ICOCA

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ICOCA
通称 イコカ
使用エリア JR西日本エリアを中心とした全国
導入 2003年
規格
運用 JR西日本
通貨 日本円 (最高チャージ金額20,000円)
プリペイド機能 あり
有効期限 最終利用日から10年
自動チャージ あり
取扱事業者
販売場所
  • 自動券売機
  • みどりの窓口
追加機能
  • SMART ICOCA
  • 学生証・社員証
  • キーレスロッカー
ウェブサイト https://www.jr-odekake.net/icoca/
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ICOCA(イコカ)は、西日本旅客鉄道(JR西日本)が発行し、JR西日本及びその他取扱事業者で発売されるサイバネ規格ICカード乗車券である。

概要

ソニーの非接触型ICカードFeliCaの技術を用いた乗車カードで、プリペイド方式の乗車券の機能をはじめ、定期券、駅売店等での支払いに使える電子マネーの機能を併せ持つカードである。カードで利用できる金額は、駅などに設置されたチャージ機などでチャージ(入金)することにより追加ができ、使い捨てることなく繰り返してカードを使用できる。

2001年5月15日の社長定例会見において、定期券や磁気式ストアードフェアカードであるJスルーカード2003年をめどにIC化を検討することを発表し[1]、2002年12月18日の社長定例会見において、正式名称をICOCA(イコカ)とすることを発表した[2]。2003年6月27日付けで商標登録(第4685722号)がなされている。

カードの名称は、ICオペレーティングカード (IC Operating CArd) の略称であるが、関西方言の「行こか」(「行こうか」の意味)にも掛けている。また、カードの裏面の右下に記載の番号は「JW」で始まる17桁の英数字であるが、この「JW」はJR西日本の英語表記「JR West」の頭文字を採ったものである。

2003年11月1日からJR西日本のアーバンネットワークで運用が開始された。その後、中国地方や北陸地方にもエリアを拡大し、2018年9月15日にICOCAの自社内エリアがつながった。

JR西日本の各駅では、ICOCAの自動改札機での利用率も半数を超えている事から、ICOCA専用改札機が大阪駅御堂筋口で初設置され、その後も京橋駅天王寺駅をはじめ、多くの駅に設置されている。

JR西日本でのICOCAの発行枚数は、サービス開始の2003年11月から5か月余りで100万枚を突破した。その後、2014年11月には累計発行枚数が1,000万枚を突破[3]、2019年3月には累計発行枚数が2,000万枚を突破した[4]

電子マネー

ICOCAを使用した電子マネーサービス「ICOCA電子マネー」については、2005年10月1日から開始し、京阪神や岡山・広島エリアの駅、福岡エリアの一部の駅(博多駅、小倉駅)のコンビニエンスストアハートイン」と「デイリーイン」の各店のほか、関西・中国地区のイオングループやビックカメラヨドバシカメラすかいらーくグループ各店(四国エリアを含む)など、またファミリーマート(関西エリア、岡山・広島エリア、北陸エリアの全店)やローソンミニストップセブン-イレブン(3社とも、北陸・山陰を含むJR西日本エリア、およびJR四国エリアに導入)などのコンビニエンスストア等、利用可能な店舗は順次拡大中である。加えて、ICOCAに対応した自動販売機コインロッカーもある。2008年3月18日からは、Suicaショッピングサービスと相互利用を行っているほか、2010年3月13日より、JR東海の「TOICA電子マネー」と、さらに2011年3月5日からは、JR九州の「SUGOCA電子マネー」と相互利用を開始した。そして2013年3月23日からの「全国相互利用サービス」の開始により、Kitaca(JR北海道)・PASMO(関東民鉄)・manaca(名鉄他)・nimoca(西鉄他)・はやかけん(福岡市交通局)の各電子マネーサービスとも相互利用を行っている。ただし、PiTaPaショッピングサービスとの相互利用は、PiTaPaが他の交通系ICカードと適用される法令が異なりクレジットカード扱いとなるため、2013年3月23日以降も行われておらず、PiTaPaショッピングサービス加盟店においては、ICOCA(「全国相互利用サービス」対応の各カードとも)を電子マネーとして利用することはできない[注釈 1]

2014年7月22日からWii U12月9日からNewニンテンドー3DSNewニンテンドー3DS LLの支払い決済に、ICOCAを含めた交通系電子マネーを利用できるようになった[5]。このサービスは2022年1月18日9時をもって終了した。

JR西日本以外での取扱

JR西日本1社のみの発行体制を維持しつつ、取扱事業者は増加傾向にあり、北陸地方から四国地方までの26社局が取扱事業者としてカードの発売を行っている(2021年8月21日現在)[6]

PiTaPa との連携

2009年(平成21年)11月、JR西日本とIC乗車カード「PiTaPa」を発行するスルッとKANSAI協議会との間で、「ICカード乗車券を活用した連携実現に向けた合意書」を締結。同年12月15日には「ICカード乗車券を活用した新たな連携サービスについて」として、プリペイド方式のICOCAとポストペイ方式のPiTaPaとの棲み分けを行うことにより、両者間で幅広い連携サービスをはかることを発表した[7]。この合意を受けて、2011年6月に京阪電気鉄道(京阪線)でICOCA(ICOCA定期券含む)の販売を開始し[8]、続いて2012年12月には近畿日本鉄道でICOCA(ICOCA定期券含む)の販売を開始[9]

さらに2017年3月31日、スルッとKANSAI協議会が磁気式プリペイドカードの販売終了を見据えて、「ICカード乗車券(ICOCAとPiTaPa)を活用した連携サービスの拡大について」として大阪市交通局(地下鉄・ニュートラム)・南海電気鉄道泉北高速鉄道[10]京都市交通局(地下鉄・バス)・山陽電気鉄道神戸電鉄大阪高速鉄道神戸新交通北神急行電鉄[11]・京阪電気鉄道(大津線[12])と神戸市交通局(地下鉄・バス)・山陽バス[13]でも順次ICOCAの販売(山陽バスを除く)および定期券機能の導入(神戸新交通は除く)が開始された[14]。一方、スルッとKANSAI協議会加盟各社のうち、阪急阪神ホールディングス阪急阪神東宝グループ)傘下の鉄道事業者4社(阪急電鉄阪神電気鉄道能勢電鉄北大阪急行電鉄)はスルッとKANSAI対応カードの発売終了後も「磁気カードを支持する利用客が多かった」(阪急阪神HDの杉山健博社長談)[15]との理由から、4社間で磁気式共通プリペイドカード「阪急 阪神 能勢 北急レールウェイカード」を発行しICOCAの販売を見送る一方、2017年春より阪急・北急との間でも PiTaPa による連絡定期券の発売を行った[16]。その後、2019年3月1日より4社でもICOCAの販売を開始し、「レールウェイカード」を含めた磁気式プリペイドカードの取り扱いを終了している(詳細後述)。こうした動きに加え、2018年10月1日からアーバンネットワーク(近畿圏)の一部ICOCAエリアでPiTaPaのポストペイサービスを開始しており、両者エリア間のシームレス化によって「プリペイドはICOCA、ポストペイはPiTaPa」という棲み分けの加速がすすんでいる。

なお、先行導入した近鉄は独自のポイントカード「KIPS」にICOCAを搭載した「KIPS ICOCA」をJR西日本と共同発行している[17]。また、京阪バスグループ4社(京阪バス・京阪京都交通京都京阪バス江若交通)では、ICOCAでバスを利用する度にバスポイントがたまる制度を2017年4月1日より開始した[18]。さらに、神戸新交通では同社においてICOCAを利用する度にチャージ額を一部還元するサービス(引き換えに同社における回数券カードの発売を終了)を2020年4月1日より実施している[19][20]。そのほか、京阪電気鉄道においても同社の京阪線でICOCAを利用する度にポイントを還元する制度を2020年12月1日より開始(引き換えに同社における回数券の発売を終了)する予定である[21][22]。また、2021年春からは大阪メトロのポイントサービス(Osaka Point)の対象がICOCAにも拡大した[23]。また、神戸市営バス及び山陽バス(2021年4月1日より[24][25])では独自のポイントサービスが、近江鉄道バスではICOCAポイントサービスの導入が、阪神電気鉄道ではICOCAを対象とした独自のポイントサービス(引き換えに同社における回数券カードの発売を終了)[26]の導入をそれぞれ決定している。

