地域連携ICカード

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地域連携ICカード(ちいきれんけいアイシーカード)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)・ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズJR東日本メカトロニクスの三社が2018年(平成30年)に構想を発表し、2021年(令和3年)3月から導入が開始された、JR東日本の交通系ICカード・Suicaと各地域の交通系ICカード機能を1枚にまとめた「2in1カード」である[PR 1]

概要[編集]

地域連携ICカードと「10カード」の関係

従来、交通系ICカード全国相互利用サービスは既存の全国相互利用サービス対応ICカード(いわゆる「10カード」)を導入するか、独自のICカードを導入した上で「10カード」とシステムを接続する方法で対応してきた。しかし、地域交通事業者にとっては導入費用や運用面(独自サービスの改廃の必要など)で導入が進まなかったという課題があった。これを解決するため、「独自のICカード」と「Suica」の2つの機能を1枚のICカードで両存させることで、地域交通事業者内では定期券機能や独自ポイントの付与を行いつつ、Suicaとして全国相互利用サービスへの対応も可能とするために開発された[PR 1]

東日本旅客鉄道にとっては、複数の地域交通事業者でサーバーを共同利用することなどで地域交通事業者の投資額を抑えながらSuica機能を導入できるようにし、カード読み取り機の販売や決済手数料で収益を上げる狙いもあるとされている[1]

2021年3月に栃木県宇都宮市を中心とした地域で「totra」、岩手県交通のエリアで「Iwate Green Pass」としてそれぞれ導入され、その後も東日本旅客鉄道の事業エリアの各地で導入が進められている[PR 2]

地域連携ICカードの裏面の右下には「E」で始まる17桁の英数字(地域交通カードとしてのID番号)と「JE」で始まる17桁の英数字(SuicaのID番号)の2つの番号が記載されている。

Suicaとの「2in1カード」であるため、東京フリーきっぷなどのSuicaに対応しているフリー乗車券、JR東海JR西日本JR九州が提供しているスマートEX、JR東日本のタッチでGo!新幹線新幹線eチケットが利用できる他、Suica電子マネー加盟店舗での商品代金の支払いに利用できる。記名式カードの場合はバス定期券とSuica定期券(新幹線専用のSuicaFREX・FREXパル定期券及びSuica連絡定期券を含む)を1枚にまとめることが出来る事が可能である他(後述)、JRE POINTへの登録も可能である[2]。また、グリーン車Suicaシステムやタッチでエキナカ、PASMOに加盟しているバス事業者が提供しているバスIC一日乗車券やバスIC金額式定期券なども利用できる。

カード一覧[編集]

2023年7月現在、以下の12種類の地域連携ICカードが発売されている(五十音順)。

システム[編集]

発売額[編集]

各カードの発売額はカードによって異なる。発売額にはデポジット(預り金)500円が含まれており、発売額のうちデポジット分を差し引いた分が、初回利用の際の乗車券および電子マネーの充当分となる。新規購入後に追加チャージを行う事も可能である。デポジット制はカードの使い捨てを防止する観点から用いられているもので、カードを返却・払い戻した際には全額返金される。バス事業者の窓口によっては、記名式カードを取り扱わずに無記名式カードのみを取り扱う窓口がある。

カード名 発売額
MegoICa 1,000円 - 20,000円までの1,000円単位
AOPASS
ハチカ 1,000円
AkiCA
Towada SkyBlue Pass 2,000円
Iwate Green Pass
odeca
Shuhoku Orange Pass
iGUCA 1,000円 - 5,000円までの1,000円単位
totra
cherica 1,000円 - 5,000円までの1,000円単位・10,000円
nolbé 1,000円 - 5,000円までの1,000円単位・10,000円・20,000円

チャージ[編集]

カードのチャージ(入金)は、地域連携ICカード取扱窓口、バス車内、宇都宮芳賀ライトレール線車内、JR東日本の自動券売機(緑色)・多機能券売機(黒色、設置されていない駅もある)・チャージ専用機(ピンク色、設置されていない駅もある)・自動精算機キオスクNewDaysや一部大手コンビニエンスストアファミリーマートミニストップローソンセブン-イレブンスリーエフセイコーマート)・セブン銀行ATMでチャージが可能である他、PASMOTOICAICOCAnimocaなど相互利用事業者の駅・バス車内にあるICカード対応の自動券売機・自動精算機・簡易入金機(一部事業者のみ)・駅窓口、事務室(同)・運賃箱でもチャージ可能である。

また、記名式Suicaカードと同様に記名式地域連携ICカードは「オートチャージ」サービスにも対応している[PR 3]

バス車内と宇都宮芳賀ライトレール線の場合は1,000円単位でチャージすることができる。バス車内の場合は乗務員に申し出てから地域連携ICカードを読み取り部に置き、その次に紙幣を運賃箱の挿入口に入れる。宇都宮芳賀ライトレール線の場合はチャージボタンを押した後に地域連携ICカードを読み取り部に置き、その次に紙幣を運賃箱の挿入口に入れる。ただし、両方の場合も、残額が10,000円を超えている場合はPASMO・nimoca同様にチャージできない[PR 4]

記名式カードへの変更[編集]

無記名式カードから記名式カードへの変更は、Suicaカードと同様にSuicaエリア内やJR東日本の新幹線停車駅にある「多機能券売機」と「みどりの窓口」で受け付けるが[注 1][PR 5]、記名式カードを取り扱うバス事業者の営業所でも無記名式カードから記名式カードへの変更を受け付ける場合がある(後述)。

紛失時・障害発生時[編集]

記名式カードの再発行や障害手続きに関しては、基本的に発行したバス事業者で行う。JR東日本とPASMO加盟事業者では再発行登録手続きのみ行い、その後発行したバス事業者で再発行手続きを行う[PR 6]

カードの返却・払い戻し[編集]

地域連携ICカード自体を払い戻す場合、発行したバス事業者でカード自体やバスIC定期券の払い戻しの手続きを行う。バスIC定期券とSuica定期券をまとめている場合は、先にバス事業者でバスIC定期券部分の払い戻しを行い、Suica定期券部分をJR東日本の「みどりの窓口」で払い戻しを行う。カードの返却・払い戻しの際には、デポジットが無手数料で返金されるほか、定期券部分の払い戻し可能額やSF部分の残額がある場合、それらの金額から払い戻し手数料(手数料は各カードによって異なる)を差し引いた額がデポジットとあわせて返金される[PR 7]

カード詳細[編集]

AOPASS[編集]

AOPASS
通称 アオパス
使用エリア 青森県
Suica・地域連携ICカード相互・片利用エリア
導入 2022年3月5日
規格
運用 青森市企業局交通部
通貨 日本円 (最高チャージ金額20,000円)
有効期限 最終利用日から10年
取扱事業者
販売場所
  • 青森市営バスの営業所(東部・西部)・青森駅前発売所・NTT青森支店前発売所
  • サンロード青森1階総合サービスカウンター
  • あおもり観光情報センター(新青森駅2階)
  • バス車内・市内のコンビニエンスストア
ウェブサイト   https://www.city.aomori.aomori.jp/koutsu/iccard-aopass/index.html
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AOPASS(アオパス)は、青森圏域で導入している地域連携ICカード。

2022年(令和4年)3月5日から青森市営バス青森市市バス八洲交通青森観光バス弘南バスに運行委託)、「ねぶたん号」(青森観光バスに運行委託)で、同年3月12日から「Suica」など交通系ICカードを導入済のJRバス東北青森支店管内の「青森空港線」と「横内線」のみ導入[注 2][3][PR 8][4]

種類・定期券(AOPASS)[編集]

AOPASSとしては以下の種類がある。

無記名式AOPASS
氏名などの個人情報を登録せずに、鉄道・バス乗車時の運賃精算の支払いに利用できる。一般用のみ発売。
紛失時の再発行は出来ない。
記名式AOPASS
購入時に氏名(カタカナ)、生年月日、電話番号などの個人情報を登録するAOPASSで、登録人以外は使用できない。原則としてカードの表面に氏名等の印字は行わない。
個人情報を登録することにより、万一の紛失時に使用停止措置と残高を保証した再発行が有償で受けられる。
一般用のほか、小児運賃を差し引く小児用AOPASS、学生を対象とした学生用AOPASS、エリア内で割引運賃を適用する障がい者用AOPASSがある。
バス車内・青森市内のコンビニエンスストアでは記名式AOPASSの発売は行わない。

無記名式カードから記名式カードへの変更は、Suicaエリア内やJR東日本の新幹線停車駅にある「多機能券売機」と「みどりの窓口」(「AOPASS」エリア内ではSuica青森エリア(青森駅新青森駅弘前駅)の「みどりの窓口」)の他にも、バス車内・青森市内のコンビニエンスストア以外のの「AOPASS」取扱窓口でも受け付ける。

AOPASS定期券
記名式AOPASSにバスの定期券情報を追加したもの。通勤定期券のほか、通学定期券が存在する。
通学定期に加えて、「学期」単位で発売の学期定期も存在する。
AOPASS券面に定期券情報が印字されないため、発売時に発行される「定期券明細書」を同時に携帯する必要がある。
通常の定期券の他に、青森公立大学発着の場合のみJRバス東北との共通定期券を発売する。
AOPASS定期券利用者は、土曜・日祝日に限り、定期以外の区間も全線で1乗車につき100円で利用可能な「エコ100サービス」が利用できる。
AOPASS定期券を利用して乗り越し乗車をした場合は、乗り越し区間の運賃が自動精算される。

