世界の歴史
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世界の歴史(せかいのれきし)では、太古、地球上に現れた人類が長い歴史を経て現代に至るまでを略述する。
[編集] 世界の歴史の一覧
[編集] 地域・各国史
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[編集] 中央ユーラシア・中央アジア
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- 中央アフリカの歴史
- 南アフリカ共和国の歴史
[編集] ヨーロッパ・ロシア
[編集] アメリカ
[編集] オセアニア・太平洋
[編集] 時代別・歴史の一覧
- 注:細かい項目をたくさん並べることが目的ではありません。
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[編集] 人類以前~人類の祖先
[編集] 20万年前~前10000年
- 約2万年前、氷期のピークに。以後、温暖化。
[編集] 前10000年 - 紀元前6千年紀
- 農耕の開始。温暖化進む。
- ヨーロッパ - 新石器時代のヨーロッパ
- 西アジア - 農耕文化(ジャルモ遺跡など)、周壁の町の出現(イェリコなど)
- 中央アジア -
- 南アジア -
- 東南アジア -
- 東アジア - 黄河文明、長江文明
- 日本 - 縄文時代始まる。
- アメリカ -
- アフリカ -
[編集] 紀元前5千年紀 - 紀元前3千年紀
- 温暖期。現在よりも暖かく、海面も若干高い。
- 初期の文明が出現し、地域によっては文字の記録が現れる。
- ヨーロッパ - 新石器時代のヨーロッパ
- 地中海世界 -
- 西アジア - メソポタミア文明、
- 中央アジア -
- 南アジア - インダス文明
- 東南アジア -
- 東アジア - 黄河文明、長江文明
- 日本 - 縄文時代前期~中期
- アメリカ -クローヴィス尖頭器の出現
- アフリカ -
[編集] 紀元前2千年紀 - 紀元前7世紀
- ヨーロッパ -
- 地中海世界 -
- エジプト - 古代エジプト
- 西アジア - メソポタミア文明、アッシリア、
- 中央アジア -
- 南アジア - インダス文明、アーリア人の侵入
- 東南アジア -
- 東アジア - 黄河文明、夏商周年表、春秋時代
- 日本 - 縄文時代中期~後、晩期
- アメリカ - メキシコ湾岸を中心にオルメカ文明、ペルーを中心にチャビン文化
- 中南アフリカ -
[編集] 紀元前6世紀 - 紀元前3世紀
- ヨーロッパ -
- 地中海世界 - 古代ギリシア、アレクサンドロス3世の東征
- エジプト -
- 西アジア - 古代ペルシア、セレウコス朝
- 中央アジア -
- 南アジア - マウリヤ朝
- 東南アジア -
- 東アジア - 春秋時代、戦国時代、秦
- 日本 - 縄文時代晩期、弥生時代
- アメリカ - 先古典期のマヤ文明、エル=ミラドールの繁栄、北アメリカ、アデナ文化の繁栄。チャビン=デ=ワンタル建設
- 中南アフリカ - ナイジェリアにノク文化の出現
[編集] 紀元前2世紀 - 2世紀
- ヨーロッパ -
- 地中海世界 - 古代ローマ
- 西アジア - ヘレニズム、古代ローマ、
- 中央アジア - ヘレニズム、
- 南アジア -クシャーナ朝、ガンダーラ美術、サータヴァーハナ朝
- 東南アジア -ドンソン文化
- 東アジア - 前漢、後漢
- 日本 - 弥生時代
- アメリカ -メソアメリカで、テオティワカンの建設、アンデスでモチェ文化、ナスカ文化の出現、北アメリカ、ホープウェル文化。
- 中南アフリカ -