他社でのICカード乗車券の新規導入

2012年からは、四国旅客鉄道(JR四国)でもJR西日本と相互直通運転を行っている快速マリンライナー」の標準停車駅で一部利用を開始した。システム導入はJR西日本が主導した。2014年からはJR四国でもICOCAを発売することになった(発行ではない)。導入当初は乗車のみ可能であり、JR四国では発売はおろかチャージすら扱っていなかった。後述のとおり、現在も取扱いに一部制限がある。

2015年3月21日よりあいの風とやま鉄道でも発売が開始され、3月26日より運用開始した。IRいしかわ鉄道でもICカード乗車券を新規に導入し、2017年4月15日よりICOCAのサービスを開始した。両社ともJR西日本が支援を行っている。

その後も、主に西日本各府県にある鉄道・バス会社において、JR西日本が支援を行うことでICOCAが導入されている。

キャラクター

イメージキャラクターはカモノハシをモチーフにした「カモノハシのイコちゃん」。「ICOCAでいこか〜タッチしていこか〜」、ICOCA電子マネーサービスには「ICOCAで買おか〜タッチして買おか〜」というキャッチフレーズがあり、テレビCMやパンフレットなどで仲間とイコちゃんが呼び掛けている。

JR西日本のイメージキャラクターを務めていた仲間由紀恵と共に出演する機会も多い。ICOCAの広告は、京阪神・岡山・広島地区の駅のポスターおよび車両(321系225系等)の液晶ディスプレイで放映されている。ICOCAとSuicaの相互利用開始時には、巨大化したイコちゃんが東京都内に出現し、仲間由紀恵が「東京で〜」イコちゃんが「ICOCA〜」と叫ぶテレビCMや広告が数か月間に亘って宣伝された。仲間の背景はセットで作られた東京駅という設定で、自動改札機もJR東日本で多く使われているタイプだったが、実際には大阪駅の中央改札口にそっくりであった。

2013年3月23日からの「全国相互利用サービス」開始にあわせて久々のテレビCMが放映され、立体アニメーションでのイコちゃんが登場した。

取扱事業者一覧

ICOCAのサービスエリアについては下記の利用可能エリアを参照。

発行事業者

  • 西日本旅客鉄道(JR西日本)
  • 近畿日本鉄道(近鉄) - KIPS ICOCAをJR西日本と共同発行(2023年1月31日をもって新規発行を終了)。通常カードはJR西日本のものを発売。PiTaPa事業者でもある。

発売を行う事業者

☆=独自サービスも行う事業者
※=自社オリジナルデザインのカード発売実績あり(特記のないものは常時発売)
◇=PiTaPa事業者
ポ=独自ポイントサービスあり(後述)

かつて発売していた事業者

  • 北神急行電鉄 ◇ - 市営化により発売終了(現在は神戸市交通局が発売している)

種類

特記なき限り、各カードはICOCAエリア内のJR西日本の各駅のみどりの窓口や、近鉄などの取扱事業者の各駅の窓口、並びにICOCAのマークがある各事業者の各駅にある一部の自動券売機で購入できる。

ICOCA

プリペイド方式の普通乗車券機能(ストアードフェア機能)と電子マネー機能がある無記名式のカード。発売額は1000円、2000円、3000円、5000円、10000円の5種類である。発売額には500円のデポジット(預り金)が含まれており、購入時点で最初に使える残高はデポジットを引いた金額となる。デポジットはカードが不要になった際に、各事業者の取り扱い窓口で返却をすると払い戻される。

SuicaSUGOCA,Kitacaなどと異なり、記名式の通常版ICOCAは発売されていない[34]。そのため紛失時の補償もない。(大人用カードの記名式を希望する場合は、スマートICOCA、ICOCA定期券のいずれかが必要)
小児は小児用ICカード(こどもICOCA)があるがあるため他のICカード同様、自動的に記名式となる。(後述)

こどもICOCA

小児運賃が適用される旅客に対して発売されるカード。記名式で、氏名・生年月日・性別の登録を発売時に行う。発売額は2000円のみ。

カードのデザインについては、JR西日本ではこどもICOCA専用デザインのカード(クリーム色の地色に「カモノハシのイコちゃん」が入ったもの)が発行されるが、近鉄・京阪では大人用のICOCAと同じデザインのカードの中央に、「丸に小」のマークを印字したものが発行される。なお、JR西日本発行分も2015年4月から大人用とデザインが統一されており、専用デザイン柄は在庫が無くなり次第発売終了となる。

購入時に使用者の年齢の確認できる身分証明書が必要となる(代理人による購入も可能)ため、自動券売機では購入不可。利用者本人が大人運賃を適用される年齢に達する年の年度末が有効期限とされている。

JR西日本において、ICOCAが導入された当初は大人用のみの設定で小児用のICOCAは発売しておらず、後に発行を開始した小児用ICOCA定期券は当初はストアードフェア機能は使用できなかったが、2004年8月から利用を開始した。JRグループで小児用IC乗車カードを発行したのはICOCAが初めてである[注釈 2]

ICOCA定期券・こどもICOCA定期券

ICOCAに定期乗車券を搭載したもの。ストアードフェア機能自体は通常のICOCAと同じ(ただし身体障害者割引等が適用されたICOCA定期券にはストアードフェア機能がない)で、ICOCAの前面に定期券情報が印字される(ただし四日市あすなろう鉄道・近江鉄道バス・湖国バス・中国ジェイアールバス(山口県内)・松江市交通局・一畑バス・おのみちバス・宇部市交通局のICOCA定期券は前面に定期券情報が印字されないため、定期券を利用の際は購入時に交付されるICOCA定期券内容控を必ず携帯する必要がある。)[35]

既に所持している通常版のICOCA・こどもICOCAに後から定期券を搭載することが可能。カードの新規購入では定期運賃相当額にデポジットの500円を加えた額、通常版ICOCAからの変更では定期運賃相当額等のみが発売額となる。JR西日本のICOCAエリア内で完結する区間においては、連続した区間を二区間に分割して一枚のICOCA定期券にまとめることもできる。フレックス・フレックスパルを付加させることも可能。新幹線停車駅が2駅以上含まれる場合はICOCA定期券を新幹線で自由席特急券部分をチャージから引き去る事で利用することができる。なお、パスカルは付加することはできない。

ICOCAエリア内のJR西日本の各駅にあるみどりの窓口の他、みどりの券売機やピンク色の自動券売機、近鉄などの取扱事業者各駅にある一部の窓口や自動定期券販売機で発売されている。ただし他社線のみのICOCA定期券を他社で購入することは出来ない。JR四国線区間を含むICOCA定期券は一切発売しない。IRいしかわ鉄道(2017年4月15日発売開始)は一部の窓口でのみ発売し、自動券売機はすべて非対応である。またICOCAエリア内であってもICOCA定期券の設定が無い区間がある。逆に(狭義の)ICOCAエリアを含まず、ICOCA取扱事業者の利用可能エリアと他地域カードエリアの連絡定期券の設定もある(近鉄-JR東海、名鉄)。

通常のICOCA(大人用)には記名式のカードが存在しないため、ICOCA定期券の定期券機能のみを払い戻すと、無記名のカードとなる[36]

ICOCA連絡定期券
ICOCAにICOCAエリア・PiTaPaエリア・TOICAエリア・manacaエリアとの連絡運輸を行う定期券(連絡定期券)の機能を加えたもの。機能自体は通常のICOCA定期券と同じ。通常のICOCAを扱わずICOCA定期券のみを扱うPiTaPa導入社局もあり、PiTaPaエリア内で完結するICOCA連絡定期券を発売する社局もある。
近畿圏エリアでの相互連絡先は多岐にわたるため割愛する(外部出典[37]参照)。
以下の社局が発売している(2017年4月15日現在)。なお、JR西日本ではJR西日本を挟む3社連絡定期券は発売しない。
  • ICOCA連絡定期券のみを発売する社局 - JR西日本・近鉄・京阪(京阪線・大津線)・京都市交通局(バス連絡定期を含む)・大阪モノレール
  • ICOCA連絡定期券とPiTaPa連絡定期券を併売する社局 - 南海・泉北高速・神戸市交通局(バス連絡定期を含む)・山陽電車(山陽バスとの連絡定期はICOCAでのみ発売)・神戸電鉄・北神急行・阪急・阪神・能勢電鉄・神戸高速・北大阪急行
なお、神戸新交通ではICOCAエリアにまたがるPiTaPa連絡定期券のみ発売する。
このほか、JR西日本・IRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道の2社または3社相互間のICOCA連絡定期券[38]、近鉄とJR東海・名古屋鉄道のICOCA連絡定期券(近鉄で発売)[39]、JR西日本とJR東海のICOCA連絡定期券もある。

