利根郡

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群馬県利根郡の範囲(1.片品村 2.川場村 3.昭和村 4.みなかみ町 水色・薄緑:後に他郡から編入された区域)

利根郡(とねぐん)は、群馬県上野国)の

人口35,308人、面積1,322.38km²、人口密度26.7人/km²。(2014年9月1日、推計人口

以下の1町・3村が含まれる。

郡域[編集]

1878年(明治11年)に行政区画として発足した当時の郡域は、現在の行政区画では概ね以下の区域に相当する。

  • 沼田市(利根町日影南郷、利根町青木、利根町砂川、利根町輪組、利根町多那、利根町石戸新田、利根町根利、利根町小松、利根町柿平、利根町日向南郷を除く)
  • みなかみ町(須川、東峰、西峰須川、入須川、布施、師田、吹路、永井、猿ヶ京温泉を除く)
  • 片品村
  • 川場村

なお、昭和村および上記の例外となっている地域は、1896年(明治29年)の郡再編後に当郡の所属となっている。

歴史[編集]

近代以降の沿革[編集]

知行 村数 村名
幕府領 幕府領 16村 羽場村、太田川村、小田川村、原村、善桂寺村、御座入村、谷川村、大穴村、下川田村、大揚村、高戸谷村、平川村、薗原村、穴原村、日向南郷村、摺淵村
旗本領 1町
50村
老神村、木賊新田、川上村、向山村、岩室村、下発知村、大沼村、湯檜曽村、吉本村、阿能川村、相俣村、相俣村持添・富士新田、幸知村、富士新田[1]、宇楚井村、大倉蘭新田、粟沢村、二牧原村、夜後村、生枝村、高日向村、大原新町、追貝村、戸倉村、上佐山村、奈女沢村、小日向村、鹿野沢村、湯原村(現みなかみ町)、下津村、今井村、尾合村、秋塚村、大釜村、小松村、菅沼村、東田代村、花咲村、針山新田、須賀川村、越本村、幡谷村、千鳥新田、柿平村、東小川村、下平村、築地村、平出村、土出村、上津村、新巻村
藩領 沼田藩 2町
47村
湯原組、沼田町[2]、沼須村、上川田村、戸鹿野村、戸鹿野新町、屋形原村、岩本村、月夜野村、小川本村、小川両組[3]、石倉村、寺間村、小仁田村、真庭村、政所村、師村、●後閑村、上牧村、●下牧村、白岩村、硯田村、恩田村、井土上村、綱子村、藤原村、下久屋村、上久屋村、横塚村、生品村、谷地組、天神組、門前組、高平村、上古語父村、下古語父村、萩室村、立岩村、中野村、町田村、岡谷村、奈良村、発知新田、中発知村、堀廻村、下沼田村、戸神村、石墨村、下佐山村
幕府領・藩領 幕府領・沼田藩 1村 ●上発知村
  • 慶応4年6月17日1868年8月5日) - 新政府が岩鼻陣屋に岩鼻県を設置。幕府領・旗本領を管轄。
  • 明治4年
  • 明治5年 - 小川本村・小川両組が合併して小川村となる。(3町112村)
  • 1873年(明治6年)6月15日 - 群馬県(第1次)が入間県と合併して熊谷県となる。
  • 1874年(明治7年)(3町107村)
    • 湯原組・木賊新田が合併して湯原村(現川場村)となる。
    • 谷地組・富士新田が合併して谷地村となる。
    • 相俣村持添・富士新田が相俣村に、大倉蘭新田が奈良村に、二枚原村が新巻村にそれぞれ編入。
  • 1875年(明治8年) - 湯原村(現川場村)が川場湯原村に改称。
  • 1876年(明治9年)8月21日 - 第2次府県統合により、熊谷県が武蔵国の管轄地域を埼玉県に合併して群馬県(第2次)に改称。当郡域は群馬県の管轄となる。
  • 1878年(明治11年)12月7日 - 郡区町村編制法の群馬県での施行により、行政区画としての利根郡を設置。沼田町に「利根北勢多郡役所」が設置され、北勢多郡とともに管轄。
  • 1881年(明治14年) - 上佐山村・下佐山村が合併して佐山村となる。(3町106村)
  • 1883年(明治16年) - 沼須村から上沼須村が分立。(3町107村)

