潟上市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
かたがみし
潟上市
Symbol of Katagami, Akita.svg
潟上市章
日本の旗 日本
地方 東北地方
都道府県 秋田県
団体コード 05211-6
面積 97.96km²
総人口 33,344
推計人口、2014年10月1日)
人口密度 340人/km²
隣接自治体 秋田市男鹿市
南秋田郡五城目町井川町大潟村
市の木 クロマツ
市の花 バラ
市の鳥 シラサギ
潟上市役所
所在地 010-0201
秋田県潟上市天王字上江川47番地100
北緯39度52分59.8秒東経139度59分19.2秒
潟上市役所庁舎
外部リンク 潟上市ホームページ

潟上市位置図

― 市 / ― 町・村

 表示ノート編集履歴 ウィキプロジェクト
潟上市内の田園風景

潟上市(かたがみし)は、秋田市の北西、男鹿市の南東に位置する市。

概要[編集]

八郎潟日本海を臨む。湖南地区の南秋田郡天王町飯田川町昭和町2005年平成17年)3月22日に合併して誕生した。

面積は秋田県内の市の中で最も狭いが、県全体の人口が減少を続ける中、国勢調査結果では2000年代前半まで住民基本台帳人口が増加傾向にある秋田県内では数少ない自治体であった。なお、住民基本台帳人口は2005年度以降緩やかな減少傾向にある。

旧飯田川町エリアは住宅との占める割合が大きい。近年、飯塚地区の国道7号・国道285号沿いに郊外型の商業施設の出店が相次いでいる。旧昭和町エリアは、人口減少に歯止めがかからないものの、JR大久保駅付近が開発されており、住宅・医療関係が整備されつつある。郊外型の大型店が増える中、商店街がそのまま残っているのも特色である。

潟上の地名は、『日本三代実録』および『和名類聚抄』(書中では方上)ならびに八郎潟の上方(潟の上)に位置することから。

合併に伴う地名変更は以下のとおり[1]

  • 南秋田郡天王町天王字○○--潟上市天王字○○
  • 南秋田郡天王町大崎字○○--潟上市天王大崎字○○
  • 南秋田郡飯田川町○○字○○--潟上市飯田川○○字○○
  • 南秋田郡昭和町○○字○○--潟上市昭和○○字○○
    • 昭和町豊川毛字○○--潟上市昭和豊川毛字○○

地理[編集]

  • 山: 二荒山
  • 河川:豊川 馬踏川 妹川
  • 湖沼:八郎潟
  • 海:出戸浜海水浴場

隣接している自治体[編集]

歴史[編集]

  • 1889年明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、南秋田郡に以下の4村が発足。
    • 天王村 - 典農村・大崎村
    • 大久保村 - 大久保村
    • 飯田川村 - 下虻川村・和田妹川村・金山村・飯塚村
    • 豊川村 - 上虻川村・岡井戸村・船橋村・槻木村・竜毛村・山田村
  • 1924年大正13年)4月1日 - 大久保村が町制施行して大久保町となる。
  • 1935年昭和10年)11月30日 - 飯田川村が町制施行して飯田川町となる。
  • 1942年昭和17年)
    • 3月24日 - 大久保町・飯田川町が合併し、昭和町が発足。
    • 4月1日 - 昭和町・豊川村が合併し、昭和町となる。
  • 1950年昭和25年)
    • 7月1日 - 昭和町のうち旧豊川村であった範囲(上虻川・船橋・岡井戸・槻木・龍毛・山田)が豊川村として再度分立。
    • 9月28日 - 昭和町のうち旧飯田川町であった範囲(飯塚・金山・和田妹川・下虻川)が飯田川町として再度分立。
  • 1955年昭和30年)1月1日 - 昭和町が南秋田郡金足村の一部(乱橋・八丁目・佐渡)を編入(残存部は秋田市へ編入)。
  • 1956年昭和31年)9月30日 - 昭和町・豊川村が再度合併し、南秋田郡昭和町が発足。
  • 1961年昭和36年)11月3日 - 天王村が町制施行して天王町となる。
  • 2005年平成17年)3月22日 - 天王町・飯田川町・昭和町が合併(新設合併)し、潟上市が発足。
  • 2006年平成18年)11月1日 - 11月7日 - 潟上市としては初めて種苗交換会が開かれる(旧昭和町では行われたことがある)。

産業[編集]

漁業[編集]

金融[編集]

企業[編集]

天王地区[編集]

飯田川地区[編集]

昭和地区[編集]

郵便局[編集]

行政[編集]

市長

  • 職務執行者 - 小玉久男(旧・飯田川町町長)
  • 初代 - 石川光男(旧・天王町町長。3期目)

