1945年

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。多摩に暇人 (会話 | 投稿記録) による 2016年3月27日 (日) 10:10個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎8月)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

千年紀: 2千年紀
世紀: 19世紀 - 20世紀 - 21世紀
十年紀: 1920年代 1930年代 1940年代 1950年代 1960年代
: 1942年 1943年 1944年 1945年 1946年 1947年 1948年

1945年(1945 ねん)は、西暦グレゴリオ暦)による、月曜日から始まる平年昭和20年。この項目では、国際的な視点に基づいた1945年について記載する。

この年に第二次世界大戦が終結したため、世界史の大きな転換点となった年である。ドイツ史では、第二次世界大戦での敗北によってナチ政権が崩壊した経緯から、「Stunde Null(零時)」と呼ばれている。

他の紀年法

※満州国は、この年(1945年)の8月18日皇帝溥儀が退位し消滅。
※阮朝は、保大帝の退位により滅亡。
※檀紀は、大韓民国1948年に法的根拠を与えられたが、1962年からは公式な場では使用されていない。
※主体暦は、朝鮮民主主義人民共和国1997年に制定された。

カレンダー

1月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
2月
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28
3月
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
4月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
5月
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
6月
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
7月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
8月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
9月
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
10月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
11月
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
12月
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

できごと

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

日本への空襲関係

  • 日本本土空襲も参考に。
  • 回数は1945年の年初からの回数で、可能な限り当時の自治体で換算。

1月

2月

3月

4月

5月

6月

6月上旬
6月中旬
6月下旬

7月

7月上旬
7月中旬
7月下旬

8月

周年

以下に、過去の主な出来事からの区切りの良い年数(周年)を記す。

芸術・文化・ファッション

1945年の映画
1945年のスポーツ

野球

(戦争のため開催中止)

(戦争のため開催中止)

(大相撲は、終戦後に再開されたため、1945年は夏場所からの開催となる)