SMART ICOCA・SMART ICOCA定期券

ICOCAの機能に加え、クレジットカードによる電子決済でチャージ(入金)ができる「クイックチャージサービス」、J-WESTカードの「J-WESTポイント」からのチャージ機能などが追加されたカード。利用するには、クレジットカードの登録が必要。

SMART ICOCA定期券はICOCAエリア内のJR西日本の各駅にあるみどりの窓口や券売機でのみ定期券機能を付加することができ、他社局の窓口での取り扱いや他社局内のみのSMART ICOCA定期券をJR西日本の窓口や券売機で購入することはできない。

デザインICOCA

JR西日本が発行するカード表面にイラストなどオリジナルの図柄を入れたデザインICOCAカードが下記のとおり存在している。原則として大人用のみの発売で、定期券の機能を付けることもできない(一部例外あり)。プリペイドでの利用は通常デザインのICOCAと何ら変わりはない。定期券にできるカードかどうかは、カード右下の切り欠きの数でも判別できる(1個:できる、2個:できない)。カードの折損などでの再発行やカードの機能向上などを行う都合による交換時は、通年販売の記念デザインカードのうちSHIKOKU ICOCA、Ainokaze ICOCAとIRいしかわ鉄道ICOCAを除き、ICOCA&はるかオリジナルデザインICOCAを含め、通常デザインのICOCAカードへ交換することになる。

通年販売のデザインICOCA

SHIKOKU ICOCA
2014年3月1日より四国旅客鉄道(JR四国)で発売したICOCA(記念デザインカード)。JR西日本以外で発売するオリジナルICOCAは提携カード(KIPSなど)を除き初めてとなる。ただし商標は同社ではなくJR西日本が出願している。JR四国での導入開始当初は同社管内ではICOCA自体は発売していなかった。
大人用のみの設定で、定期券機能を追加させることが出来ない(JR四国管内ではICOCA定期券やこどもICOCAの取扱い自体を行っていない[40])。また、カードはリライト機能のないタイプ[注釈 3]の物を採用している。2020年12月1日以降デザインをリニューアルしたカードを販売している[41]
Ainokaze ICOCA
2016年2月27日からあいの風とやま鉄道で発売を開始したICOCA(記念デザインカード)[42][43]。販売開始と同時にICOCA定期券・こどもICOCA・こどもICOCA定期券の取り扱いを開始し、Ainokaze ICOCAなどのICOCAに定期券機能を追加することも可能。あいの風とやま鉄道での導入当初はJR西日本仕様のICOCAを販売していた。
IRいしかわ鉄道ICOCA
2017年4月15日からIRいしかわ鉄道で販売開始[38]。同時にICOCA定期券・こどもICOCA・こどもICOCA定期券の取り扱いを開始。
「ICOCA&はるか」オリジナルデザインICOCA
関西空港駅でのみ、「はるか割引券」とセットで販売。訪日外国人のうち短期滞在者のみ、外国パスポート提示で購入可。

枚数限定発売の記念デザインICOCA

これらのうち、「カープICOCA」(優勝記念バージョンが3時間で完売[61])や「タイガースICOCA」(発売初日に7時間待ちの行列が発生[62][60][63][注釈 4])は大きな人気を集め、販売時に話題となった。

モバイルICOCA(仮称、導入予定)

モバイルICOCAは、2023年春のサービス開始を予定している、スマートフォンで「ICOCA」の機能を利用できるサービス。スマートフォンアプリの操作により利用が可能で、代金はクレジットカードによる決済を想定。名称も含めて詳細なサービス内容は検討中で、変更になる可能性もあるとアナウンスしている[64]

KIPS ICOCA

KIPS ICOCAカード
定期券付きKIPS ICOCAカード裏面

ICOCAの機能に加え、近鉄グループ各社の「KIPSポイントサービス」の特典が受けられるカード。2012年12月1日発行開始。近鉄主要駅の定期券取扱窓口で発行・取扱いを行っている。12歳以上限定(小学生は不可)で発売され、購入時に本人確認証明書類(運転免許証、個人番号カード等)が必要。

定期券機能の追加も可能で、ICOCAとしては唯一裏面に定期券情報を表示する。なお、近鉄以外の鉄道事業者では、定期券機能を追加できない。

近鉄線を利用した場合(現金で定期券を購入する場合を含む)、200円(税別)につき1ポイントが加算される[注釈 5]。新規購入時には、2,000円(デポジット500円を含む)となる。

また、ショッピング時もポイントが付与される[注釈 6]。なお、KIPS PiTaPaカードとはポイントの付与率・利用可能店舗が異なる場合がある。

KIPSクレジットカード会員に限り、KIPSポイントカード(現金払いポイント専用カード・2013年1月25日発行開始)を含むKIPSポイントのとりまとめが可能(KIPSネットサービスにて事前登録が必要)。

2023年1月31日をもってKIPS ICOCAカードの新規発行を終了する予定である。なお、発行済みのKIPS ICOCAは継続使用できるほか、紛失・盗難・磁気不良時の再発行等には対応する[65]

KANSAI One Pass

2016年4月8日より発行されているICOCAをベースとした訪日外国人旅行者向け「関西統一交通パス」[66]関西経済連合会がJR西日本をはじめとする9社局や新関西国際空港などと協力して発行する。ICOCA機能に加え、関西国際空港内の41店舗を含む約90カ所の商業施設や観光スポットで利用できる優待特典が付帯する。

カードには関西ゆかりの手塚治虫原作の漫画「鉄腕アトム」のイラストが描かれており、関西広域の鉄道路線マップ付き利用ガイドが付属する。当初は3000円(デポジット500円含む)のカード(カードの色は桃色)を3万枚限定で販売。2017年4月17日より2000円(デポジット500円含む)のカード(カードの色は黄色)を枚数限定無しで販売開始したが、2019年4月16日より再び3000円カードとなり、2000円カードは売り切れ次第、発売終了となる。

発売箇所は関西空港駅及び大阪・京都・神戸市内のJR西日本・阪急・阪神・京阪・近鉄・南海・地下鉄主要駅等。外国パスポートを有し、「短期滞在」に該当する在留資格を有する訪日外国人のみが購入可能で、購入時にはパスポートの提示が必要になる。

黄金のICOCA

2021年2月1日より発行開始の「J-WESTゴールドカード」の会員限定で、J-WESTポイントの交換商品として発行する限定ICOCAである[67]。定期券の搭載は不可。

利用方法

駅の自動改札機やバスの乗降口、店舗のレジなどに設置されたカード読み取り機にICOCAをあてて(タッチして)カードを読み取らせることにより、あらかじめチャージされた金額から利用金額分を引き去って決済をするというのが基本的な使い方である。ICOCAは電波を使った無線通信によりデータの読み取りや書き込みができる非接触型のICカードであるので、パスケース等に入れたままでも利用でき、利用するごとにパスケース等から取り出したりする必要がないが、電波を吸収する性質がある硬貨などの金属類や、使用方法が類似する他用途の非接触型ICカード(ICチップを搭載した運転免許証taspo楽天EdynanacoWAONSpeedpass・一部のゲームのマスコットなど)を一緒に入れていると、カードが正しく読み取れないことがある。