[編集] 3世紀 - 4世紀
- ヨーロッパ -
- 地中海世界 - 古代ローマ(軍人皇帝時代、ディオクレティアヌス帝、コンスタンティヌス1世)
- 西アジア - サーサーン朝
- 中央アジア -
- 南アジア - グプタ朝
- 東南アジア - チャンパー、扶南
- 東アジア - 三国時代、西晋、五胡十六国時代
- 日本 - 邪馬台国、古墳時代始まる。
- アメリカ -テオティワカンのマヤ地域支配(ティカルなど)、アンデス地方(モチェ文化、ナスカ文化)
- アフリカ -
[編集] 5世紀 - 6世紀
- ヨーロッパ -ゲルマン民族諸国家建設
- 地中海世界 -西ローマ帝国滅亡、東ローマ帝国ユスティニアヌス帝の再統一
- 西アジア - サーサーン朝
- 中央アジア -エフタル
- 南アジア - グプタ朝
- 東南アジア - クタイ王国、タルマヌガラ王国
- 東アジア - 南北朝時代 (中国)
- 日本 - 古墳時代
- アメリカ -テオティワカン、モチェ文化の全盛。
- アフリカ - ヴァンダル王国
[編集] 7世紀
- ヨーロッパ --アングロサクソン七王国
- 地中海世界 -メロヴィング朝フランク王国、西ゴート王国、ランゴバルト王国
- 西アジア - サーサーン朝滅亡、イスラム帝国の建設
- 中央アジア -突厥
- 南アジア - ヴァルダナ朝、前期チャールキヤ朝、パラヴァ朝
- 東南アジア - シュリーヴィジャヤ王国
- 東アジア - 隋の中国統一、唐の建国と繁栄(太宗)、則天武后
- 日本 - 飛鳥時代、奈良時代
- アメリカ -テオティワカン放棄、マヤ諸都市の繁栄、モチェ文化衰退、ワリ文化の台頭
- アフリカ - 北アフリカ、イスラム帝国に征服される。
[編集] 8世紀
- ヨーロッパ - カロリング朝成立、カール大帝時代
- 地中海世界 - 教皇領成立、東ローマ帝国(イサウロス朝)とアッバース朝の制海権争い、聖像破壊運動
- 西アジア - アッバース朝建国
- 中央アジア - 突厥、ウイグル、タラス河畔の戦い
- 南アジア - プラティハーラ朝、パーラ朝、ラーシュトラクータ朝
- 東南アジア - シャイレンドラ朝、ボロブドゥール建設、シュリーヴィジャヤ繁栄続く
- 東アジア - 唐の繁栄(玄宗、李白、杜甫)、安史の乱
- 日本 - 飛鳥時代、奈良時代
- アメリカ - トルテカ諸都市の建設と繁栄。ワリ文化の繁栄
- アフリカ - ガーナ王国繁栄
[編集] 9世紀
- ヨーロッパ -フランク王国分裂、キエフ大公国建国、イングランド統一
- 西アジア - アッバース朝の全盛と衰退
- 中央アジア -西ウイグル国
- 南アジア - プラティハーラ朝、パーラ朝、ラーシュトラクータ朝
- 東南アジア - 古マタラム王国でプランバナン寺院群の建設
- 東アジア -唐の衰退、黄巣の乱
- 日本 - 平安時代、貴族勢力の抗争
- アメリカ - マヤ文明の中部の諸都市の衰退、ワリ文化の衰退、シカン王国の建国
- アフリカ -ナイジェリア、イヴォ=ウクウ文化
[編集] 10世紀
- ヨーロッパ - 神聖ローマ帝国成立
- 西アジア - アッバース朝の分裂(ブワイフ朝のバグダード入城、ターヒル朝 etc)
- 中央アジア -西ウイグル国、カラハン朝
- 南アジア - ラーシュトラクータ朝
- 東南アジア - クディリ朝、ミャンマーのパガン朝建国
- 東アジア -唐の滅亡、五代十国、遼、高麗、北宋建国
- 日本 - 平安時代、藤原氏北家の台頭、王朝国家体制の成立
- アメリカ - マヤ文明の北部諸都市及びトゥーラ=ヒココティトランの繁栄、チムー王国の建国(14世紀までペルー北海岸支配)
- アフリカ -北アフリカファーティマ朝、ナイジェリア、イヴォ=ウクウ文化
[編集] 11世紀
