関越交通

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関越交通株式会社
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
377-0002
群馬県渋川市中村608-1
設立 1953年
業種 陸運業
事業内容 乗合バス事業・貸切バス事業他
代表者 代表取締役社長 佐藤 俊也
資本金 6,815万3,000円
従業員数 333名(2013年4月1日現在)
主要株主 東武鉄道
外部リンク http://www.kan-etsu.net/
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関越交通株式会社(かんえつこうつう)は、東武系朝日自動車グループに属するバスタクシー事業者で、主に群馬県を中心とする地域に路線バス網やタクシー拠点を持っている。かつては県内最大規模を誇った親会社・東武鉄道の県内路線撤退によりそれらの路線を譲り受け、群馬県最大のバス事業者となった。また、道路網の拡張により、渋川市 - 前橋市間では独自の路線を新規開業させている。

東武グループ貸切色車両(アップル号)

事業所[編集]

  • 本社/観光部:群馬県渋川市中村608-1
  • 渋川営業所/アザレア号案内センター:群馬県渋川市石原303-1(乗合バス・貸切バス・タクシー)
    • 1994年(平成6年)4月開設。路線バスの他、アザレア号など高速路線を担当。
  • 水上営業所:群馬県利根郡みなかみ町湯原508-3(乗合バス・タクシー)
    • 1993年(平成5年)10月開設。路線バスの他、定期観光バスも担当。
  • 吾妻営業所/吾妻整備工場/四万温泉号案内センター:群馬県吾妻郡中之条町大字伊勢町700-1(乗合バス・貸切バス・タクシー・整備工場)
    • 2002年(平成14年)10月の吾妻観光自動車との合併により開設。吾妻・中之条・四万温泉地区の路線バスを担当。高速バス四万温泉号や貸切バスも担当。
  • 前橋営業所:群馬県前橋市総社町総社2533番地(乗合バス)
    • 2002年(平成14年)6月に平和町にタクシー兼バス営業所として開設、2011年(平成23年)総社町へバス事業を分離移転(具体的移転日は不明だが、7月1日に新営業所発着路線を新設している)。
  • 沼田営業所/尾瀬高速バス案内センター:群馬県沼田市榛名町根岸4258-1(乗合バス・貸切バス・タクシー)
    • 1965年昭和40年)開設の関越交通最古参の営業所。路線バスの他、アップル号、貸切バスも担当。
  • 鎌田営業所:群馬県利根郡片品村大字鎌田4078-7(乗合バス・タクシー)
    • 1991年(平成3年)4月開設。所属車両数は10台(2005年6月1日現在)。
  • 尾瀬戸倉案内所:群馬県利根郡片品村戸倉674
  • 月夜野オートガススタンド:群馬県利根郡みなかみ町月夜野695-3

かつて存在した事業所[編集]

  • (旧)前橋営業所:群馬県前橋市平和町1-6-2(タクシー)
    • 2002年(平成14年)6月開設、2011年(平成23年)にバス事業を総社町に分離後、タクシー専用としてしばらく残っていたが、2012年(平成24年)4月現在公式サイトの会社案内から消滅していることから、閉鎖しているものとして扱う。
  • 後閑営業所:群馬県利根郡みなかみ町月夜野695-3(タクシー)
    • 2012年(平成24年)4月現在公式サイトの会社案内から消滅していることから、閉鎖しているものとして扱う。
  • 行田営業所:埼玉県行田市桜町3-2478(貸切バス)
    • 2002年(平成14年)11月開設。いすゞ車1台、日野車2台、三菱ふそう車2台、計5台の貸切バスが所属する営業所であった。

沿革[編集]