チャージ

ICOCAのストアードフェア (SF) 機能を利用するには、精算前にあらかじめカードにチャージ(入金)がされている必要がある。チャージ金額の上限は20,000円である。チャージ方法は現金またはクレジットカード(SMART ICOCAのみ)に限られ、Jスルーカードオレンジカード(JR西日本)、またはスルッとKANSAI対応カード(近鉄・京阪など)を用いてのチャージはできない。SuicaPASMOなどで実施しているオートチャージは、SMART ICOCAのクイックチャージ(クレジットカードによる決済)があることから行っていない。

チャージは基本的に駅構内に於いては以下の場所で行う。

ICOCA対応の自動券売機
券売機操作により、一定額の単位(各社局共通で1,000円・2,000円・3,000円・5,000円・10,000円。JR西日本は500円も対応。京阪や京都市営地下鉄などの一部事業者では10円〜990円の任意の金額にも対応。)を現金でチャージする。領収書も発行でき、カードの利用履歴の表示や印字もできる。500円チャージは2015年10月1日より開始[68]。一部の機器ではICOCAをパスケースから取り出すことなくチャージできる。
JR西日本の各駅のものは、SMART ICOCAのクイックチャージ(クレジットカードによる決済)、ポイントチャージ(J-WESTポイントからの移行)にも対応している。
なお、あいの風とやま鉄道の自動券売機はICOCAに対応していなかったが、2020年10月1日よりチャージ等が可能となっている[69]
JR四国の自動券売機はICOCAに対応していない。
専用チャージ機
駅のホームや改札口に設置されている入金専用の「チャージ機」によりチャージすることも可能。ICOCAをホルダーに差し込んで使用し、券売機同様に一定額を現金でチャージする。
JR西日本・JR四国・あいの風とやま鉄道・IRいしかわ鉄道のチャージ機は、現金でのチャージに加えて、SMART ICOCAのクイックチャージもできる。SMART ICOCA専用で現金でチャージする機能がない「クイックチャージ専用機」もある。岡山・広島・山陰・香川エリアおよび石川・富山エリアに設置されている新型のチャージ機には、利用履歴の印字機能、SMART ICOCAのポイントチャージができる機能が追加されている。
JR西日本においては、当初自動券売機や自動精算機を設置していない閑散駅で導入していたが、サービス開始以降にチャージの需要が大きく伸びたことから主要駅への増設や、ホーム上にも設置している駅(和泉砂川駅など)もある。
クイックチャージ専用機に通常のICOCAを挿入した場合、残額とチャージできない旨の表示が出る。逆に、現金対応のチャージ機にSMART ICOCAを挿入すると、現金でのチャージができずクイックチャージ・ポイントチャージのみの取り扱いとなる。
自動精算機
ICOCA対応券売機と同様の単位(一部の社局では10円〜10,000円までの任意の金額でチャージ可能)で現金チャージができる。感熱紙による領収書も発行できる(JR西日本では不足額チャージ時は領収書の発行は不可)。また、降車時に不足額があった場合に限り不足額(10円単位切り上げ)のみをチャージすることも出来る(2015年10月1日より、詳細後述)。
JR西日本の各駅のものは、SMART ICOCAのクイックチャージ・ポイントチャージ機能も搭載する。
車内運賃箱(一部路線)
七尾線・きのくに線・和歌山線の2両編成ワンマン電車では、車内での現金チャージに対応する。運転席後ろの両替機能付き運賃箱でチャージボタンを選択し、チャージ額(1000円、3000円、5000円)を選択後にICOCAを置き、現金を投入してチャージする[70]路面電車一般乗合バスとは異なり駅間走行中でもチャージが可能。

なお、ICOCAエリア内の以下の駅では駅構内でチャージができない。

自動券売機や自動精算機・チャージ機が設置されていない駅
自動券売機がICOCAチャージ非対応で、自動精算機・チャージ機が設置されていない駅

また、以前はJR西日本管内のみどりの窓口で現金に加えてクレジットカードでのチャージも取り扱っていたが、2008年6月30日限りでみどりの窓口でのチャージの取扱いを中止し、一方でSMART ICOCAを一般クレジットカードに開放した。併せてICOCA定期券以外のクレジットカードでの購入取扱いも中止した。

駅以外では、ICOCA電子マネーを導入しているイオングループビックカメラグループ(いずれも一部を除く店舗)のICOCA電子マネー対応店舗と、エリア内の主要コンビニエンスストア(セブン-イレブンローソンファミリーマートサークルKサンクスポプラなど)、ICOCA取り扱いのバス車内(近江鉄道バス湖国バスおのみちバスを除く)、広島地区のPASPY取り扱いの電車・バス車内のほか、東日本地区のSuicaショッピングサービス、東海地区のTOICA電子マネー、九州地区のSUGOCA電子マネーなど、「全国相互利用サービス」対応の各IC乗車カード(PiTaPaを除く)での電子マネーサービスを導入しているコンビニエンスストア(NEWDAYSベルマートミニストップなど)でも、現金によるチャージを取り扱っている(コンビニエンスストアでは、一部取り扱わない店舗もある)。2018年10月15日よりセブン銀行ATMで、ICOCAなどの、交通系電子マネーの現金チャージや残高確認の取り扱いを開始した[78]

鉄道の利用

鉄道での利用の場合、乗車駅で自動改札機のカード読み取り部にICOCAをタッチする。この時、カードには乗車駅や時刻などの情報が記録される。ICOCAが正確に認証された場合は電子音とともにゲートが開き、正確に認証されない場合、またはカードが使用できない場合は電子音や音声が鳴って即座にゲートが閉まるようになっている。ICOCAの残額が不足していたり、ICOCA定期券およびこどもICOCAの有効期限が近付いたりしている場合は通常と異なる電子音が鳴る。また、こどもICOCAが使用された場合は鳥の鳴き声の音が鳴る。下車駅では、乗車時と同じように自動改札機のカード読み取り部にICOCAをタッチする。この時、乗車時に記録された情報を元に運賃が計算され、チャージ金額から運賃分が引き去られる。なお、Suicaと異なり、ICOCAエリアでは入場時に初乗り運賃の引き去りを行わない[79]ため、残高が初乗り運賃未満でも入場は可能である(ただし、残高0円の場合は入場できない)[80]

ICOCA定期券で定期区間の外を含む区間をICOCAで利用した場合は、降車時に定期外区間に相当する運賃が引き去られる。なお、定期区間を挟む利用を行った場合は「全区間の通し運賃」と「定期外区間の運賃の合算」のいずれか安い方で精算されることになっている[81]

出場時にチャージ額の不足があった場合には、導入当初はのりこし精算機にて不足額の現金精算を行い、別途出場証(磁気券)を受け取って出場証で改札を通過するか、チャージ機で不足額を上回るように1000円単位でチャージする必要があったが、2015年10月1日よりICOCAに不足額(10円単位で切り上げ)を現金チャージした上で、そのまま入場時のICOCAで出場改札を通過する仕組みに変更された(ただし姫路駅播但線姫新線乗り継ぎ精算機、加古川駅加古川線乗り継ぎ精算機、鶴橋駅の近鉄乗り継ぎ精算機、新大阪駅の新幹線乗り継ぎ精算機は不足額チャージ不可。また、他の乗車券やオレンジカードで精算する場合は従来通り出場証が発行される)[68]

普通列車に車載型IC改札機を設置している路線(七尾線 津幡駅 - 七尾駅間・関西本線 亀山駅 - 加茂駅間・和歌山線紀勢本線(きのくに線)・境線)では、乗車時に入口横の「乗車」用IC改札機にタッチし、降車時に運転台後ろまたは運賃箱の「降車」用IC改札機にタッチして下車する。七尾線・和歌山線・紀勢本線(きのくに線)では、車内運賃箱での現金チャージに対応する(前述)が、関西本線・境線では列車内でのチャージに対応していないため、残高不足の場合は乗務員が入場記録を取り消した上で現金精算する必要がある[82]。なお、七尾線 七尾駅 - 和倉温泉駅間は普通列車がのと鉄道の列車のみであることから、普通列車ではICOCAでの利用に対応しない。

