東武博物館

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Japanese Map symbol (Museum) w.svg 東武博物館
Tobu Museum.jpg
施設情報
専門分野 鉄道
事業主体 東武鉄道
管理運営 一般財団法人東武博物館
開館 1989年5月20日
所在地
東京都墨田区東向島4-28-16
東武鉄道伊勢崎線東向島駅高架下
位置 北緯35度43分27.7秒
東経139度49分9秒
座標: 北緯35度43分27.7秒 東経139度49分9秒
プロジェクト:GLAM
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東武博物館(とうぶはくぶつかん)は、東武鉄道に関する資料・車両などを収集・展示している博物館鉄道保存展示施設、運営は一般財団法人東武博物館。

概要[編集]

東武鉄道創立90周年記念事業として1989年(平成元年)5月20日に東武鉄道伊勢崎線東向島駅高架下に開館した。

東武鉄道で実際に使われた蒸気電気機関車電車バスの展示をはじめ、電車・バスの運転シミュレータ、ジオラマなどが展示されている。

沿革[編集]

館内[編集]

主な展示物[編集]

  • B1形5号蒸気機関車 - 東武鉄道開業時の蒸気機関車。開業時の姿に復元されている。館林観光開発より移設。東武鉄道記念物12号。
  • B1形6号蒸気機関車 - 東武鉄道開業時の蒸気機関車。廃車時の姿で保存されている。東武動物公園より移設。東武鉄道記念物12号。
  • デハ1形5号電車 - 東武鉄道初の電車。東武鉄道記念物32号。
  • 5700系5701号電車 (愛称「ネコひげ」)- 登場時の姿に復元。
  • 5700系5703号電車 - 引退時の姿で車輛前面部のみ保存。アルナ工機(現・アルナ車両)の鉄道車両製造部門閉鎖により東武に引き取られたもの。
  • 1720系1721号電車 - 車体前半部のみ保存。
  • ED10形101号電気機関車 - 東武鉄道初の電気機関車。近江鉄道より移設。
  • ED5010形ED5015号電気機関車
  • 日光軌道線200形203号電車 - 東武動物公園より移設。
  • キャブオーバーバス - 日産180型東京富士産業製車体架装。佐野線渡瀬駅前に長らく放置されていたものを、開館時に往時の姿に復元し展示。
  • 日光交通明智平ロープウェイ2号搬器
  • トキ1形無蓋貨車
  • 8000系8101号の台車、パンタグラフ、制御器 - 2013年11月より展示。
  • スペーシア個室(レプリカカットモデル)

このうち、B1形6号蒸気機関車、1720系1721号電車、200形203号電車は屋外にて保存されている。1721号電車と203号電車は建物(伊勢崎線高架下)に隣接しており、館内から車内に立ち入ることができる。一方、6号蒸気機関車は施設からやや離れ、南側に国道6号を超えた場所にある「SLスクエア」という伊勢崎線高架下の一角に設置されている。

運転シミュレータ[編集]

電車用4台、バス用1台が設置されている。内、電車シミュレータ3台はリニューアルオープン時に音楽館によって製作・監修された。

  • 電車(大型)
    収録区間
    伊勢崎線 急行・区間急行:北千住東武動物公園(急行は50050系のみ)
    伊勢崎線 普通:春日部浅草
    東上本線 急行:池袋森林公園
    東上本線 通勤急行:川越市→池袋
    全シミュレータにおいて全収録区間を体験する事が可能だが、来館者自身による路線選択は出来ない。
    その為、実際に運用されていない50050系の伊勢崎線の普通列車、東上本線での運転を体験できる。
    ほぼ全路線・全行程において約5分で交代となるよう設定されている。しかし東上本線については池袋 - 成増間の運転時分が10分ほどかかるため、他のものと比べばらつきがある。

上記の理由により利用者からの不公平との苦情が少なくないため数年伊勢崎線のみが運転可能だったが、2014年現在は機器のトラブル防止のため、毎週火曜日にローテーションで行程の変更を行う。また3台のシミュレーションのうち、必ず1台か2台は東上本線である。

  • 伊勢崎線の急行、区間急行は運転区間の都合により、車内放送による行先設定は急行が久喜行き、区間急行が太田行きの設定になっている。
    伊勢崎線の普通は終点浅草駅には3番線に到着するが、定期運行の普通列車は3番線には到着しないため、車内放送では「お出口は本日に限りまして3番線です。」という放送がされる。これは音楽館が製作している鉄道シミュレーションゲームTrain Simulatorでも同様である。
    映像収録は東京スカイツリー開業前のため、2012年の開業以降シミュレータに「業平橋駅はとうきょうスカイツリー駅に名称変更となりました」という注意書きが追加されている。なお、路線の映像には建設初期(杭打ち段階)のスカイツリーが登場する。
  • 実車の50050系は10両固定編成のため、浅草駅には入線不可能だがシミュレータ上では運転画面表示や停止位置を6両とした上で使用されている。
  • 電車(ミニ)
    • 10030系ミニシミュレータ
    10030系の運転台を模しており、当初はマスコンハンドルを加速側に入れると列車の展望走行映像が再生される簡易的なものであったが、現在はマスコンハンドルを操作しなくても走行映像が再生されるものになっている。
  • バス
    • 日野・RE120(前扉および運転席部分のカットボディ)
    コースと川越コースの2種類が体験可能。
    以前は、市街地路線と山岳路線の2種類が体験可能であった。
  • リニューアルオープン前の電車シミュレータ(大型)
    • 10030系カットボディ(伊勢崎線:浅草 - 新越谷
    • 8000系(伊勢崎線:浅草 - 草加
    • 8000系(東武東上線:志木 - 池袋)
    8000系のシミュレーターは1988年に収録したものである。10030系のシミュレーターは1988年に一度収録したが1997年頃に再収録したものである。
    10030系は収録区間の都合により、浅草駅の3番線から発車していた。
    東上線の8000系シミュレータはリニューアルオープン時に50050系のシミュレータと交換となった。

その他施設[編集]

ウォッチングプロムナードと通過中の列車
  • ウォッチングプロムナード
東向島駅上りホーム直下にあたり、レール面近くに窓が設けられている。駅を通る列車を普段とは違った角度で見学できる。
  • 向島サテライト
向島地区の歴史・文化を紹介するコーナー。
  • 休憩コーナー
飲食のためのテーブルと椅子が設置されている。食べ物は販売していないが、近くに飲料自販機がある。
自分で2両編成の電車を運転できる。信号システムも学習できる。
  • 関東平野に広がる東武
HOゲージのジオラマで、東武鉄道の一日を再現している。2009年のリニューアルで設置された東京スカイツリーのミニチュアもある。また、自分で模型電車の運転もできる。

利用案内[編集]

開館時間[編集]

  • 10:00 - 16:30(入館は16:00まで)

休館日[編集]

  • 毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日)
  • 12月29日 - 1月3日

入館料金[編集]

  • 大人:200円
  • 子供(4歳から中学生まで):100円

20名以上の団体の場合は、大人100円・子供50円。

外部リンク[編集]