庁舎

  • 天王庁舎 - 旧天王町役場…町長室を設置しているため、本庁舎扱い。
  • 昭和庁舎 - 旧昭和町役場
  • 飯田川庁舎 - 旧飯田川町役場

分庁舎方式(市長室を天王庁舎に設置したため、住所上は天王庁舎が本庁舎となっている)は暫定であり、市役所庁舎は新たに建築中。その際、現在の庁舎は廃止か総合庁舎形式かいずれかに移行する予定。

しかし、合併前の生活圏が、旧天王町が他の二町に比べて男鹿市・秋田市寄り、昭和町・飯田川町は秋田市よりもむしろ五城目町八郎潟町井川町など、いわゆる湖東地区寄りであり、各自治体で構成される広域組合やJAなどの設置もほぼこれに沿っており(警察署は、合併直後に旧天王町の管轄が男鹿警察署から五城目警察署に移管されているが、合併直後までの管轄状況もほぼこれに沿っていた)、

2010年3月に策定した本庁舎建築基本計画によると、天王地区に新築(ただし、昭和・飯田川地区からの便が利く位置としている)し、遅くとも2013年4月に稼動するよう、合併特例債が利用可能な期間のうちに建設に着手する方針としている。この時点では建設予定地(市有地・民有地のいずれの可能性も排除しないとしている)については確定していないとしているが、現在の天王庁舎は築40年超と老朽化の上、耐震基準も満たさないため、本庁舎稼動後は、併設する第二庁舎とともに取り壊しの上、駐車場用地とともに売却の可能性を探っているとしている。

築30年弱となる飯田川庁舎は、売却ないしは公共の貸しスペースとして利用する意向である。昭和庁舎は、最後の町長であった故・千田鐵太郎町長時代の建築であり、建物としては新しく他庁舎と比べて規模はかなり大きいものの、新庁舎とするにはやや手狭であることから、公共の貸しスペースなどで活用する方向としている。

本庁舎稼動後は、昭和地区・飯田川地区へ(仮称)総合窓口センター(旧庁舎に設置された場合、本庁舎を旧千畑町役場に設置した美郷町が、旧分庁舎に行政センター・行政センターを設置したケースとと同様)を設置することで、利便性を確保する方向で検討されている。

一部報道では、天王字蒲沼の民有地を買い取って、その敷地内に本庁舎を建設する方向であることが報じられている。市によると、2015年3月末をめどに新庁舎を竣工させ、稼働開始させたいとしている[1]

県の機関としては、秋田市中核市移行に伴い(中核市は、同時に保健所政令市(2号市)に指定される)、当時の秋田保健所の管轄から秋田市が抜け、秋田市保健所が設置されたことに伴い、秋田保健所を改組して設置された秋田中央保健所が昭和豊川地区に設置されている[2]

人口[編集]

Demography05211.svg
潟上市と全国の年齢別人口分布(2005年) 潟上市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 潟上市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
潟上市(に相当する地域)の人口の推移
1970年 28,678人
1975年 29,690人
1980年 32,895人
1985年 33,482人
1990年 33,470人
1995年 34,660人
2000年 35,711人
2005年 35,814人
2010年 34,443人
総務省統計局 国勢調査より

地域[編集]

秋田西高等学校

教育[編集]

秋田県総合教育センター

文化施設[編集]

交通[編集]

二田駅

鉄道[編集]

バス[編集]

道路[編集]

高速自動車国道
一般国道
主要地方道
一般県道
自転車道

主なまつり[編集]

出身著名人[編集]

関連項目[編集]

その他[編集]

  • 市外局番は018である。収容局と局番は次の通り。
    • 追分(収容局設備は秋田市に設置)…870-4、872-0、873
    • 天王…870-6、872-1、878
    • 飯田川(昭和地区もこの局番)…854-8、855-5、877
    • ひかり電話…825-3,4、827-3〜9、838-4~9、853-0,3〜9、874-7〜9、893-3外

注釈[編集]

  1. ^ 新庁舎建設 - 潟上市
  2. ^ 秋田市保健所発足当初は、秋田保健所跡地に改組前の秋田保健所と秋田市保健所が併設されていたが、現在は秋田明徳館ビルとなっている。秋田中央保健所が当市に設置されてことにより、当時の河辺郡2町が秋田中央保健所の飛地エリアとなったため、当時の雄和町に秋田中央保健所南分室が設置されたが、2005年1月11日の河辺郡2町の秋田市への編入合併に伴い、旧2町は秋田市保健所の管轄となったため、2005年1月10日を以って南分室は廃止されている。

外部リンク[編集]

座標: 北緯39度52分59.8秒 東経139度59分19秒