キャノン級護衛駆逐艦

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キャノン級護衛駆逐艦
BRP「ラジャ・フマボン」
艦級概観
艦種 護衛駆逐艦
艦名 海軍功労者 一番艦はジョージ・H・キャノン少尉に因む
建造数 80隻(うち8隻中途キャンセル)
運用者  アメリカ海軍
ほか多数
就役期間 アメリカ合衆国の旗 1943年 - 1974年
日本の旗 1955年 - 1975年
フィリピンの旗 1978年 - 現在
前級 バックレイ級護衛駆逐艦
次級 エドサル級護衛駆逐艦
主要諸元
排水量 基準:1,240 トン
満載:1,620トン
全長 93.3 m
全幅 11.0 m
吃水 3.5 m
機関 ディーゼル・エレクトリック方式, 2軸
GM 278Aディーゼル機関+発電機(1,200kW) 4基
電動機(1,500馬力)×2基 2基
速力 最大: 21ノット
航続距離 10,800海里 / 12ノット
乗員 186名(通常時)
220名(戦時)
兵装 Mk.22 76mm単装砲 3基
40mm連装機銃 1基
20mm単装機銃 8基
533mm3連装魚雷発射管 1基
ヘッジホッグ落射機 1基
片舷用爆雷投射機(K砲) 8基
爆雷投下軌条 2条

キャノン級護衛駆逐艦(キャノンきゅうごえいくちくかん、Cannon Class Destroyer Escorts)は、アメリカ海軍が建造・保有した護衛駆逐艦DET型とも呼ばれる。72隻が建造され、アメリカ合衆国をはじめとする13ヶ国の海軍で運用された。このうち、フィリピン海軍においては、現在でも運用が継続されている。なお、一番艦は、ジョージ・H・キャノン少尉に因み命名された。

目次

概要 [編集]

本級は、116隻が計画されたが、実際に発注されたのは80隻で、さらに8隻が起工後にキャンセルされたことから、実際に竣工したのは72隻である。このうち、6隻が自由フランス海軍に、8隻がブラジル海軍に供与され、残りはアメリカ海軍に編入された。アメリカ海軍での運用は1943年から開始され、太平洋戦線および大西洋戦線で主に船団護衛や哨戒任務に従事した。その後、海軍の規模の縮小に伴って50年ごろより退役しはじめ、1974年までに全艦が除籍された。その後、除籍された艦の相当数が他国に供与された。あさひ型護衛艦は、供与された艦のひとつである。

本級の設計は、長船体型のバックレイ級の船体・武器システムに、短船体型のエヴァーツ級の機関を組み合わせたものと言える。ただし、燃料搭載量の増大(エヴァーツ級の126トンから279トンへ)により、航続距離は、両級よりも増大している。主機構成は、4基のゼネラルモーターズ社製V型16気筒2ストロークディーゼル機関が、それぞれ1基の直結式発電機(1,200kW直流)を駆動して発電するものとされている。推進軸は2軸、それぞれに2基の電動機が装備されている。機関部は2区画で構成され、左右にタンデム配置とされており、これが本級の型名の由来となっている(DET: Diesel Electric Tandem)。

同型艦 [編集]

72隻

  • DE-99 〜 DE-113
  • DE-162 〜 DE-197
  • DE-739 〜 DE-750
  • DE-763 〜 DE-771

運用者 [編集]

参考文献 [編集]

  • アメリカ護衛艦史 世界の艦船 2006年1月号増刊 海人社 EAN 4910056040164

関連項目 [編集]