- ヨーロッパ - 東西教会の分裂(相互破門)、第1回十字軍、ドイツ騎士団の植民
- 西アジア - セルジューク朝
- 中央アジア -ガズナ朝
- 南アジア - チョーラ朝全盛、北西インドへイスラム流入
- 東南アジア -ベトナムの李朝建国
- 東アジア -北宋、王安石の改革、西夏建国
- 日本 - 藤原氏の全盛と衰退、院政が始まる、王朝国家体制の変質と再編、荘園公領制の成立
- アメリカ - マヤ文明の北部諸都市及びトゥーラ=ヒココティトランの繁栄
- アフリカ - モロッコ、ムラービト朝強勢、ガーナ王国滅亡
[編集] 12世紀
- ヨーロッパ - 十字軍、ドイツ騎士団の植民、12世紀ルネサンス
- 西アジア - ホラズム・シャー朝
- 中央アジア -西遼
- 南アジア - 北西インドへイスラム流入続き、ゴール朝が北インド支配。
- 東南アジア - クメール王朝繁栄、アンコール・ワット建設
- 東アジア -金の華北支配、宋の南渡
- 日本 - 院政続く、平氏の繁栄と滅亡、鎌倉幕府開府
- アメリカ - 北米でカホキアをはじめミシシッピ文化の祭祀センターが繁栄する。チチメカ人のメソアメリカ侵略
- アフリカ - サラディンのアイユーブ朝建国、モロッコ、ムワッヒド朝、ナイジェリア、イフェ文化始まる。
[編集] 13世紀
- ヨーロッパ -教皇権の最盛期、神聖ローマ帝国の大空位時代、東部でモンゴル帝国の侵入
- 西アジア - モンゴル帝国の侵入(イルハン朝)
- 中央アジア -チャガタイ・ハン国
- 南アジア - 奴隷王朝、ハルジー朝
- 東南アジア -ベトナムの陳朝、インドネシアのシンガサリ朝、マジャパヒト王国建設
- 東アジア - モンゴル帝国の急拡大、南宋の滅亡、元の成立、
- 日本 - 鎌倉時代、承久の乱、モンゴル帝国の侵入(元寇)、永仁の徳政令、アイヌ文化の成立
- アメリカ - 北米で、ミシシッピ文化の繁栄(カホキア、エトワー、マウンドヴィルなど)、アメリカ南西部のプエブロ文化の繁栄(メサ・ヴェルデ、チャコ・キャニオン)など。南米にインカ帝国成立、メソアメリカで、マヤパンの建設とユカタン支配の開始
- 北アフリカ - マムルーク朝、ハフス朝
- 中南アフリカ -マリ帝国、カネム・ボルヌ帝国、マプングブエ
[編集] 14世紀
- ヨーロッパ - 教皇権の動揺(アヴィニョン捕囚、教会大分裂)、黒死病、百年戦争、ハンザ同盟
- 西アジア - オスマン帝国黎明、ティムール朝による征服、イル・ハン朝滅亡
- 中央アジア - ティムール朝の勃興
- 南アジア - ハルジー朝及びトゥグルク朝のインド統一、バフマニー朝及びヴィジャヤナガル王国の独立と建国
- 東南アジア - マジャパヒト王国繁栄
- 東アジア - 明成立、高麗が倒れ李氏朝鮮へ
- 日本 - 鎌倉時代末期、建武の中興、室町幕府、南北朝時代→南北朝合一
- アメリカ - ミシシッピ文化(サザン・カルト関連の副葬品)。中米にアステカ王国成立、チムー帝国の拡大
- 北アフリカ - マリーン朝、ハフス朝
- 中南アフリカ - 西アフリカのマリ帝国、ジンバブウェにグレート・ジンバブウェ繁栄
[編集] 15世紀
- ヨーロッパ - ビザンツ帝国の滅亡、大航海時代、イタリア=ルネサンス、モスクワ大公国独立
- 西アジア - オスマン帝国の隆盛、ティムール朝の文化的繁栄(シャー・ルフ時代)
- 北アジア・中央アジア -オイラート部全盛(エセン・ハーン)、タタール部台頭(ダヤン・ハーン)
- 南アジア - デリー・スルタン朝弱体化しつつ北インド支配。ヴィジャヤナガル王国の繁栄
- 東南アジア -マラッカ王国、ヴェトナム後黎朝独立
- 東アジア - 明の全盛、鄭和
- 日本 - 室町時代、応仁の乱勃発し戦国時代へ