  • 1953年昭和28年)6月 - 水上観光自動車株式会社設立。
  • 1953年(昭和28年)8月 - タクシー事業開始。
  • 1960年(昭和35年) - 東武グループ入り。
  • 1962年(昭和37年) - 貸切バス事業開始。
  • 1967年(昭和42年) - 商号を関越交通株式会社に変更。
  • 1982年(昭和57年) - 上毛高原駅 - 水上駅リレーバス運行開始。
  • 1987年(昭和62年) - 昭和村の代替バス受託開始。
  • 1993年平成5年)10月 - 東武バスより、上毛高原駅・水上駅 - 谷川岳ロープウェイ線の移管を受け、乗合バス事業開始。
    以降、1999年(平成11年)まで次々と、東武バスより群馬県下の路線の移管を受ける。
  • 1996年(平成8年) - アザレア号を開設。
  • 1999年(平成11年) - 東武バスより、前橋営業所の廃止に伴い、前橋市内の路線の移管を受け乗合免許キロが群馬県最大となる(東武バスからの移管完了)。
  • 2000年(平成12年)10月 - 群馬観光タクシーより事業譲渡、事実上の吸収合併。
  • 2002年(平成14年)10月 - 吾妻観光自動車を統合。
  • 2002年(平成14年)11月 - 行田営業所開設。
  • 2003年(平成15年)7月5日 - 高速バス「伊香保温泉号」運行開始。
  • 2004年(平成16年) - 高速バス「四万温泉号」運行開始。
  • 2005年(平成17年)9月 - 行田営業所閉所。
  • 2008年(平成20年)7月18日 - 高速バス「伊香保・草津温泉号」・上毛高原駅 - 草津温泉バスターミナル間路線バス運行開始。
  • 2009年(平成21年)9月30日 - この日の運行をもって、高速バス「伊香保温泉号」「伊香保・草津温泉号」および上毛高原駅 - 草津温泉間の路線バスを廃止。

吾妻観光自動車[編集]

  • 1953年(昭和28年) - 吾妻観光タクシー株式会社設立。
  • 1962年(昭和37年) - 吾妻観光自動車に商号変更。
  • 1969年(昭和44年) - 東武グループ入り。
  • 1992年(平成4年)10月 - 東武バスより中之条駅 - 四万・沢渡間の路線の移管を受け、乗合バス事業開始。
  • 1994年(平成6年) - 吾妻郡東村から路線委託を受ける。その他新路線開設。
  • 2002年(平成14年)10月 - 関越交通に吸収合併され、解散

群馬観光タクシー[編集]

  • 1950年(昭和25年) - 群馬観光タクシー株式会社設立。
  • 1957年(昭和32年) - 東武グループ入り。
  • 1990年(平成2年) - 赤城村からの受託により、乗合タクシー営業開始。
  • 19xx年 - 渋川市よりしぶかわタウンバスを受託。
  • 19xx年 - 国際ハイヤーを吸収合併。
  • 2000年(平成12年)10月 - 群馬県エリアの事業(群馬観光タクシーブランドおよび国際ハイヤー太田・大泉)を関越交通に譲渡、群馬観光タクシーブランド消滅。
    事実上の吸収合併であるが、登記・資本的には、国際ハイヤー(現国際十王交通)が継承している。

高速路線[編集]

成田空港リムジン「アザレア」
高速バス「四万温泉号」

現行路線[編集]

アザレア号[編集]

千葉交通と共同運行。1996年(平成8年)7月運行開始。

  • 前橋関越交通営業所 - 前橋駅南口 - 前橋亀里パーキング - 高崎駅東口 - 藤岡インター - 成田空港(第1・第2ターミナル)(1日12往復)

四万温泉号[編集]

群馬県四万温泉東京都を結ぶ。吾妻営業所の担当。1日1往復。東京側でバス停の使用と車両の夜間留置、乗務員仮眠に東北急行バスが施設面の支援を行う。

運行経路

四万温泉 - 月見橋 - 山口 - 温泉口 - 沢渡温泉入口 - 中之条駅入口 - 小野上温泉 - 渋川駅 - (関越自動車道) - (東京外環自動車道) - (首都高速道路) - 東京駅八重洲通り - 東雲車庫

※上り便は高坂SA、下り便は上里SAで休憩する。
沿革
  • 2004年(平成16年) - 運行開始。
  • 2006年(平成18年)2月16日 - 渋川駅・小野上温泉・中之条駅入口停留所新設。
  • 2006年(平成18年)12月22日 - 冬の増便開始。
  • 2007年(平成19年)4月1日 - 冬の増便終了。
  • 2009年(平成21年)8月1日 - バス停新設(沢渡温泉入口)。

尾瀬号[編集]

(季節運行)

アップル号[編集]

  • 沼田駅前 - 沼田市役所前 - 神明神社前 - 沼田市保健福祉センター前 - 沼田三軒屋 - 市営住宅入口 - (関越自動車道) - 運転試験場前 - NHK東 - 群馬中央病院 - 県庁前 - グリーンドーム前橋(一部便のみ停車) - 日銀前(前橋方向のみ停車) - 農林中金前(沼田方向のみ停車) - 千代田町三丁目 - 住吉町交番前 - 群大病院
    •  関越交通単独運行にて平日7往復、土休日3往復運行。

