレスではなく仮装着の状態である。
  26. ^ 前期型は「G」系でも選択できた。
  27. ^ ノートの2016年11月のマイナーチェンジの際に「プレミアムコロナオレンジパールメタリック」として設定された車体色。キックスは2代目の発売当初から「プレミアムホライズンオレンジパールメタリック」の名称であり、リーフは2020年に、エクストレイルは同年10月の一部仕様向上時に、ノートも同年11月の3代目へのフルモデルチェンジ時に該当色の名称を変更している。

出典[編集]

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外部リンク[編集]