在来線と新幹線の乗り継ぎ

ICOCAのみを用いての新幹線の乗車はできないが、ICOCAエリア内の在来線から山陽新幹線東海道新幹線JR東海)・北陸新幹線へ乗り換える際に、新幹線乗換口の自動改札機でそれまで乗車した在来線運賃の精算ができる。最初に新幹線乗車券を挿入口に入れ、続いて在来線の乗車に使用したICOCAをカード読み取り部にタッチすると自動的に精算が完了し、改札機を通過できる。東海道・山陽新幹線の会員制ネット予約サービス「エクスプレス予約」のEX-ICサービスや東海道新幹線の会員制ネット予約サービス「プラスEX」で列車を予約している場合は、EX-ICカード(プラスEXカード)とICOCAを2枚重ねでカード読み取り部にタッチすると精算が完了し改札機を通過することができる。北陸新幹線との連絡改札で「モバイルSuica特急券」とICOCAを2枚重ねでカード読み取り部にタッチして通過することはできない。[83]

2009年8月29日より、山陽新幹線全線にEX-ICサービスが導入されたことで、ICOCAエリア内にある山陽新幹線各駅の新幹線乗換口でも、ICOCAを用いての在来線から新幹線への乗り継ぎが可能になった。また、エリア外の新山口駅厚狭駅でEX-ICサービスを利用して新幹線に乗車する場合、在来線改札口に設置された簡易改札機にICOCAをタッチの上、新幹線乗換口の改札機でEX-ICカードと2枚重ねでタッチすれば、ICOCAに入場情報が記録される。出場の際の手順はこの逆となる。2011年3月12日からは、JR九州在来線と接続する博多駅小倉駅両駅の新幹線乗換口でもSUGOCA及びSUGOCAと相互利用しているICOCAなどのカードでの精算、記録が可能となった。

JR在来線と他の私鉄との乗り継ぎ

JR西日本・近鉄と他社路線を共同利用駅を経由して連続乗車する場合(ICOCAエリア同士の乗り継ぎとなるJR西日本⇔近鉄の乗り継ぎを含む)、乗換口がある駅(乗換口に自動改札機がある駅)と乗換口がない駅で取扱いが異なる。

乗換口がある駅
乗換口の自動改札機にICOCAをタッチすることでそれまでの乗車区間運賃の精算と乗り継ぎ駅の情報の記録が同時に完了し、改札機を通過できる。
乗り継ぎ前または後のどちらかで磁気きっぷで乗車する場合は、乗換口の自動改札機で最初に磁気きっぷを入れ、その次にICOCAをタッチすると精算が完了して改札機を通過することができる。
なお乗り換え改札口では、ICカードの2枚同時使用による通過(2枚重ねタッチなど)はできない。
鶴橋駅(JR西日本⇔近鉄)、近鉄名古屋駅(近鉄⇔JR東海、名鉄)などが該当する。
乗換口がない駅
乗換駅の改札構内(ホーム上、コンコースなど)に簡易ICカード改札機が設置されており、乗り換え時にこれにタッチして乗り継ぎ駅の情報の記録を行う必要がある。
ICOCA定期券等を含めたすべてのICOCAでこれを行う必要があり、簡易改札機にタッチしなかった場合、下車時に自動改札機を通過できない。また、磁気きっぷとの併用も出来ない。
柏原駅(JR西日本⇔近鉄)、りんくうタウン駅(JR西日本⇔南海)、吉野口駅(JR西日本⇔近鉄)などが該当する。

有効期限・再発行

再発行登録票
(障害時の再発行は無料)

ICOCAは、最後の利用日から10年間利用がない場合でJR西日本が特に定めた場合は失効となり、チャージ金額およびデポジットの返却は行われない。

こどもICOCAの有効期限は、使用者が12歳となる年度の3月31日と定められており、期限を過ぎたカードはチャージ金額が残っていても使用できなくなる。この場合は、みどりの窓口にカードを返却するとチャージ金額、およびデポジットが手数料なしで払い戻される(10円未満は10円単位に切り上げ)。

こどもICOCA・SMART ICOCA・ICOCA定期券・こどもICOCA定期券・SMART ICOCA定期券・KIPS ICOCAカードは、カードを紛失した際でも、所有者本人であることが証明できる書類があれば再発行が可能である。また、SMART ICOCA・SMART ICOCA定期券では専用電話(紛失ダイヤル、24時間・年中無休)での本人確認と再発行も行われている。ただし、再発行には再発行手数料510円とデポジット500円の合計1,010円を、現金で(SMART ICOCA紛失ダイヤルでは、紐付けされたクレジットカードで)支払う必要がある。

これとは別に、手元にカードはあるものの、破損や障害等で使用できない場合(故意の破損や番号が判別できないものを除く)は、カード(上記以外の記名式でないICOCAを含む)を各発行会社の取扱窓口に持参すると、手数料・デポジット共に無料で再発行され、翌日から14日以内に受け取れる。紛失、破損・障害共に、チャージ金額は引き継がれる。

再発行および払い戻しは各発行会社で行う。ただし記名式でない大人用ICOCAやこどもICOCAはICOCA取扱事業者であればどの社局でも払い戻しのみ可能である(ただし、こどもICOCAはJR四国では払い戻しできない)。またICOCA定期券・こどもICOCA定期券は定期券の有効期限が切れた後も個人情報が会社ごとに残っているため、最後に定期券・こどもICOCAを購入した社局の窓口でのみ対応し、他社局に持ち込んでも取り扱ってもらえない。

ポイントサービス

ICOCAのポイントサービスは、2つに大別される。

  1. JR西日本が実施する「ICOCAポイント」(一部JR西日本以外の交通機関を含む)
    • JR西日本、近江鉄道(バス)、湖国バス、松江市バス、一畑バス
  2. JR西日本以外の取扱事業者がJR西日本の許諾を受けて独自に実施するサービス
    • 京阪電気鉄道、京阪バスグループ、神戸市バス、山陽バス、阪神電気鉄道

この他、ICOCAと連携した他のサービスとして下記のサービスがある。

  • SMART ICOCA(決済カードがJ-WESTカードの場合に限る)でのJR西日本、JR四国線等利用でJ-WESTポイントがたまる
  • KIPS ICOCAでの近鉄線利用でKIPSポイントがたまる

ICOCAポイント

2018年10月1日から、JR西日本でのICOCA利用時に貯まるポイントサービス「ICOCAポイント」を導入した[84]。2017年に導入が予告されていたもの[85]で、以下の3種類のポイントが付与され、貯まったポイントをICOCAにチャージできる。事前の利用登録が必要。

時間帯指定ポイント
京阪神地区の特定区間[注釈 9]における、平日の10時から17時まで、または土休日・年末年始の終日(始発列車から最終列車まで)の区間ごとの利用回数が1ヵ月間に4回以上の場合、4回目以降の利用1回ごとに、その区間の運賃の30%または50%相当のポイントが貯まる。
利用回数ポイント
JR西日本のICOCAエリアにおける、同一運賃区間の利用回数が1ヵ月間に11回以上の場合、11回目以降の利用1回ごとに、その区間の運賃の10%相当のポイントが貯まる。2021年10月1日からはポイント還元率を15%に拡大する予定[86][注釈 10]

鉄道利用においては、他社で導入されているような「一定利用額以上に対して定率還元」ではなく「指定区間・同一区間での複数回利用に対して還元」される仕組みになっているが、これはサービスイン直前まで京阪神地区で発売されていた「昼間特割きっぷ」の代替となるサービスを含めているためであり、時間帯指定ポイントの指定区間も「昼間特割きっぷ」の発売区間とほぼ同一となっている[87]

また、一部のICOCA加盟店でのICOCA電子マネーの利用200円に対して1ポイントが貯まる。

この他、以下のバス事業者でICOCAポイントの付与を行っている。

近江鉄道・湖国バス
1ヵ月間の利用額から1000円引いた額の15%がポイントとして翌月末頃に付与される[88]
松江市交通局・一畑バス
1ヵ月間の利用額の1%がポイントとして翌月末頃に付与される[89][90]