富士急ハイランド線[編集]

上州湯けむりライナー みなかみ温泉号[編集]

  • 2013年(平成25年)12月6日運行開始(季節運行)
  • 新宿駅(乗車:新南口、降車:東口)・川越駅西口 - 上毛高原駅・水上駅
    • 関越交通単独運行

上州湯けむりライナー 伊香保・四万温泉号[編集]

  • 2013年(平成25年)12月6日運行開始(季節運行)
  • 西上尾車庫・上尾駅・川越駅西口 - 渋川駅・伊香保温泉・四万温泉
    • 関越交通単独運行

廃止路線[編集]

伊香保温泉号[編集]

運行経路

伊香保バスターミナル - 伊香保温泉まちの駅 - 伊香保温泉見晴下 - 伊香保グリーン牧場 - 六本松 - しんとうふるさと公園 - 広馬場 - 群馬温泉やすらぎの湯 - 高崎群馬支所 - 大八木工業団地東 - 前橋IC入口 - (関越自動車道) - 練馬駅区役所前) - 新宿駅新南口

沿革
  • 2003年(平成15年)7月5日 - 運行開始。JRバス関東との共同運行(1日4往復)。高崎問屋町経由。
  • 2004年(平成16年)12月17日 - JRバス関東が撤退、1日3往復に減便。
  • 2007年(平成19年)4月1日 - 1日2往復に減便。1往復を前橋IC入口経由に変更。
  • 200x年 - 1日1往復に減便。高崎問屋町経由を廃止。
  • 2009年(平成21年)9月30日 - この日の運行をもって廃止。

伊香保・草津温泉号[編集]

草津温泉バスターミナル(草津温泉駅)と東京駅八重洲通り・東雲車庫を結んでいた。1日1往復。担当は吾妻営業所。

運行経路

草津温泉バスターミナル - 群馬原町駅北口 - 中之条駅南口 - 伊香保榛名口 - 伊香保温泉(町の駅) - 渋川駅 - 東京駅八重洲通り - 東雲車庫

沿革

スキーライナー尾瀬号[編集]

  • 新宿駅新南口 - スノーパーク尾瀬戸倉

定期観光バス[編集]

上毛高原駅⇒水上駅⇒谷川岳ロープウェー⇒谷川岳ドライブイン(昼食)⇒須田貝発電所⇒奈良俣ダム⇒水上駅⇒上毛高原駅(水上営業所担当)

一般路線[編集]

水上営業所[編集]

沼田営業所[編集]

  • 鎌田線: 上毛高原駅 - 沼田駅 - 老神温泉 - 鎌田・鳩待峠行きバス連絡所(戸倉地区)・丸沼・大清水(鎌田営業所との共管)
  • 猿ヶ京線: 沼田市保健福祉センター前 - 沼田駅 - 後閑駅 - 上毛高原駅 - たくみの里 - 猿ヶ京
  • たんばらラベンダーシャトルバス(上毛高原駅・沼田駅 - 西倉内町[環状線 沼田小学校近く] - ラベンダーパーク・センターハウス)
  • コミュニティバス

鎌田営業所[編集]

  • 鎌田・大清水・鳩待峠行きバス連絡所(戸倉地区) - 戸倉スキー場・富士見下
  • 片品中学校 - 鎌田 - 花咲
  • 尾瀬戸倉 - 鳩待峠

渋川営業所[編集]

関越交通の一般路線バス車両 渋川駅前
深夜バスの試験運行

2008年(平成20年)10月10日から2009年(平成21年)3月27日の間の金曜日限定で深夜バスが試験運行されている。深夜バスは特に始発停留所を23時以降発車する便について運賃倍額で設定されることが多いが、両便とも通常運賃が設定されている。

  • 高崎駅西口→北高崎駅→金古四つ角→渋川駅
  • 高崎駅西口→北高崎駅→金古四つ角→群馬温泉

前橋営業所[編集]