誕生

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

死去

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

日付不明

ノーベル賞

フィクションのできごと

  • 1月 - 特殊爆弾の燃料となるウランをスイスで購入するため、潜水艦「伊51」に乗艦した関谷直人海軍中佐がドイツへと出港する。(映画『アナザー・ウェイ ―D機関情報―』)
  • 3月10日 - 極秘裏に百二十四式特殊装甲兵「ジンラ號」の開発を行っていた日本陸軍の地下秘密研究所が、戦局の悪化に伴い閉鎖される。(オリジナルビデオ『ミカドロイド』)
  • 3月- 日本陸軍が大隅諸島沖の○○島で、宇宙船が墜落し遭難していた巨大宇宙人「ガリバ」を捕獲。その後ガリバは大東亜共栄圏の理想に共感して日本に帰化し、沖縄戦中の4月1日から日本陸軍の超兵器「ガ壱號」として活躍を始める。(漫画『超兵器ガ壱號』)[1]
  • 4月5日 - 日本陸軍の重爆撃機「雷神」が米本土への核攻撃を目指して太平洋上を飛行中に、「七色の雲の中に突入した」という通信を最後に消息を絶つ。(テレビドラマ『世にも奇妙な物語』2000年春の特別編「太平洋は燃えているか?」)[2]
  • 4月7日 - 轟沈寸前の大和から怪潜水艦によって救助された沖田武夫造船大佐が、怪潜水艦を操る軍事科学者キラー博士に「空飛ぶ戦艦大和」による世界征服計画への参加を勧誘される。(絵物語・漫画『新戦艦大和』)
  • 4月7日 - 大和と共に沖縄への水上特攻作戦に出撃した改大和型戦艦まほろば」が、米戦艦群を砲撃した後にいずこかへと姿を消す。(漫画『超時空戦艦まほろば』)[3]
  • 4月 - 原子爆弾の設計図とウランを日本へと輸送すべく、日本人将校を乗艦させたXXI型Uボートノルウェーから日本を目指して出港する。(映画『ザ・ラストUボートen)』)
  • 5月1日 - 「アドミラリティ・コード」が起動し、後に霧の艦隊となる「ユニオンコア」が覚醒準備を開始する。(漫画・アニメ『蒼き鋼のアルペジオ』)
  • 7月8日 - 木村二等水兵が乗艦していた潜水艦が米駆逐艦の爆雷攻撃を受け沈没。その後、木村は水中での生活に適応した「水棲人間」へと変化する。(特撮テレビ番組『怪奇大作戦』第15話「24年目の復讐」)
  • 7月○日 - 米軍機の大編隊が日本軍の秘密科学兵器研究所がある南海の孤島を爆撃。この空襲によって秘密科学兵器研究所で建造中だった鉄人が破壊される。(漫画・アニメ『鉄人28号』)[4][5]
  • 8月6日 - 野中少尉が操縦する桜花が、特攻によって米海軍のエセックス級航空母艦を撃沈する。(漫画・アニメ『音速雷撃隊』)[6]
  • 8月6日 - 大西洋上のバッサドラケ島で建造されていた改大和型戦艦「和紀」が、広島への原爆投下を受けてワシントンD.C.へと出撃する。(小説『蹴りたい田中』)[7]
  • 8月6日 - 太平洋上で日本海軍の海底軍艦「ラ號」と米海軍の海底軍艦「リバティ」が交戦し、相撃ちとなる。(アニメ『新海底軍艦』)
  • 8月6日 - 某国の外交官父娘を乗艦させ、早期講和の工作のためにカナリー諸島へと向かっていた潜水艦「伊57」が、外交官父娘を連合軍側に引き渡した後に敵艦に体当たりし轟沈する。(映画『潜水艦イ-57降伏せず』)
  • 8月6日 - ドイツからUボートと伊号潜水艦によって運ばれ、広島衛戍病院に搬入されていた「フランケンシュタインの心臓」が、原爆投下によって行方不明になる。(映画『フランケンシュタイン対地底怪獣』)
  • 8月6日 - 時間旅行者ユリ・シギアが原子爆弾「ファットマン」を搭載した状態のB-29「ボックス・カー」をハイジャックし、歴史を改変するためにボックス・カーごと未来へタイムトラベルする。(小説『ARIEL』)[8]
  • 8月11日 - 潜水艦「伊507」が原子爆弾「スキニーアンクル」を搭載したB-29「ドッグ・スレー」を撃墜すべく、米艦隊の包囲網を潜り抜けテニアン島沖に到達。ドッグ・スレーの撃墜には成功するが、伊507も米艦隊の集中砲火を受けて撃沈される。(小説『終戦のローレライ』、映画『ローレライ』)[9]
  • 8月11日~16日 - 沖縄へ向かう輸送船団を襲撃した潜水艦「伊77」と、同船団を護衛していたキャノン級護衛駆逐艦「パーシバル」が交戦。終戦に伴う戦闘中止命令を受けて5日間に渡る戦闘は終息する。(映画・小説『真夏のオリオン』)[10]
  • 8月15日 - 日本戦車道連盟が規定する戦車道試合において、この日にまで試作に着手されていた戦車の使用が認められている。(アニメ『ガールズ&パンツァー』)[11]