他社独自サービス

下記のサービスがある。それぞれ個別に登録が必要。

京阪電車ポイント還元サービス
対象線区(京阪本線・中之島線・交野線・宇治線・鴨東線及び鋼索線)の同月内同一運賃区間における11回目のICOCAでのSF乗車運賃合計額に対して10%のポイントがたまる(実質的な回数乗車割引)。
ポイントは京阪線券売機等でICOCAのSFに等価でチャージできる。サービスの利用には事前に京阪線券売機等での利用登録が必要。チャージ機能のないICOCA(障がい者割引適用ICOCA定期券など)では利用できない。
京阪バスグループポイントサービス
京阪バスグループ4社(京阪バス、京阪京都交通、京都京阪バス、江若交通)の一般路線バスでのICOCAによるSF乗車に対し、5%のポイントが翌日以降付与される[91]。たまったポイントは自動的に運賃精算に使用される。
京都競馬場線、空港リムジンバス、高速バスは対象外。サービスの利用にはwebもしくは窓口での事前登録が必要。
神戸市バス・山陽バス共通乗車ポイントサービス
神戸市バス全線、山陽バス一般路線全線、及び神姫バスの山手線でのICOCAによるSF乗車に対し、月内のICOCAでのSF乗車額に応じて翌月15日に5%ないし10%のポイントが付与される。日中利用ではさらに10%ないし20%の「昼間ポイント」が上乗せされる。運賃額以上にたまったポイントは優先的に運賃精算に使用される。
サービスの利用にはwebもしくは郵送での事前登録が必要。また、解約(退会)も可能。
阪神電車ポイント還元サービス
阪神電車全線及び阪急電鉄神戸高速線神戸電鉄神戸高速線で月内に同一運賃区間を11回以上SF乗車した場合、区間ごとに11回目以降の乗車運賃合計額の10%分をポイントとして付与する。
券売機での事前利用登録が必須。貯まったポイントを使うには券売機でチャージする必要がある。
2023年開始予定の山陽電気鉄道、阪急電鉄、能勢電鉄の各ポイント還元サービスと連携予定。

利用可能エリア

他社ICカードとの相互利用については後述する。

ICOCA単独では新幹線への乗車はできないが、新幹線駅の乗り換え改札口では、東海道・山陽新幹線でのチケットレスサービス「EX-ICサービス」との連携により、ICOCAとの組み合わせで新幹線と在来線の乗り継ぎができるようになった。

JR西日本とJR四国の二社相互、JR西日本・あいの風とやま鉄道・IRいしかわ鉄道の三社相互に跨っての連続利用が可能。ただし、1回での利用範囲には制限があり(JR西日本管内で完結する場合も含む。後述)、これを超える場合は別途精算が必要になる。

JR西日本

近畿圏においては大阪近郊区間アーバンネットワークとは完全には一致していない(大阪近郊区間でもICOCAエリアに含まれない区間がある。後述参照)。

†を記した区間はPiTaPaポストペイサービス(2018年10月1日サービス開始)の対象区間[92][93]

以下は2022年3月12日現在のエリア[94]

なお、宮島連絡船(子会社のJR西日本宮島フェリーが運行)はICOCAではなくPASPYを導入しており、交通系ICカード全国相互利用サービスによりICOCAが利用可能となっている。

JR四国

あいの風とやま鉄道

IRいしかわ鉄道

京阪電気鉄道

近畿日本鉄道

なお、生駒鋼索線(生駒ケーブル)や葛城索道線(葛城山ロープウェイ)ではPiTaPaを含めたICカードそのものが使えない。

四日市あすなろう鉄道

同社の路線は2015年に近鉄から移管されたが、移管前の近鉄時代はICカードの利用は出来なかった。

富山地方鉄道

同社が発行・導入しているecomycaおよび富山ライトレール時代に発行していたpasscaと併用導入であるが、カードリーダーはICOCA用とecomyca・passca用で別に設置している。

バス事業者

PiTaPaと併用する社局

以下の社局では、2017年から順次ICOCAおよびICOCA定期券の販売を開始した。いずれもPiTaPaを先行導入している社局においてICOCAを併売するもので、原則として定期券販売箇所(窓口または券売機)で販売する。特記がない場合、各社局とも全線・全区間で利用可能。

2017年3月25日導入
2017年4月1日導入
2017年4月15日導入
2019年3月1日導入

SMART ICOCA列車利用ポイント

SMART ICOCAの列車利用ポイント(J-WESTポイント)はJR四国を含む全区間が付与対象。ただしストアードフェア(SF)による自動券売機でのきっぷの購入や定期旅客運賃、定期券の区間内利用は付与対象外。また、他社利用分や自動券売機でのきっぷの購入金額部分は付与対象外。

2018年9月14日以前のエリア

2018年9月14日まではJR西日本のエリアは「近畿圏エリア」[120]と「岡山・広島・山陰・香川エリア」[121]と「石川・富山エリア」[122]に分かれており、エリアをまたがっての利用は出来なかったが、2018年9月15日のエリア拡大の際に一体化されている[123][124]

近畿圏エリア(PiTaPaポストペイサービス対象エリアと播但線・姫新線・紀勢本線のエリアが対象)については割愛する。

岡山・広島・山陰・香川エリア

SMART ICOCAの列車利用ポイント(J-WESTポイント)はJR四国を含む全区間が付与対象。ただしストアードフェア(SF)による自動券売機でのきっぷの購入や定期旅客運賃、定期券の区間内利用は付与対象外。

岡山・広島・山陰・香川エリアは「岡山・福山地区」、「広島地区」、「松江・米子・伯備地区」、「香川地区」に地区分けされており、各地区内での利用および「岡山・福山地区」と隣接地区同士の地区を跨っての利用のみが可能であった。

岡山・福山地区
  • 山陽本線:和気駅 - 三原駅
  • 福塩線:福山駅 - 神辺駅
  • 伯備線:倉敷駅 - 備中高梁駅
  • 吉備線(桃太郎線):全駅
  • 宇野線(宇野みなと線・瀬戸大橋線):岡山駅 - 茶屋町駅
  • 本四備讃線(瀬戸大橋線):茶屋町駅 - 児島駅
  • 津山線:岡山駅 - 法界院駅
  • 赤穂線:長船駅 - 東岡山駅
広島地区
  • 山陽本線:三原駅 - 南岩国駅(三原駅そのものは岡山・福山地区の駅)
  • 可部線:全駅
  • 呉線(瀬戸内さざなみ線):全駅
  • 芸備線:狩留家駅 - 広島駅
松江・米子・伯備地区
米子駅で撮影2018年8月15日現在
境線及び山陰本線淀江駅以東、西出雲駅以西、左記以外の伯備線がエリア外である旨が伝えられている。
  • 山陰本線:伯耆大山駅 - 出雲市駅
  • 伯備線:備中高梁駅 - 伯耆大山駅(備中高梁駅・新見駅・生山駅・根雨駅・伯耆大山駅発着のみ取り扱い。ICOCA定期券は発売しない。備中高梁駅そのものは岡山・福山地区の駅)。
香川地区
  • 本四備讃線(瀬戸大橋線):児島駅 - 宇多津駅
  • 予讃線:高松駅 - 多度津駅
    • 2012年3月17日に高松駅・坂出駅・児島駅の3駅相互間(香西駅 - 八十場駅間の各駅及び宇多津駅での入出場不可)、ならびに高松駅・坂出駅とJR西日本「岡山・福山地区」に跨がる乗車限定で導入開始。2014年3月1日から上記区間の全駅で利用が開始された[125]
    • 導入開始時は高松駅・坂出駅でのチャージはSMART ICOCAによるクイックチャージにのみ対応しており、現金チャージは扱っていなかった[126][127]。本格導入時に高松駅・端岡駅・坂出駅・宇多津駅・丸亀駅・多度津駅の6駅に現金対応のチャージ機が導入されている[40]。なお、JR四国でのICOCA発売駅も前述の6駅のみ。

金沢・富山エリア

2015年3月26日よりあいの風とやま鉄道の一部(「富山エリア」)で利用を開始し、2017年4月15日にJR西日本・IRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道の3社に跨った「石川・富山エリア」に利用範囲が拡大された。SMART ICOCAの列車利用ポイント(J-WESTポイント)は全区間が付与対象。ただしストアードフェア(SF)による自動券売機でのきっぷの購入や定期旅客運賃、定期券の区間内利用は付与対象外。