  • 北10 前橋駅 - 中央前橋駅 - 富士見温泉 - (デマンド運行)国立赤城青少年交流の家
  • 北11 けやきウォーク前橋 - 前橋駅 - 中央前橋駅 - 富士見温泉
  • 北12 前橋駅 - 中央前橋駅 - 富士見温泉 - 国立赤城青少年交流の家
  • 北13 前橋駅 - 中央前橋駅 - 富士見温泉 - 赤城山ビジターセンター(繁忙期限定)
  • 富士見温泉 - 赤城山ビジターセンター
  • 庁10 前橋駅 - 本町 - 県庁前 - 前橋公園 - 敷島公園バスターミナル
  • 庁12 けやきウォーク前橋→ 前橋駅→ 本町→ 県庁前→ 前橋公園
  • 南12 前橋公園 - 県庁前 - 本町 - 前橋駅 - けやきウォーク前橋
  • 南13 前橋駅 - けやきウォーク前橋
  • 西10 前橋駅 - 本町 - 県庁前 - 金古王塚台団地 - 群馬温泉
  • 西11 けやきウォーク前橋 - 前橋駅 - 本町 - 県庁前 - 三ツ寺 - かみつけの里博物館前 - 土屋文明文学館
  • 西12 前橋駅 - 本町 - 県庁前 - 中央大橋 - 関越交通前橋営業所
  • 新前橋駅 - 群大附属小前 - 群大病院 - 群馬大学荒牧 - 総合スポーツセンター
  • 新前橋駅 - 大友町 - 関越交通前橋営業所
  • コミュニティバス

吾妻営業所[編集]

  • 中之条駅 - 四万温泉
  • 中之条駅 - 沢渡(沢渡温泉)(9人乗ジャンボタクシーで運行)
  • 中之条駅 - 赤坂 - 中之条駅(中之条循環、2007年4月1日一部経路変更、2011年2月28日をもって廃止)
  • 中之条駅 - 小野上温泉 - こもちの湯(一部便が経由)- 鯉沢十字路 - 渋川駅 - 渋川総合病院(2010年11月1日一部経路変更、渋川駅 - 総合病院間)
  • 渋川駅 - 金島駅前 - 祖母島駅入口 - 伊香保口(2012年11月1日:渋川市委託路線見直しにより、神田原線と統合により、廃止)
  • 日赤病院 - 群馬原町駅 - 大戸 - 大柏木(2010年4月1日中之条駅 - 日赤病院間廃止。祝日を除く月曜日から金曜日の運行。全区間フリー乗降可)
  • 群馬原町駅 - 日赤病院 - 御園 - 伊香保口 - 湯中子(祝日を除く月曜日から土曜日の運行)
  • 群馬原町駅 - 岩島駅前 - 川中温泉口 - 上組 - 天狗の湯 - 群馬原町駅(原町循環)
  • 権田車庫 - 大戸 - 大柏木(一部便のみ経由)- 清水 - 浅間隠温泉郷(2010年4月1日一部経路変更、祝日を除く月曜日から金曜日の運行。全区間フリー乗降可。車両は9人乗りジャンボタクシー)
関越交通が運行する「ニュースター号」続行便

受託運行[編集]

2011年春より、東北急行バスからの委託を受け、東京 - 仙台線(ニュースター号)の多客期の続行便も担当している[1]

車両[編集]

  • 2012年(平成24年)4月1日現在、乗合バス148台、貸切バス31台(貸切には2005年当時の廃止代替バス含む)、タクシー65台を所有する[2]
  • 関越交通のバス車両は主に日野自動車いすゞ自動車から導入されるが少数ながら三菱ふそう日産ディーゼル(当時、現「UDトラックス」)車もある。近年はバリアフリーの関係からノンステップ車両も導入されている。かつては高出力車を積極的に導入していた。
  • 最近では、前橋市内の路線用に日野・ポンチョ日野・レインボーノンステップバス)と、前橋・高崎~渋川間に日野・レインボー(ノンステップバス)が導入されている。
  • 東武グループ各社の車輌の塗装がグループ色に統一される中、乗合用車両は1962年から採用された伝統の関越色となっていたが、2006年平成18年)に朝日自動車から転入した路線用車輌では、従来の関越交通カラーに変わって白ベースに赤い楕円ラインのいわゆる「朝日自動車グループカラー」の車両も登場している。

関連項目[編集]

参考書籍[編集]

  1. BJエディターズ『BJハンドブック R54 朝日自動車』BJエディターズ、2005年1月1日、ISBN 4-4340-5322-1
  2. BJエディターズ『BJハンドブック R52 東武バス』BJエディターズ、2004年5月1日、ISBN 4-4340-4072-3
  3. 2005年7月27日発行三推社『バスマガジン』vol.12内バス会社潜入レポート「関越交通」

脚注[編集]

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  1. ^ 東北急行バス ホームページ(高速バス LINE UP)の記載より
  2. ^ 関越交通ホームページ「会社案内」より。

外部リンク[編集]