ポイントサービス (AOPASS)[編集]

交通ポイントサービスが実施されており、乗車1回ごとに区間運賃の3%相当(学生用AOPASSは20%相当)を付与する。通常のポイントに加え、当月中の利用運賃に応じてボーナスポイントが貯まる。貯まったポイントが1乗車の運賃額相当を超えている場合、下車時にポイントから自動的に運賃に充当される。ポイントの有効期間は、最後に交通ポイントを付与・利用した日から1年間。

MegoICa[編集]

MegoICa
通称 メゴイカ
使用エリア 青森県
Suica・地域連携ICカード相互・片利用エリア
導入 2023年2月25日
規格
運用 弘南バス
通貨 日本円 (最高チャージ金額20,000円)
有効期限 最終利用日から10年
乗り放題機能 津軽漫遊フリーパス(65歳以上・定期券)
平日ワンデーパス
ワンバケーションパス
岩木白神パス
100円バス1日券
取扱事業者
販売場所
ウェブサイト https://www.konanbus.com/megoica.html
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MegoICa(メゴイカ)は、弘南バスが導入している地域連携ICカード[PR 9]。愛称は津軽弁の「めごい」(かわいい)に由来し、「日頃から皆様にめごがられているようなICへなりたい」という願いをこめた名称となっている。

2023年(令和5年)2月25日から弘南バスが運行する一般路線バスに導入[注 3][注 4]

MegoICaのサービス開始に伴い、弘南バスが発売していた回数券は2024年(令和6年)3月31日までの利用となり、払い戻しは2025年(令和7年)3月31日までとなる。

種類・定期券 (MegoICa)[編集]

MegoICaとしては以下の種類がある。

無記名式MegoICa
氏名などの個人情報を登録せずに、鉄道・バス乗車時の運賃精算の支払いに利用できる。一般用のみ発売。
紛失時の再発行は出来ない。
記名式MegoICa
購入時に氏名(カタカナ)、生年月日、電話番号などの個人情報を登録するMegoICaで、登録人以外は使用できない。原則としてカードの表面に氏名等の印字は行わない(印字を希望する際は弘前駅などのJR東日本のみどりの窓口で対応)。
個人情報を登録することにより、万一の紛失時に使用停止措置と残高を保証した再発行が有償で受けられる。
一般用のほか、小児運賃を差し引く小児用MegoICa、後述するポイントの付与率が高い学生用の学生MegoICa、MegoICaエリア内で割引運賃を適用する障がい者用MegoICaがある。
MegoICa定期券
記名式MegoICaにバスの定期券情報を追加したもの。通勤定期券のほか、通学定期券が存在する。
MegoICa券面に定期券情報が印字されないため、発売時に発行される「定期券明細書」を同時に携帯する必要がある。
MegoICa定期券にはその他高齢者用サービス「津軽漫遊フリーパス」 もある。

無記名式カードから記名式カードへの変更は、Suicaエリア内やJR東日本の新幹線停車駅にある「多機能券売機」と「みどりの窓口」(「MegoICa」エリア内ではSuica青森エリア(弘前駅新青森駅青森駅)と盛岡駅の「みどりの窓口」[注 5])の他にも、「MegoICa」取扱窓口でも受け付ける。

ポイントサービス (MegoICa)[編集]

交通ポイントサービスが実施されており、ストアードフェアを利用した乗車1回ごとに区間運賃の3%相当(学生MegoICaは20%相当)を付与する。貯まったポイントが1乗車の運賃額相当を超えている場合、下車時にポイントから自動的に運賃に充当される。ポイントの有効期間は、最後に交通ポイントを付与・利用した日から1年間である。

なお、学生用MegoICaを除き月に5,000円以上MegoICaエリアでストアードフェアを利用した場合、5,000円毎に350ポイントが付与される。

ハチカ[編集]

ハチカ
通称 HACHICA
使用エリア 青森県岩手県軽米町洋野町
Suica・地域連携ICカード相互・片利用エリア
導入 2022年2月26日
規格
運用 八戸市
通貨 日本円 (最高チャージ金額20,000円)
有効期限 最終利用日から10年
取扱事業者
販売場所
ウェブサイト  https://www.city.hachinohe.aomori.jp/section/hachica/
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ハチカは、八戸市交通部及び岩手県北自動車南部支社が導入している地域連携ICカード[PR 10]

2022年(令和4年)2月26日から八戸市交通部及び岩手県北自動車南部支社に導入[注 6][PR 11][5]

八戸市交通部と南部バスの一般路線バス、南部バスが運行している「八盛号」で利用可能[PR 12]。「八盛号」に関しては岩手県北自動車の「iGUCA」と相互利用となる[注 7]

ハチカのサービス開始に伴い、八戸市交通部と南部バスが発売していた回数券やフリー乗車券の発売は2022年2月25日に終了し、発売済みの回数券は2023年(令和5年)3月31日までの利用となる。

なお、回数券は八戸市交通部・南部バス・十和田観光電鉄の3社間で相互利用が可能だったが、こちらも2023年3月31日で終了し、十和田観光電鉄発行の回数券(2023年3月31日発売終了)は2023年4月1日以降、十和田観光電鉄の一般路線バスのみでの利用となる[PR 13]

種類・定期券 (ハチカ)[編集]

ハチカとしては以下の種類がある。

無記名式ハチカ
氏名などの個人情報を登録せずに、鉄道・バス乗車時の運賃精算の支払いに利用できる。一般用のみ発売。
紛失時の再発行は出来ない。
記名式ハチカ
購入時に氏名(カタカナ)、生年月日、電話番号などの個人情報を登録するハチカで、登録人以外は使用できない。原則としてカードの表面に氏名等の印字は行わない(印字希望の際は八戸駅などのJR東日本のみどりの窓口で対応)。
個人情報を登録することにより、万一の紛失時に使用停止措置と残高を保証した再発行が有償で受けられる。
一般用のほか、小児運賃を差し引く小児用ハチカ、満12歳の中学生 - 満22歳を対象とした青春ハチカ、ハチカエリア内で割引運賃を適用する障がい者用ハチカがある。
ハチカ定期券
記名式ハチカにバスの定期券情報を追加したもの。通勤定期券のほか、通学定期券が存在する。
ハチカ券面に定期券情報が印字されないため、発売時に発行される「定期券内容控え」を同時に携帯する必要がある。
通常の区間指定の定期券の他にも、八戸市営バス・南部バスの両事業者で共通利用可能な複数事業者共通定期券がある。
ハチカ定期券利用者は、土曜・日祝日に限り、定期以外の区間も全線で1乗車につき100円で利用可能な「休日100円サービス」が利用できる。
ハチカ定期券にはエリア定期券も発売されている。
  • 高齢者バス特別乗車証(はつらつバス共通券)
  • 障がい者バス特別乗車証(ほほえみバス共通券)
  • 南部町内エリア定期
  • 五戸町内エリア定期
  • 三戸町内エリア定期
  • 田子町町内エリア定期

無記名式カードから記名式カードへの変更は、Suicaエリア内やJR東日本の新幹線停車駅にある「多機能券売機」と「みどりの窓口」(「ハチカ」エリア内では八戸駅盛岡駅の「みどりの窓口」[注 8])の他にも、「ハチカ」取扱窓口でも受け付ける。

ポイントサービス (ハチカ)[編集]

交通ポイントサービスが実施されており、ストアードフェアを利用した乗車1回ごとに区間運賃の3%相当(青春ハチカは12%相当)を付与する(「八盛号」利用の場合はポイントは付与されない)。はつらつバス共通券並びにほほえみバス共通券を利用した場合は、南部バスを利用して八戸市外で乗車または降車する場合に発生する市外での乗車区間分運賃を、ハチカにチャージした電子マネーで支払った場合に限り交通ポイントが付与される。貯まったポイントが1乗車の運賃額相当を超えている場合、下車時にポイントから自動的に運賃に充当される。ポイントの有効期間は、最後に交通ポイントを付与・利用した日から1年間である。

また、八戸市営バスでは交通ポイントを1ポイント1円で発売している。八戸市営バスと南部バスのみでしか利用出来ないが、SFとは別に最大65,535ポイント(65,535円分)まで蓄積することができるため、バス利用のみに限定したカードの利用も可能となる[PR 14]

Towada SkyBlue Pass[編集]

Towada SkyBlue Pass
通称 トワダスカイブルーパス
使用エリア 青森県
Suica・地域連携ICカード相互・片利用エリア
導入 2022年4月29日
規格
運用 十和田観光電鉄
通貨 日本円 (最高チャージ金額20,000円)
有効期限 最終利用日から10年
取扱事業者
販売場所
ウェブサイト  http://www.toutetsu.co.jp/pdf/towada_skyblue_pass.pdf
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Towada SkyBlue Pass(トワダスカイブルーパス)は、十和田観光電鉄で導入している地域連携ICカード[6]

カード発売開始に先立ち、2022年(令和4年)3月5日からIC乗車サービスを開始した。当初は「十和田市 - 七戸 - (みちのく) - 青森線」および「十和田市 - 七戸 - 野辺地 - まかど温泉線」が対象[PR 15]だったが、2023年3月1日より、十和田市街地循環路線などを除いた全路線に対象を拡大した。カード名称は事前に公式発表されず、発行開始日の2022年4月29日に「Towada SkyBlue Pass」と公式発表され、同社の地域連携ICカードとして発行開始した[PR 16][6]