  • 8月15日 - クライオトロンを用いた電送装置の開発を進めていた陸軍技術研究所の仁木博士と護衛の須藤兵長が、仁木博士を松代大本営へ移送せよという軍命令を利用して軍の資金を隠蔽しようとした大石中尉らに生き埋めにされる。(映画『電送人間』)
  • 8月15日 - 特攻基地隊長・大和武、玉音放送を「天皇陛下の激励」と誤解し、部下の日の本太郎に出撃を命ずる。ここから日の本の裏切り人生が始まる。(映画『日本一の裏切り男』)
  • 8月初頭 - 宮部久蔵海軍少尉が操縦する零式艦上戦闘機二一型が沖縄沖の米空母「タイコンデロガ」に特攻するが、搭載していた爆弾は不発に終わる。(小説・映画『永遠の0』)[12]
  • 冬 - 国際的な秘密組織「C.A.N.Y.」が、第二次大戦中に実戦配備に至らなかった各国の試作兵器群を用いて世界の転覆を画策。連合軍司令部は極秘裏に特殊部隊「ストライカーズ」を結成し、これに対抗する。(ゲーム『ストライカーズ1945』)[13]
  • キ-99試作高高度戦闘機の三号機が、高度12,000mからの急降下によって音速を突破。キ-99はその直後に空中分解し、パイロットも死亡する。(漫画『衝撃降下90度』)[14]
  • 日本軍が開発していた人造人間「超人機」が、開発者である古賀博士の手によって封印される。(特撮テレビ番組『超人機メタルダー』)
  • 中国で、死んだ兵士の脳を使ったサイボーグ研究がワルサー7世によって行われ、サイボーグ兵士は完成するが、終戦を迎える。(アニメ『ファイトだ!!ピュー太』第23話「よみがえるノータリン部隊」)
  • 自らが作り出した細菌兵器の使用に反対していた軍の秘密研究所の研究員・近藤が、実験台として細菌兵器を投与され、怪物「ツチケラ」に変貌してしまう。(特撮テレビ番組『ウルトラマンガイア』第39話「悲しみの沼」)
  • ナチス・ドイツの元で兵士を巨人化させる液体「ビッグX」を制作していた朝雲・エンゲル両博士が、ビッグXの軍事利用を恐れ研究成果を抹消。これによって両博士は射殺される。(漫画・アニメ『ビッグX』)[15]
  • ナチス・ドイツの残党が円盤機を用いて南極からへと逃げのび、後に「月面ナチス」となる。(映画『アイアン・スカイ』)[16]
  • ドイツ陸軍が建造した80cm列車砲の二号砲が、狭軌対応に改造された上で極秘裏に日本に搬入される。(アニメ『勇者王ガオガイガー』第16話「正午の悪魔」)
  • ヒトラーが日本への亡命の為に用意した何兆円分もの秘宝が、潜水艦「伊155」によって極秘裏に日本へと輸送される。(特撮テレビ番組『仮面ライダー』第6話「死神カメレオン」)
  • 回天隊の秘密基地である六軒島に、黄金のインゴット10tを乗せたイタリア社会共和国海軍の潜水艦が入港。その後、イタリア潜水艦の乗員と日本海軍の守備隊の間でインゴットを巡った争いが発生する。(ゲーム・アニメ『うみねこのなく頃に』)
  • 日本の無条件降伏を受け入れず反乱を起こした神宮司八郎大佐ら「轟天建武隊」が、潜水艦「伊403」を強奪して逃走。その後消息不明となる。(映画『海底軍艦』)
  • 九州防衛の任を帯びていた日本軍の秘密特別部隊「4号兵団」が、死神中佐の指揮のもと無条件降伏を無視して阿蘇山中に潜伏する。(藤子不二雄の漫画『シルバー・クロス』)
  • 元日本陸軍将校からなる秘密結社「刄桜の会」が、帝国復活のための軍資金として四億円分の金塊をある金庫に隠匿する。(テレビドラマ『相棒 season4』第8話の作中作『亡霊たちの咆哮』)
  • 第二次世界大戦終結後、UFOの飛来回数が急激に増加しだす。(小説『妖精作戦』)[17]
  • 第二位世界大戦中から確認されていた「インベーダー」の暗躍が、大戦終結後から活発化。これに対抗すべく国連の元に地球防衛機構イージスが結成される。(ゲーム・アニメ『ゲートキーパーズ』)[18]
  • 空に突如「黒い月」が出現し、それに伴い人類の天敵となる異生物「幻獣」の大群が人類への攻撃を開始。これを受けて第二次世界大戦は終結する。(ゲーム『高機動幻想ガンパレード・マーチ』)[19]
  • マフィアのボス、ヴィト・コルレオーネが襲撃され重傷を負う。(映画『ゴッドファーザー』)
  • ザール星間帝国に滅ぼされたエリオス星の王子ハーリン(後の楯隼人)が、アール博士・ダルタニアスと共にアダルス基地で地球に飛来するが、ハーリンのみ基地から脱出。(アニメ『未来ロボ ダルタニアス』)
  • 喫茶店「アミーゴ」が完成。(ドラマ『仮面ノリダー』)
  • 真島時空研究所の中庭にある石に文章が刻まれ始め「ロゼッタグラフィー」となる。(ゲーム・アニメ『超速変形ジャイロゼッター』)
  • 少女さなえ(当時姓不明。現姓・雪城)、ミップルが変身したカードコミューンを入手。(アニメ『ふたりはプリキュア』)

