北仙台駅

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北仙台駅
JR北仙台駅舎(リニューアル後)
JR北仙台駅舎(リニューアル後)
きたせんだい - Kita-Sendai
所在地 仙台市青葉区昭和町
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本・駅詳細
仙台市交通局駅詳細
地下鉄北仙台駅 北1出口(2007年8月)

北仙台駅(きたせんだいえき)は、宮城県仙台市青葉区昭和町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・仙台市地下鉄である。

乗り入れ路線[編集]

JR東日本の仙山線地図)と、仙台市交通局の仙台市地下鉄南北線地図)が乗り入れ、接続駅となっている。仙台市地下鉄の駅は仙台市営バスとの乗り継ぎ指定駅である。

過去には仙台鉄道および仙台市電も乗り入れていたが、これらの路線は既に廃止されている。

駅構造[編集]

JR東日本[編集]

JR 北仙台駅
ホーム
ホーム
きたせんだい - Kita-Sendai
東照宮 (1.6km)
(1.7km) 北山
所在地 仙台市青葉区昭和町6-1
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 仙山線
キロ程 4.8km(仙台起点)
電報略号 キセ
駅構造 地上駅(盛土上)
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
4,454人/日(降車客含まず)
-2013年-
開業年月日 1929年昭和4年)9月29日
備考 直営駅管理駅
みどりの窓口
仙 仙台市内

島式ホーム1面2線を有する地上駅で、列車の行き違いが行われる。ホーム・コンコースともに1階にある地上駅であるが、線路が盛土の上に設置されているため、線路とホームは駅舎よりも高い位置に所在する。改札は駅南側の駅舎に1箇所設置されている。トイレは改札内に設置されており、車椅子用トイレも併設されている。改札外からは原則として利用できない。

直営駅駅長助役配置)である。管理駅でもあり、東照宮駅および北山駅東北福祉大前駅の3駅を管理下におく。みどりの窓口(営業時間6:40~20:30)、自動改札機および自動券売機指定席券売機(稼働時間:5:30~23:40)を設置している(自動精算機はなし)。指定席券売機は仙山線内では唯一の設置駅である。

JRの特定都区市内制度における「仙台市内」の駅である。

開業以降、改札とホームを結ぶ昇降設備は階段のみであったが、2011年平成23年)3月エレベーター及び新通路がホーム中ほどに設置され、バリアフリー化が完了[1]。これに合わせ、ホームの改良や案内板の新設等も同時に行われた。開業当初から使用されている西側(山形側)の階段両壁には海中をイメージした熱帯魚の絵が描かれているほか、改札に向かう通路は高さが約2mと非常に低い。

駅名標は「昭和モダン体」書体。他の仙山線の駅同様、LED発車標はホームではなく改札に設置されている。

1980年昭和55年)前半に利用者が落ち込んだ時期があり、仙山線のCTC化と同時に無人化が検討された。しかし、利用者の声と国鉄の余剰人員活用対策のために仙台駅機動要員センターからの派遣という形で駅員配置を存続した。ホーム中央にはCTC化まで使用されていた運転事務室が残り、ここで当務駅長が信号扱い・閉塞扱いを行っていた。

のりば[編集]

1 仙山線(下り) 愛子作並山寺山形方面
2 仙山線(上り) 仙台方面

1・2番線とも仙台方・羽前千歳方に場内・出発信号機が備えられている。1番線が下り1番線、2番線が本線となっており、2番線は上下とも通過列車対応となっている(1番線の場内信号機は進行現示ができないため)。

仙台市地下鉄[編集]

仙台市地下鉄 北仙台駅
ホーム
ホーム
きたせんだい - Kita-Sendai
台原 (1.1km)
(1.2km) 北四番丁
所在地 仙台市青葉区昭和町6-6先
所属事業者 仙台市交通局仙台市地下鉄
所属路線 南北線
キロ程 5.4km(泉中央起点)
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
7,149人/日(降車客含まず)
-2013年-
開業年月日 1987年昭和62年)7月15日

島式ホーム1面2線を有する地下駅であり、ホームは地下2階、コンコースは地下1階にある。仙山線の北仙台駅からやや西寄りに位置する。地上への出入り口は北1出口・北2出口・南1出口(仙山線乗換口)の3箇所。このほか、北1及び北2出口のコンコース中間部に、地上と改札階を結ぶエレベーターが1基設置されている。また北2出口には地下駐輪場も併設されており、駐輪場用出口も3箇所(うち1箇所は開業当初から使用不可)存在する。