サービス開始当初は対象路線が限られていたため回数券は引き続き発売していたが、全線でのサービス開始に伴い、2023年3月31日をもって回数券の発売を終了し、2024年3月31日をもって発売済みの回数券の利用も終了する。

ハチカの項目でも記載のとおり、十和田観光電鉄、南部バス、八戸市営バスの3社で回数券の相互利用を行っていたが、南部バスと八戸市営バスで回数券の利用が終了する2023年3月31日をもって相互利用は終了となり、十和田観光電鉄の回数券は2023年4月1日以降は自社路線でのみ利用可能となる。

基本システムは国際東北グループである岩手県交通の「Iwate Green Pass」と秋北バスの「Shuhoku Orange Pass」と共通化されている他[PR 17]、カードのデザインも「Iwate Green Pass」「Shuhoku Orange Pass」と共通である。カードの色はスカイブルー。

種類 (Towada SkyBlue Pass)[編集]

Towada SkyBlue Passとしては以下の種類がある。

無記名式カード
氏名などの個人情報を登録せずに、鉄道・バス乗車時の運賃精算や大人用のみ発売。
窓口で即時発行可能だが、紛失時の再発行は出来ない。
記名式カード
購入時に氏名(カタカナ)、生年月日、電話番号などの個人情報を登録するTowada SkyBlue Passで、登録人以外は使用できない。
原則としてカードの表面に氏名等の印字は行わない。
大人用のほか、小児用、障がい者用がある。
発行受付は当初は十和田市中央案内所のみの対応だったが、現在は八戸営業所と三沢案内所でも対応可能。青森総合営業所と野辺地案内所では記名式カードの発売は行わない。

無記名式カードから記名式カードへの変更は、Suicaエリア内やJR東日本の新幹線停車駅にある「多機能券売機」と「みどりの窓口」(「Towada SkyBlue Pass」エリア内では八戸駅七戸十和田駅新青森駅青森駅)の他にも、記名式カードを取扱うバス営業所・案内所(十和田市中央・八戸・三沢)でも受け付ける。

定期券
記名式Towada SkyBlue Passにバスの定期券情報を追加したもの。通学定期券の他に、通勤などに使用できる持参人式定期券が存在する。
券面に定期券情報が印字されないため、発売時に発行される「定期券明細書」を同時に携帯する必要がある。
持参人式・通学の両方とも、往復定期券の他に「片道定期券」が存在する。

ポイントサービス (Towada SkyBlue Pass)[編集]

交通ポイントサービスが実施されており、ストアードフェアを利用した乗車1回ごとに区間運賃の3%相当を付与する。貯まったポイントが1乗車の運賃額相当を超えている場合、下車時にポイントから自動的に運賃に充当される。ポイントの有効期間は、最後に交通ポイントを付与・利用した日から1年間。

Iwate Green Pass[編集]

Iwate Green Pass
通称 イワテグリーンパス
使用エリア 岩手県
Suica・地域連携ICカード相互・片利用エリア
導入 2021年3月27日
規格
運用 岩手県交通
通貨 日本円 (最高チャージ金額20,000円)
プリペイド機能 あり
有効期限 最終利用日から10年
取扱事業者
販売場所
ウェブサイト http://www.iwatekenkotsu.co.jp/iccard.html
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Iwate Green Pass(イワテグリーンパス)は岩手県交通が発行し、同社の盛岡・北上都市圏の全路線と「花巻市コミュニティバス土沢線」(東和町総合サービス公社に運行を受託)で導入している地域連携ICカード。

一般路線では盛岡都市圏管内(松園営業所滝沢営業所巣子車庫都南営業所矢巾営業所紫波営業所)の全路線と北上都市圏管内(花巻営業所北上営業所)の全路線で利用可能[PR 18][PR 19][PR 20][PR 21][PR 22][PR 23][PR 24][PR 25][PR 26][注 9]

高速バスでは花巻空港リムジンバス、「アーバン号」、「けんじライナー」、仙台 - 釜石線[PR 27]で利用可能[PR 28][注 4][注 10][注 11]。 コミュニティバスでは盛岡都心循環バス「でんでんむし」矢巾町市街地循環バス「やはばす」(岩手県交通へ運行委託)、花巻市街地循環バス「ふくろう号」「星めぐり号」(岩手県交通へ運行委託)、「花巻市コミュニティバス土沢線」(東和町総合サービス公社へ運行委託)で利用可能[PR 29][[PR 30]

基本システムは国際東北グループである秋北バスの「Shuhoku Orange Pass」と十和田観光電鉄の「Towada SkyBlue Pass」と共通化されている他[PR 17]、カードのデザインも「Shuhoku Orange Pass」「Towada SkyBlue Pass」と共通である。カードの色は黄緑。

高速バスを除く上記の対象路線ではIwate Green Passの導入に際し、従来のバスカードのサービスを終了している[注 12]

種類 (Iwate Green Pass)[編集]

Iwate Green Passとしては以下の種類がある。定期券については Iwate Green Passでの発行が見送られている。

無記名式カード
氏名などの個人情報を登録せずに、鉄道・バス乗車時の運賃精算や大人用のみ発売。
窓口で即時発行可能だが、紛失時の再発行は出来ない。
記名式カード
購入時に氏名(カタカナ)、生年月日、電話番号などの個人情報を登録する Iwate Green Passで、登録人以外は使用できない。
原則としてカードの表面に氏名等の印字は行わない。
大人用のほか、小児用がある。障がい者用は発行が見送られている。
バス営業所(滝沢・松園・都南・矢巾・紫波・北上)、盛岡バスセンター乗車券売り場、岩手県交通本社では申込書へ記入後に即時発行可能。花巻駅前バス案内所で記名式カードの発行を希望する場合は、申込書に記入の上で後日花巻駅前バス案内所へ記名式カードの受け取りに出向くか、無記名式カード発行当日以降に紫波営業所などの記名式カード取扱窓口や花巻駅北上駅などの「みどりの窓口」で無記名式カードから記名式カードへ変更するかのいずれかとなる。
盛岡駅前バス案内所・松園バスターミナル・さくら野バス案内所では記名式カードの発売は行わない。

無記名式カードから記名式カードへの変更は、Suicaエリア内やJR東日本の新幹線停車駅にある「多機能券売機」と「みどりの窓口」(「Iwate Green Pass」エリア内ではSuica盛岡エリア内(盛岡~北上間・雫石駅新花巻駅)の「みどりの窓口」と仙台駅の「みどりの窓口」「多機能券売機」)の他にも、記名式カードを取扱うバス営業所(滝沢・松園・都南・矢巾・紫波・北上)、盛岡バスセンター乗車券売り場、岩手県交通本社でも受け付ける。

ポイントサービス (Iwate Green Pass)[編集]

交通ポイントサービスが実施されており、一般路線バスと「花巻空港線」においてストアードフェアを利用した乗車1回ごとに区間運賃の3%相当を付与する(高速バス「アーバン号」は2022年4月1日以降はポイントが付与されない)。貯まったポイントが1乗車の運賃額相当を超えている場合、下車時にポイントから自動的に運賃に充当される。ポイントの有効期間は、最後に交通ポイントを付与・利用した日から1年間。

iGUCA[編集]

iGUCA
通称 イグカ
使用エリア 岩手県
Suica・地域連携ICカード相互・片利用エリア
導入 2022年2月19日
規格
運用 岩手県北自動車
通貨 日本円 (最高チャージ金額20,000円)
有効期限 最終利用日から10年
取扱事業者
販売場所
  • 岩手県北自動車の営業所・支所(盛岡・盛岡南・八幡平・沼宮内・宮古・山田・一戸・伊保内・久慈)
  • 岩手県北自動車盛岡駅前案内所・宮古駅前案内所・盛岡バスセンター乗車券売り場
  • ジェイアールバス東北二戸支店
ウェブサイト   http://www.iwate-kenpokubus.co.jp/archives/21698/
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iGUCA(イグカ)は、岩手県北自動車が発行し、同社とジェイアールバス東北盛岡支店二戸支店[PR 31][PR 32]が導入している地域連携ICカード。

2021年6月の公式発表で、ICカード名称は「IGUCA」(全て大文字)、カードデザインやロゴマークは「iGUCA」(先頭のみ小文字)としていたが[PR 11]、2022年1月の公式発表において、ICカード名称もカードデザインやロゴマークと同様「iGUCA」(先頭のみ小文字)とすることを正式発表した[PR 33]

2022年2月19日から岩手県北自動車の一般路線バス、106急行バス、「久慈こはく号」、「八盛号」、「みちのく号」、「アーバン号」、「ヨーデル号」、「あすなろ号」、「三陸高速バス[注 4][注 10]とジェイアールバス東北が運行する早坂高原線、「白樺号」、「スワロー号」に導入[PR 31][PR 32][PR 33][PR 34][注 13]。「八盛号」は八戸市交通部及び岩手県北自動車南部支社の「ハチカ」と相互利用となる[注 7]

iGUCA導入に伴い、従来のバスカードの発売は2022年1月31日に終了し、従来のバスカードの利用は同年7月31日までとなる[PR 35]

