西院駅

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西院駅は、京都府京都市にある阪急電鉄京福電気鉄道(嵐電)の

駅名の表記は両社とも同じだが、阪急が「さいいん」、京福が「さい」と読む。

目次

概要 [編集]

2社の鉄道路線が乗り入れ、大阪方面と金閣寺方面への観光客や、立命館大学といった学校への通学客が、乗換駅として利用することが多い。

所在地付近の現在の地名は「さいいん」だが、中世には「さい」という発音が一般的であった[1]。「さいいん」という発音が普及したのは、 1928年昭和3年)に開業した新京阪鉄道(阪急電鉄の前身)が一般的な読み方の「さいいん」を採用して以後のことである[2]

この他、地元では両者を混同したような「さいん」・「さあいん」などという発音が聞かれることもある。

利用可能な鉄道路線 [編集]

駅構造 [編集]

阪急 西院駅*
阪急駅舎
阪急駅舎
阪急 さいいん - HANKYU SAIIN
西京極 (1.8km)
(1.4km) 大宮
所在地 京都市右京区西院高山寺町38-1
所属事業者 阪急電鉄
所属路線 京都本線
キロ程 41.9km(十三起点)
梅田から44.3km
駅構造 地下駅
ホーム 相対式2面2線
乗降人員
-統計年度-
39,531人/日
-2011年-
開業年月日 1928年昭和3年)11月1日
備考 * 1931年(昭和6年)に京都西院駅から改称
阪急ホーム

阪急電鉄 [編集]

相対式2面2線のホームを有する地下駅分岐器絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。

駅舎や改札口は、地上の西大路四条交差点の南西角に設けられている。トイレは駅舎の改札内にある。

現在の駅舎を建設する際、梅田方面ホーム東端付近(地下)から京福西院駅前(地上)までの地下通路と改札口が新たに計画され整備されていたが、地元商店街の反対により使用中止となった経緯がある。そのため、地下通路へ通じる出入口は閉鎖されている。

京都本線は当駅のすぐ西で地下に潜り、当駅以東は四条通の直下を走る。地下線は関西では初の歴史のあるもので、土木遺産に指定されており、坑口上の額には「天人併其功」の文字が表記されている。地下路線建設時につくられた鷲のレリーフが、運行の安全を見守っているとされている。

トンネル坑口付近の勾配は10と緩いが、梅田寄りに曲線があるため、通過列車は75km/h以下(河原町行きは60km/h以下)まで減速する。

開業当初は新京阪鉄道の暫定的なターミナル駅としての位置付けで、櫛形ホーム地上駅だった。京阪電気鉄道と合併後の1931年(昭和6年)に京阪京都駅(現在の大宮駅)まで延伸された際に地下化された。

1980年代前半まではホームの有効長が7両分しかなかったため、8両編成の列車は上り・下りとも進行方向最後尾1両のみドアカットを行っていた。

のりば [編集]

1 京都本線(上り) 河原町烏丸大宮方面
2 京都本線(下り) 大阪(梅田)天下茶屋北千里嵐山神戸宝塚方面

京福電気鉄道 [編集]

京福(嵐電) 西院駅
京福ホーム全景
京福ホーム全景
さい - Sai
A1 四条大宮 (1.4km)
(0.6km) 西大路三条 A4
所在地 京都市中京区壬生仙念町16
駅番号  A3 
所属事業者 京福電気鉄道
所属路線 嵐山本線
キロ程 1.4km(四条大宮起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
1,558*人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1910年明治43年)3月25日
備考 * 京都府統計書からの推計値
京福ホーム(ラインカラー導入前)手前の道路は四条通

相対式2面2線のホームを有する地上駅。各ホームの北端にはスロープがあり、四条通南側の歩道と連絡している。トイレは設置されていない。

阪急の西院駅の東にあり、同駅とは直線距離で30m[3]、乗り換えには西へ150mほどの距離にある。

当駅より北に50m程進んだところには車庫があり、早朝・深夜を中心に当駅を始発・終着とする便が設定されている。

駅近くの四条通と交差する踏切第3種に分類されるもので、遮断機がない(京阪神地区で唯一現存しているタイプ)。

のりば [編集]

(南側) 嵐山本線(下り) 嵐山帷子ノ辻方面
(北側) 嵐山本線(上り) 四条大宮行き

早朝に設定されている当駅始発の嵐山行きと北野白梅町行きは、配線の関係で本来は四条大宮行きとなる北側の上りホームから逆線発車する。

利用状況 [編集]

