ジェイアールバス関東水戸支店
ジェイアールバス関東水戸支店(ジェイアールバスかんとうみとしてん)は、茨城県水戸市城東にあるJRバス関東の営業所。
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[編集] 所在地
- 茨城県水戸市城東1-15-65
[編集] 概要
水都東線の「水都」は、水戸と宇都宮を結ぶ線という意味であり、また、水都西線と直通することによって「鉄道線の先行」という使命を持っていた路線で、近年まで宇都宮からの国鉄バスと茨城交通が相互乗り入れをしていた。現在、水戸支店が運行する赤塚方面の路線は、この宇都宮方面の路線の支線・水戸西線として開業され、その後、1980年に本線(水戸 - 赤沢間)の廃止後、水戸西線が水都東線に改称され、現在に至っている。羽鳥線の開業は比較的新しく、特に羽鳥 - 飯沼間の運行開始は1982年(昭和57年)のことである。しかし、1993年(平成5年)11月1日には羽鳥 - 飯沼間は廃止され、以後も一般路線の減便・路線短縮が進められてゆくことになった。
その他、水戸南線・柿岡線が「鉄道線の培養」という使命での路線展開をしていたが、いずれも廃止となり、わずかな路線が残るのみとなってしまった。
水戸駅北口には、同社の窓口があり、一般路線の乗車券、回数券、定期券と高速バスみと号の乗車券、回数券を販売している。
[編集] 沿革
- 1953年8月15日 - 高萩自動車営業所水戸支所が水戸自動車営業所に昇格。同時に高萩が水戸自動車営業所の支所となる。
- 1955年1月10日 - 水都東線(水戸 - 御前山駅前間)開業。
- 1955年7月1日 - 水戸自動車営業所羽鳥派出所開設。
- 1959年1月9日 - 水戸西線(水戸 - 石塚上町間)開業。
- 1980年12月26日 - 水都東線(水戸 - 赤沢間)が廃止。同時に水戸西線を水都東線に改称。
- 1986年9月1日 - 柿岡線の恋瀬小学校前 - 福原駅間が廃止。
- 1987年4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道関東自動車事業部水戸自動車営業所に改称。
- 1988年4月1日 - バス部門分割子会社化により、ジェイアールバス関東水戸営業所に改称。
- 1988年4月27日 - 高速バス「みと号」開業。
- 1989年3月11日 - 水戸南線の下入野 - 大貫海岸間が廃止。
- 1989年11月1日 - 羽鳥線の羽刈口 - 飯沼間が廃止。
- 1990年 - 水戸駅南口から現在地に移転。
- 1992年11月16日 - 水都東線の三夜前 - 谷津三叉路間が廃止。
- 1993年3月18日 - 水戸南線の常陸山崎 - 新興農場間が廃止。
- 1995年4月1日 - 柿岡線全線・羽鳥線全線が廃止。
- 1995年10月2日 - 飯沼線の常陸高田 - 飯沼間・涸沼線の下石崎秋の月 - 涸沼間が廃止。
- 1999年4月1日 - 県庁シャトルバス開業。
- 2000年3月27日 - 飯沼線全線が廃止。
- 2001年4月1日 - 高萩営業所が常磐支店に昇格し、独立(後にいわき高速支店の営業所への降格を経て、廃所)。
- 2003年3月1日 - 水戸南線全線・涸沼線全線・水都東線の赤塚駅 - 中丸 - 双葉台間が廃止。
- 2004年4月1日 - 県庁シャトルバスから撤退。
- 2007年3月18日 - 水都東線にICカード「Suica」導入。
[編集] 所管路線
[編集] 高速バス
当支店常駐車両で運行するもののみ記述する。
[編集] 路線バス
[編集] 過去の路線
[編集] 路線バス
- 水都東線
- 赤塚駅 - 中丸 - 双葉台二丁目 - 三夜前 - 開江 - 谷津三叉路 - 谷津 - 木葉下 - 常陸小松 - 石塚上町
- 水戸駅北口 - 水戸駅南口
- 中丸 - 双葉台五丁目 - 三夜前
- 谷津三叉路 - 杉崎 - 内原駅
- 飯沼線
- 赤塚駅 - 常陸高田 - 飯沼
- 柿岡線
- 羽鳥線
- 水戸南線
- 水戸駅 - 常陸山崎 - 下入野 - 大貫海岸 - 海老沢
- 常陸山崎 - 新興農場
- 涸沼線
- 下入野 - 下石崎秋の月 - 涸沼
- 県庁シャトルバス ※関東鉄道・茨城交通・茨城オートとの共同運行路線だった。
- 水戸駅南口 - 県庁バスターミナル
- 赤塚駅南口 - 県庁バスターミナル
[編集] 高速バス
- つくば号
- 新宿駅 - 東京ディズニーリゾート
- ベイライナー水戸・横浜号