種類・定期券 (iGUCA)[編集]

iGUCAとしては以下の種類がある。

無記名式iGUCA
氏名などの個人情報を登録せずに、鉄道・バス乗車時の運賃精算の支払いに利用できる。大人用のみ発売。
紛失時の再発行は出来ない。
記名式iGUCA
購入時に氏名(カタカナ)、生年月日、電話番号などの個人情報を登録するiGUCAで、登録人以外は使用できない。原則としてカードの表面に氏名等の印字は行わない。
個人情報を登録することにより、万一の紛失時に使用停止措置と残高を保証した再発行が有償で受けられる。
大人用のほか、小児運賃を差し引く小児用iGUCAと、iGUCAエリア内で割引運賃を適用する障がい者用iGUCAがある。
iGUCA定期券
記名式iGUCAにバスの定期券情報を追加したもの。通勤定期券のほか、通学定期券が存在する。
iGUCA券面に定期券情報が印字されないため、発売時に発行される「定期券内容控え」を同時に携帯する必要がある。
共通定期券は発売されていないため、盛岡駅前案内所、久慈営業所、ジェイアールバス東北二戸支店で定期券を購入する際は事業者を選択しなければならない。ジェイアールバス東北が運行する早坂高原線、白樺号、スワロー号用のiGUCA定期券は、盛岡駅前案内所、久慈営業所、ジェイアールバス東北二戸支店のみで発売する[PR 32]。 ジェイアールバス東北二戸支店における岩手県北自動車用iGUCA定期券の発売は、当面は伊保内営業所 - 二戸駅前と伊保内営業所 - 県立二戸病院の各路線に限り発売する。
通常の区間指定の定期券の他、以下の種類が存在する。
  • 2区間定期券:2路線以上のバスを乗り継ぐ事が可能な定期券
  • 平日定期券:平日のみ利用可能の定期券
  • は数定期券:1か月+1日=6か月 - 29日まで日数を指定して利用可能な定期券
  • もりだい300Pass:盛岡バスセンター - 盛岡駅前間の各停留所と盛岡大学間を割引運賃で乗車できる定期回数券。有効期限は1か月。
iGUCA定期券を利用して乗り越し乗車をした場合は、乗り越し区間の運賃が自動精算される。

無記名式カードから記名式カードへの変更は、Suicaエリア内やJR東日本の新幹線停車駅にある「多機能券売機」と「みどりの窓口」(「iGUCA」エリア内ではSuica盛岡エリア内(盛岡北上間・雫石駅新花巻駅)・いわて沼宮内駅二戸駅の「みどりの窓口」[注 14]仙台駅の「みどりの窓口」「多機能券売機」)の他にも、iGUCA取扱窓口でも受け付ける[PR 36]

ポイントサービス (iGUCA)[編集]

交通ポイントサービスが実施されており、岩手県北自動車の一般路線、106急行バス、「久慈こはく号」、「みちのく号」(「みちのく号」は「iGUCA」で岩手県北自動車運行便を利用した場合に限る)、早坂高原線、白樺号においてストアードフェアを利用した乗車1回ごとに区間運賃の3%相当を付与する(定期券や定期回数券での利用並びに「久慈こはく号」「みちのく号」以外の高速バス・「スワロー号」ではポイントが付与されない。「ヨーデル号」と「あすなろ号」は2023年4月1日以降は交通ポイントは付与されない)。交通ポイントは両社で相互利用可能である[PR 37]。貯まったポイントが1乗車の運賃額相当を超えている場合、下車時にポイントから自動的に運賃に充当される。従来のバスカードからポイント移行することも可能[PR 35]。2022年6月15日から盛岡市の地域ポイントである「MORIO-J」からiGUCA交通ポイントへの移行が可能となった[7][PR 38]。ポイントの有効期間は、最後に交通ポイントを付与・利用した日から1年間。

odeca[編集]

odeca(オデカ)はJR東日本が自社のBRT路線(気仙沼線・大船渡線BRT)向けに導入した地域連携ICカード。元々は2013年から導入した独自規格(Suica片利用可)の乗車カード(交通系ICカード)だったが、2023年に従来の乗車カードを廃止した上で、同名の地域連携ICカードにリニューアルした。

Shuhoku Orange Pass[編集]

Shuhoku Orange Pass
通称 しゅうほくオレンジパス
使用エリア 秋田県
Suica・地域連携ICカード相互・片利用エリア
導入 2022年3月12日
規格
運用 秋北バス
通貨 日本円 (最高チャージ金額20,000円)
プリペイド機能 あり
有効期限 最終利用日から10年
自動チャージ なし
乗り放題機能 なし
取扱事業者
販売場所
  • 秋北バスの営業所・案内所(大館・花輪・鷹巣・米内沢)、大館駅チケットカウンター
  • 秋北バス本社
  • 花輪駅前ステーション
  • 秋北航空サービス大館営業所
  • バス車内
ウェブサイト  https://shuhokubus-gr.co.jp/topics/ICcard.html
テンプレートを表示

Shuhoku Orange Pass(しゅうほくオレンジパス)は、秋北バスで導入している地域連携ICカード。

2022年(令和4年)3月12日から「みちのく号」に導入し、2023年3月9日からは大館地区、北秋田地区、鹿角地区の一般路線バスにも導入[PR 17][PR 39][8][PR 40]

基本システムは国際東北グループである岩手県交通の「Iwate Green Pass」と十和田観光電鉄の「Towada SkyBlue Pass」と共通化されている他[PR 17]、カードのデザインも「Iwate Green Pass」「Towada SkyBlue Pass」と共通である。カードの色はオレンジ。

種類・定期券 (Shuhoku Orange Pass)[編集]

無記名式カード
氏名などの個人情報を登録せずに、鉄道・バス乗車時の運賃精算や大人用のみ発売。
窓口で即時発行可能だが、紛失時の再発行は出来ない。
記名式カード
購入時に氏名(カタカナ)、生年月日、電話番号などの個人情報を登録するShuhoku Orange Passで、登録人以外は使用できない。
原則としてカードの表面に氏名等の印字は行わない。
大人用のほか、小児用、障がい者がある。
個人情報を登録することにより、万一の紛失時に使用停止措置と残高を保証した再発行が有償で受けられる。
秋北バス本社、花輪営業所、大館駅チケットカウンター、バス車内では記名式カードの発売は行わない。
定期券
記名式カードにバスの定期券情報を追加したもの。
券面に定期券情報が印字されないため、発売時に発行される「定期券内容控え」を同時に携帯する必要がある。
当面は「みちのく号」のみ導入し、一般路線ではIC非対応の定期券を継続発行する。
2024年4月1日から、下記のIC定期券の発売を開始した[PR 41]
  • 大館市得とく定期券
  • 北秋田市じょうもんパス
  • ゴールドパス
  • 運転免許返納ゴールドパス

無記名式カードから記名式カードへの変更は、Suicaエリア内やJR東日本の新幹線停車駅にある「多機能券売機」と「みどりの窓口」(「Shuhoku Orange Pass」エリア内では盛岡駅矢幅駅の「みどりの窓口」[注 15])の他にも、記名式カードを取扱う秋北バスの営業所・案内所(大館・鷹巣・米内沢)、秋北航空サービス大館営業所、花輪駅前ステーションで受け付ける。

ポイントサービス (Shuhoku Orange Pass)[編集]

交通ポイントサービスが実施されており、ストアードフェアを利用した乗車1回ごとに区間運賃の3%相当を付与する(「みちのく号」は「Shuhoku Orange Pass」で秋北バス運行便を利用した場合に限る)。貯まったポイントが1乗車の運賃額相当を超えている場合、下車時にポイントから自動的に運賃に充当される。ポイントの有効期間は、最後に交通ポイントを付与・利用した日から1年間。

AkiCA[編集]

AkiCA
通称 アキカ
使用エリア 秋田県
Suica・地域連携ICカード相互・片利用エリア
導入 2022年3月26日
規格
運用 秋田中央交通
通貨 日本円 (最高チャージ金額20,000円)
プリペイド機能 あり
有効期限 最終利用日から10年
自動チャージ AkiCAエリアでは無
乗り放題機能 あり
取扱事業者
販売場所
ウェブサイト  https://www.akita-chuoukotsu.co.jp/pdf/use_akica.pdf
テンプレートを表示

AkiCA(アキカ)は、秋田市圏域で導入している地域連携ICカード。 秋田中央交通株式会社が発行。 2022年(令和4年)3月26日から、秋田市が主導し、秋田中央交通及び秋田市マイタウン・バス秋田中央トランスポート高尾ハイヤーキングタクシーに運行委託)に導入[PR 42][PR 43]

沿革 (AkiCA)[編集]

対象路線 (AkiCA)[編集]

秋田市マイタウン・バスの車内ではAkiCAへのチャージ不可。

発行券種 (AkiCA)[編集]

無記名式AkiCA
氏名などの個人情報を登録せずに、鉄道・バス乗車時の運賃精算や大人用のみ発売。
窓口で即時発行可能だが、紛失時の再発行は出来ない。
記名式AkiCA
購入時に氏名(カタカナ)、生年月日、電話番号などの個人情報を登録するAkiCA。登録人以外は使用できない。秋田駅前案内所では対応不可。
原則としてカードの表面に氏名等の印字は行わない(秋田駅みどりの窓口で対応)。
個人情報を登録することにより、万一の紛失時に使用停止措置と残高を保証した再発行が有償で受けられる。
「小児用AkiCA」も存在する。
福祉割引AkiCA
各種障害者手帳等の所持など、一定の条件がある場合に発行される、記名式AkiCA。
一日乗り放題券が載せられない等、一部制約がある。