なお、2018年9月15日のエリア一体化後も、北陸本線以外の金沢・富山エリアとその他のエリアとの連続利用はできない。

  • 北陸本線:大聖寺駅 - 金沢駅間(福井県への乗り越しは不可)
  • 城端線:高岡駅 - 新高岡駅間
  • IRいしかわ鉄道線:全駅
  • あいの風とやま鉄道線:倶利伽羅駅 - 越中宮崎駅間
    • 2015年3月26日より利用開始。ただし通常デザインの大人用ICOCAのみ発売し、再発行や払い戻しは行わなかった。
    • 2016年2月27日よりAinokaze ICOCAの発売と再発行・払い戻し、通常デザインのICOCAとAinokaze ICOCAによるICOCA定期券・こどもICOCA・こどもICOCA定期券のサービスを開始し、通常デザインの記名式でない大人用ICOCAの払い戻しもできるようになった。
    • 利用開始当初はSMART ICOCAの列車利用ポイント(J-WESTポイント)の付与対象外であったが、2017年4月15日よりあいの風とやま鉄道線利用分もポイント付与の対象となった。

利用エリアに関する注記

ICOCA(相互利用可能なICカードを含む)でJR西日本のICOCAエリア内を連続乗車できる区間は、原則として「営業キロ200km以内」とされており、エリア内であってもこれを超える連続乗車はできない。ただし、以下の条件に合致する場合は200kmを超える連続乗車が可能となる[128]

IRいしかわ鉄道線・あいの風とやま鉄道線を区間に含む場合、営業キロに関係なく北陸本線大聖寺駅を超えて西側とのSF利用による連続乗車はできない[94][129][130](特急「サンダーバード」で七尾線内の駅を発着する場合も同様[72])。

また、ICOCAでのと鉄道が運行する七尾線 七尾駅 - 和倉温泉駅間の普通列車に乗車することは出来ない[94]

TOICAエリアとは亀山駅及び米原駅で連続しているが、それぞれの駅を跨いでICOCAエリアとTOICAエリアとのSF利用による連続乗車はできない(ICOCAエリアとTOICAエリアを跨ぐIC定期券は発行される)。また2023年春のICOCAエリア拡大以降は下関駅にてSUGOCAエリアと連続する予定である。

運賃計算の特例

ICOCA利用可能エリアでICOCAのカード残額を利用して乗車した場合、乗車経路ならびに大都市近郊区間内外を問わず、運賃が最も安くなる経路で精算される[131]。下記の区間はICOCAのカード残額を利用して乗車した際の「最も安くなる経路」に含めることができるが、ICOCA利用可能エリアに含まれないため、この区間を実際にICOCAのカード残額で乗車することはできない[94][132]。これは福岡近郊区間で利用可能エリア外を通過利用できるSUGOCAとは取り扱いが異なっている。

Suica、TOICA、SUGOCAなどの他のICカードと同様に、SF利用では途中下車や各種割引などの対象外となる。

利用エリアの拡大

2004年8月1日にSuicaとの相互利用を開始し[133]、2013年3月23日にはPASMOなどの全国10種のICカードの相互利用を開始するなど、それ以降相互利用可能エリアは拡大している。

他社との連絡定期券としては2010年5月に京阪電気鉄道とのICOCA連絡定期券の発売が(JR西日本のICOCAエリアの各駅で販売)[134]、2011年6月1日より、京阪での発売が(京阪線内定期・JR西日本線連絡定期も:大津線系統の各駅は、ICOCAの発売・定期券の利用範囲から除く)開始され、2012年12月1日より近鉄でもICOCA(近鉄グループのポイントカード機能付の「KIPS ICOCAカード」も)とICOCA定期券(近鉄線内定期およびJR西日本・京阪・阪神各社との連絡定期券、「近鉄 - JR西日本 - 近鉄」通過定期券)の発売を開始し、その後、近鉄とJR東海・南海・名鉄各社との連絡定期券も発売を開始した。

関西の私鉄の各駅で発売されるICOCAについては、JR西日本の各駅で発売されているものと同じ仕様(表面のデザイン・裏面の表記とも)のものとなっており、裏面の記載番号についても「JW」より始まるものとなっている(近鉄で発売されるKIPS ICOCA、あいの風とやま鉄道のAinokaze ICOCAでも同様である)。

JR四国では、2012年3月17日に本四備讃線と高松駅坂出駅でICOCAが導入された。同社ではICカード初導入である。

完全な相互利用ではないが、広島のスカイレールサービスでは、2013年1月にICOCAを利用可能とした新たな自動改札システムの運用を開始した。一般的な入退場管理システムをベースとしたもので、同社の定期券と回数券に限りICOCAに搭載して利用することができる[135][136]

他カードとの相互利用・片利用

相互利用関係(クリックで拡大)

以下のカードは、交通系ICカード全国相互利用サービスにより各カードエリアでのICOCA利用・及び各カードでのICOCAエリア利用が可能となっている。各エリア内でのチャージは、それぞれのカード対応の自動券売機、自動精算機、簡易入金機で可能である。なお、一部の事業者が発行している特割用カードは相互利用の対象となっていない。

一方、以下のカードは、ICOCAを当該ICカードのエリアで利用することはできるが、当該ICカードをICOCAエリアで利用することはできない。

今後の予定

JR西日本
今後、以下の区間でICOCAが利用可能になることが明らかになっている。
  • 山陽本線 徳山駅 - 下関駅間(2023年春予定[138]
    下関駅でSUGOCAエリアと接続するが、下関駅を跨がるSF利用は不可となる。ただし、SUGOCAエリアと跨がるIC定期券を発売し、ICOCAによる新幹線定期券「FREX」「FREXパル」の発売区間及び在来線IC定期券による「新幹線乗車サービス」が山陽新幹線全線に拡大される予定[139]
  • 山口線 新山口駅 - 山口駅間(新山口駅・湯田温泉駅・山口駅の各駅相互発着区間、2023年春予定[138]
万葉線
2013年7月30日に「新幹線戦略とやま県民会議」の席上で夏野元志射水市長があいの風とやま鉄道への導入に併せた“相乗り”構想を明らかにしたもので、あいの風とやま鉄道や高岡市との調整を進めて2015年度以降の導入を目指したいとしており、富山県知事(当時)の石井隆一も県として導入を支援する方針を示していた[140]。その後しばらくは具体的な進展は無かったが、富山県が2020年(令和2年)度当初予算案に「地域公共交通ネットワークの充実」施策の一環として「富山地方鉄道の安全対策や万葉線のICカード導入準備等に対する支援」として1億5千万円あまりの予算を計上しており、今後県による支援が予定されている[141]
くる梨日本交通 (鳥取県)日ノ丸自動車
鳥取市が2021年(令和3年)度1月臨時補正予算案に「鳥取市「明るい未来プラン」推進パッケージ」施策の一環として「公共交通キャッシュレス化推進事業費(コロナ克服・新時代開拓臨時交付金)」として5300万円の予算を計上しており、今後国と鳥取県による支援が予定され、2022年(令和4年)6月30日に鳥取市とJR西日本米子支社の間で基本合意書を締結し[142][143][144]、2023年4月の運用開始を予定している[145][146][147][148]
広島高速交通
2024年(令和6年)にアストラムライン全線で導入予定[149]。2025年3月末までのPASPYの廃止が決定したのを受けて、広島電鉄が主導で開発を進める後継の新システムに参加せずにICOCAを導入することを決めた[150]
防長交通
2023年(令和5年)3月中旬に周南市光市下松市の一般路線と高速バス広島 - 徳山・防府線、新山口 - 萩線「スーパーはぎ号」、および同社が運転を受託する山口市コミュニティバス萩循環まぁーるバスに導入し、それ以外の路線も2023年度中に導入予定[151]
石見交通イワミツアー
2023年(令和5年)3月に一般路線と高速バス広島 - 益田線「広益線(清流ライン高津川号)」「新広益線」、広島 - 浜田線「いさりび号」、広島 - 大田線「石見銀山号」に導入予定[152]。従来、広島 - 浜田線「いさりび号」に限りPASPYを導入していたが、2025年3月末までのPASPYの廃止が決定したのを受けて、広島電鉄が主導で開発を進める後継の新システムに参加せずにICOCAを導入することを決めた。
本四バス開発
2023年(令和5年)4月1日に一般路線と因島 - 尾道線と高速バス因島・尾道 - 広島線「フラワーライナー」、因島 - 福山線「シトラスライナー」、福山 - 松山線「キララエクスプレス」に導入予定[153]
ごんごバス(中鉄北部バス)
2023年(令和5年)4月1日に津山市内を走行するコミュニティバスのごんごバスに導入予定[154]

