紀伊田辺駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| 紀伊田辺駅 | |
|---|---|
駅舎(2005年9月)
|
|
| きいたなべ - Kii-Tanabe | |
|
◄紀伊新庄 (2.2km)
(4.1km) 芳養►
|
|
| 所在地 | 和歌山県田辺市湊塔ノ内953-1 |
| 所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
| 所属路線 | ■紀勢本線(きのくに線) |
| キロ程 | 285.4km(亀山起点) 新宮から105.2km |
| 電報略号 | タヘ |
| 駅構造 | 地上駅 |
| ホーム | 2面3線 (単式・島式複合型) |
| 乗車人員 -統計年度- |
2,031人/日(降車客含まず) -2004年- |
| 開業年月日 | 1932年(昭和7年)11月8日 |
| 備考 | みどりの窓口 有 |
紀伊田辺駅(きいたなべえき)は、和歌山県田辺市湊塔ノ内にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線(きのくに線)の駅。
目次 |
[編集] 概要
和歌山県南部・紀南地域の中心都市、田辺市の代表駅。乗降客も多く、特急が停車するなど、紀勢本線運行上の要となっている。阪和線から直通してくる普通列車は、この駅が南限であり、線内の普通列車についても当駅を跨いで運転されるのは、朝の周参見発和歌山行き1本のみである。また、亀山駅から当駅までは単線だが、当駅から和歌山駅までは複線となる。 かつては紀伊田辺機関区が置かれD51、D60、C57などの蒸気機関車も配置され扇形車庫などもあり、和歌山機関区、新宮機関区、亀山機関区と並ぶ紀勢本線の車両基地が併設されていた。
[編集] 駅構造
単式・島式の複合型2面3線のホームを有する地上駅で、構内に留置線があり、折り返しが可能。また、ホームと接する線路の間にもう1本線路がある。単式の1番ホーム側に駅舎があり、島式の2・3番ホームへは跨線橋で連絡している。
駅舎は天井が高い洋館風で社員配置の直営駅、みどりの窓口設置駅である。ただし自動改札は無く、ICOCAもサービスエリア外で使えない。駅レンタカー業務もある。
以前は駅弁販売駅であり、『あしべ』という業者が任にあたっていたが現在は撤退している。しかし数量限定ながら、駅構内のキオスクで「田辺の駅弁」として3種類の特製弁当が販売されている。
| 1(下り本線) | ■きのくに線 | 御坊・和歌山・新大阪・京都方面(特急含む) |
| 2(上り本線) | ■きのくに線 | 白浜・串本・新宮方面(特急含む) |
| 3(上下副本線) | ■きのくに線 | 御坊・和歌山方面 |
| 白浜・串本・新宮方面 |
※普通列車は入出庫の関係もあり、発着ホームは時間帯によって変わる(なお、到着後にホームで直接折り返す列車は3番のりばを使用)。特に和歌山方面への普通・快速の利用時には注意を要する。
また2006年に施行されたバリアフリー新法への対応の一環として、白浜・新宮側に架かっていたそれまでの跨線橋を撤去し、あらたに御坊側に車椅子対応型エレベーター2基と跨線橋を約2億7000万円で設置(そのうち3分の1はJR西日本側が負担)、2009年3月29日から供用を開始した。なお、同日には完成記念式典が行われ、JR西日本和歌山支社長・仁坂吉伸和歌山県知事・二階俊博経済産業大臣・真砂充敏田辺市長らが出席し、設備の完成を祝った。[1]
[編集] 利用状況
1日平均2,031人(乗車人員、2004年。出典:平成18年刊行和歌山県統計年鑑)
[編集] 駅周辺
- バスのりば(龍神バス・明光バス・西日本JRバス)
- 田辺市役所
- 紀南文化会館
- 和歌山地方裁判所田辺支部
- 闘鶏神社
- 潮垢離浜跡碑
- 出立王子跡
- 奇絶峡
- 動鳴気渓
- 扇ヶ浜海水浴場
- 熊野古道
- 南方熊楠墓
- 清姫墓
- 竜松山城址
- 田辺温泉
- 小又川温泉
- 龍神温泉(バスで76分)
- 国道424号
- 国道42号
[編集] 歴史
昭和7年11月、紀勢西線の南部駅から当駅までの開通に伴い、紀勢西線の終着駅として開業。昭和8年12月には紀勢西線が当駅から紀伊富田駅まで延伸となり、中間駅となった。終戦後、田辺地方引揚援護局の設置に伴い、主に台湾などからの戦後引揚者を輸送する引揚列車の起点としても重要であった。
- 1932年(昭和7年)11月8日 - 紀勢西線の駅として開業。
- 1933年(昭和8年)12月20日 - 紀勢西線が当駅から紀伊富田駅まで延伸。
- 1959年(昭和34年)7月15日 - 路線名称改称により紀勢本線の駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道に承継。
[編集] 隣の駅
※特急「くろしお」「スーパーくろしお」「オーシャンアロー」(当駅には全て停車)の隣の停車駅は列車記事を、快速列車の隣の停車駅は路線記事を、それぞれ参照のこと。なお、快速は和歌山方面のみの設定で、当駅が設定南限である。
[編集] その他
- くろしおの紀伊田辺駅到着時の車内チャイムは「牛若丸」である。これは田辺市が武蔵坊弁慶生誕の地と伝えられているからである。
- 駅周辺から少し離れたところでは、市街域であっても交通の便を自家用車に頼らざるを得ない地域特有の事情から、日帰り・あるいは一泊二日で大阪市内に向かう客の利便性のために、大阪市内と紀伊田辺駅間の往復乗車券(同時に特急券を購入することが条件)を購入すると、駅駐車場に無料で48時間駐車できるサービスがある。
- 最終電車(新大阪駅22:46発・東海道本線・大阪環状線・阪和線・および御坊~紀伊田辺間は快速列車)の到着時刻が午前1:47であり、日本で一番遅い(夜行列車が運行されている路線を除く)。これは、かつての天王寺・南海難波-新宮の926列車、寝台車連結『はやたま』、2001年まで新大阪 - 新宮間で運転されていた南紀夜行の名残でもある。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
[編集] 脚注
|
|||||