無記名式カードから記名式カードへの変更は、Suicaエリア内やJR東日本の新幹線停車駅にある「多機能券売機」と「みどりの窓口」(「AkiCA」エリア内では秋田駅の「みどりの窓口」のみ)の他にも、秋田駅前案内所以外の「AkiCA」取扱窓口で受け付ける。

シニアアキカ[編集]

2022年(令和4年)10月1日、ワンコインバス事業のICカード化に伴い、発行開始。

秋田市内の乗車に限り、1乗車100円がチャージから支払われる。潟上市以北(追分三差路停留所)にまたがる路線は、追分三差路停留所を境に潟上市以北の区間の通常運賃と秋田市内区間100円の合算額がチャージから引き落とされる。

いずれの場合も、後述のポイントサービスの対象外となっている。

定期券サービス (AkiCA)[編集]

令和5年5月12日にサービス開始された。券面には印字がされない。

ポイントサービス (AkiCA)[編集]

秋田中央交通のすべての一般路線及び秋田市マイタウン・バスの乗車運賃の3%が付与されるが、小数点以下は切り捨てとなる。ポイントの有効期限は、最終付与日から1年間となる。ただし、対象外となるケースもある。

その他 (AkiCA)[編集]

潟上市が発行する、潟上市内区間秋田中央交通路線を100円で乗車できる割引利用券とAkiCAの併用はできない(秋田市以南及び井川町以北にまたがる場合)。

cherica[編集]

yamako cherica
shoko cherica
通称 ヤマコウ チェリカ
ショウコウ チェリカ
使用エリア 山形県
Suica・地域連携ICカード相互・片利用エリア
導入 2022年5月14日
規格
運用 山交バス(yamako cherica)
庄内交通(shoko cherica)
通貨 日本円 (最高チャージ金額20,000円)
有効期限 最終利用日から10年
取扱事業者
販売場所
  • 山交ビルバス案内センター
  • 山交バス・庄内交通の営業所・運行管理所(寒河江・上山・米沢・新庄・天童・温海)
  • 山交バス山形駅前案内所
  • エスモールバスターミナル
  • 庄交バスターミナル
ウェブサイト  https://www.yamakobus.jp/guide/charter-ic.html
https://www.shonaikotsu.jp/local_bus/shoko_cherica.html
テンプレートを表示

cherica(チェリカ)は、山形県内バス事業者で導入している地域連携ICカード。山交バス発行分は「yamako cherica」(ヤマコウ チェリカ)、庄内交通発行分は「shoko cherica」(ショウコウ チェリカ)となる[PR 44]

2022年(令和4年)5月14日から山交バス庄内交通山形市コミュニティバス「べにちゃんバス」(山交バスに運行委託)、米沢市民バス村正運輸辻自動車、山交バスに運行委託)、山形空港シャトル(山交ハイヤーが運行)、山交バスが運行する仙台 - 山形線仙台 - 上山線特急48ライナー、山交バスと庄内交通が運行する山形 - 鶴岡・酒田線に導入[注 10][注 16][PR 45][PR 44]

種類・定期券 (cherica)[編集]

chericaとしては以下の種類がある。

無記名式cherica
氏名などの個人情報を登録せずに、鉄道・バス乗車時の運賃精算やSuicaショッピングサービス加盟店舗での商品代金の支払いに利用できる。一般用のみ発売。
紛失時の再発行は出来ない。
記名式cherica
購入時に氏名(カタカナ)、生年月日、電話番号などの個人情報を登録するchericaで、登録人以外は使用できない。原則としてカードの表面に氏名等の印字は行わない。
個人情報を登録することにより、万一の紛失時に使用停止措置と残高を保証した再発行が有償で受けられる。
一般用のほか、小児運賃を差し引く小児用cherica、chericaエリア内で割引運賃を適用する障がい者用chericaがある。障がい者用chericaは、yamako chericaは山交バス利用の場合に限り、shoko chericaは庄内交通利用の場合に限り割引となる。
山交バス山形駅前案内所では、記名式chericaの発売は行わない。
cherica定期券
記名式chericaにバスの定期券情報を追加したもの。通勤定期券・通学定期券の他にも、yamako cherica、shoko chericaごとに各種定期券が存在する。
cherica券面に定期券情報が印字されないため、発売時に発行される「定期券内容控え」を同時に携帯する必要がある。
cherica定期券を利用して乗り越し乗車をした場合は、乗り越し区間の運賃が自動精算される。
仙台 - 山形線仙台 - 上山線に関してはyamako cherica定期券は発売されず、IC非対応の定期券を継続発行する。特急48ライナーのyamako cherica定期券は山形県内発着となるものに限り発売し、仙台市内のみ発着するものは発売しない。
yamako chericaにおける通勤定期券・通学定期券以外の定期券は以下の通り。
  • 平日限定通学定期券
  • オレンジパス
  • シルバー定期券
  • 自動車運転免許証返納者定期券
  • 山形市シルバー3ヶ月定期券
shoko chericaにおける通勤定期券・通学定期券以外の定期券は以下の通り。
  • 片道定期券(通勤・通学)
  • キャンパスパスポート
  • 平日限定通学定期券
  • ゴールドパス・免許返納者割引定期券
  • 鶴岡市内定期券
  • 酒田市内定期券

無記名式カードから記名式カードへの変更は、Suicaエリア内やJR東日本の新幹線停車駅にある「多機能券売機」と「みどりの窓口」(「yamako cherica」エリア内では山形新幹線停車駅・北山形駅寒河江駅仙台駅北仙台駅の「みどりの窓口」と「多機能券売機」[注 17])の他にも、山交バス山形駅前案内所を除く「yamako cherica」「shoko cherica」取扱窓口で受け付ける。

ポイントサービス (cherica)[編集]

交通ポイントサービスが実施されており、乗車1回ごとに、2022年9月30日までは区間運賃の10%相当、同年10月1日以降は区間運賃の3%相当を付与する(山形空港シャトルはポイントが付与されない)。ポイント付与はyamako chericaで山交バス、「べにちゃんバス」、米沢市民バス利用の場合に限り、shoko chericaで庄内交通利用の場合に限り付与される。通常のポイントに加え、当月中の利用運賃に応じてボーナスポイントが貯まる。貯まったポイントが1乗車の運賃額相当を超えている場合、下車時にポイントから自動的に運賃に充当される。yamako chericaとshoko chericaとの間でポイントの相互利用は出来ない。ポイントの有効期間は、yamako chericaが通常の交通ポイントは最後に交通ポイントを付与・利用した日から1年間、ボーナスポイントの累計有効期間は1年間。shoko chericaが通常の交通ポイントは期限なし、ボーナスポイントの累計有効期間は1年間。


totra[編集]

totra
通称 トトラ
使用エリア 栃木県
Suica・地域連携ICカード相互・片利用エリア
導入 2021年3月21日
規格
運用 関東自動車(totra運営協議会事務局)
通貨 日本円 (最高チャージ金額20,000円)
プリペイド機能 あり
有効期限 最終利用日から10年
自動チャージ あり
乗り放題機能 高齢者専用定期券「おでさぽ70」
取扱事業者
販売場所
  • 関東自動車の営業所・定期券窓口
  • ジェイアールバス関東宇都宮支店・西那須野支店
  • 宇都宮ライトレール定期券うりば(宇都宮駅東口・平石車両基地)
ウェブサイト https://www.ic-totra.jp/
テンプレートを表示

totra(トトラ)は、関東自動車が発行し[PR 46]、同社とジェイアールバス関東宇都宮支店西那須野支店)、「宇都宮市地域内交通[注 18]デマンド交通[注 19][注 20]」、宇都宮ライトレール[注 21]が導入している地域連携ICカード。

総合的(英語: total)に輸送(英語: transportation)をつなぐICカードの意味を込めて命名された[PR 47]

種類・定期券 (totra)[編集]

totraとしては以下の種類がある。

totraカード(無記名式)
氏名などの個人情報を登録せずに、鉄道・バス乗車時の運賃精算やSuicaショッピングサービス加盟店舗での商品代金の支払いに利用できる。大人用のみ発売。
紛失時の再発行は出来ない。
記名式totra
購入時に氏名(カタカナ)、生年月日、電話番号などの個人情報を登録するtotraで、登録人以外は使用できない。原則としてカードの表面に氏名等の印字は行わない。
個人情報を登録することにより、万一の紛失時に使用停止措置と残高を保証した再発行が有償で受けられる。
大人用のほか、小児運賃を差し引く小児用totraと、totraエリア内で割引運賃を適用する障がい者用totraがある。
totra定期券
記名式totraにバスの定期券情報を追加したもの。通勤定期券のほか、通学定期券が存在する。
totra券面に定期券情報が印字されないため、発売時に発行される「定期券内容控え」を同時に携帯する必要がある。
おでさぽ70以外の共通定期券は発売されていないため、バス定期券に関しては、関東自動車宇都宮駅前定期券センター並びにジェイアールバス関東(宇都宮支店・西那須野支店)で定期券を購入する際は事業者を選択しなければならない。宇都宮ライトレールとバスとの連絡定期券は、関東自動車との連絡定期は関東自動車宇都宮駅前定期券センターで、ジェイアールバス関東との連絡定期券は、ジェイアールバス関東(宇都宮支店・西那須野支店)と関東自動車宇都宮駅前定期券センターでそれぞれ発売する。
通常の区間指定の定期券の他、以下の種類が存在する。
  • エリア定期券:特定のエリア内(地帯制運賃区間など)が利用可能な定期券
  • 乗継定期券:2路線以上のバスを乗り継ぐ事が可能な定期券
  • 2区間定期券:中間での鉄道利用を念頭に置いた、離れた2区間の定期券
おでさぽ70
70歳以上限定で発行される高齢者専用定期券で、関東自動車及びジェイアールバス関東が運行する栃木県内の一般路線バス全路線が利用可能。

totraの導入に際し、宇都宮地区で運用していた従来のバスカードサービスを2021年1月に終了し、乗降方法を「前乗り前降り」から「後乗り前降り」へ機器更新が終わった車両から順次変更された。

