宮古駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
宮古駅
JR駅舎(2013年5月)
JR駅舎(2013年5月)
みやこ - Miyako
所在地 岩手県宮古市
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本・駅詳細
三陸鉄道駅詳細

宮古駅(みやこえき)は、岩手県宮古市宮町一丁目および栄町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・三陸鉄道である。

乗り入れ路線[編集]

JR東日本の山田線と、三陸鉄道の北リアス線が乗り入れている。北リアス線は当駅が起点である。

北リアス線の当駅 - 田老駅間は、元々は宮古線と名乗り、山田線とともに日本国有鉄道(国鉄)の路線であった。そのため、当駅は国鉄単独駅であったが、宮古線は、1981年に第1次特定地方交通線に指定され、1984年に三陸鉄道に転換されて北リアス線の一部となった。これにより国鉄(現JR東日本)と三陸鉄道の接続駅となった。

かつては当駅より、宮古湾の出崎埠頭にあった(貨)宮古港駅までの貨物支線(通称:宮古臨港線)が接続していた。

歴史[編集]

1939年、山田線全通当時の宮古駅
2012年に改装される前の宮古駅
  • 1934年昭和9年)11月6日 - 開業。
  • 1943年(昭和18年)11月22日 - 貨物支線(宮古臨港線)が開業。
  • 1972年(昭和47年)2月27日 - 宮古線が開業。
  • 1973年(昭和48年)8月4日 - 「みどりの窓口」設置。
  • 1984年(昭和59年)
    • 2月1日 - 貨物支線(宮古臨港線)が廃止。
    • 4月1日 - 国鉄宮古線が第三セクター転換、三陸鉄道北リアス線として開業。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道と三陸鉄道の駅になる。
  • 2002年平成14年) - 「潮風を感じる賑わう港町の駅」として、東北の駅百選に選定。
  • 2004年(平成16年)10月1日 - 三陸鉄道宮古駅長が廃止、終日社員配置駅から駅売店「リアスボックス」兼務。
  • 2009年(平成21年)4月27日 - 三陸鉄道宮古駅において、住宅建築会社のシリウスがネーミングライツ(命名権)を取得し、『アイフルホーム宮古駅』の愛称が付く(契約期間1年)。
  • 2012年(平成24年)12月1日 - 「浜のまち」を象徴する駅舎に改装[1]
  • 2013年(平成25年)12月1日 - 三陸鉄道宮古駅において「5きげんみやこ駅」[2]の愛称が付く。

駅構造[編集]

JR東日本[編集]

JR 宮古駅
みやこ - Miyako
千徳 (3.3km)
(2.0km) 磯鶏
所在地 岩手県宮古市宮町一丁目1-80
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 山田線
キロ程 102.1km(盛岡起点)
電報略号 ミヤ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
325人/日(降車客含まず)
-2013年-
開業年月日 1934年昭和9年)11月6日
備考 直営駅管理駅
みどりの窓口

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅になっている。互いのホームは跨線橋で連絡している。

直営駅駅長・営業助役配置)である。管理駅として花原市駅 - 津軽石駅の各駅を管理している。

2012年(平成24年)に、三陸海岸の復興支援を目的として駅舎のリニューアルが行われた。駅のテーマは「浜のまち」で、地元の観光名所浄土ヶ浜のイメージで砂浜を表現したグレー系の外壁材となっている。また灯台をイメージしたシンボルゲートが駅舎右側の屋根張り出し部分に設けられており、この部分は夜間には光が点滅するようになっている。待合室の天井部分は海岸線のイメージで上下に波打つようなルーバーが取り付けられている。また駅前を発着するバスの利用者が多いことから、ベンチは駅前広場側に向けられている[3]

駅舎にはみどりの窓口(営業時間:4時45分 - 19時30分)・POS端末窓口(乗車券定期券窓口)・旅行センター(営業時間:10時00分 - 17時30分、土日祝休業)・インフォメーションセンター(列車案内・遺失物問い合せ)・キオスク・立ち食いそば(営業時間:6時20分 - 18時20分、キオスク営業)・自動券売機・ぐるっと遊(土産店、ジャスター営業)がある。