- アメリカ - マヤパン支配の崩壊、インカ帝国のチムー王国征服、アステカ王国の勢力拡大
- 北アフリカ -ハフス朝強勢
- 中南アフリカ - ソンガイ帝国全盛、ジンバブウェのモノモタパ王国
[編集] 16世紀
- ヨーロッパ - 宗教改革、オスマン帝国の第一次ウィーン包囲、スペイン黄金時代、マニエリスムと北方ルネサンス
- 西アジア - オスマン帝国最盛期、サファヴィー朝建国
- アフリカ - オスマン帝国、北アフリカ征服、モロッコ、サアド朝全盛、ソンガイ帝国滅ぼす
- 北アジア・中央アジア -タタール部の全盛(ダヤン・ハーン、アルタン・ハーン)
- 南アジア - ムガル帝国成立
- 東南アジア - マタラム王国、ポルトガル海上帝国のマラッカ占領
- 東アジア - 明で一条鞭法実施
- 日本 - 戦国時代 (室町時代末期~安土桃山時代)、ヨーロッパ人の来航
- アメリカ - スペイン人によるアステカ帝国及びインカ帝国の征服と植民地化
[編集] 17世紀
- ヨーロッパ - オランダの独立と経済繁栄、フランス・ブルボン朝、スウェーデン・バルト帝国の絶対主義化、三十年戦争とウェストファリア体制、イギリスの勃興、バロック
- 西アジア - オスマン帝国最盛期から斜陽の兆し、サファヴィー朝全盛
- アフリカ - ナイジェリアのベニン王国
- 中央アジア -ジュンガル部
- 南アジア - ムガール帝国全盛、タージ・マハル建設
- 東南アジア - オランダがマラッカ占領し、ポルトガルを駆逐、オランダ領東インド成立
- 東アジア - 明滅亡、清の中国統一と繁栄
- 日本 - 関ヶ原の戦い、江戸時代、鎖国、元禄文化
- アメリカ - 移民が活発
[編集] 18世紀
- ヨーロッパ - 絶対王政、バロックからロココへ、産業革命、フランス革命、大北方戦争、ロシア帝国の勃興、イギリス帝国の時代へ
- 西アジア - サファヴィー朝滅亡、オスマン帝国衰退
- アフリカ - ナイジェリアのベニン王国
- 中央アジア -
- 南アジア - ムガル帝国斜陽、マラータ連合王国、ヨーロッパによるインド植民
- 東南アジア - オランダ領東インド、ベトナム後黎朝滅亡
- 東アジア - 清の全盛(雍正帝、乾隆帝)
- 日本 - 享保の改革、田沼意次、寛政の改革
- アメリカ - 合衆国独立
[編集] 19世紀
- 国際 -
- ヨーロッパ - ナポレオン戦争、ウィーン体制、1848年革命、ドイツ・イタリアの統一
- 西アジア - タンジマート、トルコ共和国成立(ケマル=アタチュルク)
- アフリカ - アフリカ分割始まる
- 中央アジア -
- 南アジア - イギリスのインド支配
- 東南アジア - オランダ領東インド本国直轄化、ベトナム阮朝建国
- 東アジア - 清の衰退(太平天国の乱、洋務運動)
- 日本 - 天保の改革、明治維新、日清戦争
- 北アメリカ - フロンティアの時代、南北戦争
- 中南アメリカ - 中南米諸国の独立
- オセアニア -
[編集] 20世紀前半
- 国際 - 第一次世界大戦、第二次世界大戦
- 北アメリカ - 経済的繁栄、大恐慌、ニューディール政策
- ヨーロッパ - ロシア革命
- 西アジア - パレスティナ問題
- アフリカ - ヨーロッパ諸国による植民地支配。
- 中央アジア -
- 南アジア - インド・パキスタン独立
- 東南アジア - インドネシア独立
- 東アジア - 中華民国
- 日本 - 日露戦争、大正デモクラシー、日中戦争、太平洋戦争
- 中南アメリカ -
- オセアニア -
[編集] 20世紀後半
- 国際 - 冷戦、第三世界、代理戦争、南北問題、石油危機、グローバリゼーション
- 北アメリカ - リベラリズムから新保守主義へ、宗教右派の台頭