無記名式カードから記名式カードへの変更は、Suicaエリア内やJR東日本の新幹線停車駅にある「多機能券売機」と「みどりの窓口」(「totra」エリア内では宇都宮駅小山駅那須塩原駅黒磯駅などの「みどりの窓口」と「多機能券売機」)の他にも、totra取扱窓口でも受け付ける[PR 46]

ポイントサービス (totra)[編集]

以下の独自ポイントサービスが実施されている。

交通ポイント
ストアードフェアを利用した乗車1回ごとに区間運賃の2%相当を付与する(定期券区間内の利用、及び不足額を現金で支払った場合はポイントが付与されない)。
貯まったポイントが1乗車の運賃額相当を超えている場合、下車時にポイントから自動的に運賃に充当される。
ポイントの有効期間は、最後に交通ポイントを付与・利用した日から1年間。
福祉ポイント
宇都宮市の独自事業で、満70歳以上の宇都宮市民に年1回10,000ポイントを、精神障がい者保健福祉手帳の交付を受けた宇都宮市民に(1,000×利用月数)のポイントを付与する。記名式totraの購入が必要で、事前に宇都宮市の窓口での申請が必要。
福祉ポイントは交通ポイントと同様に下車時の運賃充当が行われる。
ポイントの有効期間は、付与年度の3月31日まで。

nolbé[編集]

nolbé
通称 ノルベ
使用エリア 群馬県
Suica・地域連携ICカード相互・片利用エリア
導入 2022年3月12日
規格
運用 群馬県バス事業協同組合
通貨 日本円 (最高チャージ金額20,000円)
有効期限 最終利用日から10年
取扱事業者
販売場所
  • 前橋駅バス案内所、高崎駅バス総合案内所
  • 永井運輸本社、矢島タクシー本社
  • 群馬バス総合バスセンター
  • 日本中央バス前橋バスセンター
  • 上信観光バス、群馬中央バス、群馬バス、永井運輸、矢島タクシーの営業所(高崎、前橋、榛名、岩瀬川)
ウェブサイト  
テンプレートを表示

nolbé(ノルベ)は、群馬県内バス事業者で導入している地域連携ICカード。

2022年(令和4年)3月12日から上信電鉄群馬中央バス日本中央バス、日本中央交通群馬バス矢島タクシー永井運輸が運行する一般路線バス(前橋・高崎・渋川・太田地区のみ、一部路線を除く)[注 22]、「マイバス」、「伊香保タウンバス」(1・2号線)[注 23]、「ぐるりん」、「高崎アリーナシャトル」、「はるバス」、日本中央バスが運行している高速バス「前橋・高崎 - 池袋・新宿・秋葉原・東京駅線」「前橋・高崎 - 羽田空港線」にそれぞれ導入[PR 48][PR 49][PR 50][9]。nolbéでは交通ポイントサービスの導入が見送られている。

参加事業者は群馬県共通バスカード「ぐんネット」参加バス事業者とほぼ重複する(矢島タクシーはぐんネット不参加)が、「ぐんネット」加盟の関越交通は2020年4月にPASMOを一部路線に導入しており、nolbéの導入事業者とはなっていないが、相互利用はできる。なお、上信電鉄はnolbé導入直後の2022年4月1日より、バス事業を上信観光バスへ譲渡しており[PR 51][PR 52]、同社が運行する鉄道路線「上信線」には導入されなかったため、同日より上信電鉄に代わって上信観光バスがnolbéの導入事業者となっている。

種類・定期券(nolbé)[編集]

nolbéとしては以下の種類がある。日本中央交通ではnolbé定期券の発行が見送られている[PR 53]

無記名式nolbé
氏名などの個人情報を登録せずに、鉄道・バス乗車時の運賃精算の支払いに利用できる。一般用のみ発売。
紛失時の再発行は出来ない。
記名式nolbé
購入時に氏名(カタカナ)、生年月日、電話番号などの個人情報を登録するnolbéで、登録人以外は使用できない。原則としてカードの表面に氏名等の印字は行わない。
個人情報を登録することにより、万一の紛失時に使用停止措置と残高を保証した再発行が有償で受けられる。
一般用のほか、小児運賃を差し引く小児用nolbé、エリア内で割引運賃を適用する障がい者用nolbéがある。
nolbé定期券
記名式nolbéにバスの定期券情報を追加したもの。通勤定期券のほか、通学定期券が存在する。
nolbé券面に定期券情報が印字されないため、発売時に発行される「定期券明細書」を同時に携帯する必要がある。
複数の事業者が運行している路線に関しては、nolbé定期券購入時に利用する事業者を選択する事になる(関越交通のIC金額式定期券もnolbéで発行可能)。
nolbé定期券を利用して乗り越し乗車をした場合は、乗り越し区間の運賃が自動精算される。
永井運輸では2区間定期券も発売している[PR 54]

無記名式カードから記名式カードへの変更は、Suicaエリア内やJR東日本の新幹線停車駅にある「多機能券売機」と「みどりの窓口」(「nolbé」エリア内では高崎駅前橋駅高崎問屋町駅伊勢崎駅などの「みどりの窓口」と「多機能券売機」)の他にも、nolbé取扱窓口でも受け付ける。


乗継割引・往復割引[編集]

Iwate Green Pass、iGUCA、shoko cherica、totra、nolbéでは、乗継割引や往復割引のサービスを行っている。特記がある場合を除き、当該カード利用の場合のみ適用される。

  • Iwate Green Pass
    • 盛岡駅前 - イオンモール盛岡・前潟間並びに盛岡駅前 - イオンモール盛岡南間を4時間15分以内で往復利用した場合、復路の運賃が50円割引となる[PR 55]。従来のイオンモール往復割引乗車券は2023年9月30日限りで発売を終了する。
    • 松園基幹バスと松園支線バスをIwate Green Pass、iGUCAなど他の地域連携ICカード、Suica、PASMOICOCAなどで乗り継ぐ場合は、現金乗車時と同様に乗車時にのりつぎ券を取る必要がある。のりつぎ券を取らないで乗車した場合は乗継割引の対象外となる。
  • iGUCA
    • 60分以内に岩手県北自動車の路線同士を乗り継いだ場合、乗継先のバスの運賃が80円割引となる。但し、岩手県北自動車の路線とジェイアールバス東北が運行する路線(早坂高原線、白樺号、スワロー号)との乗継、早坂高原線、白樺号、スワロー号同士での乗継は乗継割引の対象外となる。
  • shoko cherica
    • 平日に乗継対象ダイヤにおいてイオンモール三川で庄内交通の路線を乗り継いだ場合、乗継先のバスの運賃が割引となる。
  • totra
  • nolbé
    • ぐるりん各路線同士(100円区間は除く)、ぐるりん榛名線・倉渕線とはるバス斉渡中北線・宮沢白岩線をnolbé、totraなど他の地域連携ICカード、Suica、PASMO、ICOCAなどで乗り継ぐ場合、乗継先のバスの運賃が100円に割引となる。また、2回以上の乗継も割引になる。この場合は、現金乗車時と同様に乗車時に乗り継ぎ券を取る必要がある。乗り継ぎ券を取らないで乗車した場合は乗継割引の対象外となる[PR 57]

バスIC定期券とSuica定期券・SuicaFREX・FREXパル定期券を1枚にまとめる場合[編集]

地域連携ICカードエリアとSuicaエリアが重複しているエリアで発行されている記名式カードの内、MegoICa、AOPASS、iGUCA、AkiCA、yamako cherica、totra、nolbéは、バスIC定期券とSuica定期券を1枚にまとめる事が可能である。発着地がSuica盛岡エリアであるShuhoku Orange Passの「みちのく号」用IC定期券もSuica定期券にまとめる事が可能である[注 24]

地域連携ICカードエリアとSuicaFREX・FREXパルエリアが重複しているエリアで発売されているiGUCA、totra、nolbé(記名式カードのみ)とShuhoku Orange Passの「みちのく号」用IC定期券、yamako chericaの「特急48ライナー」用IC定期券は、バスIC定期券とSuicaFREX・FREXパルを一枚にまとめる事が可能である[注 25]

totra、nolbéは、バスIC定期券並びに宇都宮芳賀ライトレール線の定期券とTOICAエリアにまたがるSuica定期券並びにTOICAエリアにまたがるSuicaFREX定期券・SuicaFREXパル定期券(両方ともJR東日本が発行したものに限る)を1枚にまとめる事が可能である[PR 58][注 26]。totra、nolbéは、SuicaエリアとPASMOエリアとの鉄道連絡定期はJR東日本が発売したものに限り発行可能であり、PASMO鉄道定期券をtotra、nolbéにまとめる事は出来ない。