盛岡方面へは列車より岩手県北バスの「106急行バス」の本数の方が多い。

東日本大震災により、当駅より釜石方面の列車は運休している。この区間については山田線に並行して岩手県北バス及び岩手県交通の路線バスが運行されているが、鉄道の代行バスではないため運賃を別途支払う必要がある。


三陸鉄道[編集]

三陸鉄道 宮古駅
三陸鉄道駅舎(2009年10月)
三陸鉄道駅舎(2009年10月)
みやこ - MIYAKO
(1.6km) 山口団地
所在地 岩手県宮古市栄町4-4
所属事業者 三陸鉄道
所属路線 北リアス線
キロ程 0.0km(宮古起点)
電報略号 ミヤ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
337人/日(降車客含まず)
-2012年-
開業年月日 1984年昭和59年)4月1日

JRホームの西側に単式ホーム1面1線を持つ地上駅。山田線直通列車はJRのホームから発車する。

駅舎には売店・出札窓口、自動券売機、三鉄ツーリスト本社営業所がある。2階は三陸鉄道宮古鉄道事務所(実質的には本社)がある。定期券・回数券発売業務は直営売店「リアスボックス」が兼務している(日中のみ)。乗車券は自動券売機で発売。改札業務はせず、運賃は下車時に精算となる。ただし、JR線直通列車に限り宮古鉄道事務所の社員が改札業務を行っていた。

以前は駅売店「リアスボックス」で久慈駅のうに弁当を販売していた。

JRの駅レンタカー業務は当駅の三鉄ツーリストで行っている。

のりば[編集]

1 山田線 (下り) 陸中山田釜石方面(東日本大震災の影響で運休中)
(上り) 茂市盛岡方面
三陸鉄道北リアス線 田老久慈方面
2 山田線 (上り) 茂市・盛岡方面
三陸鉄道北リアス線 田老・久慈方面
3 山田線 (上り) 茂市・盛岡方面(1日1本のみ)

駅弁[編集]

国鉄時代は鉄道弘済会が駅弁を製造していたが、撤退した。その後、1989年に地元の郷土料理店「魚元」が駅弁販売する[4]。盛岡駅の売店でも販売されている。

  • 海女弁当
  • いちご弁当
  • 北の祭弁当

利用状況[編集]

  • JR東日本 - 2013年度の一日平均乗車人員は325人である。
  • 三陸鉄道 - 2012年度の一日平均乗車人員は337人である[5]

近年の乗車人員の推移は以下のとおり。

年度 JR東日本 三陸鉄道
1日平均
乗車人員
1日平均
乗車人員
2000年(平成12年) 713
2001年(平成13年) 656
2002年(平成14年) 566
2003年(平成15年) 570
2004年(平成16年) 586 415
2005年(平成17年) 564 425
2006年(平成18年) 540 429
2007年(平成19年) 525 442
2008年(平成20年) 522 417
2009年(平成21年) 526 406
2010年(平成22年) 511 359
2011年(平成23年) 130 291
2012年(平成24年) 314 337
2013年(平成25年) 325

駅周辺[編集]

バス路線[編集]

岩手県北バス(宮古駅前案内所)

1番のりば
2番のりば
  • 磯鶏・八木沢・荷竹・山田・田の浜・重茂方面
3番のりば
4番のりば
  • 山口・宮園・田代方面
5番のりば
  • 松山方面
6番のりば
7番のりば
  • 西ヶ丘・根市・花輪・和井内・岩船方面

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道
山田線
快速「リアス
茂市駅 - 宮古駅
普通
千徳駅 - 宮古駅 - 磯鶏駅
三陸鉄道
北リアス線
宮古駅 - 山口団地駅

かつて存在した路線[編集]

日本国有鉄道
山田線貨物支線(宮古臨港線)
宮古駅 - (貨)宮古港駅

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 交通新聞2012年12月13日
  2. ^ 「5きげん」の由来はテレビ岩手(TVI)の『5きげんテレビ』から。
  3. ^ 交通新聞2013年1月18日
  4. ^ JR時刻表2010年9月号(交通新聞社刊)670ページ
  5. ^ 宮古市の統計(運輸・通信) 三陸鉄道乗車人員

関連項目[編集]

外部リンク[編集]