三段壁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
三段壁(さんだんべき)は和歌山県西牟婁郡白浜町の景勝地(海岸)である。
紺碧の海に直立する長さ2km、高さ50m - 60mの大岩壁で、断崖絶壁の名勝として知られる。断崖の先端には展望台が設けられており、雄大な南紀の海景を見ることができる。
地下36mには海蝕洞窟が形成されており、断崖上から地中をエレベーターで降りると洞窟内部を観覧できる(三段壁洞窟)。
目次 |
[編集] 名称の由来
魚の群れ(鯨との説もある)を見つけるための監視場(見段・みだん)があり、これが転じて三段壁(みだんべき・見段壁→みだんぺき→さんだんべき・三段壁)と呼ばれる様になったという説が有力である。
[編集] エピソード
[編集] 自殺の名所
海面までの高さがあるほか、壁下の海流が早い(飛び込めば波に巻き込まれ、浮き上がるのが困難)という理由により、昭和30年代頃から[要出典]「自殺の名所」という呼ばれ方をされるようになった。また、昭和30年中頃から50年代後半にかけては飛び降り自殺が多く発生[要出典]したため、社会問題となった。
近年は、白浜警察署や白浜町・NPO法人などによるパトロールや自殺志願者の保護など、自殺防止のための活動が継続的に行われている[1][2]。また、従来は三段壁が自然の景勝地であることから景観を妨げる人工物は設けられていなかった[3]が、自殺防止のための柵が設置されることになった[4][5]。
三段壁周辺には、宗教団体(キリスト教)などにより自殺防止を呼びかける看板が設置[6]されている。<
[編集] 名称
読みは「さんだんべき」だが、「さんだんへき」と誤読されることが多い[要出典]。
[編集] 所在地
- 和歌山県西牟婁郡白浜町三段
[編集] 位置情報
[編集] 周辺
[編集] 交通
[編集] 脚注
- ^ 自殺抑止と保護強化へ 白浜町、警察、県が三段壁を巡回パト - AGARA(紀伊民報、2009年2月5日付、同年5月23日閲覧)
- ^ 「自殺の名所」巡回・監視強化 不況で増加懸念 - asahi.com(朝日新聞社、2009年3月1日付、同年5月23日閲覧)
- ^ 救助用の手すり等を除く。 ※参考:平成18年白浜町議会第2回定例会 会議録(第5号) p.11-p.17 - 白浜町
- ^ 一般会計は107億円 白浜町09年度予算案 - AGARA(紀伊民報、2009年3月4日付、同年5月23日閲覧)
- ^ 「三段壁」景観より自殺防止の柵 白浜町が苦肉の策 - MSN産経ニュース(産業経済新聞社、2009年3月4日付、同年5月23日閲覧)
- ^ NPO非営利活動法人 白浜レスキューネットワークの歴史 - 2009年6月15日閲覧
[編集] 外部リンク
- 三段壁 - 白浜観光協会