バスIC定期券とSuica定期券並びにSuicaFREX・FREXパル定期券を1枚にまとめる場合は、先にをバスIC定期券を発行してからSuica各エリア内にあるJR東日本の指定席券売機・多機能券売機・みどりの窓口でSuica定期券並びにSuicaFREX・FREXパル定期券を発行する必要がある。

なお、Suica・SuicaFREX・FREXパル各エリアと重複しており、バスIC定期券が発行されていないIwate Green Pass(記名式カードのみ)は、Suica定期券並びにSuicaFREX・FREXパル定期券のみ発行可能である。

高速・都市間バスの利用[編集]

地域連携ICカード発行事業者が運行する一部の高速バス・都市間バスは、地域連携ICカードの他にも、Suica・PASMOなど交通系ICカード全国相互利用サービスに対応したICカードで乗車可能。但し、日本中央バスが運行する羽田空港発着路線は、羽田空港発の便に関しては、自動券売機における乗車券購入(地域連携ICカード・Suica・PASMOなどでも購入可能)による利用となる。

太字は地域連携ICカード・Suica・PASMO導入事業者。

利用可能な便

  • 〇:全便利用可能
  • △:宮城交通運行便のみかつicscaのみ利用可能
  • ▲:東日本急行運行便はICカードは利用不可
  • ▽:宮城交通運行便のみかつicscaのみ利用可能でかつ、東日本急行運行便はICカードは利用不可
  • ×:利用不可

交通ポイントの付与

  • 〇:地域連携ICカードを発行した事業者が運行する便のみ付与(A社が発行したカードでA社が運行する便(A社が発行しているカードを導入している事業者も含む)を利用する場合のみ付与、A社が発行したカードでB社が運行する便を利用する場合は付与されない)
  • △:iGUCA利用時のみ付与(「ハチカ」利用時では付与なし)
  • ▲:山形県内 - 仙台間の路線はyamako chericaで山交バス運行便を利用した場合のみ付与(宮城交通運行便を利用した場合は付与なし)
  • ×:交通ポイントの付与なし
路線名 運行事業者 地域連携ICカード
(全カード)
交通系ICカード全国相互利用サービス対応カード
SuicaPASMOTOICAICOCAなど)
片利用可能なエリアのみで利用可能なカード
icscaりゅーとなど)
交通ポイントの付与
あすなろ号 弘南バス
岩手県北自動車
× ×
ヨーデル号 × ×
みちのく号 秋北バス
岩手県北自動車
×
八盛号 岩手県北自動車 × ×
久慈こはく号 ×
106特急・急行バス ×
白樺号 ジェイアールバス東北 ×
スワロー号 × ×
アーバン号 岩手県交通
岩手県北自動車
ジェイアールバス東北
宮城交通
東日本急行
×
三陸高速バス 岩手県北自動車
宮城交通
×
仙台 - 釜石線 岩手県交通
宮城交通
×
仙台 - 山形線 山交バス
宮城交通
仙台 - 上山線
特急48ライナー 山交バス ×
山形 - 鶴岡・酒田線 山交バス
庄内交通
×
前橋・高崎 - 池袋・新宿・秋葉原・東京駅線 日本中央バス × ×
前橋・高崎 - 羽田空港線 日本中央バス
東京空港交通
× ×
伊勢崎・桐生 - 羽田空港線 × ×

ICフリー乗車券[編集]

MegoICa、ハチカ、AOPASS、AkiCA、chericaではICフリー乗車券も発売している。導入している地域連携ICカードの他にも、他地域の地域連携ICカード・Suica(モバイルSuicaも含む)・PASMO(モバイルPASMOも含む)が利用可能。

購入は当日最初の運賃支払い時、ICカードを運賃箱にタッチする前に利用したいICフリー乗車券の購入を申し出て、乗務員が運賃箱の操作を行ってからカード読み取り部にICカードをタッチさせることでSFから乗車券の料金が差し引かれて利用できるようになる。2回目以降は無申告でICカードを運賃箱にタッチさせればよい。

前日までの前売りは行っておらず、ICカード取り扱い窓口ではICフリー乗車券の購入は出来ない。

購入時にSFの残高がICフリー乗車券の金額に満たない場合はチャージを行ってから購入する必要がある。

TOICAやICOCAなど、地域連携ICカード・Suica・PASMO以外のICカードや、バスの定期券が付与されているICカードでは購入出来ない。

各カードにおけるICフリー乗車券は以下の通り。

  • MegoICa
    • 平日ワンデーパス
      1日券。平日のみ弘南バスの全路線(一部路線を除く)で利用可能。
    • ワンバケーションパス
      1日券。土休日および弘南バスが指定する日のみ弘南バスの全路線(一部を除く)で利用可能。
    • 岩木白神パス
      2日券。枯木平線・西目屋村役場線・スカイラインシャトルバス暗門白神号・弘前市内100円バスが乗り放題となっているもの。
    • 100円バス1日券
      弘前市内100円バスが乗り放題のもの。
  • ハチカ
    • IC共通一日乗車券
      • 八戸市内乗り放題タイプ
      • 八戸圏域乗り放題タイプ
  • AOPASS
    • IC1日・2日乗車券
      • 青森市営バス・青森市市バス・ねぶたん号共通乗り放題タイプ
      • 青森市営バス・青森市市バス乗り放題タイプ
      • ねぶたん号乗り放題
市営バス・市バス・ねぶたん号共通乗り放題タイプは、1日間用と2日間用の設定があり、休日のみ利用可能。
市営バス・市バス乗り放題タイプは、1日間用のみの設定があり、休日のみ利用可能。
ねぶたん号乗り放題タイプは、1日間用と2日間用の設定があり、平日・休日とも利用可能。ねぶたん号乗り放題タイプに限り、ICカード乗車券の他に、紙タイプの乗り放題乗車券も発売する。
IC一日乗車券発売開始に伴い、従来のカード式・紙式の一日乗車券は、2022年3月4日をもって、発売終了した[注 27]
  • AkiCA
    • 乗り放題乗車券
      • 一日乗り放題乗車券
      • ぐるる一日乗り放題乗車券
一日乗り放題乗車券は、秋田空港リムジンバス、国際教養大学線、ぐるる、秋田市マイタウン・バスは利用できない。福祉割引を利用している場合は、紙式の一日乗り放題乗車券を購入する事になる。
ぐるる一日乗り放題乗車券は、秋田中央交通の一般路線バス、秋田市マイタウン・バスは利用できない。福祉割引を利用している場合は、紙式のぐるる一日乗り放題乗車券を購入する事になる。
  • cherica
    • やまがた共通一日乗車券(山形市内全路線)
    • つるおか1日乗り放題券(鶴岡市内全路線)
つるおか1日乗り放題券は(Aコース、Bコース、Cコース)の3種類がある。

障害者用Suica・PASMOサービスの開始[編集]

関東ICカード相互利用協議会は、原則障害者[注 28]と介助者が同時に利用する場合のSuica・PASMOカードのサービスを2023年3月18日から開始しており、「地域連携ICカードエリアにおいても利用が可能」としている[PR 59]

今後の予定[編集]

導入予定[編集]