- 勝田・東海号 ※2008年4月26日より茨城交通の単独運行
- 東京駅 - 大洗原研 - 日揮正門前 ※2001年4月6日から9月末まで運行された
- 新宿・東京 - 常陸大宮線 ※2009年10月1日より茨城交通の単独運行
- 新宿・東京 - 常陸太田線 ※現在はジェイアールバステックに運行業務を委託。
- かしま号
- ひたち号
[編集] 車両
路線車は、路線が大幅に縮小したこともあって少ないが、県庁所在地であり、都市部の路線ということもあって、ある程度の台数は配置されている。路線車は、日野車を主体に配置されているが、ワンステップ車は三菱ふそう製である。 2009年には、東急バスから三菱ふそう・エアロスターが移籍。移籍車両の配置はこれが初となった。 過去にはいすゞ車の配置もあった。
高速車は、以前は三菱車が主流であったが、近年はいすゞと日野が増えてきている。車両前面には、偕楽園の梅にちなんで、梅の花のステッカーが貼られていたが、現在は全車剥がされている。
貸切車は、ボルボ・アステローペが配置されていたが現在は廃車となっている。同車種が導入当初から一般貸切車として導入されたのは、水戸支店の1台だけであった。現在は、土浦支店からの転属車両であるスペースアロー(高速・貸切兼用車)1台と、エアロバス1台の合計2台が所属している。
[編集] Suica利用について
2007年3月18日より水都東線にSuicaがバスとしては初めて導入され、これによりPASMOも利用できるようになった。バス車体前面にSuicaの、入口にSuica・PASMOステッカーが貼付されており、利用できることを示している。なお、PASMO以外のSuicaと相互利用しているカード(ICOCAなど)、および電子マネー機能のない初期発行のSuicaは利用できない。
乗車時、入口にある読み取り器にタッチして乗車し、降車時は運賃箱にある読み取り器にタッチすることにより、運賃が差し引かれる。現在のところ定期乗車券としては利用できない。またPASMO導入事業者における「バス利用特典サービス」のようなサービスもない。一方で、入口の読み取り器には「定期券有効」という、定期券の有効日が表示できる機能がある。SuicaまたはPASMOで乗車した場合は運賃を2割引するサービスを実施している。
入金については、車内および同社水戸支店(城東車庫)の他、鉄道各社のSuica対応自動券売機・チャージ機で行う。水戸駅では東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道用自動券売機で入金できるが、JRバス関東の窓口(バス停付近に所在)では入金できない。JRバス関東独自のSuicaカードは存在せず、既発行事業者のカードを利用する。使用履歴(JR東日本券売機で確認)には、月日と入口駅種別には「バス等」、入口利用駅には「JR関東」と、残額が印字されて、出口駅種別と利用駅は空欄で印字されない。車内では残額確認はできるが、履歴印字はできない。
なお、高速バスについては導入は見送られている。
水都東線も水戸駅 - 常磐大学、赤塚東踏切 - 赤塚駅(南口)で茨城交通のバス路線と並行しているが、同社はPASMO等のカードを導入していない。また、回数券・定期券の相互利用等も行っていない。
[編集] 乗車券
- 回数乗車券
- 水戸駅JRバス関東窓口で発売
- 自由ヶ丘→230円区間(水戸駅まで)
- 230円6枚つづりを1,000円で発売。
- 水戸駅 - 常磐大学
- 270円11枚つづりを2,000円で発売。
- 270円16枚つづりを3,000円で発売。
[編集] 特記事項
- 「最後の国鉄専用型式」三菱MS735SAが配置されていたのは、この支店である。1999年(平成11年)6月には水戸ナンバーのままで東京支店に貸し出され、東京駅 - 静岡駅間の東名ハイウェイバス急行便に使用されたほか、登場当時の「ドリーム号」を再現するツアーにも使用された。後にこの車両は、JRバス発足10周年記念に行われた「バス旅フォトラリー」の指定路線完全踏破の賞品としてラリー参加者に寄贈されている。
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- バスラマ・インターナショナル48号「ユーザー訪問:ジェイアールバス関東」
- バスジャパン・ハンドブック「18 ジェイアールバス関東」
- バスジャパン・ニューハンドブック「37 ジェイアールバス関東」
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