ツインリンクもてぎ
| 概要 | |
|---|---|
| 所在地 | 栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1 |
| 座標 | 北緯36度32分00秒 東経140度13分37秒 |
| 運営会社 | 株式会社モビリティランド |
| 営業期間 | 1997年8月 - |
| 主なイベント | インディカー・シリーズ、ロードレース世界選手権、SUPERGT |
| スーパースピードウェイ | |
| コース長 | 1.5mile(2.414km) |
| ラップレコード | 0'25.463 (1999年) ジル・ド・フェラン Walker Racing (CART) |
| ロードコース | |
| コース長 | 4.801km |
| コーナー数 | 14 |
| ラップレコード | 1'32.989 (2012年) アンドレ・ロッテラー PETRONAS TEAM TOM'S (フォーミュラ・ニッポン) |
| 北ショートコース | |
| コース長 | 982m |
| ラップレコード | 36.340 (2000年) B.VROOMEN COMER S.p.A (CIK-FIA) |
ツインリンクもてぎ(Twin Ring Motegi)は、栃木県芳賀郡茂木町にある自動車レース場である。1997年8月営業開始。四輪のインディカー・シリーズ (IRL)や、二輪の日本グランプリ(もしくはパシフィックグランプリ)が開催されている。なお、「ツインリング」(濁音)は誤り。
目次 |
[編集] 概要
鈴鹿サーキットを所有するホンダが、国内で2つ目のサーキットとして1980年代に開発を開始し、1997年8月に営業が開始された。1998年には本田技研工業創立50周年記念イベント「ありがとうフェスタinもてぎ」が開催された。
オーバルコースとロードコースの2つのコース(周回路)を併設する、世界でもまれなサーキット施設であり、本田技研工業の100%子会社として作られた。現在は鈴鹿サーキットを運営する鈴鹿サーキットランドと合併した新会社「株式会社モビリティランド」が運営を行っている。
[編集] コース
- スーパースピードウェイ
- 1.5mileのオーバルコース、アメリカンモータースポーツイベント(IRL・ドラッグレースなど)で主に使用。
- 直線長はフロント、バック共に1,969フィート(600m)。バンク角は全ターン10度。バンク角が浅い上に1~2ターンに比べると3~4ターンがきつく、1.5mile級オーバルコースとしては珍しくシフトダウンが必要になる。コースレイアウト自体はマディソン・インターナショナル・レースウェイを参考にしている。
- 2010年現在はスーパー耐久の一戦でも使用されるが、使用するマシンにオーバルでのクラッシュ時に対応した衝撃吸収構造などが設けられていない関係から、その際はコース上に仮設シケインを設けている[1]。
- ロードコース
- 全長4.8kmのテクニカルサーキット。
- ショートカット路面を利用する事により東コース(3.4km)、西コース(1.4km)のショートコースとしても利用可能。
- ほとんどのレースイベントはこちらで行われる。
- 北ショートコース
- 全長982mのショートコース。主にレーシングカートやミニバイクのコースとして使用。
- ダートトラック
- 全長200m、400mのダートオーバルコース。ダートトラックレースのコースとして使用。
- 南コース(マルチコース)
- 20,000平方メートルの多目的コース。モタードレース、ジムカーナ、ライディングスクール他イベントなどで使用。
サーキットの構造上、グランドスタンドはオーバルコースのホームストレートに隣接して建てられている。ロードコースでのレースの場合はオーバルコースを挟んでレースを観戦する形になるためスタンドからコースまでの距離が遠く、来場者からは「レースの臨場感に欠ける」といった不満の声が根強い。このため最近では、MotoGPの日本グランプリなどの大規模イベントの場合に限り、オーバルコースのホームストレート上に仮設スタンドを組んだり(通称「1コーナー席」)、オーバルコースの一部を「アリーナエリア」として一部の観客に開放したりしている。
[編集] イベント
[編集] 主なモータースポーツイベント
- インディカー・シリーズ (IRL)