- ヨーロッパ - 欧州共同体→欧州連合、ソヴィエト連邦及びベルリンの壁崩壊
- 西アジア - 中東戦争、イラン革命、湾岸戦争
- アフリカ - アフリカの年(植民地からの独立)
- 中央アジア - アフガン紛争、イスラム原理主義、カザフスタン、ウズベキスタン、タジキスタン、キルギスタンの独立
- 南アジア - 印パ戦争
- 東南アジア - ヴェトナム戦争、マルコス政権(フィリピン)、スハルト政権(インドネシア)の崩壊
- 東アジア - 中華人民共和国、中ソ対立
- 日本 - 昭和時代(55年体制、高度経済成長)、平成時代(バブル景気の崩壊と連立政権の常態化)
- 中南アメリカ -
- オセアニア -
[編集] 21世紀
- 国際 - グローバリゼーションとその反動 インターネットの普及
- 北アメリカ - ニューヨーク同時多発テロ
- ヨーロッパ -
- 西アジア - イラク戦争
- アフリカ -
- 中央アジア -
- 南アジア -
- 東南アジア -
- 東アジア - 中国の近代化
- 日本 - 平成時代(地方分権化)
- 中南アメリカ -
- オセアニア -
[編集] 一体的な世界史を試みた歴史書
「en:World History」を参照
欧米で「歴史の父」と呼ばれるヘロドトスが紀元前5世紀頃に著したとされる『歴史』は、ヘロドトスが知りえた時代と地域の歴史に関するもので、自らが属するギリシア文明圏を超えた世界を展望した最初の歴史書といえるものであった。
[編集] 概要
[編集] 人類史のはじまり
チャールズ・ダーウィンによれば、地球上のすべての生物は原始生物から自然淘汰を経てより高等な生物へ進化を遂げたものとして把握される(進化論)。ヒトを含む霊長類もその例にもれない。 人類と他の動物、他の霊長類の区別は、古来、神学上、哲学上の主要テーマのひとつとなり、諸学の発展した今日においてもさまざまな見解があるが、直立二足歩行こそが基準であるとの考えが有力である。それは、記録のない時代のことを証拠資料をもとに判断することはできなが、化石骨とその出土層位さえ与えられれば直立二足歩行の可能性は解剖学、人類学の見地からの検討が可能となるのである。その年代は従来約400万年前といわれていたが、今日では約500万年前、学者によっては550万年前ないし600万年前の年代があたえられている。
約540万前、現在のところ最古の猿人とよばれるアフリカ大陸のアウストラロピテクス属が登場した。これが最初の人類とされている。
200万年前から100万年前、アフリカ大陸からユーラシア大陸に生活の場を広げたと考えられる。
約50万年前、原人が登場する。北京原人、ジャワ原人が著名である。かれらの脳容量は猿人の約2倍(約1,000ミリリットル)あったと推定される。洞穴や河岸に住み、堅果の採集や狩猟を生業としていたことが知られ、礫石器や火の使用の痕跡も確認されている。
約20万年前、旧人が現れた。ネアンデルタール人などの旧人の脳の容量は現世人類とほぼ同じ(1,300-1,600ミリリットル)で、剥片石器の使用が認められる。地質学上、氷河期にあたっていたため、炉をともなう住居に住んだり、毛皮の衣服を着るなどの生活上の工夫がみられる。死者の埋葬もおこなわれており、たがいに協力しあって生活を営んでいたことが知られている。
現世人類(新人)が登場するのは約4万年前のこととされる。化石人骨ではクロマニョン人が確認されている。
[編集] 古代文明と諸地域世界の成立
[編集] ユーラシアの交流圏
[編集] アジア諸帝国の繁栄
[編集] ヨーロッパ世界の勃興と主権国家体制
[編集] 近代の確立と帝国主義
[編集] 20世紀世界へ
[編集] 関連項目
- 歴史の一覧(日本の地域史や分野別の歴史の一覧)