町村制後の沿革[編集]

1.沼田町 2.利南村 3.白沢村 4.東村 5.片品村 6.川場村 7.池田村 8.薄根村 9.古馬牧村 10.水上村 11.桃野村 12.湯ノ原村 13.川田村 21.久呂保村 22.糸之瀬村 23.赤城根村(紫:沼田市 桃:みなかみ町 赤:昭和村 青:合併なし +は久賀村)
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、以下の町村が発足。日向南郷村、小松村、柿平村は北勢多郡赤城根村に合併されて郡より離脱。(1町12村)
    • 沼田町 ← 沼田町の大部分、岡谷村の一部(現沼田市)
    • 利南村 ← 沼須村、上沼須村、上久屋村、下久屋村、横塚村、戸鹿野村、戸鹿野新町(現沼田市)
    • 白沢村 ← 高平村、生枝村、岩室村、尾合村、平出村、上古語父村、下古語父村(現沼田市)
    • 東村 ← 追貝村、千鳥新田、平川村、高戸谷村、大楊村、老神村、大原新町、薗原村、穴原村(現沼田市)
    • 片品村 ← 須賀川村、菅沼村、御座入村、築地村、下平村、摺淵村、花咲村、針山新田、越本村、東小川村、土出村、戸倉村、幡谷村
    • 川場村 ← 川場湯原村、谷地村、門前組、天神組、生品村、立岩村、萩室村、中野村、太田川村、小田川村
    • 池田村 ← 下発知村、中発知村、上発知村、発知新田、佐山村、奈良村、秋塚村および岡谷村の大部分、沼田町の一部(現沼田市)
    • 薄根村 ← 下沼田村、井土上村、硯田村、恩田村、白岩村、堀廻村、大釜村、原村、宇楚井村、善桂寺村、石墨村、戸神村、町田村(現沼田市)
    • 古馬牧村 ← 真庭村、政所村、師村、後閑村、下牧村、上牧村、大沼村、奈女沢村(現みなかみ町)
    • 水上村 ← 湯原村、高日向村、小日向村、阿能川村、谷川村、鹿野沢村、吉本村、小仁田村、寺間村、川上村、大穴村、幸知村、湯檜曽村、綱子村、向山村、粟沢村、藤原村、夜後村(現みなかみ町)
    • 桃野村 ← 月夜野村、小川村、上津村、下津村、石倉村(現みなかみ町)
    • 湯ノ原村 ← 新巻村、羽場村、相俣村(現みなかみ町)
    • 川田村 ← 下川田村、上川田村、今井村、屋形原村、岩本村(現沼田市)
  • 1896年(明治29年)
  • 1908年(明治41年)5月1日 - 久賀村・湯ノ原村が合併して新治村が発足。(1町15村)
  • 1923年大正12年)4月1日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
  • 1926年(大正15年)7月1日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
  • 1947年昭和22年)10月10日 - 水上村が町制施行して水上町となる。(2町14村)
  • 1954年(昭和29年)4月1日 - 沼田町・利南村・池田村・薄根村・川田村が合併して沼田市が発足し、郡より離脱。(1町10村)
  • 1955年(昭和30年)4月1日 - 古馬牧村・桃野村が合併して月夜野町が発足。(2町8村)
  • 1956年(昭和31年)9月30日 - 東村・赤城根村が合併して利根村が発足。(2町7村)
  • 1958年(昭和33年)11月1日 - 久呂保村・糸之瀬村が合併して昭和村が発足。(2町6村)
  • 1961年(昭和36年)8月1日 - 利根村の一部(大字生越)が昭和村に編入。
  • 2005年平成17年)
    • 2月13日 - 白沢村・利根村が沼田市に編入。(2町4村)
    • 10月1日 - 月夜野町・水上町・新治村が合併してみなかみ町が発足。(1町3村)

変遷表[編集]

参考文献[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 記載は富士村。
  2. ^ 記載は沼田町・榛名村。榛名村は沼田町の一地域で、明治初年に榛名町に改称している。
  3. ^ 記載は小川村両組。

関連項目[編集]