脚注

  1. ^ 藤子・F・不二雄『藤子・F・不二雄 SF短編PERFECT版6 パラレル同窓会』小学館、2001年、307 - 325頁。ISBN 978-4-09-176206-1 
  2. ^ 中村樹基ほか『世にも奇妙な物語 小説の特別編 再生』角川書店、2001年、155 - 157・172 - 175頁頁。ISBN 978-4-04-356002-8 
  3. ^ 松本零士『超時空戦艦まほろば VOL.1』小学館、1998年、15 - 23頁。ISBN 978-4-09-188081-9 
  4. ^ 横山光輝『鉄人28号 第1巻 鉄人28号誕生の巻』光文社、1996年、7 - 15頁。ISBN 978-4-334-77016-7 
  5. ^ 横山光輝『鉄人28号 5』秋田書店、1976年、4 - 11頁。ISBN 978-4-253-01432-8 
  6. ^ 松本零士『ザ・コクピット 2』小学館、1998年、51 - 66頁。ISBN 978-4-09-192252-6 
  7. ^ 田中啓文『蹴りたい田中』早川書房、2004年、297 - 321頁。ISBN 978-4-15-030762-2 
  8. ^ 笹本祐一『ARIEL〔11〕』朝日ソノラマ、1996年、30 - 38・86 - 92頁頁。ISBN 978-4-257-76783-1 
  9. ^ 福井晴敏『終戦のローレライ IV』講談社、2005年、349 - 396頁。ISBN 978-4-06-275003-5 
  10. ^ 飯田健三郎『真夏のオリオン』小学館、2009年、61 - 291頁。ISBN 978-4-09-408380-4 
  11. ^ 「戦車道選択専攻ガイダンス」(パンフレット裏) - 『ガールズ&パンツァー』公式サイト、2016年2月11日閲覧。
  12. ^ 百田尚樹『永遠の0』講談社、2009年、7 - 10・496 - 499・524 - 546・571 - 575頁頁。ISBN 978-4-06-276413-1 
  13. ^ ゲーム紹介 - 『ストライカーズ1945 PLUS Portable』公式サイト、2016年2月11日閲覧。
  14. ^ 松本零士『ザ・コクピット 3』小学館、1998年、48 - 56頁。ISBN 978-4-09-192253-3 
  15. ^ 手塚治虫『手塚治虫漫画全集 243 ビッグX 1』講談社、1981年、14 - 32頁。ISBN 978-4-06-173243-8 
  16. ^ 高橋ヨシキ『アイアン・スカイ』竹書房、2012年、45 - 51頁。ISBN 978-4-8124-9094-5 
  17. ^ 笹本祐一『妖精作戦』東京創元社、2011年、205頁。ISBN 978-4-488-74101-3 
  18. ^ ゲーム版『ゲートキーパーズ』第019話より。
  19. ^ 広崎悠意『高機動幻想ガンパレード・マーチ』メディアワークス、2001年、21・22頁頁。ISBN 978-4-8402-1724-8 

関連項目