以下の地域で地域連携ICカードの導入が予定されている(導入の早い順)。

LOCOCA(ジェイアールバス関東白河支店・新常磐交通)
ジェイアールバス関東(白河支店)と新常磐交通が福島県浜通り地域と県南地域において2024年5月18日に導入を予定している地域連携ICカード[PR 60][10][PR 61]。2024年1月12日に導入するカード名が「LOCOCA」(ロコカ)と発表された[PR 62]
KURURU(長野地域バス各社)
アルピコ交通長電バスなどが長野市周辺の5市町村で導入しているICカード。2025年(令和7年)春を目途にシステム更新を行う際にSuicaの機能を追加し、地域連携ICカードとしてリニューアルされる予定[11][PR 63][PR 64]となっていたが、2024年1月15日に、券面デザイン・名称[注 29]と共に導入時期が2025年3月頃と発表された[PR 65]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 多機能券売機」もしくは「みどりの窓口」がない駅、Suica一部対応駅、「指定席券売機」では無記名式カードから記名式カードへの変更は不可。
  2. ^ 但し、青森市営バス・青森市市バス・ねぷたん号と平行する他社路線は、2022年5月の時点で「AOPASS」は利用できない。また、2021年3月27日から、JRバス東北青森支店管内の一般路線で「Suica」など交通系ICカードが利用可能となり、「AOPASS」導入後は相互利用が可能となったほか、2022年3月12日から「青森空港線」と「横内線」のみ「AOPASS」に対応。十和田観光電鉄バス青森線については「AOPASS」サービス開始の2022年3月5日に交通系ICカードを導入し「AOPASS」でも利用可能となったが、十和田観光電鉄では独自の地域連携ICカード「Towada SkyBlue Pass」を2022年4月29日に導入したため、「AOPASS」の定期券・交通ポイントは対象外となる。なお、弘南バスでは、2023年2月25日から、前述の通り地域連携ICカード『MegoIca(メゴイカ)』を導入しており、弘南バス青森線では「AOPASS」の利用は可能なものの交通ポイントの連携などについては不明。
  3. ^ ただし、後述するAOPASSエリアの青森市バスについては不明。
  4. ^ a b c 「ヨーデル号」は岩手県交通担当便、岩手県北自動車担当便で、「あすなろ号」は岩手県北自動車担当便で交通系ICカード全国相互利用サービスによる利用が可能。「ヨーデル号」「あすなろ号」にMegoICaで岩手県交通担当便、岩手県北自動車担当便に乗車した場合、交通ポイントは付与されない。岩手県交通の「Iwate Green Pass」や岩手県北バスの「iGUCA」などの交通系ICカード全国相互利用サービスでは弘南バス便は利用できない。
  5. ^ 「MegoICa」エリア内において「みどりの窓口」がある鯵ヶ沢駅では五能線がSuicaエリア外であるため、無記名式カードから記名式カードへの変更は不可。
  6. ^ 但し、両事業者と並行し、3事業者間との回数券による共通乗車制度に参加していた十和田観光電鉄バスは、2022年3月5日から一部路線において交通系ICカードが利用可能となったが、八戸市内に乗り入れる十和田 - 八戸線および八戸 - 三沢空港間連絡バスでは、2023年3月1日より利用できるようになった。ただし、十和田観光電鉄で導入している地域連携ICカード「Towada SkyBlue Pass」と「ハチカ」の交通ポイントの相互利用はできない。
  7. ^ a b 「八盛号」は岩手県北自動車担当便、岩手県北自動車南部支社担当便の両方で「iGUCA」「ハチカ」両方を相互利用することが可能であるが(交通ポイントは付与されない)、「iGUCA」エリアと「ハチカ」エリアが重複する岩手県軽米町と岩手県洋野町を運行している一般路線バスは、「iGUCA」と「ハチカ」の交通ポイントの相互利用はできない。
  8. ^ 「ハチカ」エリア内において「みどりの窓口」がある本八戸駅鮫駅では八戸線がSuicaエリア外であるため、無記名式カードから記名式カードへの変更は不可。
  9. ^ 但し、「Iwate Green Pass」エリア内と「odeca」エリア内を運行する盛岡大船渡線はICカード自体が利用できない。
  10. ^ a b c 「アーバン号」は岩手県交通担当便、岩手県北自動車担当便、ジェイアールバス東北担当便では交通系ICカード全国相互利用サービスによる利用が可能であるが、3社担当便では仙台市交通局icscaは利用できない。「三陸高速バス」は岩手県北自動車担当便では交通系ICカード全国相互利用サービスによる利用が可能であるが、仙台市交通局のicscaは利用できない。仙台 - 釜石線は岩手県交通担当便では交通系ICカード全国相互利用サービスによる利用が可能であるが、仙台市交通局のicscaは利用できない。仙台 - 山形線、仙台 - 上山線は、山交バス担当便では仙台市交通局のicscaはストアードフェアによる利用はできない。
  11. ^ 但し、釜石営業所管内と大船渡営業所管内は「Iwate Green Pass」エリア外のため両営業所では「Iwate Green Pass」の発売は行わない。
  12. ^ 各営業所管内では、サービス開始からしばらくは交通系ICカードのみの車両と、磁気カードのみの車両が混在する形となっていたが、松園営業所管内は2022年4月30日までに、滝沢営業所管内では2023年1月27日までに、都南営業所管内では2023年4月25日までに、矢巾営業所管内では2023年5月31日までに、紫波営業所管内では2023年7月22日までに全車両の交通系ICカード対応が完了した。花巻営業所と北上営業所管内はサービス開始からしばらくは交通系ICカードのみの車両と、磁気カードのみの車両が混在する形となる。
  13. ^ 但し、JRバス東北二戸支店管内で、かつ一部区間が岩手県北自動車の路線と並行する二戸市内線、小鳥谷線、軽米線、一戸線、葛巻町100円バスではICカード自体が利用できない。
  14. ^ 「iGUCA」エリア内において「みどりの窓口」がある宮古駅久慈駅大更駅では山田線八戸線花輪線がSuicaエリア外であるため、無記名式カードから記名式カードへの変更は不可。
  15. ^ 「Shuhoku Orange Pass」エリア内において「みどりの窓口」がある鹿角花輪駅では花輪線がSuicaエリア外であるため、無記名式カードから記名式カードへの変更は不可。
  16. ^ 山形空港シャトルはICカード非対応車両が充当される場合はICカードが利用出来ない。
  17. ^ 「yamako cherica」エリア内において「みどりの窓口」があり、かつSuica一部対応駅である山寺駅では無記名式カードから記名式カードへの変更は不可。「shoko cherica」エリア内において「みどりの窓口」があるあつみ温泉駅鶴岡駅余目駅では羽越本線陸羽西線がSuicaエリア外であるため、無記名式カードから記名式カードへの変更は不可。
  18. ^ 「東日本旅客鉄道株式会社ICカード乗車券取扱規則」では、「宇都宮市コミュニティタクシー運行事業者」と記載がある。
  19. ^ 2022年9月1日から導入。
  20. ^ 取扱のみでカードの販売は行っていない
  21. ^ 開業日の2023年8月26日から導入。
  22. ^ 但し、群馬バスが運行している路線の内、箕郷 - 駒寄・はるな郷線、間野 - 里見小学校線、権田 - 月並 - 新開入口・はまゆう山荘線、安中市役所 - 嶺 - 松井田支所線並びに日本中央バスが運行している奥多野線では、nolbéは利用できない。
  23. ^ 伊香保タウンバス」4号線はICカード自体が利用できない。
  24. ^ Shuhoku Orange Passの「みちのく号」用IC定期券とSuica定期券・SuicaFREX・FREXパル定期券を1枚にまとめる場合は、秋北バスで「みちのく号」用IC定期券の発行後、盛岡駅矢幅駅(「みちのく号」の停留所最寄駅)などの指定席券売機・みどりの窓口でSuica定期券並びにSuicaFREX・FREXパル定期券を発行する必要がある。yamako chericaエリアは山寺駅がSuica一部対応駅となっているため、同駅発着のSuica定期券は発行しない。
  25. ^ SuicaFREX・FREXパルは、totraエリアでは東京 - 那須塩原間、iGUCAエリア並びにShuhoku Orange Passの「みちのく号」用IC定期券とSuicaFREX・FREXパルをまとめる場合は北上 - 盛岡間、nolbéエリアでは東京 - 上毛高原間と東京 - 上越妙高間で利用可能。yamako chericaの「特急48ライナー」用IC定期券とSuicaFREX・FREXパルをまとめる場合は古川 - 郡山間で利用可能。iGUCAエリアの内、盛岡 - 新青森間はSuicaFREX・FREXパルによる利用は不可。
  26. ^ TOICAエリアにまたがるSuicaFREX定期券・SuicaFREXパル定期券は、東海道新幹線と東北・上越北陸新幹線とまたがって利用する事は不可となっており、totra、nolbé各エリアから東京駅 - 小田原駅間の東海道新幹線停車駅までは在来線利用となる。
  27. ^ なお、学校単位で申し込み・購入する「校外学習用フリールート券」は発売を継続する。
  28. ^ 第1種身体障害者と第1種知的障害者のみ対象。
  29. ^ 地域連携ICカード化後も「KURURU」の名称を継続使用するというもの。

出典[編集]

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一次資料または記事主題の関係者による情報源[編集]

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  60. ^ 福島県浜通り・県南地区における「地域連携IC カード」を利用した IC 乗車サービスの提供について』(PDF)(プレスリリース)新常磐交通、ジェイアールバス関東、東日本旅客鉄道、2023年11月6日https://www.jreast.co.jp/press/2023/20231106_ho01.pdf2023年11月6日閲覧 
  61. ^ 地域連携ICカード LOCOCA (ロコカ)のサービス開始日について』(プレスリリース)新常磐交通、2024年4月5日https://www.joko.co.jp/wp-content/uploads/2024/04/News20240404-02.pdf2024年4月9日閲覧 
  62. ^ 福島県内(浜通り・県南地区)の地域連携ICカードの名称およびデザインを決定いたしました。』(プレスリリース)ジェイアールバス関東、2024年1月12日https://www.jrbuskanto.co.jp/topics/2024_suicasuicasuicain_suica.html2024年1月13日閲覧 
  63. ^ KURURUのシステム更新を令和7年春を目途に実施します』(プレスリリース)長野市公共交通活性化・再生協議会、2022年7月4日https://www.ic-kururu.jp/news/topic.php?id=762022年7月15日閲覧 
  64. ^ 長野地域における「地域連携ICカード」を利用したIC乗車サービスの提供について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、長野市公共交通活性化・再生協議会、2022年9月27日https://www.jreast.co.jp/press/2022/20220927_ho02.pdf2024年1月18日閲覧 
  65. ^ 新しいバス共通ICカードの名称及びデザインを決定しました』(PDF)(プレスリリース)長野市公共交通活性化・再生協議会、2024年1月15日https://www.city.nagano.nagano.jp/documents/15336/20240115pressrelease.pdf2024年1月18日閲覧 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]