  • 阪急電鉄 - 2011年(平成23年)の1日平均乗降人員(平日)は39,531人である[4]。阪急電鉄全体では、第20位。
  • 京福電気鉄道 - 2011年度(平成23年度)の1日平均乗車人員は約1,555人(年間569千人、京都府統計書より推定)。

近年の1日平均乗車人員は下記の通り。

年度 阪急電鉄 京福電気鉄道 出典
1995年 25,158 1,090 [5]
1996年 39,156 1,145 [6]
1997年 25,227 1,136 [7]
1998年 22,539 1,063 [8]
1999年 24,128 994 [9]
2000年 23,126 923 [10]
2001年 22,068 893 [11]
2002年 21,558 865 [12]
2003年 21,367 873 [13]
2004年 20,901 947 [14]
2005年 21,246 1,208 [15]
2006年 21,071 1,210 [16]
2007年 21,739 - [17]
2008年 22,997 1,676 [18]
2009年 20,695 1,613 [19]
2010年 20,873 1,531 [20]
2011年 20,808 1,558 [21]

駅周辺 [編集]

バスのりば [編集]

西大路四条」停留所が設けられており、京都市バス京都バス京阪京都交通が乗り入れている。

京都市バスのりば案内図

  • 5番のりば
    • 11号系統:嵐山 嵯峨・山越中町行
    • 26号系統:北野白梅町 御室・山越中町行
    • 75号系統太秦天神川駅前 映画村・山越中町行
    • 91号系統:太秦映画村 大覚寺行
  • 6番のりば
    • 27号系統:西大路五条 光華女子学園前行
    • 75号系統:西大路五条 京都駅行
    • 202号系統:西大路九条・九条車庫方面
    • 快速202号系統:西大路通 九条車庫方面
    • 205・快速205号系統:京都駅・九条車庫方面

京都バス時刻表

  • 71系統太秦広隆寺(映画村)・帷子辻・有栖川 経由 嵐山・大覚寺行
  • 72系統:太秦広隆寺(映画村)・帷子辻・有栖川・阪急嵐山駅 経由 嵐山・清滝行
  • 73系統:太秦広隆寺(映画村)・帷子辻・有栖川・阪急嵐山駅 経由 嵐山・苔寺すず虫寺
  • 74系統:太秦広隆寺(映画村)・帷子辻・有栖川・阪急嵐山駅 経由 大覚寺・清滝行
  • 75系統:太秦広隆寺(映画村)・帷子辻 経由 有栖川行
  • 71・72・73・74系統:四条大宮・四条烏丸 経由 京都駅行

京阪京都交通時刻表

歴史 [編集]

京福電鉄
阪急電鉄
  • 1928年昭和3年)11月1日 - 新京阪鉄道(現在の阪急京都本線)が高槻町駅(現在の高槻市駅)から延伸し、その終着として同社の京都西院駅が開業。
  • 1930年(昭和5年)9月15日 - 新京阪鉄道京都西院駅が、会社合併により京阪電気鉄道新京阪線の駅となる。
  • 1931年(昭和6年)3月31日 - 京阪電気鉄道京都西院駅が地下化され、同時に西院駅に改称。同時に新京阪線が京阪京都駅(現在の大宮駅)まで延伸し、中間駅となる。
  • 1943年(昭和18年)10月1日 - 京阪電気鉄道西院駅が、会社合併により京阪神急行電鉄(現在の阪急電鉄)の駅となる。
  • 1949年(昭和24年)12月1日 - 京阪神急行電鉄で路線改称。新京阪線が京都本線となり西院駅もその所属となる。

隣の駅 [編集]

阪急電鉄
京都本線
快速特急・特急
通過
通勤特急・快速急行・快速
桂駅 - 西院駅 - 大宮駅
準急・普通
西京極駅 - 西院駅 - 大宮駅
京福電気鉄道(嵐電)
嵐山本線
四条大宮駅 (A1) - 西院駅 (A3) - 西大路三条駅 (A4)

脚注 [編集]

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関連項目 [編集]

  • 日本の鉄道駅一覧
  • 淳和天皇 - 淳和天皇の離宮淳和院が別名「西院」といわれ、これが地名の由来となった。淳和天皇自身も「西院天皇」「西院帝」の別名で呼ばれた。阪急西院駅の北側の大型家電販売店の壁に淳和院とその発掘調査成果の説明板が掲示されている。また、西大路四条交差点の東北の高山寺の門前に「淳和院跡」の石碑が建てられている。
  • イオンモール京都五条 - 阪急西院駅前から有料のシャトルバスが運行されている。

外部リンク [編集]