開業時、出口は北1・南1の2箇所のみだったが、再開発ビルであるエムズ北仙台の完成に合わせて北2出口が増設された。

乗車ホームを分かりやすくするため、駅名表示板は方面別に色分けされている。ホーム・改札間にはエスカレータおよびエレベーターが設置されている。

のりば[編集]

1 南北線 仙台富沢方面
2 南北線 泉中央方面


利用状況[編集]

年度 乗車人員推移(一日平均)
JR 地下鉄
2000 3,421 7,235
2001 3,321 7,020
2002 3,366 6,796
2003 3,654 6,880
2004 3,708 6,800
2005 3,809 6,793
2006 3,926 6,819
2007 4,159 6,743
2008 4,239 6,594
2009 4,304 6,400
2010 4,203 6,480
2011 4,064 6,441
2012 4,277 6,884
2013 4,454 7,149

1日平均乗車人員は以下の通り。

  • JR東日本 : 4,454人(2013年度)
  • 仙台市地下鉄 : 7,149人(2013年度)

駅周辺[編集]

地下鉄南口・JR口[編集]

地下鉄北口[編集]

バス路線[編集]

地下鉄開業に際してバスプールが新設されたが、後述の理由によりバスプールを通過する便が圧倒的に多い。

バスプール(地下鉄北仙台駅)[編集]

北仙台駅北口(仙山線北側)に位置し、仙台市営バスのバスプールがある。地下鉄開業当初は北仙台駅止まりのバスが多数設定されていたが、中山や桜ヶ丘方面から仙台駅へは乗継割引を適用してもバスで直通する場合の運賃より高額(北仙台駅までのバス運賃とは別に地下鉄乗継割引運賃200円が必要)となるため、川内亀岡線(現在は廃止)・女子商線(現在の青陵校線)を除き、全て仙台駅まで直通するようになった。

しばらくは都心直通後もバスプールを経由していたが、JRへの乗継は前述の「北仙台駅」停留所のほうが至便で、地下鉄のみ利用可能な北口バスプールを使用する必然性が無くなったため、現在は西勝山線・青陵校線を除く全ての便がバスプールに乗り入れなくなった。地下鉄北仙台駅も同様に乗継割引が適用される。

  • 1番のりば:欠番
  • 2番のりば:[S917][S918]仙台駅
  • 3番のりば:[917]西勝山、[X917]西勝山・実沢営業所、[918]貝ケ森一丁目・青陵中等教育学校前
旧1番のりばには葉山町停留所の時刻表が掲示されているが、前述の事由により、当停留所からは利用できない。

北仙台駅・葉山町[編集]

北仙台駅と葉山町は地下鉄乗継指定停留所であり、乗継割引が適用される(こまくさ苑、長生園も同様)。地下鉄北仙台駅バス停に対し単に北仙台駅を名乗っているが、地下鉄バスプールを経由するバスはごく僅かで、JR駅と地下鉄駅南口間の距離も65mしか離れていないことから、JRと地下鉄両方の駅前という意味で、「北仙台駅」となっている。なお、仙台市営バス(バスプール通過の葉山町経由便)では、地下鉄客は葉山町(北仙台駅)で降りるよう車内放送を実施している。

北山トンネルの開通に伴い、北仙台駅経由のバス路線は減少傾向にある。

  • [S900-S918]仙台駅
    • 急行仙台駅(時刻表表記なし)
  • [900][902]桜ヶ丘団地
  • [917]西勝山
  • [905]北中山・西中山
  • [904]長命ヶ丘
  • [910][X910]泉ビレジ
  • [911]聖和短大・実沢(営)
  • [918]貝ヶ森一丁目・青陵中等教育学校前(葉山町のみ停車)・・・2009年平成21年)4月1日より北仙台駅乗り入れ開始。

北仙台(旧北仙台駅前)[編集]

北仙台駅入口交差点から西よりの旧国道4号沿いに設置されており、かつては「北仙台駅前」と称した。この停留所は地下鉄乗継割引が適用されないが、仙台市営バス(瞑想の松線・黒松団地線)と宮城交通は「中山・桜ヶ丘方面、仙山線ご利用の方はお乗り換えです(上り)」「北仙台駅は経由いたしませんので、JR・地下鉄をご利用のお客様はこちらで乗換です(下り)」と両社局共通の車内アナウンスを行っている(なお、仙台市ではバス・バス間の乗継制度は実施していない)。