ICOCAを巡る出来事

職員によるICOCAを用いた不正行為

JR西日本
JR西日本では、駅員59名と委託社員10名がICOCAで乗車した後、窓口の処理機で乗車記録を消去するという手段で無賃乗車キセルに類似した行為)を繰り返したとする不祥事があり、その行為はサービスが開始された2003年11月から2004年8月まで行われていたとされる。不正利用の総額は104,630円に上った。このうち特に悪質と判断された駅員10名と委託社員5名の計15名は懲戒解雇となった。その後北新地駅勤務の駅員が、ICOCAの出入場記録を消去するなどして不正乗車を繰り返していたとして、2010年6月7日付で懲戒解雇、瀬野駅勤務の駅員がICOCAの出場記録を消去し640円分の運賃の支払いを免れていたとして2010年8月27日付で懲戒解雇[155]三国ヶ丘駅勤務の委託会社社員が2009年6月から2010年11月にかけて計9回、合計22,840円分の運賃の支払いを免れていたとして2011年1月4日付で懲戒解雇となった[156]。また、吹田駅勤務の男性駅員が、拾得物のICOCAを無断で用いて神戸電鉄神戸市営地下鉄などに乗車した上、下車の際に自動改札機を強行突破して無賃乗車して入場記録を消去し、また、拾得した別のICOCA3枚も払い戻しを受けていたことが判明しており、JR西日本はこの駅員の懲戒処分刑事告発を検討中である[157]
JR東海
JR東海では、社員7人が三重県桑名市の桑名駅に通勤する際、ICOCAを使用して近鉄線で無賃乗車を繰り返していた。無賃乗車の期間は2008年8月 - 2010年2月で、社員7人はICOCAで近鉄線に乗り、桑名駅でJR東海線「職務乗車証」を使ってJR東海管理の改札口で下車するか、そのまま職場に出向いていた。当時の桑名駅は近鉄とJR東海の共同使用駅で、相互に改札業務を委託している関係にあった。7人はJR東海の窓口内にある処理機でICOCAの入場記録を消去して近鉄線運賃を支払わなかったが、JR東海が処理機を調査し不正が発覚した。JR東海は近鉄に謝罪し、全額を賠償している。不正回数は計258回、不正総額は103,300円、社員1人あたりの不正回数は最高108回、最低4回。7人をすでに社内で処分したとして、不正を公表していなかった[158]。最終的に、この一連の不正乗車は社員85人が行っていたことが明らかになっている[159]
近鉄
近鉄では、2009年10月から2010年5月まで、ICOCAの乗車記録の消去などの不正行為が行われていることが発覚し、近鉄は「今回の事態を厳粛に受け止め、再発防止に取り組みたい」とコメントしている[160]
神戸市交通局
神戸市交通局では、市営地下鉄海岸線みなと元町駅の男性駅員が、ICOCAの入場記録を消去し2年8カ月間にわたって不正乗車していたことが判明し、同局は2010年7月2日に、この駅員を懲戒解雇の処分とし、また、兵庫県警刑事告発することになった[161]
阪急
阪急電鉄では、京都線運輸課に所属していた女性駅係員が遺失物として届けられたICOCA・現金など66件計16万2152円分を着服していたと発表した。2017年11月12日、西院駅で落とし物の届け出があったICカードの情報を管理システムに登録。16日に落とし主が名乗り出たため照会したところ、情報が削除されていることが判明した。システムにアクセスした履歴を調べたところ、女性駅係員の関与が浮上し、データ削除と着服を認めた。2017年12月12日付で女性駅係員を懲戒解雇処分とした。社内調査に対し、女性社員は「飲食や化粧品に使った」と説明。同社は「あるまじき行為。お客さまにおわび申し上げる」とのコメントを出した。刑事告発については「全額を弁済し、反省もしている」として見送るという[3]。なお着服したICOCAに定期券機能が付加されたものは無く、個人情報の流出はなかった。

自治体配布のICOCAのインターネットオークションへの出品

滋賀県甲賀市2017年3月からJR西日本草津線の利用促進を目的に子育て世帯や生活困窮家庭などに対し無料配布したオリジナルデザインICOCAがインターネットオークションに出品され、1枚当たり6万円で落札されていたことが判明した。市では「配布の趣旨を逸脱した行為である」として、適切な利用を呼び掛けている[162]

ICOCAモニターテスト

2003年6月28日から7月26日まで京阪神の主要駅の一部でICOCAモニターテストが行われた。正式導入前であくまでもテストなので、1,000名限定の募集となった。

  • モニターテストが行われた駅は大阪を中心としたJR西日本の京阪神22駅である。
    • 大阪駅
    • 塚口駅・猪名寺駅・伊丹駅・北伊丹駅・川西池田駅・中山寺駅・宝塚駅
    • 新大阪駅・東淀川駅・吹田駅・岸辺駅・千里丘駅・茨木駅・摂津富田駅・高槻駅
    • 塚本駅・尼崎駅・立花駅・甲子園口駅・西ノ宮駅(現在の西宮駅)・芦屋駅

歴史

脚注

注記

  1. ^ 洋服の青山や、関西地区と三重県(JR東海のTOICA電子マネーを導入)ミニストップの各店、京阪沿線のアンスリー各店、関西地区のファミリーマート各店(三重県・愛知県の一部店舗を含む)など、ICOCA電子マネーとPiTaPaショッピングサービスの双方に重複加盟している例は若干ある。されらにキャッシュレス決済推進のため、その他流通系・コード決済型と併せて導入している店舗もある。
  2. ^ 鉄道ジャーナル2004年8月号より。尚、ICOCAより先に登場したSuicaは2007年3月まで大人用のみで、かつこどもICOCAだけはSuicaエリアでは利用できなかった。
  3. ^ 切り欠きが2つの交通系ICカードが該当
  4. ^ 阪神タイガースOBの狩野恵輔が、自身で発売初日に並んで購入したことを出演番組やSNSで公表している。
  5. ^ 「1乗車毎」ではなく、1ヶ月の税別乗車料金の総額(下車、もしくは乗車の片方が他社局でも、実際に近鉄に乗車した分が加算される)を200で割ったポイントが、翌月14日くらいに付与される
  6. ^ 「ICOCAの付いた現金専用KIPSカード」という扱いのため、提示すれば、現金払いでも(一部の店舗では電子マネーやQRコード支払いでも)ポイントが付与される。逆に提示がなければ、KIPS ICOCAカードを使ってICOCA支払いをしても、ポイントは付与されない。
  7. ^ 写真のタイプはチャージは現金専用だが、同型のSMART ICOCAクイックチャージ対応型にはポイントチャージのボタンがある
  8. ^ 一部のクイックチャージ専用機設置駅は現金専用に設定
  9. ^ JR京都線(全線)・JR神戸線大阪駅 - 元町駅間)・JR宝塚線(大阪駅 - 宝塚駅間)の指定された駅間、およびJR東西線 北新地駅発着のJR神戸線・JR宝塚線方面の指定された駅間。大阪駅をまたぐ区間には設定されていない。
  10. ^ 引き換えにICOCAエリア相互間の普通回数券が廃止となる(JR東日本のように他社相互区間の発売を行っているJR他社での扱いは未定。ICOCAエリア相互間と同一運賃でもICOCAエリア外を含む区間や、ICOCAエリア内でも「新幹線経由」(特急券は別途購入)の普通回数券の発行は継続される他、、七尾駅 - 和倉温泉駅相互間の普通列車はのと鉄道が運行するため、のと鉄道の普通回数券の発売は継続される)。
  11. ^ a b 在来線特急の停車駅には臨時停車駅を含めない。
  12. ^ はやかけんエリアと連続する筑肥線は、この時点で相互利用の対象外。

出典

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関連項目

外部リンク