- ロードレース世界選手権 (MotoGP)
- 日本グランプリ (1999年、2004年~)
- パシフィックグランプリ (2000年~2003年)
- トライアル世界選手権
- フォーミュラ・ニッポン
- SUPER GT
- 全日本ロードレース選手権
- 全日本スポーツカー耐久選手権
- 全日本ジムカーナ選手権
- スーパー耐久
- もてぎチャンピオンカップレース
- JOY耐(自動車7時間耐久レース)
- もて耐(バイク7時間耐久レース)
- DE耐(ミニバイク7時間耐久レース)
- K-TAI(レーシングカート7時間耐久レース)
- Honda エコ マイレッジ チャレンジ(旧「本田宗一郎杯Hondaエコノパワー燃費競技全国大会」)
[編集] モータースポーツ以外のイベント
[編集] レースコース以外の場内施設
ホンダ車を初めとした国内外の名車を展示・動態保存する「ホンダコレクションホール」や、ホンダ製品を理解できる「ファンファンラボ」、安全交通トレーニング施設「アクティブセーフティトレーニングパーク」を備えている。また、周辺の自然と親しむことが出来る「ハローウッズ」や、ハローウッズオートキャンプ場もある。 場内では無料巡回バスが運行されている。
[編集] 交通アクセス
[編集] 鉄道・バス
ツインリンク発着便は土休日に1往復運転、運行がない時間帯は、茂木駅よりタクシー(片道約3,000円程)となる。
- 宇都宮方面から
- 水戸方面から
ツインリンク発着便は土休日に1往復、御前山車庫行きが延長運転される。
レース開催時にはツインリンク発が増便されることがある。 レース開催時には周辺道路は渋滞し、路線バスの定時運行は困難(JR宇都宮駅から2時間以上を要する場合がある)になるので、観戦には余裕を持った移動が必要である。
[編集] 自動車
国道123号が北ゲートに、茨城県道・栃木県道51号水戸茂木線が南ゲートに通じている。
- 宇都宮方面から
- 水戸方面から
[編集] 宿泊施設
場内にホテルツインリンクがある。ただしレース日の宿泊は関係者の宿泊が多いので要注意。 茂木町・真岡市・益子町にもホテル・民宿はあるが数が少ないのでビッグレース(INDYJAPANやmotoGP)開催時は栃木県と茨城県の県庁所在地である宇都宮市、水戸市のホテルも一般客の宿泊者が多くなる。
[編集] 東日本大震災の影響
2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の影響を受け1か月ほど営業休止となった。4月16日に一部施設を除き営業を再開。しかしロードコースや観戦席が破損した為、コースの再舗装や縁石の入れ替えなどの改修工事が施す必要があり、MotoGP(ロードレース世界選手権)やスーパー耐久などのレースイベント開催日程を延期した。
6月15日に改修工事が完了し、7月2日からの全日本ロードレース選手権にてイベントも含めた震災前と同様の営業再開となるが、同年のインディジャパン300については「オーバルコースの地盤に沈下・隆起が発生しており、コースの安全性や改修費用の問題がある」ことを理由にオーバルでの開催を断念し、ロードコースでの開催に変更された[2]。この際、ロードコースのピットはチームごとに一つ割り当てられるヨーロッパ式で、インディカーでは使用できないため、オーバルのピットをロードコースと連結して使用することになった。
ただ福島第一原子力発電所事故による放射性物質の飛散状況を理由に、同年8月に行われたトライアル世界選手権の日本グランプリでは、アルベルト・カベスタニーなど一部のライダーが来日を拒否し欠場した。また同年10月に行われたMotoGPの日本グランプリでも、バレンティーノ・ロッシやホルヘ・ロレンソなどの有力ライダーが一時同様の理由でレースをボイコットする意向を表明したこともあり[3](ただし最終的にボイコットの意向は撤回された)、今後も福島原発の動向次第でイベントの開催に影響が出る可能性が高い。
[編集] 周辺施設
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ オーバルバトルとは? - ツインリンクもてぎ
- ^ インディジャパンの開催コース変更について - モビリティランド・2011年6月3日
- ^ ロッシ10月日本GP来日ボイコットか - 日刊スポーツ・2011年6月5日
[編集] 外部リンク
|
|||||||||||