国道九四フェリー

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国道九四フェリー
KOKUDO KYUSHI FERRY
三崎港に入港中のニュー豊予2
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
879-2201
大分県大分市大字佐賀関字太田750番69
設立 1968年2月1日
業種 海運業
事業内容 海運業、食堂・売店の経営、損害保険代理業
代表者 三輪 年(代表取締役社長)
資本金 480,000千円
従業員数 100名
主要株主 近畿日本鉄道(79.9%)[1]
外部リンク http://www.koku94.jp/
特記事項:出典:公式サイトの「会社概要」より。(2014年3月3日閲覧)
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国道九四フェリー株式会社(こくどうきゅうしフェリー[2]、英:KOKUDO KYUSHI FERRY)は、日本の海運会社である。本社を大分県大分市大字佐賀関字太田750番69に置く。近鉄グループの一員で、近畿日本鉄道連結子会社である[1]

愛媛県西宇和郡伊方町三崎港と大分県大分市の佐賀関港との間を結び、国道197号海上区間を成すフェリー航路を運航している。

概要[編集]

航路は、佐田岬半島佐賀関半島との間の豊予海峡を横断し、九州四国とを最短距離(31km)・時間(70分)で結んでいる。かつては1隻体制で1日3往復を運航していたが、1983年(昭和62年)に愛媛県側の佐田岬メロディーラインが開通して以降利用客が急増したため、増便や新造船の建造が行われ[3]、さらに1996年(平成8年)の大分自動車道全線開通等の道路整備にともなって観光客の利用が増加したこと等から[4]、現在は3隻体制で1日16往復を運航している。

同じく愛媛県と大分県を結ぶ宇和島運輸九四オレンジフェリーの八幡浜-別府・臼杵間の航路に比べると、便数が多いが、終夜運航ではなく、朝の始発便も佐賀関発7:00、三崎発7:30と遅い。また、岬の先端付近を結んでおり、所要時間が短い半面、港と最寄りの高速道路のインターチェンジとの間は両県側とも他の航路より離れている。

なお、愛媛県側の三崎港から最寄りの主要都市である八幡浜市までの路線バスの便数は1日6往復程度で、フェリーの便数に比べて少ない[5]

沿革[編集]

三崎-佐賀関航路は、大分県にとっては大分臨海工業地帯で生産される製品の大市場である阪神との間を短距離で結ぶ幹線としての意味を持ち、愛媛県にとっては経済、文化、観光面でも緊密な関係のある南九州とを結ぶ意味を持つ。両県は1959年(昭和34年)以来、日本道路公団による公営方式でのフェリー航路の開設を図ってきた。しかし、1964年(昭和39年)6月に建設大臣であった河野一郎が民営方式を提示すると、本航路を産業上必要な幹線と位置づけ建設費償却後の低料金化が可能な公営方式を譲らない大分県と、早期実現の観点から民営方式を支持する愛媛県との間で対立が起き、1966年(昭和41年)に、運航権は日本道路公団が持ち、フェリーは公団と民間が1隻ずつ建造し、運航は民間に委託するという折衷案でようやく合意を見た[6][7]

この航路では、以前から青木石油株式会社が運航権を有して小規模な旅客船(フェリーではない)の運航を行っていた。近畿日本鉄道及び岩崎産業1963年(昭和38年)11月25日に九州四国フェリーボート株式会社を設立。九四フェリー株式会社との混同を避けて豊予商船株式会社に社名を変更した後、1964年(昭和39年)3月に青木石油株式会社から運航権及び船舶の譲渡を受け、一般旅客定期航路事業を運営していた[7]

上記の方針に基づき、日本道路公団が第一豊予丸を建造する一方、第二豊予丸は民間で建造し、国道九四フェリーが委託を受けて運航を行うこととなった。なお、第二豊予丸は1972年(昭和47年)4月16日宿毛観光汽船の宿毛-佐伯航路に就航している[8]

年表[編集]

  • 1968年(昭和43年)2月 - 設立[9]
  • 1969年(昭和44年)4月 - 佐賀関港-三崎港間のフェリー航路開設
  • 1972年(昭和47年)5月 - 国道九四フェリーが資本参加[要出典]
  • 1988年(昭和63年)4月 - 日本道路公団(当時)から国道九四フェリー株式会社に事業(航路権)譲渡[4]
  • 1990年(平成2年)2月 - 「ニュー豊予」就航
  • 1993年(平成5年)6月 - 「ニュー豊予2」就航
  • 2001年(平成13年)1月 - 「ニュー豊予3」就航
  • 2012年(平成24年)2月11日 - 「シャトル豊予」就航[10]

航路[編集]

船舶[編集]

  • シャトル豊予[11]
    • 総トン数:995トン
    • 連続最大出力:2,000PS×2
    • 航海速力:16.0ノット。
    • 旅客定員:1等38名・2等254名
    • 車両積載数:乗用車換算48台
    2012年2月11日就航。
  • ニュー豊予2[11]
    • 総トン数:699トン
    • 連続最大出力:2,000PS×2
    • 航海速力:16.0ノット。
    • 旅客定員:292名(1等45名・2等247名)
    • 車両積載数:乗用車換算41台
  • ニュー豊予3[11]
    • 総トン数:697トン
    • 連続最大出力:2,000PS×2
    • 航海速力:16.0ノット。
    • 旅客定員:292名(1等35名、2等257名)
    • 車両積載数:乗用車換算41台
  • ニュー豊予
    • 総トン数:699トン
    • 連続最大出力:2,000PS×2
    • 航海速力:16.0ノット。
    • 旅客定員:292名(1等40名・2等252名)
    • 車両積載数:乗用車換算41台
    この船舶のみ特別室があった。2012年2月のシャトル豊予の就航に伴い、その代船となった。

脚注[編集]

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外部リンク[編集]