仙台市営バス[編集]

北仙台駅を経由するバスの他、以下の路線がある。

  • [159]瞑想の松循環
  • [160][161]黒松二丁目・八乙女駅

宮城交通[編集]

  • 仙台駅前
  • 仙台港フェリーターミナル(仙台駅前・夢メッセみやぎ経由)
  • 北根三丁目
  • 虹の丘団地
    • 八乙女駅・泉中央駅(虹の丘団地・みずほ台経由)
  • 宮城学院(東勝山団地経由)
  • 宮城大学(双葉ヶ丘入口経由)
    • 宮城大学・工業団地(桂・高森経由)
  • 泉中央駅
    • 将監団地循環
  • 向陽台団地
  • 明石台団地(東向陽台経由)


ミヤコーバス[編集]

東日本急行[編集]

宮城交通 北仙台ターミナル(廃止)[編集]

  • 2003年平成15年)に宮城交通の本社が現在地(泉区北部)に移転するまでは、当地が宮城交通の本社であり、それに付属するバスターミナルとして「北仙台ターミナル」が置かれた。
  • これは、かつて仙台鉄道の始発駅があり、廃止後は仙北鉄道と合併して宮城バスとなった時代より続いているものであった。このため、当初は始発のバスが多数設定されていた。
  • なお、本ターミナルは北仙台発便のみ乗車取扱を行い、それ以外の全系統及び北仙台着便は北仙台停留所のみを経由し、ターミナルへの乗り入れは行わなかった。
  • 全盛期には岩沼塩竈方面および秋保温泉村田川崎方面の他に太白区八木山麓の各団地(鈎取・山田)方面の一部も始発となっていたが、2000年平成12年)に秋保線が県庁市役所始発になり、2003年平成15年)にターミナル機能を北根車庫に移転(塩竈方面からの北仙台発着便は全便北根三丁目発着に変更、長町方面は従来通り)、2005年平成17年)には仙台 - 村田普通便を廃止、12月には特急仙台 - 村田・蔵王町線開業に伴い、仙台 - 村田特急便も廃止。川崎方面も大幅減便の上、仙台駅を始終点にして全廃された。
  • 現在、宮城交通本社・北仙台ターミナル跡地は大京マンション「ライオンズタワー仙台青葉」となっている。

歴史[編集]

1927年昭和2年)頃の仙台市および近郊地図仙山東線は建設中だが実線で図示されている。仙台鉄道(仙臺軌道)の北仙台駅は未設置。当時の仙台市電は、環状線、芭蕉の辻線、および、荒町まで敷いた長町線のみで営業。市電の計画路線は点線で表されており、北仙台駅まで敷く予定の北仙台線も描かれている。

その他[編集]

  • 仙台市電北仙台駅前電停は仙山線北仙台駅の出口付近に存在した。

駅名の由来[編集]

仙台の北に置かれた駅なので、北仙台駅と名づけられた。開業当初の北仙台駅は旧仙台市の北限に位置し、当駅以北は荒巻村であった。1937年昭和12年) - 1956年昭和31年)には仙山線、仙台市電仙台鉄道が乗り入れ、後の宮城交通北仙台ターミナル設置もあり、駅周辺の地域を総称・通称して北仙台と呼ぶようになった。駅の所在地は昭和町であるが、多くの近隣施設が「北仙台」を冠した名称を使用している。

隣の駅[編集]

JR logo (east).svg東日本旅客鉄道
仙山線
快速(A快速・B快速
仙台駅 - 北仙台駅 - 国見駅
快速(C快速)・普通
東照宮駅 - 北仙台駅 - 北山駅
Sendai City Subway Logo.png 仙台市地下鉄
南北線
台原駅 - 北仙台駅 - 北四番丁駅

かつて存在した路線[編集]

仙台鉄道
仙台鉄道線
通町駅 - 北仙台駅 - 東照宮前駅
仙台市電
北仙台線
堤通駅 - 北仙台駅

脚注[編集]

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  1. ^ 2010年度エレベーターの新設について (PDF) JR東日本仙台支社プレスリリース(2010年3月25日)
  2. ^ 今尾恵介(監修) 『日本鉄道旅行地図帳 - 全線・全駅・全廃線』2 東北、新潮社2008年ISBN 978-4-10-790020-3
  3. ^ 仙台市区政概要 (PDF) (仙台市)
  4. ^ 地下鉄南北線自動改札機等更新工事のお知らせ 仙台市交通局(2014年3月26日)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]